社会問題小説・評論板

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

日本警察とメディア
日時: 2014/07/15 17:22
名前: つる (ID: j.y7OH4U)

初めまして。つるです。初投稿なので、未熟だと思いますが、宜しくお願い致します

登場人物
警視庁
公安部 SAT 山口警部
      白川巡査長(CIA 諜報員)

警視庁
刑事部 羽下警部

千葉県警察
警備部 SAT  松本警視 
作者・刑事部 矢津田警視正(基本、私の主張はこいつに言わせています。)
警察学校元教官、刑事部捜査一課 故 小林警部補 (二階級特進、警視)
FBI 堀内(警察庁より出向中。警視長)


この作品は、メディアの姿勢に異を唱えるなにも知らない一般人が書き込んだフィクションです。

羽下警部の小さい頃を描く番外編、ドS妖怪もよろしく!!



Re: 日本警察とメディア 批判 ( No.12 )
日時: 2014/04/02 16:37
名前: つる (ID: j.y7OH4U)

凶器を持っていない、抵抗をしない被疑者に向かってSAT のスナイパーが発砲。庇いに入った警部が重体。この事件はマスゴミの格好の餌食になった。
発砲した白川真帆巡査長は一応停職処分になったので、警視庁は処分がすんだこと、被疑者に怪我がないことなどにより、一応の収束を見た。・・・はずもなく、すぐに数日後週刊誌が14年前の事をすっぱぬいた。

これにより、警視庁も、SAT を始めとする犯人の射殺推進派、そして白川は危機的状況におかれた。そして、白川真帆にCIA から、ミッションがでた。

Re: 日本警察とメディア 対面 ( No.13 )
日時: 2014/04/02 17:37
名前: つる (ID: j.y7OH4U)

「何故警視庁はこんな危険人物をSAT のスナイパーにしたのでしょうか!?処分が甘かったのでは?」
「くっだらねえ・・・」矢津田はテレビの中で警視庁のお偉いさんに質問を投げ掛ける記者を見て、そう吐き捨てた。・・・その時、ドアがノックされ、その騒動の発端となった招かれざる客が面会に訪れた。

「はじめまして。」客が言う。
「どうも。」こちらも静かに言い返す。
「アメリカ中央情報局の白川真帆諜報員。今回の事件でそちらは大変お忙しいでしょう。」
「そちらも今回の事件で自分達の思想に影が差し、大変お忙しいでしょう。」
「ええ。」矢津田が語数少なく答える。
「ところで、今回はどういうご用件でしょうか、白川真帆巡査長。」
「実は、こういうことです。」白川がポケットから取り出したのは、黒光りする、sig - p 230だ。SAT の装備だが、どうやら無断で持ち出してきたようだ。それは、しっかりと矢津田の頭にポイントされている。
「さあ、今日は、仕事を早退しましょうか。顔色が悪い。」
「どうやらここは無抵抗のほうが良さそうだ。分かった。今日のところは早退しよう。準備をするからドアの外で待っていてくれ。」
そして、矢津田は準備をし、早退した。そして、庁舎を出てしばらく経った時、電気が走るような痛みと共に矢津田の意識はブラックアウトした。

Re: 日本警察とメディア 拉致 ( No.14 )
日時: 2014/04/05 10:42
名前: つる (ID: j.y7OH4U)

矢津田が目を覚ましたところは、どこかボロアパートだった。自分は、椅子に縛り付けられている。どうやらスタンガンで気絶させられ、ここにつれてこられたようだ。・・・なんて、推理するまでもなく、はじめから予想できたが。

「これが、CIA から発令されたミッションですか?」矢津田が聞く。
「ええ。そうとっていただいても構いません。」白川が答える。
「ここはどこですか?」矢津田が聞く。
「余計なことを言うと、矢津田警視正。貴方の頭が吹っ飛びますよ。」白川が答える。
「おや、恐ろしい。まあ、私はもうすぐ殺される身です。教えてもらっても構わないと思いますが、それよりも、警視庁の備品を勝手に使っていることのほうが問題だと思いますよ。まあ、私は千葉県警察の職員なので警視庁の事は関係ないので良いですが。」
「それよりあなたは人を撃つ順番を間違えましたね。山口警部を先に撃ったために、こちらに時間的余裕ができた。勿論、その対応策を話す時間もね。」
「!!」
「それどころか、あなたがそんなことをしたばかりに、貴方を公安部がマークすることになり、貴方の過去が洗いざらい調べられるはめになった。すべて判明するのは時間の問題でしょう。先に私を殺っておけば、こんなことにならず、隠密にCIA に戻れたと思いますがね。」
「ただ、今回もまだ貴方は詰めが甘かったようだ。私が所持していたこんな危険物を押収しないで放っておくとはね。矢津田が持っていたのは、小型の25口径拳銃だった。そして、白川の膝に向けて発砲した。そして、自分を縛り付けているロープを撃ち抜き、脱出した。25口径は殺傷力は低いが、膝を壊したため、そう簡単には追い付けまい。その隙をついて、矢津田は街灯の無い暗い道を逃げていった。

注)25口径拳銃は先日餃子の王将社長殺害事件の凶器になった。

Re: 日本警察とメディア 逃亡 ( No.15 )
日時: 2014/04/06 10:34
名前: つる (ID: j.y7OH4U)

矢津田はやっとの思いで成田空港へ着くと、すぐさまアメリカ行きの飛行機に乗り日本から出国した。アメリカでは、堀内の指令を受けたFBI 捜査官が空港にいるはずだ。問題はその前にCIA に拉致されないか、だが。
そして、その問題は現実のものになってしまった。空港で意識を失った矢津田はアメリカ国内のグァンタナモ米軍基地へ連行された。そして、そこで想像を絶する拷問を受けた。そのときだった。基地内に突如サイレンが響き渡り、銃声がした。どうやらFBI と日本警察が合同で奪還作戦に出たようだ。勿論、非公式だが。「おまえらはだれだ!!」飛び交う怒号と悲鳴「戦車だ!!逃げろ!!」「何故ここにいる?」基地内は混乱を極めていた。そして、矢津田の口封じにやって来たCIA の諜報員をやはり隠し持っていた25口径拳銃で撃ち、逃走。FBI と合流し、そのままグァンタナモ米軍基地を攻撃すると同時に、脱出した。

Re: 日本警察とメディア メディアとの、決戦。 ( No.16 )
日時: 2014/07/15 17:43
名前: つる (ID: j.y7OH4U)

千葉県警職員をCIA職員が拉致、監禁。奪還作戦に、FBI,警視庁、千葉県警察、警察庁連合軍が米軍基地を襲撃。当然のことながらこのニュースはすぐさま世界中を駆け巡り、世界各国で暴動が多発した。

「いっそ更地にしてから立て直したほうがいいのかもしれん。・・・そういうセリフが図書館戦争であったな。」矢津田がぼやいた。
混乱に乗じて帰国した矢津田は、ある人を待っていた。

夕日新聞の髙梨。奴は、左翼の人間であり、この夕日新聞に就職した、いわば矢津田たちの敵だ。
そして、矢津田たちとは、古くからの付き合いがある。そんな髙梨が、千葉県警の矢津田警視正に取材を申し込んだのだ。
髙梨は、開口一番、矢津田に向かって。「なんでバカって風邪はひかないわ、死なないわ、ほんっと、邪魔よね。あんたも死ねばよかったのに。あんたのせいで、タリバンの活動は活発化するし、これじゃ、いつ第三次世界大戦がはじまってもおかしくないくらい。なんで、助けておらったのかしら。」というと、矢継ぎ早に質問してきて、矢津田に解答させる時間も与えず、強引に取材を終わらせた。
そして、次の日の夕日新聞が、警察批判のオンパレードになることを、矢津田は予想していなかった。


Page:1 2 3 4



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。