社会問題小説・評論板

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二卵性系双子虐め
日時: 2015/03/20 23:30
名前: 桜 (ID: ueXHoJNS)

私には美人な母がいる。

私は母似で美しい。

私にはいまいちな父親が前いた。

私の妹はそいつ似で可愛くない。

そんな二卵性の私達。



雨宮 雫

容姿端麗 成績優秀な完璧少女。

ぶさいくな妹が気に入らないらしい。


雨宮 和

父親似で可愛くない。成績不良。

理想が高い。


Re: 二卵性系双子虐め ( No.36 )
日時: 2015/09/27 18:58
名前: 桜 (ID: ueXHoJNS)

「ただいまー」

「雫!おかえりにぃ」

「お、お姉ちゃん…。」

朱里の明るい声と、和の沈んだ様な声。
もう、こんなにも時間が経っていたのか。
窓から空を見て、暗いなぁ、と思った。

「雫、先食べちゃたからレンジ使って食べてにぃ。」

それだけ言うと二階に上がって行った。

Re: 二卵性系双子虐め ( No.37 )
日時: 2015/10/02 19:13
名前: バラバラ ◆wD3p6RHHU6 (ID: Od3Uhdie)

雫ちゃんはこれからどうするのだろう?
続きが気になります!

Re: 二卵性系双子虐め ( No.38 )
日時: 2015/10/04 12:38
名前: 桜 (ID: ueXHoJNS)

食卓には朱里の得意料理のオムライスが置かれていた。明日は、どうなるのかなぁ。
そんな事を考えながら食べ終えすぐ眠った。

Re: 二卵性系双子虐め ( No.39 )
日時: 2015/10/04 12:44
名前: 桜 (ID: ueXHoJNS)

「行ってきまーす」

「雫!まってにぃ!」

いつもと変わらない風景。変わったのは朱里が横にいるという事だけだ。

「今日は転校生か…。」

私のクラスは既に三人も転校してしまっているので、朱里がクラスに来ることは確定だ。

「あ、ついたにぃ!雫〜、早くにぃ!」

朱里に急かされながら校門をくぐった。

「それじゃあ朱里はこっちだから、また後で
にぃ」

手を振りながら校長室にいく朱里。
さぁて、このクラスの事。朱里に説明しなくちゃねぇ…。

Re: 二卵性系双子虐め ( No.40 )
日時: 2015/11/10 23:17
名前: 桜 (ID: ueXHoJNS)

「皆!」

教室に入った瞬間、皆に話しかける。ほとんどの人が、

「何ー?」

や、

「おはよう、どうしたの?」

といった返事を返してくる。

「あのね、今日転校生が来るよ!しかも、いじめ賛成型!」

それを告げると、教室は一気にざわつきを取り戻す。新しい転校生への期待、そして、このクラスの現状に関する少しだけの不安。そんなものを散りばめながら、私は朱里が来るのをじっと待っていた。


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