BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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〜楽園の愉快(!?)な仲間たち〜 【百合】 更新停止です。
日時: 2011/01/14 21:48
名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)

こんちは、はじめまして、ヴィオラです。
女子校が舞台の小説でも書こうとしたら百合になってました。
一応ちょっとした短編でも書こうと思います、コメント大歓迎ですが基本的なルールは守ってください。

来てくれた人は・・・

です(´∀`)

目次
>>006 だいすきのちゅー (兵庫×神奈川)
>>008 北海道の死闘   (青森×北海道)
>>010 パンドラの箱を開けたようです(奈良×茨城)



オリキャラは募集終了いたしました、そろそろこのスレも色々と小説のアイディアが出てきたのでロックするかな・・・と思っているところです。


Re: 〜楽園の愉快(!?)な仲間たち〜 【百合】オリキャラ大募集! ( No.28 )
日時: 2011/01/08 18:19
名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)



          〜君の笑顔がお年玉〜


東京さんは元々同じクラスメートでロングの少しだけボサボサとした髪の毛にちょっと美形な感じの子、アイポッドとかが似合うんだけど現代物は妹ちゃんに取られちゃうことが多いらしい
それでも誰にもそんな愚痴も言わないでそれとなく皆に馴染んでいる東京さんが私は—

私は—


「・・・うわああぁぁ!!」

埼玉さんに追いかけられて走っていた東京さんにボーっとしていてゴツンと音を立ててぶつかった
謝ってみたけど声がしないし起き上がらないので顔のほうをのぞいてみると・・・
明らかに東京さんは意識がない。

というよりも驚いたのか少し失神みたいなのをしているらしい、埼玉さんの背後からゴーって変なオーラが見えた瞬間に

—私も意識がなかった。


『・・・愛・・・愛知さん。』

ここは何処なんだろうか・・・なんで私はここにいるんだろう
小さな花畑に私は・・・貴方と二人きり
らんらんるー☆
あれ?貴方って誰なんだろう・・・誰?


『愛知さん、どうしたの?東京だよ、私は。貴方と頭をぶつけて保健室に行った、二人きりになれてよかった。そういえば、私・・・
愛知さんのことが

      ・・・よ—』


—保健室

小さな個室に私と東京さんはいた
短い二つ結びの髪の毛が少しだけ乱れていて何が会ったのか分からないのだが部活の時間に遅れていることは分かっていた、もう二時間くらい寝ているけど東京さんは起きてなかった
二人だけだと夢じゃないからか緊張するというかドキドキする。

アノ夢の続きが気になるわけでもなかったけど思い出したら余計ドキドキしてしまう・・・
あの夢の続きの理想みたいに私も—

東京さんに『好き』って言ってもらえるのかな。

机にはバドミントン部からなのかケーキが箱に入っていた
そうか・・・今日は全ての部活が『感謝祭』みたいに盛り上がる日だったっけ?
—でも、東京さんの机の上にはグチャグチャになったメッセージカードや見たくないものがたくさんある
起きたらきっとションボリーするのかな・・・


「・・・ん?あ・・・ま、いっか。残酷なもんばっかしだけど、別に・・・って
愛知さんっ!?あ、なんか恥ずかしい所見せちゃった。」

「東京さん、ごめんなさい・・・」

「え?あ、いいんだよ。そうそう・・・



明けましておめでとう^^


・・・って遅いかな〜」

東京さんの笑顔って間近で見ると意外にカッコいいというか輝いている感じがするのは・・・きっと私が東京さんが好きだからでしょうか?
それとも尊敬とか憧れの存在になっているからかな・・・、
とりあえず机の上のぐちゃぐちゃを片付けた東京さんはこっちを見てきました
え?仲間になりたいのかな?ドラクエじゃないよね・・・?


「ケーキ、食べたいの?」

「うん、愛知さんも一緒に食べる?」

「え・・・あ・・・食べたくな「食べたいって顔してるから・・・

一緒に食べようか^^」


いつのまにかベッドから抜けてきたらしい東京さんは私のベッドに乗っかるとそのままごろりと私の上に乗っかるような感じになりました、
そして私がケーキを取るとフォークがなかったので置いて辺りを探してみると・・・
ケーキもフォークも東京さんが先に持っていた。

相当食べたかったんだなと思うけど
私は心臓の音が自分の耳で分かるくらいにドキドキしていた、
ケーキのてっぺんにある苺をフォークで刺した東京さんは私の口の近くへと近づける
緊張で口が開かない感じがした、気持ち悪い
やっと言葉が出た・・・


「・・・えと、東京さん・・・食べたがってたじゃないですか・・・
苺、あげます^^///」

「そう?じゃあ、ありがとね。」

苺を食べ終わった東京さんはケーキスポンジのほうまで食べておよそ半分くらいで私に渡してきました、そのまま私も食べると意外と美味しいケーキでした
というよりも東京さんが私の上から動かないので無理に足を動かそうと思っても東京さんがベットから落ちるのだけは嫌なので自分で言うことにした


「あの・・・足、動かしたいんだけど・・・」

「・・・よかったの?」

「へ?」

一回東京さんはベッドから降りて隣のベッドに移りました
急に足の上が軽くなったので少しだけ足がしびれていた、東京さんはそのまままた降りると私の返答に大変な答えを出してきた
困ったというよりも一瞬グラリと感覚が変わったような感じになった
少しだけ気持ち悪い


「・・・間接キス・・・したんだよ?」

「・・・い、いいんですっ///」

感覚じゃなくてコッチの返答までおかしくなってきた
『キス』なんていうワードを聞いたからか顔が真っ赤になっちゃったし・・・・
東京さんとキスなんてしないのかと思った
そして自分が間接キスをしたことは初めてだと思うから少しなれない気持ちになったのだと思った。

そしてそのままベットを降りた東京さんは魔法の言葉のように私に問いかけた


「私と・・・間接より・・・直接がやりたかったかな///」

「・・・えっ///」

と言った瞬間に私は東京さんにキスをされていました
ファーストキスがまさかの東京さんになるとは思わなかったし、正直驚いていた
私と東京さんしかいなかった。
この個室の世界では・・・


「・・・ご、めんね・・・こういうの初めてで///」

「ふえぇ・・・泣かないでよ、私は・・・」

東京さんは涙を流した
多分人の前で涙を流すことはそんなにはないと思われる東京さんは残酷なものを見ても泣かなかったのに私とのキスで泣いていた、
泣かれても困った私はどう励まそうかと少しだけ言葉をとめました
まだ告白は早い そんな声が聞こえた気がした。


「・・・貴方の笑顔が私は好きですから。」

「・・・そう。ありがとさん^^」

キラリとまた輝いた笑顔は私の新年のお年玉と同じくらい嬉しいものなのかもしれません、だから・・・

私と貴方で二人の世界をいつか作ってみたい
そう思った

                             終わり

Re: 〜楽園の愉快(!?)な仲間たち〜 【百合】オリキャラ大募集! ( No.29 )
日時: 2011/01/09 19:33
名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)

あげ、BL小説専門のスレ作ります・・・多分。

Re: 〜楽園の愉快(!?)な仲間たち〜 【百合】オリキャラ大募集! ( No.30 )
日時: 2011/01/09 20:29
名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)



  〜富士山〜


冬休みになって神奈川は実家へ帰ることになった
大変な大騒ぎがあったわけでもないのだがここ半年ほど実家へ帰る機会というのがなかったので親が心配してクリスマスに『帰ってきなさい』と学校に電話までも掛けてきたので大晦日に帰ることになったのだ、正直兵庫とか他の寮の先輩や後輩・・・クラスメートとは離れたくなかったのだがとりあえず親が学校にまで押しかけて来るという大変な事件を作りたかったからか神奈川は今、電車に揺られていた。                                       少しだけ地味な二つ結びと綺麗な瞳—
兵庫のことが頭の中から離れない・・・あの『ファーストキス事件』をまだ覚えているという神奈川は溜息をするしかなかったのだった、恋って告白されても恋をしても・・・やっぱりつらいものだということは知っていた


「・・・あ、富士山。」

今日は綺麗な晴天だったからか富士山が一部だけだが見えた
寂しそうな兵庫や東京ちゃんや千葉などのことを考えれば『元気ですよ〜』と元旦に手紙でも書こうかなと思った、富士山が見えるし・・・

富士山!
ひらめいた、このあと少しで見えなくなってしまう富士山を写真に撮ればいいんだ・・・小さなバックのポケットからカメラを取り出して神奈川はパシャリという古い音と共に写真を撮った。

実家へ帰ると家族は嬉しそうに神奈川を歓迎してくれた
でもそれどころじゃないとすぐにパソコンのある子供部屋へと走っていくと妹がいたけれどもパソコンが起動するまで手紙のことしか考えていなかった、思いついたらすぐ行動するべきだと先生にいわれたこともあって神奈川は起動させると妹に抱きしめられる。

ごめんな、と謝ると一回子供部屋から出て少し騒いできてからカメラの操作をはじめた
犬猿の仲であっても好きだという存在はそうはいないだろうけれども—
俺は兵庫が好きだという意思表示がしたかったのですぐに富士山の写真を印刷するとレターセットで手紙を書いてすぐにポストへと出した


「兵庫、どう思うんだろ。」

夜にそう思いながら眠るしかなかった


—帰る日

家族と別れるのを少しだけ惜しむ気持ちで学校へと帰ることになった、電車に乗ってからまた窓をジッと見ていたけれども富士山が見えることはなかった
あれ・・・奇跡的に起こったのかなとか思ったが本当に富士山は見えなかった。

帰ってからは初めに新聞部のメンバーに会ってから東京ちゃんと埼玉を見かけたので兵庫が何処にいるか聞いたら寮にいるといわれたので寮まで疲れたけれども神奈川は走った、そして神奈川と兵庫の部屋へとたどり着いて扉を開くと

—手紙があった、でも兵庫はいない。


「あ・・・手紙。俺宛てじゃん・・・兵庫!?」

『神奈川へ
あけましておめでとう、ことよろ。
あと手紙ありがとう、富士山の写真、大切にします。
じゃあまた明日

兵庫。

P.S 私は今、屋上にいます』

神奈川は屋上までまた走る羽目になったせいかたどり着いた瞬間に兵庫をボコボコにしてやりたかったが・・・
屋上のフェンスにしがみついている兵庫を見るとポンと頭を叩いてから隣へと移ると、富士山が其処にあった。

夕日に照らされていて綺麗だと思ったら自分が撮ったものだと気がついた


「兵庫・・・富士山のせいで、俺は凄く走った気がする」

「そう。」

「・・・そう。だと!?」

兵庫と屋上で取っ組み合いになった神奈川は多分この日が一番疲れたひだと思っただろう


                             終わり

Re: 〜楽園の愉快(!?)な仲間たち〜 【百合】オリキャラ大募集! ( No.31 )
日時: 2011/01/11 21:48
名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)



            〜愛の迷宮へ〜


栃木はただ授業中だからか抜け出して屋上へと歩いていってた、どうせ誰もいないだろうし・・・
赤いめがねが少しだけズレたので直しているのを屋上の時計台の上に上っていた人が見ていたのを見て栃木は少しだけ恥ずかしかった、でも自分だけ屋上にいたわけではないとは思わなかったので時計台まで走っていった。

どうせ先生も見回りには来ないと思ったしグラウンドには誰もタイミングよくいなかったので栃木は軽くヘラッと笑った
そしたらクラスメートの千葉がゲーム機片手に手を振ったので驚いて栃木は時計台に登る、これでも体力には自信があるらしい栃木はどんどん登っていくと三十秒ほどで千葉のところまで登りきった


「・・・千葉!どうしたの?サボりって珍しくない!?どうしたの?ゲーム??」

ニカリと少し化粧をしていてコロンの匂いを漂わせている栃木よりも幼い笑顔をした千葉は秘密だよ?と指でシーッというサインを出した
そして指きりげんまんをすると栃木よりも小さな声で屋上の時計台にいた理由を言った、千葉はサボリはそんなにしないが早弁が多いといわれているというか完全に先生にまでバレている。

いつのまにか栃木は千葉が可愛いとかそういうのではないが自分とは違うものを何か持っているんだなと思った
一応勉強も努力をしているのか中学一年生のときよりも成績が少しずつだが上がっている、それに比べて栃木は親の扱いも酷いし成績も同じくらい酷いものになっていることは知っていた・・・それでもう諦めているような感じ・・・
憧れているんだろうかとか思ったが、ただ栃木は千葉の話を聴いた


「いや、それとなく・・・てか、理由ないな〜」

「そっか。でも、私がいたことは知ってたでしょ?」

「・・・うん///」

すこし照れた表情でまたニカリと笑った千葉に栃木は惚れたようになっていた
今日はとりあえず授業に途中でもいいから戻ろう金とか何とか思うと栃木はさよなら〜と笑顔のまま片手で手を振りながら時計台から地面に戻とうとした、その時だった
ズサッと言う音と共に栃木は一瞬落ちそうになった、いやもう落ちているのだろうかと思ったときには・・・千葉が手を掴んでいた。

手も栃木より小さくて幼い感じがするが、ギュッとしっかりと握られている手に栃木は思った

—この子、気に入ったかも。


「・・・大丈夫?」

「うん、大丈夫だよ^^」

ニコリといつもの笑顔を見せると千葉がそっと手を離した
この子に引きつけられるように惚れてしまった栃木だったが決してそんな感情は顔に出さずに笑っているしかなかった、東京に栃木は自分の過去を話したことがあった
最初は都会にある小さな私立の学校に通っていたのだが不良が治らなくて栃木は退学させられる、半年と二ヶ月ほどで・・・。

栃木は東京や他の生徒のような人には出会ったことがなかったらしく最初は驚いていたがこういうものもあるんだなと受け入れていた
千葉はじゃねーと手を振ると笑ってくれた、栃木は心の中で思った


『・・・アタシは、千葉が好きなんだ・・・誰もがアタシを認めてくれたし、受け入れてくれたけども・・・千葉とは何か複雑な関係と言うものに受け入れてもらいたい・・・』

栃木の初恋だということは誰も気がつかなかった
素直に自分の気持ちを白状できるのはいつなのかッ!


『貴方と一緒に私は愛の迷路へ・・・』


                             終わり

Re: 〜楽園の愉快(!?)な仲間たち〜 【百合】  ( No.32 )
日時: 2011/01/14 21:48
名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)

このスレはもう更新しません、急にすみません。
GLじゃなくて今度は多分BLで長編やろうかと思いますのでよろしくお願いします。
今まで有難う御座いました^^


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