BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- ノルアイ小説に挑戦してみるよ企画:『一方通行で複雑で』
- 日時: 2012/05/04 21:30
- 名前: 舞裕 (ID: TaF97fNV)
えー、皆様始めまして!
最近ノルアイに目覚めてしまってきた舞裕です。
いっつも読むだけなので、「試しにやってみる・・・」とか考えて、初心者が書いてみちゃうか〜って心意気の小説w
要するにノルアイ小説です。(あ、ちょっとデンノル入り?かも。)
駄文かもしれないですので、『駄文?無理無理ッ』って方は、他の文才が有り余ってる方の小説板へ・・・
さて、前置き長いですが、まだ続きますよ〜(オイ)
+++注意事項+++
・荒らしは禁止。来ても無視でよろしくお願いします。
・駄文です。先言っておきます。
・知っての通り腐向けです。
・コメくれると嬉しいです。
・リクとかあったら受け付ける・・・・・・かも。
では、始まりますよ^^(やっと)
+++
目次
〜アイス君目線〜
第一章 >>1 >>5 >>6 >>8 >>13 >>15 >>16
〜ノル君目線〜
第一章 >>18 >>19 >>20 >>22 >>23 >>24 >>25 >>26 >>27
+++
コメントをくださった読者様
・在様
・ 出尾 ルモ様
・藤桜様
・夜藍様
・・・・・上記の皆様、コメントありがとうございます^^
- ノルアイ小説に挑戦してみるよ企画:『一方通行で複雑で』 ( No.16 )
- 日時: 2012/04/05 21:09
- 名前: 舞裕 (ID: TaF97fNV)
+++
「ん?何これ」尻餅をついていたフィンランドが、一枚の小さな紙のような物を見つけ、拾い上げるのが分かった。
「何見つけたんだべ?」デンマークがフィンランドの手元を覗き込もうとしたその矢先、
「触んじゃねぇ」
さっと掠め取るように、ノルウェーがフィンランドの手から紙を取り上げた。
「どーした兄弟!それおめぇのか?」
不思議そうに、そして見たそうにデンマークがノルウェーの手元を覗き込むも、その手はノルウェーにより全力で阻止されているようだった。
「っちょ、ノーレ?!」ノルウェーは僕を押しのけ、ずんずんと歩いて廊下に出て行く。
まだ倉庫に入ってなかったけど、少し追い出された感があって、ちょっとの間ボーっとしていると、もう倉庫内には誰もいなかった。
皆、ノルウェーの持っているものが気になったのか、それともどっちでもよくなってリビングに帰ったのか。
どっちにしろ、僕の脳内には疑問が浮かんだ。
何であんな小さい紙っぽいもの一枚で、ノーレがあんなに慌ててるんだろう?
何か、見られたくない物だったのか。
(そういや・・・・あの紙、写真ぽかったよね)
変なの。
+++
あ、時代設定書いてなかったんで説明します。
時代は、まだ北欧さんたちがデンマークさん家で同居してたとき。
では。
- Re: ノルアイ小説に挑戦してみるよ企画:『一方通行で複雑で』 ( No.17 )
- 日時: 2012/04/06 10:09
- 名前: 夜藍 (ID: xBHsg906)
- プロフ: 非リア充?別にいいじゃないの。((
なんねって可愛いですね…っ!!
使おう、日常的に。
一時期完全に口調がポーに乗っ取られた時期がありましたw
メールの文章とかw
ヘタリアキャラの口調ってうつりやすくないですか??あれ、私だけか。
写真…だと!?完全にわけありですよねそうですよねそうとしか考え((ry
ノルの反応、気になります…
頑張ってくださいね、応援してます!!
- ノルアイ小説に挑戦してみるよ企画:『一方通行で複雑で』 ( No.18 )
- 日時: 2012/04/07 12:51
- 名前: 舞裕 (ID: TaF97fNV)
- プロフ: 早くも参照80突破とは、嬉しい限りです^^感謝!
++++++一章++++++
アイスの、あの照れた感じのする顔は嫌いじゃない。
初めて『お兄ちゃんコール』を出したときから思っていた。
これで、『お兄ちゃん』って呼んでくれたらもっといい・・・・のに。
とか思う。
「お兄ちゃんって言え」
「やだ、言わない」
このやり取りも、別に嫌いではなかった。
何より、さっきも説明した通りアイスの照れたところは可愛かったし。
(まぁ、半分くらい面白がってんのもあんだけどな)
面白がってるのはデンマークも一緒。
ちょっと、昔の事を思い出した。
まだ、アイスランドが子供だった頃を。
お兄ちゃん呼びだった頃の事。
(あん時はまだ俺の事、兄ちゃんっつってくれたたんだべ)
——————とっくの昔の事。
どこぞの島国と違い、何時までたってもブラコンな訳じゃないが。
懐かしさ、というものはあるもので。
(眠み・・・・・)
布団に入ってうとうとしながら考えていたので、気がついたら意識が途切れていた。
何の夢を見たのかはおきたらほぼ忘れてしまったけれど、懐かしい気持ちになった夢だったのは覚えている。
昔の事———————の夢だったのか。
覚えてないから分からない。
+++
ノル君目線一章目の話始まりました!
ノル君はフィン君やアイス君と違って方言だから難しいね。
ま、そこが魅力なんだがw
夜藍さん、再びコメありがとうございます^^
めっちゃ嬉しいです(≧ⅴ≦)
これからも読んでくれたら喜びますので。
ヘタキャラの口調がうつる…!?
分かったぞ!貴女の病名は、『ヘタリア好き過ぎ症候群』なんだぞ!
———あれ、何だか私もそれ発症してるっぽいですw
(この前はポーの口調がうつりましたw)
- ノルアイ小説に挑戦してみるよ企画:『一方通行で複雑で』 ( No.19 )
- 日時: 2012/04/07 19:02
- 名前: 舞裕 (ID: TaF97fNV)
- プロフ: ますますエセな方言が・・・・!
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今日は、珍しく目覚めが異常なほどいい朝だ。
冬場に劣らずまだ寒い春先は、ほぼ毎日布団から出るのが億劫になるが、今日は違った。
「ん・・・」
とりあえず着替えて、リビングへ向かおう。
廊下の壁にかかっている壁掛け時計が、まだ遅いとも早いともいえない微妙な時間を告げるのを見ながら、リビングから聞こえて来る、料理をしているであろう音が聞こえるのに気づく。
(・・・・・この時間に・・・・・あんこか?)
きっと、何やら気が向いたとかで料理をしているのであろう。
(スヴィーの事も、関係あるんでねぇか)
昨日の夜遅く、スウェーデンとデンマークが口論している声が聞こえていた。
途中で、フィンランドがおろおろしながら仲裁をしている声も。
「っち、あんこのせいで昨日寝れなかったべ」
リビングに入りかけながら、デンマークに聞こえるように言いながら入った。
「・・・・・・・」
珍しくデンマークは何も言い返さずに、ボーっとフライパンの前で突っ立ったままだ。
「・・・・・あんこ?」
からかい半分、少々の心配と好奇心半分でデンマークのほうを向いた。
「・・・あ、ノル。今日は早ぇな」
無理に笑おうと、複雑そうな顔だった。
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- ノルアイ小説に挑戦してみるよ企画:『一方通行で複雑で』 ( No.20 )
- 日時: 2012/04/09 19:04
- 名前: 舞裕 (ID: TaF97fNV)
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「・・・・・・・・」思わず黙る。
普段は五月蝿いくらいに冗談やら何やらうざい事をしてくるのに、今日は何処かしおれた感じだった。
ノルウェーが黙っていると、今度はデンマークがこちらの異変に気がついたのか、どうした?と聞いてきた。
「いや。ただあんこがやかましいと思っただけだ」
いつも通りに返す。
デンマークがこうだと、何だかこっちの調子が狂ってきそうで。
「・・・・・・そーけ」
デンマークは力なく返すと、軽く焦げそうになってきているフライパンの中の卵をかき混ぜ始めた。
(————あんこのくせに)
そっちが元気がねぇと、こっちがいびれねぇし、何も言えねぇでねぇか。
心の中で舌打ちのような、曖昧な腹いせをしながら何と無く洗面所に向かう。
廊下はやはりひんやりとしていて、これぞ初春、といった(北欧の地方はまだまだ寒いが)温度の中で、洗面所に入る。
+++

