BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 【HTF腐向け】男だらけだよ!全員集合!
- 日時: 2013/06/10 18:05
- 名前: 甘楽 (ID: 6buVeY9I)
ランピーちゃん可愛いよマジ可愛いよ(゜∀゜)ラヴィ!!
常時こんな始まり方するどうも甘楽です。
今回は『Happy Tree Friends』の腐向けを書かせて頂きます。
この小説は作者初の快挙、短編でございます。
パロ、グロ、ヤンデレ、多種多様のカップリング、などその他諸々を
書かせて頂きます。
以上を踏まえてゆっくりしていってね!
- Re: 【HTF腐向け】男だらけだよ!全員集合! ( No.16 )
- 日時: 2013/08/04 12:18
- 名前: 甘楽 (ID: 6buVeY9I)
【好き好き好き好き好き好き好き好き大好き愛してるわ】
好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き
好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き
好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き
好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き
誰よりもあなたが好きよ大好きよ愛してるわ
好き
大好き
愛してる
ねぇ、あなたもそうよね?
※ ※
木々の隙間から零れる日差しが一人の少年を照らしていた。
黄色の髪はウェーブを描いている。前髪の一部は乳白色に染め上げら
れている。兎の耳が付属されているヘッドフォンは首に掛けていた。
彼の黄色に染まった美しい瞳は、本の文字の羅列に向けられている。
無表情で在りながらも、不思議な魅力が溢れ返っていた。
彼の名は、
「カードルスッ♪」
屈託の無い愛らしい笑みを浮かべた少女が少年、カドルスに手を伸ばし背に抱き付く。
少女の相手の名前を呼ぶ声には深い愛情が籠められている。
淡い桃色の髪の先端は内側に巻いており、前髪は規則正しく切り揃え
られた穏座眉毛になっている。輝く瞳も薄い桃色に塗られ、長い
睫毛が瞳の縁を装飾している。
彼女の名は、
「ギグルス!」
彼の顔に花が咲く。その無邪気で華やかな笑顔は全てギグルスに捧げられている。
彼は椅子から腰を上げ、ギグルスの華奢な体を抱き締める。読んでいた
本は御座なりになっていた。
「フフッ、カドルスったら苦しいわ」
「良かった〜誰か来て。暇だったんだぁ〜」
「そうなの・・・・?」
「うん!だから誰か来てくれないかなぁ〜って思ってて」
彼女の美しい顔から一瞬笑顔が死んだ。
「あら、じゃあ丁度よかったわね。一緒に遊びましょう」
「うん!」
燥いで先を急ぐカドルスは、嬉々としている。
彼は気づいていない。
カドルスが燥いで走り出した後、ギグルス憎々しげに美しい自分の爪を
強く噛み、引き千切った事を。
彼女は醜く千切れた爪痕を残した指を隠す。すぐさま聖母の様な笑顔を作り上げ、それを張り付ける。
カドルスは少女の異常な変貌を知らず、優雅に歩くギグルスに手を
振り急かす。
彼女はそれを恍惚とした表情でそれを見守った。
※ ※
少年少女を乗せたブランコは振り子のように揺れていた。
輝かしい笑顔が二人を彩る。ギグルスは座り、カドルスは立っている。
所謂二人乗りである。ブランコが揺れる度にギグルスの薄桃色のワンピースが靡く。
幸せな光景である。その時だ。
「はぁ〜いカドルス〜」
「ペチュニア!」
「!」
公園の入り口からウェーブを描いた濃い蒼髪を耳より下のサイドロールに
結っている少女が手を軽やかに振りながら歩み寄ってくる。
「ペチュニア!何でここに!」
「偶然見かけたから〜何となく寄ってみたの〜」
カドルスは慌てた様にブランコから足を降ろし、ペチュニアに近寄る。
ギグルスは呆然とした表情で硬直している。只、彼女の眼だけは煌々と
怒りを煮え滾らせ、ペチュニアを捕えていた。ふらりとブランコから
立ち上がる。
「あら、ギグルス?帰るの?」
ペチュニアの問いに、ギグルスの動きは完全に止まる。彼女はくるりと
振り返り、満面の笑みを浮かべて答える。
「うん。ちょっと用事思い出したの!じゃあね」
「そっか。じゃあねギグルス」
カドルスも別れの挨拶を返す。ギグルスはカドルスの表情に歯軋りの
衝動に駆られる。カドルスの表情はほんの少し嬉しそうだったからである。
それが完全にギグルスの怒りを助長したのである。
- Re: 【HTF腐向け】男だらけだよ!全員集合! ( No.17 )
- 日時: 2013/08/03 03:21
- 名前: うい (ID: XCTlLH6Z)
ギクちゃん可愛いいいいい<●>р<●>
ペチュたんがフラグ立てすぎて見ててビクビクしてますwww
甘楽さんって比喩表現とか使うの上手ですよね!!
そういうのすっごく憧れます(´∀`///
それと、文の書き方がなんかかっこいいです←
甘楽さんの書いた小説の読書感想文なら楽勝で書けるのに(・ω・`
…要するに宿題が終わらないんですよ←
- Re: 【HTF腐向け】男だらけだよ!全員集合! ( No.18 )
- 日時: 2013/08/03 20:33
- 名前: 甘楽 (ID: 6buVeY9I)
【好き好きry】の誤字発見しましたさーせん。
『ギグルス憎々しげに美しい自分の爪を』
『ギグルスは憎々しげに美しい自分の爪を』
ですねwwww
直しておきます。
後、この話続きマース。
ういさん≫
毎回こんな駄文を褒めて頂き有り難いですwwww
ちなみに私の学校は夏休み中に5教科全部終わらせて持ってこい
という鬼畜仕様です。どう考えても虐めですよくも有難う。
私はギグちゃんは病んでる方が可愛いと思いますwww
- Re: 【HTF腐向け】男だらけだよ!全員集合! ( No.19 )
- 日時: 2013/08/24 20:58
- 名前: 甘楽 (ID: 6buVeY9I)
【嫉妬じゃないのよ、腹立つだけ】第二話
『大人気AV女優○○ちゃんの期待の新作登場!写真集も発売決定————』
「ねぇ!聞いてるのかい?!鈍感君!!」
「はふぇ?」
振って来る声に気付き、ランピーは顔を上げる。そこには眉根を寄せ
不愉快さを滲ませるスプレンディドが、腰を軽く屈めて彼の顔を覗き
こんでいた。端正な顔立ちは醜く歪んでいた。ディドは腰を正すと、
呆れを含んだ調子で息を吐く。すると文句を垂れ流しながら前の席に
腰をかける。
「はふぇじゃないよホント〜・・・ていうか何読んでいるんだい?」
「ん〜・・・」
ランピーは眺めていた雑誌を手渡すと、歯と唇で挟んでいたメロンパンを齧る事に
勤しむ。数口を咀嚼して飲み込んだ。メロンパンの円形が崩れていく。
「ちょっ、ちょっと鈍感くんッ!!どいうことだいこの本!!」
ディドの羞恥と動揺を含んだ声音が前方から届く。ランピーは小首を傾げて問う。
「え?どうって?」
「これ破廉恥な本じゃないかっ!!」
ランピーはへらりと微笑むと、気だるげな調子で返答する。
「え〜これくらい健全な男子高校生だったら読むよ〜?」
「読みませんっ!!」
「初心ぶらなくて良いよ〜気持ち悪いから〜」
※ ※
「あの双子クン達がTO☆NI☆KA☆KUむかつくんだよ!!」
バアン!!
英雄くんが卓上に両の拳を叩き落す。雑誌と食事が派手に宙に撥ねる。それを自然と
眼で追ってしまう。ストローから唇を離し、思わずおー、と感嘆の
声を漏らす。それから再びストローに唇をつけ、中身を吸引する。
コーヒー牛乳の苦味と甘味が口内に拡がり、舌を侵す。目線を英雄くんに戻すと、彼は頬を膨らませ、明らかに
不機嫌顔だった。
「もう!何なんだい!いっつもいっつも軍人くんにぴったりくっついて!邪魔なんだよホントにぃ!!」
怒涛の勢いで愚痴を吐き出しながら、幾度も拳を落とす。卓上の物が
何度も跳ね上がる。壮観だなぁ等と暢気に喜々と眺める。
表情には出さないけどね。
「君はどう思う鈍感君?!」
「ん〜〜・・・・・・そうだねぇ〜〜・・・・」
瞼を下ろして、考える素振りを見せる。先程まで見えていた光を暗い
闇が侵食していく。モールせんせーは何時もこんな世界を視ているの
かな?視てるとは言わないか。
パッと瞼を開くと、噛み付くような勢いで身を乗り出している英雄くんがいた。
穏やかな眼つきは釣り上がっていた。おー、怖い怖い。
俺は幼稚な調子で答えを語りだす。
「双子くんは実力行使にでたねぇ。覚醒くんを取られたくない一身でもあるけど
英雄くんへの嫌がらせでもあると見えるね。安易に言えば彼等はまだお子様だ。
どこかに隙はあるよ。『彼ら』はまだ双子くんの想いには気づいてないようだ。
君が頑張んなきゃね」
一本調子に淡々と答えた。その答えを聞いた英雄くんは瞳を輝かせて、感心した様におぉ、と呟いた。おぉ〜。
「そうさ!鈍感君の言う通りだ!私が頑張らなくては!感謝するよ!」
「あー〜い。どういたしまして〜」
適当に返すと再度パンを齧った。やれやれ、俺の役目はこれぐらいかな?
「ところで鈍感君、頑張るってどんな風に頑張ったら良いのかな?」
自分で考えておくれよ英雄くん。
- Re: 【HTF腐向け】男だらけだよ!全員集合! ( No.20 )
- 日時: 2013/08/24 22:20
- 名前: うい (ID: XCTlLH6Z)
ディド可愛すぎ何なのこの殺人的可愛さ……!!!
はい、お久しぶりですういです。
ランピー兄さんのふわふわ感が凄く好みです(´∀`モフッ←
甘楽さんの話の進め方上手過ぎて惚れる(トゥクン…←←
これからも甘楽さんのお話をガン見させて頂きます(<о>ζ<о>ガン見!!←←←
(少しづつ増える「←」これ。)