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- 【クロシン】シンタロー嫌われ
- 日時: 2014/07/05 14:28
- 名前: つち (ID: Ot.qag7u)
クロシン小説書いていきます。
シンタロー嫌われなので、苦手な人は見ないでください…。
あとですね、カノの扱いがひどいかもです((
すみません。小説のネタ考えていたら、どうやってもカノの扱いがひどくなっちゃうんですよねwwww
あ、コメントとかリクエストとか大歓迎ですので!遅くなっちゃうかもですが…。
よろしくお願いします!
- Re: 【クロシン】シンタロー嫌われ ( No.6 )
- 日時: 2014/07/06 14:44
- 名前: つち (ID: Ot.qag7u)
しらたまさん>>コメありがとうございます!私なんかが神様ですと…ッ!?
- Re: 【クロシン】シンタロー嫌われ ( No.7 )
- 日時: 2014/07/06 15:05
- 名前: つち (ID: Ot.qag7u)
続き。
シンタローside
目が覚めたら、真っ暗な空間にいた。暗すぎて、自分がいないんじゃないかと思うくらい。
なんでこんな所に?
そうだ、さっき、公園で…。あれ、なんで雨の中公園なんかにいたんだ。そういえば、体中が痛い。なんで?
「目が覚めたか」
声のする方に振り返ると、真っ黒な服装に身を包んだ男がいた。
「誰…?」
「俺はクロハだ」
こつこつと足音を立てて近づいてくる。
「クロ、ハ…?」
「ああ」
「…ねぇ、クロハ。俺、何があったの」
クロハ、と名乗った男は目を大きく見開いた。
「覚えてないのか?」
「?なにを」
必死に何かを思い出そうとしても、頭痛がするだけだった。でも、なにか…なにか大事なことを忘れているような気がする。
クロハside
記憶がないとは、好都合。少し思い込ませるだけで、俺のものにできる。
しかし、口調や表情が少し幼い気がする。…まさか、記憶が吹っ飛んで18歳のころのことすべてわからないのか?
「無理に思い出さなくていい。だが、1つだけ言っておこう」
少し賭けに出てみるか、と思う。
「お前の味方は俺だけだ。いいな?」
「え、あ…うん」
もう少し近づき、座っているシンタローを抱き寄せる。
少したって、シンタローの耳が真っ赤に染まり始めた。
「ちょ、くろは!?」
「シンタロー、体中が痛いだろ?」
「…うん」
「それ、俺の敵がやったんだ」
「クロハの、敵?」
「そ」
ゆっくりと、語りかけるようにつぶやく。
目の光は相変わらずだし、可愛いなあ。
「クロハの敵なら、俺の敵だったんだな」
「そう。で、たぶん殺されかけたショックで記憶なくしたんだろ。だから、無理に思い出すな」
「わかった」
ぎゅ、とシンタローも抱いてきた。
「主か」
物陰に隠れている主を見つけ、小さく言った。声が届き、ひょっこりと顔を出してきた主は俺とシンタローのもとに近づく。
腕を緩め、少し離れる。
「…いいものとは、これのことか」
ふわりとシンタローの頭をなでると、疲れが出たのかまた倒れるように眠ってしまった。
「ここに置いておくのもなんだしな。…私の家にでも住ませると良い。お前も一緒に居てやれ。今のこいつには、お前がいないとなりたたないだろう」
勘のいい主だ。
返事をしたあと、シンタローを抱きかかえる。寝息を立てるシンタローの頬に軽くキスを落とし、主の家へと向かった。
変なところで切りますww
- Re: 【クロシン】シンタロー嫌われ ( No.8 )
- 日時: 2014/07/07 17:47
- 名前: つち (ID: Ot.qag7u)
シンタローside
「ん…?」
いつのまに眠っていたのか、目を覚ましたらそこは真っ暗な空間ではなかった。小さい窓からは光が射し、周りには多くの本がある。
「おはよ」
椅子に座って本を読んでいたクロハがした挨拶に返事をし、起き上がる。
「…ここは?」
明るいこの家に、俺は1度来た気がする。俺を入れて、4人くらいで。…しっかりとした記憶は思い出さないままだ。
「ここは主の家だ。さっきいた、あのちっこい子供みたいなやつ」
「へぇ」
家のなかを歩き回っていると、椅子にかかった赤いジャージが目に入った。俺が着ていたものだ。
「クロハ」
「ん?」
「…このジャージ、捨ててもらってもいい?この色、嫌いなんだ」
呼んでいた本を机に置き、俺の近くへと来てくれた。
クロハside
都合のいいことが続きすぎているなー、なんて考えた。
正直言って、赤色はさっさと始末したかったのだ。あいつらの目の色だし、何しろアヤノとかいう女を思い出したら面倒だしな。
「いいぜ。でも、流石にその服じゃ寒いだろ」
「そうだよな…、どうしよう」
うーん、と頭をひねらせているシンタローを少し眺める。
と、思いついたように口を開いた。
「なんか黒いパーカーみたいなの持っていなかったっけ、俺」
アイツらに出会う前のことは覚えているのか。でも、完璧とまではいかないようだな。
「お前の家にあったな。んじゃ、行こうぜ」
「クロハの色と同じ…。ふふっ」
なんて笑うシンタローを見ていたら我慢なんて、できるわけもなく。
「ふ、んんっ」
思わずシンタローとキスをしていた。少しかさついた唇に喰いつくように、強引にだった。
少しして離すと、肩で息をするシンタローと目があった。
「…ッ、や」
「?」
「やるなら、もっとちゃんとしたときに…」
ちゃんとしたときならやってもいいのかよ((
決めた。こいつは絶対に離さない。
俺に依存させて、俺がいないと生きられないようにしてやる。
それには、家族とかいう存在も不必要だよな。シンタローの妹のことを覚えていたらこれも面倒だ。
パーカーを取ってくるついでに、あいつをみてどんな反応をするのか確かめてみるか。
- Re: 【クロシン】シンタロー嫌われ ( No.9 )
- 日時: 2014/07/07 21:36
- 名前: 珠兎 (ID: MHTXF2/b)
うまうま(^○^)
続き待ってます
- Re: 【クロシン】シンタロー嫌われ ( No.10 )
- 日時: 2014/07/10 12:01
- 名前: つち (ID: UJz1k79g)
学校休みなう((
珠兎さん>>ありがとうございます^^しばらく更新できなくて申し訳ありません><