BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- ハイキュー 及岩*更新週一*
- 日時: 2014/10/06 07:40
- 名前: 川泉 (ID: w1J4g9Hd)
ご観覧ありがとーございマス、
ここでの【注意】はただ一つです。
ここを及川が岩ちゃんとイチャイチャするための場所に…。
主は 及岩 にどハマりしてます!!
及川徹×岩泉一、好き過ぎて死に至るほどです(((*>д<*)))
……最近、阿吽以外にクロ月、特に月島!いや、黒も好き!!あと、クロ研、兎赤兎、リエ夜久、東西東、日向、トビウオ、国見ちゃん、山口ぃ、大天使スガエル好き過ぎて瀕死。。。←主要キャラほぼ好きっていうね★
- Re: ハイキュー 及岩《ショタショタっ》更新中 ( No.27 )
- 日時: 2014/09/14 11:17
- 名前: 川泉 (ID: pUqzJmkp)
《ショタショタっ》だいぶ遅い続きでふ↓
及川side
メリーゴーランドからまた少し歩いた所、落ち着いた噴水広場でベンチに腰を下ろす休憩タイム。
………もうお腹ペコペコ。
及「ねぇー…、岩ちゃん、お腹すかない?何か食べ…「「すいませんっ、一緒にご飯でもどうですか!?」」
シ泉「!!!(このひとたち、さっき、おいかわのこと、みてたひとだ…!)」
!?!
声は俺の言葉を遮って、岩ちゃんと俺の間に割り込む女子二人。多分、俺と同い年くらい…。高校生かな??
…それより『一緒にご飯でもどうですか!?』って…、
俺、逆ナンされてる??☆
見ず知らずの可愛い女の子に逆ナンされるのは慣れているので、愛想笑いを浮かべつつ、冷静に対処する。
………モチロン、俺一人だったらOKなんだけど〜、岩ちゃんいるしなぁ……。
チラッと岩ちゃんにドヤ顔で視線を送ると、ここへ来て初めて超不機嫌なショタ泉様。
そして、「その顔やめろ」を頂いた。ついでにウザイも。
……なんか懐かしい気分、
ふふ、まぁ、岩ちゃんがヤキモチ妬いちゃうし、ここは断っておこうかなぁ!
瞳をうるうるキラキラさせた超美少女二人(仮)には本当に申し訳ないが、なるべくオブラートに包んで、言葉を並べる。
……及川さん、こういう経験豊富だから、現分は苦手でもコミュニケーション能力はあるよ!!
及「あー…、その誘い、嬉しいんだけどね…!でも行けないっていうか…、
あっ、モチロン行きたいのはやまやまなんだよ!?
…… …でも、岩ちゃんがヤキモチ妬いちゃうから…、ごめんね☆」
そう言って、岩ちゃんの頭に手を置くと、バシリと叩かれる。イタイ。
…もぅ、折角の俺の愛を!!
ムーっとしていると、女の子二人は何故だか若干引き気味に、
モブA「あ……、そう、ですか………行こっ(カッコいいけどなんか違った。)」
モブB「それじゃあ、ごゆっくり〜(子連れじゃないわ、アレ、ロリコンだったわ…)」
と、それだけ言って、走って行ってしまった。
……あ!名前とメアドくらい聞いとけばよかった!!
…まぁ、何はともあれ、俺たちはご飯を食べるところだったんだ、近くのフードコートで軽く食事でもしようと思い、岩ちゃんと噴水広場を後にすると、近くにそれらしき屋台を見つけた。
及「あ、岩ちゃん、あそこで何か食べよう??」
シ泉「……………おう…」
んー???
なんか岩ちゃん、ご機嫌斜め…??
ムスッと口を曲げて顔をうつむかせる岩ちゃん、きっとお腹ペコペコで機嫌悪いんだなと思ったので、岩ちゃんをそばの花壇の石段に座らせる。
及「…んー…、岩ちゃん、なんかご機嫌斜めだね…?よし!今からすぐそこで食べ物買って来るから待っててねッ!!」
シ泉「……………ん…」
思いの他そっけない返事だが、岩ちゃんに背を向け、近くの屋台に走りだした。
〜その頃のショタ泉〜
及「…んー…、岩ちゃん、なんかご機嫌斜めだね…?よし!今からすぐそこで食べ物買って来るから待っててねッ!!」
まともに聞いてなく、空返事で及川に相槌を打つと、及川は食べ物を買いに行った。一人になったので、どうしようもなく、さっきのコトを考えてしまう。
…………あいつ、おんなにモテモテだったな…。
そういえば、
あんまりきにしてなかったけど、おおきくなったおいかわ。カッコイイからな、、、
………………なんか、おれのしらない、おいかわだ。
大きい及川と自分にどうしょうもなく距離を感じて、気に入らない。
腕を組み、顔をこわばらせていると、誰かの影が自分を覆った。
モブC「僕、一人かい??」
及川かと思って不意に顔を上げると、立っていたのは背の低くて丸メガネの太った男。
なんだ、おいかわじゃないのか、
シ泉「…ひとりじゃねーし、……ひとまってる」
興味なさげに言い放ち、石段に手を乗せ足をバタつかせた。
おいかわ、はやくかえってこねーかなー…、
モブC「へ、へぇ…、じゃあ、その人が来るまでお兄さんが一緒にいてあげようか??」
男は退くことなく、気安く隣に腰掛ける。
そして、あろうことか手を強い力で繋がれた。
……、な、なんか、こわいな……。
降りて逃げたいところだけど、手を振りほどけないし、及川とはぐれるのは困るので、抵抗しつつ、及川が早く帰ってくるのをひたすら願う。
シ泉「…て、はなせっ、やーめーろーよッッ!」
…くそッ、ぜんっぜん、はなれねーっっ、
石段に立ち上がり、掴まれた腕を引き抜こうとするが男は全く動じることなく、むしろ煽るようにニヤニヤしたまま掴んでいる腕を引いてくる。
シ泉「ぅおわッ!?!」
急に強い力で引っ張られ、体勢を崩しまんまと男の腹に顔から抱きつくような体制で倒れこんだ。
モブC「うへへ…、ほら…大人しくしてないと…「…ハァ、ハァ…な、何やってくれてんの…ゲホッ、俺の岩ちゃん、…に、気安く触んないでッ、くれる?」
…お、おいかわ!!!?
もがきながら声のする方を見ると、汗ダラダラで両手を両膝につけて、カッコ悪くこちらを睨みつける及川がいた。
男は及川に動揺したのか腕を離し人混みに逃げ隠れた。
解放された体は条件反射で及川の胸へ駆け混む。
及「……はぁ…、焦ったじゃんか。
抱きつかれた以外、何もされてないよね?」
…及川の胸の中は広くてあったかくて安心する。
シ泉「……うん…」
及「…もー!!!岩ちゃんのバカッ、知らない人と話しちゃダメって教わらなかった??
……もーやだ、これ食べて今日はもう帰ろ?何だかんだ1時ちょっと過ぎだし」
抱きつく岩ちゃんを撫でて、抱きしめ俺は必死に動揺を抑える。
はぁ……、も、ホント、心臓に悪い。
岩ちゃんを見つけた途端、男に抱かれてんだもん、ナニソレアリエナイ。
本当に脱無防備と警戒心持って欲しい、
誘拐されたらどうすんの?
俺がもう少し遅かったら、手遅れだったかも知れないんだよ??
なんて、、、
どんなに思ってみても本人は無事でホッとしているのか、「わかった、わかった」なんて軽返事。
………もっと、自覚持って。
シ泉「で、なにかってきたんだよ、おせーよ」
及川「……………ホットドッグ…とか」
…まぁ、ホットドッグと、ポテトと、オレンジジュースと、チェロス……、なんだけどね…!
シ泉「ふーん、わっ、うまそぉッ」
袋を開けて、ホットドッグやらジュースやらを手渡すと、ものすんごい笑顔で食べ物に目を走らせる岩ちゃん。
クソ可愛いけど、
俺今、結構不機嫌なんだよね、
だからーーー、ちょっと意地悪を仕掛ける。
及川「…ねぇ、岩ちゃん。
…………食べる前に、キス、しよっか」
シ泉「へ…?……っはぁッ???」
青ざめる岩ちゃんの胴を無理やり、膝の上に乗せ、頬に手を添えて目を合わさせる。
及川「ね?ほら、キス…、出来ないの??」
シ泉「……ッ!?(な、いきなりどうしたんだコイツ!?)」
突然の要求に焦る岩ちゃんに、あえて命令口調で、冷たい視線を送る。
…岩ちゃんは今も昔も俺のもの。
たとえ触れられただけでもムカつく。
及川「岩ちゃん、早く」
シ泉「な、なんで…?」
及川「キスして欲しいから。もちろん口に」
シ泉「く、くち!?!…んなこと、…できるわけ…ッ!」
あーもう、
焦れったいなぁ…。
岩ちゃんがあまりに頑ななので、しょうがなく自分のほっぺたを指でつつく。
及川「…本当は口がいいんだけど…、
すっごく不本意だけど、ほっぺで勘弁してあげる…から」
早く。
威圧的な態度で岩ちゃんに迫る。
シ泉「……うぅ……。〜〜〜ッ、んッ////」
観念したのか、頬にあったかくて柔らかいものが触れる。
耳まで真っ赤にしながら嫌々ほっぺにちゅーしてくれた岩ちゃんをみて、やっとイライラが少し埋まった。
気が済んだところで、岩ちゃんにホットドッグとジュースなどなどを渡し、やっと昼食に取り掛かる。
…
……
………
なんだかんだ、岩ちゃんの家に帰ったのは5時あたり。
一応、あの後超拗ねた岩ちゃんをなだめるために、他のアトラクション回った。仕方なく。
そして、まぁ、クタクタで、岩ちゃんの家に上がり込んだわけだけど、
見つかってもダメ。
及川君はうちに泊まるってことになるけど、部屋からは出れない。ご飯は運んでもらってお風呂はこっそり入りました。←
なんて、色んな条件を頑張ってこなし、やっとのこと夜8時。
及川「岩ちゃん、もう寝る〜?」
シ泉「……ん…」
さすが子供、もう眠たくて布団でウトウトしている。
俺はその横に寝っ転がって、岩ちゃんの寝顔を覗き込む。
シ泉「……あし…た、には……もとに、もどる?…」
寝言のような、きっと岩ちゃんの不安に、優しい声をかける。
及川「ん、明日には元に戻ってるよ」
シ泉「……そっか…、モテる…おい、かわ…は、いやだ……」
それだけ言い残して、岩ちゃんは深い眠りについた。
……そっか、嫌だったか〜…。
あ、だから、あの時不機嫌だったのかな?
あんまりモテ過ぎちゃう及川さんには、気をつけるね。
それじゃあ、
及川「………おやすみ、岩ちゃん」
掛け布団を肩までかけてやると、気持ち悪さとめまい、グラッとした浮遊感が襲った。
- Re: ハイキュー 及岩《ショタショタっ》更新中 ( No.28 )
- 日時: 2014/09/14 05:21
- 名前: MEO (ID: 2XDHCgd7)
もう、ショタ岩ちゃん誘拐していきます////
- Re: ハイキュー 及岩《ショタショタっ》更新中 ( No.29 )
- 日時: 2014/09/14 15:08
- 名前: 川泉 (ID: pUqzJmkp)
>\MEOさん
及川「ハイじゃ〜、110番っと(⌒▽⌒)」
《ショタショタっ》ショタ川もいっくよん、…紛らわしくなってスイマセン↓
岩泉side
前回のラスト。
チャーハン作るか。だなんて、語弊がある。
ノリでチャーハンとは言ったものの、チャーハンの作り方なんてわからない。
残念だが、俺が作れるのはラーメン(インスタント)、カレー(レトルト)、卵かけご飯ぐらいだ。
シ川「いわちゃんのチャーハン、オレてつだう〜!」
だなんて、気力を持ち直したチビ及川がわらわら寄ってくるので、
ラーメン(お湯注ぐだけ)に変更するにも出来ない。
まずいぞ。これはまずい。
まず、食料があるかわからない。ご飯はあった。
シ川「いわちゃん!おれなにしたらいい!?」
本当、座っててくれればいい。そして、ラーメン(以下略)を受け入れてくれ。
……なんて、この目をキラキラさせた純情で可愛い及川には不覚にも言えず、
岩「あー……、と、とりあえず、手を洗え!!」
…………………これは…、まぁ、アレだ。
なに食べるにしろ、必要なことだからな。
……ちなみに、チャーハンって、ご飯と卵と、具材を炒めるもんだろ、確か。
とりあえず、チャーハンの方向性で、
及川が手を洗ってるうちに冷蔵庫をあさくる。
あ、よし、ハムに…、………ハム…に、ハム………、ハムハムハム…、
…ハムしかねぇ…!!!!
おいどうする、…どうしたらいい!?
冷蔵庫にまともなもん無いんだけど。
………ハムとご飯炒めりゃ、チャーハンになるか!?
いや、肝心の卵ないんじゃ…ッ、
シ川「いわちゃんっ、て、あらった!!つぎは、なにしたらいい!?」
岩「…つ、つぎは…ッ、し、塩コショウ!塩コショウ探してくれ!!」
シ川「よし、まかせろ〜ッ」
とっさに塩コショウなんて言ったけど、まぁ、一応使うだろうし、セーフだ。
及川は一生懸命ちっさい身体を走らせて、塩コショウを探してくれる。
…あぁ、罪悪感で心持ちが辛くなってきた。
こーなったら…、ご飯とハム、落ちていた死にかけ玉ねぎで、チャーハンを作るしかねぇ。
及川がいないうちに、さっさとハムと玉ねぎを刻んでおきたい。
…ハムは難なく刻めたが、玉ねぎに苦戦した。
さすが死にかけ。ちいさく、使えるところも限られてくる、
切りにくく、時間をかけていると、目をやられた。
岩「クソッ……だから、嫌なんだよ、玉ねぎ切るの…ッ」
汗と涙を肩で吹きつつ、残り半分になった玉ねぎを刻む。
すると、塩コショウ探索中の及川が俺の表情を見るなり慌てて足元に駆け寄ってきた。
シ川「いわちゃん!?!な、なんでないてんの!?!」
よほど驚いたのか、「だいじょぶ!?、どっかいたいの?」と、何ともないはずの及川が涙目で聞いてくる。
んな、お前が涙目になることないのに…、
岩「…バーカ、玉ねぎ切ると誰でもこーなるべ?」
そう言ってくしゃっと及川を撫でてやり、玉ねぎにラストスパートをかけた。
……うしっ!終わった!!!
シ川「おぉーっっ、できたっ?できたっ??」
岩「まーーーだっ」
切り終わりと共に嬉々とした声が響くが、残念ながらまだ出来てない。
今からフライパンを使うので、及川をリビングで大人しくしていろと告げる。
…結局の所、及川は塩コショウを見つけれなかったらしい、仕方ない、塩で味付けするか。
玉ねぎからフライパンに投入し、
ご飯と、ハムも後々入れ炒める。
で、塩を適当に…、ドバッ。。。
岩「………………(パクッ)、…う…ぇ、塩っ辛ッ!!!」
やっちまった………、しゃーねぇ、…お湯わかそ。
そして、数分後〜、
岩「っしッ、出来たぞ〜!」
シ川「おぉッ、できたのいわちゃ……ッアレ?!」
及川は机の上を見るなり、はてなマークを浮かべる。
…………まぁ、チャーハンがラーメンになったら驚くよな…!
岩「…………こっちのが、美味いから…」
シ川「……………ウン(察し)」
ズルズルとラーメンを口に運ぶ、ちなみにチャーハンは何事も無かったかのように冷蔵庫の中にしまった。
……あれは食えねぇ。…しょっぱ過ぎて。
あ、及川が帰ってきたらあいつに食わせよう。←酷い。
シ川「…いわちゃん、りょうりできないのに、なんでチャーハンつくろうとおもったの?www」
イラッ…。
……………、ガキだから許したが、元の及川だったら、ぶん殴りたくなるよーな、
言い方と顔にムカついたので、デコピンしてやる。
シ川「…ッぅ、いてッ!」
岩「…チャーハン、いけるかと思ったんだよ…」
言い訳をつぶやいて見るが、ラーメン目の前にして諦める。
…根本的に材料がなかったからしょうがない。
カップラーメンを食べ終わり、ひと段落ついた午後2時。
及川はお昼寝タイムだ。
ソファで足を伸ばす及川にタオルケットをかけて、少しその場を後にする。
とりあえず、及川の家に今日はうちに泊まると連絡。
晩御飯を何とかしなければならないので、買い物に。
なんだかんだで、あっという間に夕方になって、
及川を起こす。
岩「おいっ、起ーきーろ、夜、寝れなくなるぞ?」
シ川「ん……いわ、ちゃ…。おは…よ」
目をこすりつつ、壮大な寝癖をつけている及川は、時計を見て顔色を変えて起き上がった。
シ川「ふわぁ、、あッ!?オレもう、かえらなきゃ!!!」
あ、そっか。5時には帰る、小学生ってそーゆーもんか。
焦る及川の腕を掴み、もう一度ソファに座らせる。
岩「今日は泊まってけ、親には言ってあるから」
…根本的に今のお前が帰れる家ないからな。
シ川「…とまる!?いわちゃんの、いえに?いいの!?!?」
泊りが嬉しいのか、食いつく及川。
あんまりにも嬉しそうだったからつい、抱き上げてしまう。
岩「…まぁ、今日は特別な」
…
……
………
暗い、俺の部屋で、布団を共有する、
なんだかんだもう10分は経った。
シ川「…んぅ、ぅ、ねれない…」
やっとだ、やっと布団についた…!夜、8時半過ぎ。
良い子はとっくに寝る時間だ。
岩「…はぁ……、昼寝したからな……」
もうクタクタだ、正直俺もう、寝たい。
晩飯は買ってきた弁当食わせたのはいいものの、落としてこぼして、
すぐ風呂に入れたら、相変わらずすぐ出ようとするし、裸で走り回るし、
一人じゃねれないからとか言って、布団に潜り込んでくるし。
いやもう本当、…疲れた。
シ川「…あ、…いわちゃん、アレ、バレーボール?」
岩「あ?……あぁ、おう」
明かりの消えた部屋に置いてあるバレーボールを指差す及川。
…よく見つけたなぁ…、暗くてよく見えねぇ…。
……あ。そういえば、ちょうど今の及川ぐらいの年から始めたんだっけ?
岩「……なぁ…、バレー、好きか?」
シ川「…うん!……すっごい、たのしいよ!!」
……だろーな…、今のお前もバレー大好きだしな。
シ川「でも、おれ、いわちゃんとやるバレーが、いちばんすき!」
岩「……っ」
満面の笑みで堂々と言われ、言葉に詰まる。
………バーカ。…それはお前だけじゃねーよ、
それにバレーは6人だっつーのッ!(笑)
岩「……じゃあ、さっさと寝ろ、明日も練習すんだろ?」
シ川「…っ、うんッ!!」
抱きつく及川をすっぽりと抱き返し、吐息がかかる距離で二人は夢に落ちた。
終わったぁあああ!!!そして、ショタショタっで本当は一番書きたかった、及岩後日談エピソード、次回やって、完結です!!←短編だけどね(笑)
もう、本当、飽きる時もありましたが、お付き合いありがとーございました!!
- Re: ハイキュー 及岩★更新率週一★ ( No.30 )
- 日時: 2014/09/19 22:35
- 名前: 川泉 (ID: n1enhNEv)
では、《ショタショタっ?〜番外編〜》
ドドドドド…、
岩「ッッッ!!!
…………………あ、……悪夢だ…。」
深夜、イヤな汗をかいてバッチリ目が覚めてしまった。
そして、隣にはどういう理屈か、成長した及川が寝ていた。
その幸せそうな寝顔を見て、ほっぺたを少しつねってやる。
むぎゅーーーーッ。
クソっ
二度寝しようかと目をつむるが、鮮明に覚えている夢のフラッシュバックでなかなか寝付けず、水を飲みに台所に向かう。
たくさんのタマネギが追いかけてくる物騒な悪夢を見た。
しかもただのタマネギじゃない、顔面は及川だった。
- Re: ハイキュー 及岩★更新率週一★ ( No.31 )
- 日時: 2014/09/20 00:42
- 名前: 川泉 (ID: n1enhNEv)
では、《ショタショタっ?〜番外編〜》
……
…
及川は楽しそうにしていて、俺はなぜか及川に逆らえない立場にいる。
…嫌々ながら、…仕方なくやるしかない状況。
「岩ちゃん!…もっと早くだってば!……、ほら手止まってるー!!」
は、ちょ、待っ…ッ、もう無理だっ…つーの…!!
………俺、そんな得意じゃないんだよ!もーいいだろ!!疲れた…。
「ダ〜メ、上手になんなくていいから、すぐ泣く癖だけ治して!!!
……も〜!…いつまでも泣いてないで…!ね、慣れれば大丈夫だから…!!!」
イヤもう、本当、これ以上は……マジで勘弁だって……!!!!
…
……
岩「ッッッ!!!
…はぁ…、はぁ…、………………あ、……悪夢だ…。」
深夜、イヤな汗をかいてバッチリ目が覚めてしまった。涙も少し残っている。
最悪だ。
…そして、隣にはどういう理屈か、成長した及川が寝ていた。ふざけんな。
その幸せそうな寝顔を見て、ほっぺたを鷲掴みしてつねる。
そりゃもう、思いっきり。
クソ及川のこの野郎、よくもあんな嫌がらせを…!!!
なかなか伸びる及川の頬を気が済むまで絞り続け、
及川が痛みで歪んできたあたりで乱暴に離し、及川に上半身を背けもう一度布団に身を沈める。
……二度寝しようと目をつむるが、及川が隣に寝ているせいか、余計鮮明に覚えている夢のフラッシュバックでなかなか寝付けず、
気分直しに水を飲みに台所に向かった。
はぁ………、あんな夢、全て、あの性悪、クソ及川のせいだ。
あんなたくさん……ッ、出来るわけねーだろ、普通!!!
水を一杯飲み干し、架空の幻想にイライラしながら、仕方なくまた布団に横になった。
隣で寝ていた赤い頬の及川が寝返りを打ち、体は触れ合い、こちら向きの顔がすぐ近くにある。
顔を合わせるには鼻が触れ合うほど近く、背を向けようとすれば出来るが、何と無く、仰向けのまま横目で及川を見た。
当然だが、子供の時より整った顔。
……本当、黙っていれイケメンなのにな。体格もいいし。
身体がもったいない、生んでくれた親に謝れ。
…これほど残念なやつ、真剣に及川くらいだろと思う。
じっくり眺め続け、しみじみと思った後、
気になった及川の頬に手を添えた。
今更ながら、
…………強く引っ張り過ぎた………。
たかが夢で、……いや、されど夢だけど、
やり過ぎたことに罪悪感が生まれ、しどろもどろしつつ、
寝ているのをいいことに、及川の頬に顔を近づけた。
岩「…………悪かった……な……」
言葉とともに、口をつけ、羞恥から急いで離して布団にこもる。
心臓は激しく高鳴り、身体、特に顔が火照るのを感じる。
あーーーーーーーー!!!!!
………何やってんだ俺は。
馬鹿か!!!!
キスしたら、治るわけでもないし、及川は寝ているし、誰得と問われると言葉に詰まる。別に明確な理由があってしたわけじゃない。
ただ、何と無く、気まぐれに。
……ほっぺつねった反省を込めて……、
……普段は及川からしてくるから、少しくらいしたって許される…。
そんな風に自己暗示をかけていると、次第に眠りの波がきていて、
いつの間にか、意識は飛んでいた。
…
……
………
朝、、、
及「…あ、岩ちゃん、起きた〜??俺もさっき起きたんだけど、
まだ、6時ぐらいだから、朝練間に合いそーだねっ!!
ていうか、俺は一度家に帰らなきゃだよね!あ、泊まるって伝えてくれた〜?
あ、そうそうそう、で、どうだった!?ショタ及川サン!!可愛かった??
…ちなみに〜、俺とショタ岩ちゃんは遊園地に行きました〜☆めっちゃ楽しかったよ〜、今度は俺たちで行こうねっっ」
起きたての髪セット前の及川が隣でニコニコペラペラと、
………朝からうるせぇ……。
しばらく何も言わず、ぼーっとしていると、どうしてもかまって欲しいのか、
また一人で喋り出した。
及「……はッ!!せっかく岩ちゃんとシングルオフトゥンで寝たのに全然なにも覚えてない!!!しかも残念ながら、お互い服を着てる!!!あ、なんか俺、頬痛い………」
……及川の言葉に活動してなかった脳にスイッチが入る。
昨日の、夜…。
俺は……及川に…………、
及川の頬に……。。。
岩「……ッ!////」
ブワッと顔が赤くなるのを感じて、急いで布団から起き上がり洗面台に行く。
及「…え??岩ちゃん!?!」
水を顔面に思いっきりかけまくり、追いついたところで、及川が「え、どうしたの???珍しいね!?」とふっかけてくるので、別にと、なんでも無いようにそっけない言葉を並べる。
及「ふーん…、あ〜…お腹空いたなぁ」
水で濡れた顔を拭く及川に、ハッとする。
冷蔵庫の中に、チャーハンがあったわ。
岩「あー、…チャーハンがある」
手作りの。と付け足して及川に言うと、食いつきがヤバかったので、温めて差し出した。
及「岩ちゃん… ナニコレ…、ご飯と黒い…これハム?ハムなのかなッ??
で、それの炒め物??チャーハンには程遠くない??てか、普通、卵…」
岩「食うなら、黙って食えよ」
及「………。イタダキマス」
口に運ぶ及川を見て、そいやぁ、それ、タマネギもちゃんと入ってるから、と付足す。そして同時に深夜見た悪夢を思い出した。
及「…しょっぱっっ!!!水、水ッ!!!」
水を欲する及川に、水を渡し、思い出した悪夢の話する。
…夢は話すと実現しないらしい…。
岩「……俺、昨日の夜、夢で、お前に散々タマネギ切らされる夢見た。
目がクッソ痛くて、もう嫌だって言うんだけど、お前四次元ポケットみたく、タマネギたくさん出してくんの。悪夢だった。」
及「…そ、そーなんだ…、…あの、…もしかしなくても、お残しは…」
岩「許しまへんでー」
及「やっぱり?」
…《ショタショタっ》完。
タマネギの夢でしたね!笑、及川さんとか、泣き顔の岩ちゃん色っぽくて人にみせたくなさそうです、、、
あとあと、参照1,000overありがとうございます!
えっと、2つくらい、及岩ではないのを短編でやっていきたいですっ((o(´∀`)o))
リクエストとか、きたら嬉しいですけど、そんな都合よくこないと思うので、こなかったら、主の書きたいcpでやりますっ、これからもよろしくです|・ω・`)