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銀 × 新 = (bl)
日時: 2014/10/24 21:31
名前: 篠田しの (ID: gE35uJOs)




これは、ある朝の出来事。



 万事屋にて



「あ__、ちょ銀さんどんな格好して寝てるんですか!!!」


「んぁ?やっさんよぉ、そんなカリカリすんなって」


「はぁ…!?誰がこんなカリカリさせてんですか!」




万事屋は平凡だった。

Re: 銀 × 新 = (bl) ( No.9 )
日時: 2014/10/25 20:31
名前: 篠田しの (ID: gE35uJOs)





坂田銀時に密着されている時、ドキドキしていて新八は何も考えられなかった。
ただ、感じた事は、彼の温かな温もりだった。




「…なんだよ、やっさん」



新八の呼び掛けにゆっくり返答しながら彼、坂田銀時はより体を合わせてきた。



銀時の温もりと言う温もりを新八は感じずにはいられなかった。



「銀さん僕…!」


新八は振り返った。
そしてそのままの勢いで銀時を押し倒した。
雑巾絞りなんて…もう考えてなかった。



「僕、銀さんの事が……_、」



Re: 銀 × 新 = (bl) ( No.10 )
日時: 2014/10/26 14:50
名前: 篠田 しの (ID: 2gJpuHi8)



しの様


そういう事でしたか!
理解力が無く、申し訳ありません(・・;)

見て下さるなんて嬉しいです。
頻繁に更新出来るかわかりませんが、宜しくお願いしますー!

Re: 銀 × 新 = (bl) ( No.11 )
日時: 2014/10/26 15:03
名前: 篠田 しの (ID: 2gJpuHi8)





「おっとやっさん…それ以上は…、駄目じゃないか?」



銀時は新八の唇に自身の人差し指をあてた。
新八は口籠る。何も言えなかった、それ以上は。



「で、でも、僕、言わなくちゃ……」


新八はうろたえた。
これをチャンスに今までの思いをぶつけたいという半面。
それを言ってしまって今後、この関係が壊れてしまったら。

それを考えると…。


言えなかった。
怖くて、怖くて、怖くて。
ただ単に怖くて、それを言ってしまってからの今後の関係に恐怖すら感じた。


涙目になる新八を見て銀時は静かに溜息をつくと。
あてた人差し指を離し新八の頭をズイッと此方に寄せた。



「新八、もう何も言うな」


銀時は優しく微笑めばボケッーとしている新八に甘いキスをした。


Re: 銀 × 新 = (bl) ( No.12 )
日時: 2014/10/27 16:58
名前: 篠田 しの (ID: 2gJpuHi8)




「え、な、何してるんですかぁああ!」


咄嗟に銀時から離れる新八。
顔を赤らめとりあえず叫ぶ。
ファーストキス、それがよりによって男。
この純情な唇は将来、お通ちゃんとの濃厚なキスによって初めてを奪われるモノだったのに…。


「ぁ?何って…やっさん、そんな事も知らねェのかよ」


何事も無かったように銀時は上体を起こし銀色の天然パーマを掻いた。
そして一つ、欠伸をしてから静かに言い放った。


「こうして欲しかったんだろ?」


普段、死んだ魚の目と言われる彼の瞳は野生の獣の様に光り真っ直ぐに新八を見詰めていた。


「ぼ、僕は別にそんなキスまで思って無かったですよ!」


初めてが男で、もうお通ちゃんとキスをしてもそれは中古モノとのキスで。
悲しいような、でもその男が彼銀時で少し嬉しいような。


新八の頭は混乱していた。

Re: 銀 × 新 = (bl) ( No.13 )
日時: 2014/10/27 17:22
名前: 篠田 しの (ID: 2gJpuHi8)





喜んで良いのか、それとも悲しむべきなのか。
自身、彼銀時をどう思っているのか。
何もわからない、全てわからない。
でも、そのままで良いような。悪いような。


「何も考えるな、お前は考え過ぎだ」


銀時は立ちあがり震え涙を零す新八にゆっくり近づいて押し倒した。
そして再度、新八の唇に自身の唇を重ね合わせた。
今度は先程より深く、甘く、濃厚で。
新八は嫌がりもせず抵抗せず、ただただ涙を零しされるがままにキスをした。



「あぁ、銀さん…。僕、わかりましたよ」



暫くしてから新八は言った。
銀時は気にせず新八の体にキスを続けた。



「僕、銀さんの事が好きです」



銀時はその言葉を聞いた瞬間、キスを止めにこりと新八に微笑んだ。
その微笑みはとても、とても優しく新八が安心する程であった。


「知ってるよ、んな事。大分前からな」


銀時は自身の手で新八の涙を拭いそして…。



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