BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- カゲプロ、ハイキュー、黒バスetc色々BL書くよ!
- 日時: 2014/12/06 11:46
- 名前: 湯たんぽ (ID: evp0hpRa)
初のBL小説…!
文才ありませんが、自己満足程度に頑張ります!
リクエストバチ恋
※かけないものもあります。
後、初めてなので18禁は………すいません!
ほんわかにいきたいと思います!
- Re: カゲプロ、ハイキューetc色々BL書くよ! ( No.7 )
- 日時: 2014/12/06 23:14
- 名前: 湯たんぽ (ID: evp0hpRa)
カノセト&セトカノ
*18歳腐った少年*
カノセト、セトカノってかいてありますが、あまり関係無いです。あと、今回は、シンタローとエネちゃんの会話のみです。BLありません。
ぴぴぴ
「………」
ぴぴ…
「………」
すぅ、
「ごぉーしゅーじっ」
「わああ!わかったわかった起きたから!」
ボサボサの栄養の行き届いていないような黒髪。
寝起きだから。などと言い訳にも限界を感じるような死んだ魚のような目。ちなみに今日も目の下には隅がご健在である。
そして、これまた真っ黒な無地のTシャツ。
これが主人公シンタローこと、如月シンタローである。
彼のテーマカラーであるヒーローの色否、赤は、ジャージのみだ。
彼は髪をがしがしと掻くとベッドから降り、パソコンの前まで移動する。
パソコンの画面の奥にはシンタローとは真逆の栄養の行き届いていそうな青色の髪を上の方で結んでいる、かわいらしい少女が鎮座している。
「なんだエネ、今日は大人しいな。」
黙っていれば可愛いのに。
と口には出さないものの ーー出したら精神的に殺されるーー シンタローはおもいながら、パソコンの前に置いてあるタイヤつきの椅子をひき、腰掛けた。
すると自称スーパープリティ電脳ガール、エネは、うつむき暫くすると震え出した。
「お、おいエネ!?どうしたんだ!」
ーーまさかウィルスにやられたんじゃ……!
暫く見ていると
ピタと、エネの震えが突然とまった。
直後、エネは顔を上げた。
「うっわ…何だよその緩みきった笑顔」
エネはなんですと!と反論しながらも口許はいまだにやにやと笑っている。
まさに、BL関係で良いことがあった時の様な…………_____
「ってまさか!?」
「はい♪そのまさかです♪
ついに手に入りました!予約3か月待ちの超レアなBL本!」
「マジか!」
やったな!と画面越しにエネとハイタッチをする。
「9時ぐらいに届くそうですよ!」
ーー9時。
今、時計の針は、短針が6を少し過ぎたところ。長針が10と11のちょうど間のところをさしている。
「6時53分か……。届くのは二時間後ってところか……」
「ご主人……鼻血、出ていますよ…」
呆れながらエネはシンタローに言った。
「そうゆうお前もな」
「あ」
腐男子シンタロー。
テーマカラーは赤。
これはジャージではなく、鼻血からきていたということを知るのも二時間後。
一応続く。
- Re: カゲプロ、ハイキューetc色々BL書くよ! ( No.8 )
- 日時: 2014/12/10 18:29
- 名前: 湯たんぽ (ID: LpcnUUvD)
コノヒビ
*ネギマの恨み*
「ねえヒビヤ、僕のネギマ知らない?」
そう言ってコノハはヒビヤの背中に近づく。
クルッ
と、勢いよく振り返ったヒビヤにコノハは違和感を覚えた。
「………」
「………」
沈黙が二人を包む。
先に沈黙を破ったのはヒビヤだった。
「お、俺ヒヨリと遊ぶ約束してるから早く行かなきゃ!」
言いながら、ヒビヤは座っていた長いソファーから腰を浮かす
完全に目が泳いでいるヒビヤ。
すると、キッチンの方から音がし始めた。
どうやら、キドが夕飯のしたくをしだしたようだ。
「それじゃ、このは!バイバイ!」
ヒビヤが逃げの一歩を踏み出すや否や、突然腕を掴まれ、逃げれなくなる。
「な、な、何だよ、コノハ」
いきなり腕を掴まれ焦るヒビヤをよそにコノハは鼻をヒクヒクとさせ、匂いを嗅ぐ。
「この匂い……」
いまだ腕を掴まれているヒビヤは少し冷静を取り戻し言葉を返す。
「あ、あぁ。どうやら今夜はカレーみたいだね。いい匂い」
ヒビヤも匂いを嗅いでいるが尚も逃げの体制だ。
「違う」
「えっ?」
何が?
その言葉はコノハによって発せられず消えた。
立っていたヒビヤの前にコノハが立ち、ヒビヤの匂いを嗅ぐ。
「ヒビヤ、ネギマの匂いがする」
分かりやすく、ネギマの言葉に肩を揺らしたヒビヤは一歩あとずさる。
「食べたでしょ、僕のネギマ」
そう言ったコノハはヒビヤに一歩詰め寄る。
「あ、はは〜」
ヒビヤはまた一歩あとずさる。
「………」
無言でコノハも一歩詰め寄る。
「えっと……その…あの…………イテッ!」
ごつんと言い訳を考えていたヒビヤの頭が壁に当たる。
「ヒビヤ、食べたでしょ」
コノハがもう一度問うと、逃げ場が無くなり諦めたのか、ヒビヤが肯定の意で首を縦にふる。
「ごめん、コノハ。お腹が空いてて………一本ぐらいならばれないかなと………」
申し訳なさそうに謝るヒビヤにコノハは怒りもせず淡々と言い放った。
「ヒビヤから美味しそうな匂いがする」
「そりゃあ、さっきネギマ食べたし…」
そう言ったヒビヤを見ながら暫し考えるコノハ。
そして、
「………食べちゃいたい」
と、衝撃発言。
そのまま、コノハはヒビヤにキスをする。
「…んぅ……ちょ…コノハ…………やめ」
「やめない」
押し返そうとしたが子供の力ではびくともしない。
逃げようとするが後ろは壁で逃げれない。
さすがに苦しくなり、ヒビヤは酸素を取り込もうと口を僅かに開けた
その瞬間、
待ってましたとばかりにコノハの舌がヒビヤの口内に侵入してくる。
「コ………ノハ……ふぅ………はな…………せ……んっ」
ヒビヤは今にも崩れ落ちそうだ
しかし、腰をしっかりコノハに支えられなんとか立っている。
数秒にも数時間に思われるキス。
やがて二人の唇が離れ、間に銀の糸がのびる。
腰から手をはずした途端、ヒビヤはストンと壁を背に座りこんだ。
足は小刻みに震えており、力が入らない。
反論を唱えようとする口は魚の様にパクパクとするだけで声は発せない。
「よいしょっと」
思考がショートしてしまって動けないヒビヤをコノハはお姫様抱っこする。
ようやく、状況を判断できたのか顔を真っ赤に染め、コノハの上で暴れだす。
「な、何すんだよコノハ!離せよ!」
「……ネギマ食べた罰。まだまだ足りないから、部屋に行くよ……?」
そう耳元で吐息が感じられるくらいの近さでコノハにささやかれ、ヒビヤは更に顔を赤くし、大人しくなる。
「さ、まだまだだよ……」
その夜、コノハの部屋から何かが聞こえたとか聞こえてないとか。
end
あんまり壁ドン書けなかった泣
- Re: カゲプロ、ハイキュー、黒バスetc色々BL書くよ! ( No.9 )
- 日時: 2014/12/12 21:18
- 名前: 湯たんぽ (ID: SjxNUQ9k)
カノキド
*ばつゲーム*
カノ(以下カ)「どうしても言いたいことがあるんだ」
キド(以下キ)「大丈夫なんだろうな」
カ「ナッシング、ナッシング問題ナッシング」
キ「グーパンお見舞いしてやろうか」
カ「勘弁してください」
キ「いい加減に用件を言え。なんなんだ」
カ「大好き」
キ「大嫌い」
カ「いーじゃん。今日ぐらい甘えてくれたって」
キ「適当なこと言うな」
カ「泣いちゃうよ?」
キ「?別にいいぞ」
カ「存分に泣きます」
キ「好きにしろ」
カ「6時にさ、公園に来て」
キ「手短に」
カ「ニット帽かぶれば寒くないじゃん。
……あ。
キ「俺の勝ちだからカノ、メイドコスな」
カ「そんなぁ〜」
さて二人は何をしていたのでしょう。
- Re: カゲプロ、ハイキュー、黒バスetc色々BL書くよ! ( No.10 )
- 日時: 2015/01/24 15:54
- 名前: 湯たんぽ (ID: cjsagQll)
シンセト
*ホントのキモチ*
セト視点
カチカチカチ カチカチカチ
静かな部屋に時計の音だけが響く。
枕元にあるはずのスマホを手探りで探し当てる。
スマホの画面を除きこむと時刻は3時28分。
辺りはまだ薄暗い。
そして___
俺は今バイトの先輩の家に居た。
それは何故か___遡ること数時間前。
1時30分を少し過ぎた頃___
「おつかれー」
「お先にー」
「あっ、お疲れ様っす!今日もありがとうございました!」
バイトが終わり、着替えようと更衣室に行くと、俺より先に終わった先輩方が入れ違いで帰って行った。
「いや〜相変わらず瀬戸は爽やかだな〜」
と、俺と同時に終わった30代前半の無精髭を生やしたノリの良い長田と言う男の先輩がしみじみとした感じで言ってきた。
「そんなこと無いっすよ〜」
着替えの手を休めずに俺は返す。
「いんや。お前はお前が思うよりだいぶ爽やかだぞ〜。
ところで、腹空かんか?」
唐突な話題転換に少し驚きつつも確かに空いていたので同意する。
「そういえば空いたっすね〜
長田さんは今日の夜、コンビニ弁当っすか?」
俺はにやにやと嫌味たらしく長田さんに聞く。
「ハハハッ!
お前も言うようになったなあ。
…まあ、確かに30超えて彼女もいないオッサンにはコンビニ弁当がお似合いかもな!」
ワハハと豪快に笑う長田さんになんで彼女がいないのか、未だに謎だ。
確かにがさつなところはあるけど俺がミスしたとき、さりげなくフォローしてくれるし、教えた覚えもかいのに俺の誕生日にサプライズパーティーを開いてくれたりもした。(後に何で知っているか聞いたら「お前が会話中にさらっと言っていたのを思い出したから」と言っていた。)
そんなさりげない優しさをもっていてどんなことも寛容に受け入れてくれる、あの器の広さを兼ね備えている男など、この世に長田さんしかいないだろう。
実はそんな長田さんに憧れているのは内緒だけど。
ピロロン♪
「あ、メール」
俺は、メールボックスを確認する。
「げっ!ご飯無いの!?
うわ〜俺もコンビニ弁当っすか〜」
「おい、『俺も』って何だ。『俺も』って。俺は、インスタントラーメンだぞ」
「そんなのどうでもいいっすよ!」
軽く落ち込みながらもうほとんど終わっている身支度を一回止め、長田さんが座っている簡易ベンチに俺も腰掛ける。
「お前、飯無いんだろ?」
「はい、そっすけど…」
俺がベンチに腰掛けると同時に、長田さんが話しかけてきた。
- Re: カゲプロ、ハイキュー、黒バスetc色々BL書くよ! ( No.11 )
- 日時: 2015/02/07 19:43
- 名前: 湯たんぽ (ID: jSrGYrPF)
「んじゃあ、俺の家で一緒に食べるか!」
長田さんはニカッと白い歯を見せて笑った。
「え、いいんすか?じゃあお言葉に甘えてご馳走になります!」
「おいおい、俺の家で食べるかって言ったけどご馳走するなんて言ってないぞ」
「えーそんな…」
シュン…と分かりやすく項垂れると、長田さんは困ったように笑いながら
「しょうがねぇ、俺の手料理食わせてやる!」
「お!楽しみっすねぇ!長田さんの手料理!」
これで晩御飯分のお金は浮いた。
ただでさえギリギリな家計なのに自分の食費で折角のバイト代を減らしたくない。
買うぐらいなら、一食抜いた方が良い。
前その事を洩らしたら長田さんに「成長期の男が何言ってんだ!」って怒られたから言わないけど。
「よし、片付けも終わったし行くか」
「はいっす!」
バイト先から徒歩五分。
「へぇ〜、長田さんの家って近いんすね」
街灯だけが照らす夜道を歩いてたどり着いたのは、最近できた高層マンション。
てか、ここ高かった気が…。
長田さん、なんでバイトなんかしてるんだろ…?
そんな疑問を浮かべつつ、長田さんの後ろを着いていき部屋に入る。
「お邪魔します〜」
他人の部屋に入るなんて滅多に無いから、少し緊張する。
「そんなにかしこまらなくて良いのに。じゃ、俺は料理するから適当に座って待っとけ!あっ、テレビでも見て暇潰しても良いぞ!」
そう言い、長田さんはキッチンに消えていった。
独り暮らしの部屋にしては少し広すぎるリビング。
必要なものしかなく、綺麗に整頓された家具。
白を基調として合わせられている部屋は、清潔感が漂いながらも、長田さんが生活している雰囲気があった。
とりあえず、中心に置いてある白のテーブルの右側に座る。
白いテーブルなのに、シミが全然無い。
うちのテーブルとは大違いだ。
うちのテーブルはマリーやたまにシンタローさんが汚したりするので、多少汚れや傷がある。
失礼かもしれないけれど、部屋をグルリと見回す。
そのうち、暇になって、深夜のお笑い番組を見ていたら長田さんが鍋を持ってやって来た。
「おお、鍋っすか!おいしそ〜っすね!」
「おう!ったりめえだ!独り暮らしなめんなよ!」
えっへんっと胸をはる長田さんに称賛の拍手を送る。
本当に凄いなあ、長田さん。
そう思いながら二人で鍋を食べた。