BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 【オリジナル】たった少しの愛情表現
- 日時: 2015/02/01 21:25
- 名前: 晴哉@いーくん (ID: LpTTulAV)
知り合いが付き合うとかノロケてるので、お祝いと妬みをこめて書かせてもらいます。
コメント、アドバイス是非ともよろしくお願いします。ですが、悪口などマイナス表現はスルーしますのでお許しください。
これはオリジナル、そしてフィクションです。付き合ってる2人がこーなればいいなぁとか思ってます。
R-18は気分ではないのでふわぁっとした甘々で妬みたくなるほどのノロケをお届けします←
【登場人物】
聖也[セイヤ]
曲柘[ワダツミ]
では、精一杯の甘い小説を。お楽しみ下さいね?
- 第6章 迷惑客 ( No.9 )
- 日時: 2015/02/04 19:30
- 名前: 晴哉@いーくん (ID: LpTTulAV)
「いらっしゃいませー。」
カランっとドアについている鈴が鳴る。
バイトと言うなの労働が面倒くさいという気持ちを俺は営業スマイルで完全に消し去ろうとしていた。
「こんにちはー…いやぁ、様になってる」
「お帰りください」
ドアを乱暴に閉める。ぜっったい幻覚だと信じたい。
手を繋いだヒカルと亮くんがいたなんて。
「いやいや、待って!?」
何か挟まったかな…あららお面が挟まってる。
俺は顔面を両手でつかむとグイッとドアを開けず引っ張った。
「いだだだっ!!」
…喋った…だとぅ!?((
【しばらくお待ちください。】
「で?なんで来たわけ?」
ドア顔面地獄から無事脱出したヒカルは亮くんに頬を撫でられながら席へとついていた。
「だから、デート」
頼まれたケーキを口に頬張っている亮くんと呆れたように言うヒカル。
なんでここにきたのかってのを聞きたいんだよ!!
- 第6章 迷惑客 ( No.10 )
- 日時: 2015/02/28 22:07
- 名前: 晴哉@いーくん (ID: Lt03IZKe)
それは1ヶ月前。
「デート行きたいね。」
うん、なんか話の発端はそんな感じだったはず。
そして今、俺ヒカルはデートの予定を立てず
当日なんとかなるよねデートを行っていた。
そんなこと言っても特に思い付かない。さすがになんとかなるわけでもなかった。
「あ、そだ。晴のいる店行こうか。ケーキあるよ?」
ケーキという言葉に耳をピクッと動かした亮は考えずに
「行く」
と即決した。
「そんで、今にいたる」
「いやわかるかぁ!?」
晴の叫びが響いた今日この頃だ。((
- 第7章 旧姓 ( No.11 )
- 日時: 2015/03/08 17:41
- 名前: 晴哉@いーくん (ID: WSDTsxV5)
学校が終わった俺、聖也は鍵を開けて家へと戻った。
「おかえり聖也くん。」
ん、ーっと返事をして自室へと階段を駆け上がる。
二階へいくと廊下を挟んでそれはもう多くの部屋が並んでいた。
わかりやすく間取りを説明しよう。
│晴│蜩│黒│カ│花│俺│
廊下
│月│ヒ│亮│ラ│曲│物置部屋│
と言ったところかな。
てなわけで俺は早足で自室へと向かった。
晴哉の部屋〜…轟の部屋〜…。
ん??
トドロキって誰だ。
部屋のネームプレートを確認する。うん、見間違いではない。
日向蜩が、轟蜩に変わってる、!?
- 第7章 旧姓 ( No.12 )
- 日時: 2015/03/08 17:48
- 名前: 晴哉@いーくん (ID: WSDTsxV5)
ダダダダダッと階段を下がる。
「日向、っ!?なんで、名前、っ、…変わってんだ!?」
リビングへと戻るとバイトから帰った晴ちゃんもいた。
あ、いいな。鬼●の冷徹みてる。
「え?なんのこと?」
キョトンとした顔で日向…じゃねぇや。轟をみる。
なんか、大人びてるんですけど!?
「なんのこと?じゃない!!結婚したのか!?」
相手の肩を掴んでグワングワン揺らす。既婚者が出来たとか…しゃれになんないよ←
「け、っ、けけ、結婚!?」
俺の言葉にアニメなんぞそっちのけで晴ちゃんが振り返った。
はっはーん((
- 第7章 旧姓 ( No.13 )
- 日時: 2015/03/09 21:57
- 名前: 晴哉@いーくん (ID: zL3lMyWH)
今、俺晴哉は聞いてはいけないことを聞いてしまった気がする。
既婚者だと、っ!?しかも、っしかも
……あの蜩が←
確かに色々と帰ってきて性格が変わっていた。
5分くらい前のお話…。
「ただいまぁ…あぁ、なんでこうバイトで甘い風景見せられるかなぁ…」
ソファに寝転がったらなんか暖かい物…いや、者を抱きしめた←
「晴哉、重いんだケド…」
心底嫌そうな顔で俺を睨んできた蜩。
いや、つい数時間前までなら、
「ちょっ、w晴哉重いよ。w」
とか言ったんだろうな。
兎にも角にも若干というか、かなり気になっていた蜩に抱きついてしまった俺は顔面真っ赤にしてその場を離れた。