BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 好きを綴る。
- 日時: 2016/10/28 00:25
- 名前: Re:rate (ID: tEZxFcMB)
- プロフ: https://youtu.be/Cx-f-0qQYF8
えー…タイトル通り、基本好きなモノばかり書いていきます。BLでもGLでも何でも。
ヤンデレ、異常性癖、嫉妬、独占欲、オメガバース、娼婦や男娼その他諸々。
文章力や語彙力など皆無ですが、拝読及びコメントなど頂けると光栄の限り。是非宜しくお願い致します。
では、これより始まりと致します。
御時間に余裕の御座います方は、宜しければ立ち寄り、御付き合い下さいませ。
〜ジャンル別作品一覧〜
【カゲプロ】
クロハ×シンタロー『依存と独占、満たされない欲求』…>>1-3
セト×シンタロー『もっと近くで…』…>>4-6,>>10
シンタロー×遥『secret…』…>>11-14
シンタロー×遥『いつまでも隣で』…>>18-21
クロハ×コノハ『夢と幻像』…>>48-54
【アニメ】
「Free!」
真琴×遥『番の相手、一生の幸』…>>22-26
- Re: Various Love story… ( No.7 )
- 日時: 2015/09/29 18:01
- 名前: ss (ID: Bj/lm3Yj)
んーと…
荒らしちゃったかな…。
- Re: Various Love story… ( No.8 )
- 日時: 2015/09/30 18:57
- 名前: ss (ID: Bj/lm3Yj)
今日で最後です。
ぜひ、私のスレへおこしください。^^
- Re: Various Love story… ( No.9 )
- 日時: 2015/09/30 21:39
- 名前: Re:rate (ID: lQjP23yG)
- プロフ: http://s.ameblo.jp/zjrc35a8kz/entry-12069762247.html
しの
いや…なんかね、半分以上を雑談が占めてたからさw
行ってきたよ、ちゃんと。
見てくれたかどうかは分からないけど…ね。
- Re: Various Love story… ( No.10 )
- 日時: 2015/09/30 21:55
- 名前: Re:rate (ID: lQjP23yG)
- プロフ: http://s.ameblo.jp/zjrc35a8kz/entry-12069762247.html
ッ…さ、切り替えないと…
はーい最終話。
「シンタローさん…大丈夫っすか…?」
そんな口先だけの言葉を並べる。
理性を飛ばしたセトにはもうそのような心配など、心外な程皆無なのだろうに。
「…平気だッ…すげ、気持ち良い…ッ…」
続きをするように促すと、一層激しく腰を打ち付けられる。
「腰、自分から動かすなんて…随分と淫乱っすね…?」
「や、ッ…違、そんな、つもりじゃ…ッ…」
「でも淫乱に変わりはないんじゃないっすか…?
…毎晩誘ってくるんすし…」
自分から動くなんて事は全く意識していなかった。だが快楽に勝てなかったという事実は確かにある。
「だって…お前、誰にでも…優し、からッ…」
何故今言ったのか、自分にも分からなかった。
これ以上言ってはいけないと思いながらも、開いた口は止まらない。
「俺ッ…お前の特別になりたくて…ッ…でもお前は…俺の事なんか選ぶはずがねぇし…どうしたら良いか分かんなくてッ……」
先程からの余韻で上がった息の中で、俺は全てを打ち明けた。
セトは目を見開き、また優しい顔で微笑む。
「本当…変な所で不器用なんすから…」
そう言い残し、俺にキスをした。
そしてセトの舌が口内に入ってくる。
俺はそれに応えるようにくちゅ、という音を立てて舌を絡める。
やがて離れると、名残惜しいかのように銀色の糸が互いの舌の間を伝う。
「これで安心したっすか…?
俺も同じように、シンタローさんの事を想っているんすよ…」
駄目だ
今顔を合わせたら、涙が溢れてしまう
そう思い、咄嗟に顔を背けてしまった。
それなのに
「シンタローさん…顔、見せて…?」
そんな甘い台詞に従順になってしまう。
今俺の目には、堪えきれずに涙が浮かんでいる事だろう。
セトが俺を強く抱き締める。
俺も同じく抱き締め返す。
すごく、温かい。
一番特別な相手の熱を感じられる。
それがどんなに幸せな事か。
「シンタローさん…これ、続けても良い…?」
ふとしたセトの発言で、俺達がまだ繋がったままだという事に気付く。
俺は頷き、先程よりも強く抱き締める。
セトが再び腰を動かす。
卑猥な水音が響く中、俺はただ甘い矯声を上げる。
「ぁ、ッ…あ、ん…ッ…せ、とぉ…!!」
繰り返し繰り返し、セトの名前を呼ぶ。
ちゃんと目の前にいる
誰よりも愛しい相手の名前を。
「せとッ…好き…ッ…大好き……ッ…ん、ぁあッ…!!」
「俺もっすよ…愛してるっす、シンタローさん…ッ…」
セトの方もそろそろ限界の様子。
切羽詰まった、吐息を含んだ余裕のない声。
「ふッ…ぅあ…ッ…頼む…お前が、欲しいッ…」
上手く強請る方法を知らない俺は、こんな言葉しか言えなかった。
それでも相手は頷き、ちゃんと俺に応えてくれる。
「…ッ……俺も、そろそろ………ッ……!!」
そのくぐもった声と共に、俺の中に熱いものが注がれる。
俺も同時に果て、溢れた液がセトの腹にかかる。
そして疲れで目を閉じ、そのまま眠りについてしまった。
眠る直前に聞こえたセトの言葉。
「……ずっと俺だけのものでいて下さい…」
一人よがりで傷付いていたってなにも変わりはしない
もっと早くにちゃんと自分の気持ちを伝えていれば、なんて
これからはずっと一緒に
もっと近くで相手と笑い合える
何度も拗れたこの恋の成就は
笑ってしまう程に呆気なく
とても簡単なものだった
- Re: Various Love story… ( No.11 )
- 日時: 2015/09/30 22:02
- 名前: Re:rate (ID: lQjP23yG)
- プロフ: http://s.ameblo.jp/zjrc35a8kz/entry-12069762247.html
どんどん行くぜ。コピーって楽だね、ぅん。
『Secret…』
シンタローside
今日もまた、同じ夢を見た。
その夢の主人公はどうやら俺らしく、天地左右全てが暗闇に包まれた世界で、底知れぬ快楽を与えられながら堕落していく…そんな夢。
起きた後もその余韻だけがやけに生々しく残っていて、身体中に不快な何かが残って堪らなくなり、シャワーを浴びる。
これで少しの気休め程度くらいにはなっていた。
だが学校へ行き授業を受け始めると、夢の所為で寝た気がしなかったので、途端に眠くなる。
これが知らず知らずの内に、何時もの日常になってしまっていた。
「シンタロー君…大丈夫?」
そう心配の声をかけたのは遥。
退屈な学校がようやく終わり、俺の家に二人で来ている。
学校ではなくなると、お互いにタメ口で話す…それが俺達の暗黙のルール。その理由としては、俺達が恋仲であるというだけで充分だろう。
「あぁ…大丈夫だ…
それより、今日は泊まって行くんだろ?」
「ぅ、うん…!シンタロー君、どうせ一人だとまともにご飯食べないでしょ?」
そんな事を言いながら夕食の支度を始める遥に、余計なお世話だ、とふてぶてしく呟いた。
(しかし器用なもんだな…)
先程までエプロンの紐を結んでいたがすぐに料理の工程に移り、トントンと包丁の軽快な音を響かせている。
テキパキと無駄な動きを一切せずに効率良く進めていき、あっという間に一品を作り終えていた。
その後も次第に品数は増えていき、その手際の良さに俺は呆気にとられる事しか出来なかった。
だがそれも当たり前だと思う。今までも泊まる事は何度もあったが、あらかじめ作ったものを持ってきて家で温めて食べていたからだ。
今回は、親がいてキッチンが使えなかったらしい。
遥曰く、母親が料理を作ると張り切っていたんだとか。
「シンタロー君?出来たよー」
ふと遥の声が聞こえた。
自分もご飯くらいはよそおうとして立ち上がると、この頃ずっと眠りが浅かった所為か足下がふらつく。
「ちょッ…大丈夫…!?」
心配するような声と共に、遥が駆け寄って来た。
困ったような表情を見せる相手に、俺は安心させるように告げた。
「問題はねぇよ…少しくらくらしただけだ」
「で、でも…動いちゃ駄目だよ?座ってて大丈夫だから…!」
そう言葉を残し、再び皿を運ぼうとキッチンへと踵を返していった。
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