BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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ACTORSのホモ小説を書きたいだけなんだ
日時: 2017/02/26 10:55
名前: とばないぶた (ID: De6Mh.A2)

本当に切実に萌が足りぬ(´・ω・`)
ので、自分で書こうぜ!ACTORSホモ増やそうぜ!!!ガンバレ自分!

あっ、自分マイナーにハマるやつなのであかんと思ったらスルーしてください。

—私のカプ紹介—
 陽太受け (陽太くんは攻めじゃないの略語)
 鷹翌受け (竜鷹 水鷹 羚鷹 一鷹 牧鷹etc...)
 三毛甲斐 ちぐかい
 一鯆 竜鯆
 士駆
 芦湯 なるゆや
 大一
 佐斗犾 麒犾

書いてあるのは好きなカプと見るならこっちやでってカプです
後は察してください、
でも頼まれたら基本なんでも書きます!多分!

ホモ小説って書いてありますけど女体化大好きマンなのでにょたNLとかにょたゆりとか書くかもしれないです

あくたず好きな方!!!お気軽に!書き込んでください!!!語りましょう!!!!!!

よろしくおねがいします(`・ω・´)!

Re: ACTORSのホモ小説を書きたいだけなんだ ( No.4 )
日時: 2016/01/15 17:59
名前: とばないぶた (ID: ylrcZdVw)



続きです




「ん、………はぁ、つっかれたー………」


あの後三毛は馴染みの客が来たと呼ばれ相手をしていた。客が帰ってから一度、籠に戻ってみたものの向かいの彼はおらず仕方なく風呂に入ることにした


(…一晩たっても戻ってこないって事は客が入ったのか?それとも、夜伽のれんしゅ…………)


ちっ、と小さく舌打ちをした三毛は自分がなぜこうも苛立っているのかわからず思い切り顔をしかめた

(なんだってんだ、よく知りもしない奴に同情でもしてんのか?…っは、馬鹿馬鹿しい)


三毛がどんどん苛立ちを募らせている時風呂場の戸が開いた

三毛の他にも遊女は居るわけだが、遊女にも位というものがあり上の位になると禿なんかがつく、しかし三毛は頑なに禿を付けることを拒んだ
店主もまわりの遊女もなんとかして説得しようとするも

「わっち一人では満足できないってんなら聞き入れやしょう」

と言って艶めかしい表情の何処かに私は一人で十分だと言う自信に似た何かを感じる物をぶつけられてしまい仕方なく三毛に禿の類を付けるのは保留にしているのだ


開いた戸から入ってきたのは三毛の隣の籠で、三毛と一二を争う(本人にはその気は全くない)遊女……千熊だった、禿たちを連れて身を清める姿は同じ遊女として見ても男としてみても美しいものなのだろう(三毛はそこまで興味がないのだが)



「……あ、そうだ三毛ぇー、店主さんが禿について話があるからって、呼んでたよぉ」

三毛は更に顔を顰める

「どーも、態々伝言ありがとうございます……」

いつもの店での口調を忘れる三毛に苦笑する千熊

「あはは……機嫌わるそうだね?大丈夫?」

そう心配そうにする千熊に、相変わらずいい奴だと思いつついつか悪い客に騙されそうだとも思った
まあ、存外鋭い奴なので心配はいらないだろう……多分


「いやぁ、な、今日向かいの籠に新しい奴が入ってきたんだが……千熊は見てないのか?」


「えぇー、んー、あの雨の中だし向かいなんてよく見えなかったよ?」

三毛は頭が沸騰しそうだった。千熊は目が悪いわけでもなくむしろ良いほうだと記憶している、そうなるとやはり自分はあの男だけはっきりと見えた自分は……いやいやいや、たまたま、偶然だろう
そう言って頭を左右に振る三毛を千熊達は心配そうに見ていた


「あの、三毛?ほんとにだいじょお…「あぁ、大丈夫だ、」…そう?」

顔が真っ赤になっている三毛はどう見ても大丈夫ではなさそうだが

「わるい、のぼせちまったのかもしれねぇ先に上がる」


そう言ってそそくさと出ていってしまった三毛を、千熊達はとても不思議そうに見送った


———






(ああああああああ、めんどくせぇ、何だってんだ…彼奴とは初対面どころか向こうは俺の顔も知らないんだぞ)


だとすると、目が合ったのも気の所為?いや、でもあの時は確かに目が合った………気がしたんだ…
てゆうか、よく考えてみると俺の行動不審者すぎるだろ覗きといっしょだぞ、いやいやいやいや

と、ぐるぐると考えているうちに店主の部屋に着いた三毛は挨拶をした


「失礼いたします、店主、三毛です」


落ち着いて深呼吸した後しっかりと挨拶をした三毛に店主の入っていいぞの声がかかる


「……それで?ワッチに禿は必要ないって事で良かったんじゃぁなかったのかい?」


そう、不機嫌ですと言う顔を一切隠そうとしない三毛にこれまた店主も苦笑した


「いや何、そう不機嫌になる用ではないはずだ、多分な」


そう言って店主は、箱と紙を取り出した

「?なんだいそれ」
そう尋ねる三毛に店主はさも当然のようにこう言った
「潤滑油だ」

「…っ、は?」

三毛は少し動揺した、その動揺が隠すことなく漏れてしまい店主はおかしそうに笑う、

「はっはっは、そんなに驚くものでもないだろう?お前だっていつも使ってるじゃないか」

そういってなお笑い続ける店主に三毛はいらついた調子で答えた

「………で?なんでそれを俺に渡すんだ、潤滑油なら部屋に常備してあるじゃないか」


「いやなに、三毛に禿……遊女見習いの夜伽なんかの練習の手伝いをしてやって欲しいんだ、前までは別の人がやってくれてたが何分別の雑用で忙しいらしくてね、仕事の合間やあいた時間でいいから、手伝ってやってくれ」

「……他の雑務係の奴にやらせればいいじゃないか」


そういう三毛に店主は若干困り眉になりながら説明を続けた

「いや、それがね?頼める人に頼んではいるんだけどなかなか上手くいかないから誰かちゃんとした遊女に付いてもらえないかなって……だめ?」

だんだん仕立てに出てくる店主にいつもの威勢はどうしたと言いたげな三毛がため息をついた


「……まあ、時間が空いたら見てやってもいいが、そんな時間あるのかい?」

「………それまたその時に考えよう!はっはっは!」


呆れた……三毛はまた一つため息を落とした




—————


まるで時が止まったかのような、此処に僕とあの人の二人だけしか居ないみたいな、そんな感じがした
ざあざあと降りしきる雨、この小さな籠の中に僕だけでとても怖くてまた泣きそうになった。


僕がここに連れてこられたのは今の時代そんなに珍しい事じゃない、むしろ吉原に売られたことに感謝するくらいだ、他のところなんてきっともっと酷いところなんだろう。考えたくもない。

僕がここに売られた理由、親がお金を借りてそれを返さなかったから。貧しい家だったから仕方ないことなのかもしれない我慢は弟が二人になったとき覚えた…というか、身についた。仕方ないことなんだと思えば済む話僕が我慢すれば済む話……なんだ、

弟を人質に取られ、脅されて、弟を無事に返して欲しかったら体を売って金を返せと。なんで男の僕がって思ったけど弟が可哀想だから、僕が我慢すれば済む話………だから、泣きそうになったけど涙は出なかった

弟がお母さんの元へ走っていく、それを呆然と見つめていた僕の目に入ったのはただただほっとしたような親の顔、僕になんて目もくれない。息が苦しかった、僕が連れて行かれる最中両親は口元に穏やかな笑みを浮かべていて、そんな顔見たくないのに、どうしても目を逸らせなくて、少しの期待を込めて

"行ってきます"

と言えば、隠そうともしない嬉しそうな声で行ってらっしゃいと言った



──涙は出なかった





綺麗な赤、紅、朱、

髪も着物も口紅も綺麗な赤で、思わず見とれてしまった


(きれーな人だなぁ、此処に居るってことは同じ男の人なんだよね……お化粧してるしすごく豪華な着物を着てる…ここに来て長いのかなぁ)


さっきまでの憂鬱が嘘のように心がぽかぽかしてなんだか少しどきどきする、僕はまだお化粧もしてなくて着物も店主さん?にとりあえずと渡された物だけで、
これまたとりあえずと自分が入ることになる籠を見てこいと言われて案内されてきたのだ


(それにしても、ほんとーに綺麗な人だなぁ、すごく、なんていうか、うーん、自分でもわからないや)


うまく言葉に纏められないけど、自分があの人に惹き込まれてる?ようなそんな感じなのだ、彼のことが気になって仕方ない…………まるで恋に落ちたような…な??

(え、う、…え、え!??いやいや、何言ってるの僕!あのひと男だから!ほんと何言ってるの!??!?)


慌てて自分の考えを消すべくとりあえず籠から出ようとした時目測を誤って柵に頭をぶつけてしまった

「あいたっ」

(うぅ〜、頭ぶつけちゃったよぉ、舌かんだし……)


あんまり擦らない方がいいかも、ひりひりする……
そんなことを思いながらわたわたしていると僕の指導をしてくれるという案内をしてくれた遊女さんが僕を呼びに来た

「……………はーい…」

なんとか絞り出した声で返事をする、今度はさっきまでのぽかぽかしていた気持ちが一気に冷めてゆく


(…はぁ、嫌だなぁ、何となく察しがついちゃうのが余計に嫌だ、……でもあの人の事見れるのだけはいい事かも、ふふっ)


なんて呑気なことを考えながらあの人の方を見てみると

(っ……………!?い、今、目が…………えっで、でも雨降ってるし、えっ、もしかしてじろじろ見てたからばれちゃっ……)



凄くびっくりした、まさか目が合うなんて思っても見なくって、

(し、心臓がぎゅっ、てなって痛い……凄くあついし…び、病気??)


なんてぐるぐると考えを巡らせていればまた遊女さんから声をかけられる



「甲斐ー、はやくおしー」


「は、はいっ…」

多分真っ赤だろう頬を手で押さえながら遊女さんの元へ向かった









(やっぱり凄く綺麗なひと………だった…)








続く(終わらねぇ(´・ω・`))

Re: ACTORSのホモ小説を書きたいだけなんだ ( No.5 )
日時: 2016/01/16 17:47
名前: とばないぶた (ID: ylrcZdVw)

雑談ですが、ACTORS知ってる人いんのかなぁ



分かんなーい!って人は聞いてくださいね、気持ち悪いくらい語りますので。
興味持ってもらえたらなぁ(´・ω・`)

そして増えろあくたず仲間!あくたずほも!!

Re: ACTORSのホモ小説を書きたいだけなんだ ( No.6 )
日時: 2016/01/16 17:54
名前: とばないぶた (ID: ylrcZdVw)

あっ、別の作品でもわかるやつなら書けるかもです多分
地雷だった場合事故るの確定なんでそこはまぁ、やんわりと避けてきますけど

Re: ACTORSのホモ小説を書きたいだけなんだ ( No.7 )
日時: 2016/01/17 13:01
名前: とばないぶた (ID: ylrcZdVw)

なんかもう思いつかないのでめちゃくちゃです許してください



あの日、彼奴が向こうの籠にやってきて未だに何故俺なのかわからない仕事を押し付けられてからもう、ひと月はたった、厳密に言えばまだ二十五日だろう

あの日から毎日俺は彼奴の籠を見ていた、最初の方は出てこない日もあったが今じゃぁ毎日出てる勿論今日も居る

店主に言われた仕事は一応きちんとやっている、一応な、自分が直接禿の相手をするわけではない。
他の奴に指示を出し、禿にも店主に貰った紙に書いてあることを言うだけだどうして俺が直接相手をしてやるんだめんど…んっんん、忙しいからそんな時間はないんだよ


そんなこんなで今は籠の中、客を探す………ふりをしつつ彼奴を見ている、もう完全に不審者だが気にしないことにした


(何でこんなに気になるかなんてのも気にしちゃいけないこと……なんだろうな)


何となく察してしまった自分の気持ちは彼奴を見る度に募り膨らんでゆくもので、まだこんな気持ちが残っていたんだなと自分でも吃驚だ……


(…やっぱり、こっち見てるよなちらちらと俺が視線を別のとこへ向けると見てくる……かわい………ん"っん"ん)

危ねぇ危ねぇ、やらかすとこだった……
おれは、いや、ワッチは恋…なんてしちゃいけない、叶うことなんてないんだからするだけ無駄だ


(それなのになんで……)

正直に言えばあれは一目惚れなんだろう。何回も何回も客から言われたことのある言葉だ、そんなことあるわけないと思っていたがあるもんだな……


(運命……ねぇ、馬鹿馬鹿しいな…)

その運命とやらは恐らく、俺が彼奴に恋をすることで結ばれることではないのだろう

(だったらわざわざこんな時代に結ばれるべき相手(しかも男)とこんなところで会うわけがない)


嫌味な奴だ神様も………



───カンカンカンカン



「っ!?何事だ!」

突如鳴り出した鐘に店の中が騒然とする
この音はおそらく……

「三毛ッ…火事だって!向かいの店が燃えてる!」
そう言った千熊に凄い勢いで顔を上げる

「は!?嘘だろ??!」

予想が的中した、しかし予想外の事も起きた。向かいが火事って事は彼奴も……


(真っ先にあいつが出てくるなんて随分と落ちたもんだ……)

「三毛!早く逃げないと………」

禿を連れて逃げる準備を終えた千熊が呼びかてくれている、恐らく俺のことを心配しているんだろう
心底優しいやつだ………が、


「悪い千熊、先に行っててくれ!」


俺は千熊達を先に行かせて視界の端に映る倒れている彼奴の方へ足を進めた





続きます


Re: ACTORSのホモ小説を書きたいだけなんだ ( No.8 )
日時: 2016/01/17 15:21
名前: とばないぶた (ID: ylrcZdVw)


今へヴィーオブジェクトでやってるopに竜之介さん
そっくりの女の人いてめっちゃ笑うwww

まんま髪伸ばした感じ……ほんとにてる、姉弟かよ…


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