BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- おそ松さんBL小説!【リク受付中!】
- 日時: 2016/04/12 23:46
- 名前: 報われない勇者 (ID: 7hpTwsKa)
はじめまして!報われない勇者ともうします!
今回は、BL松さんの小説を書いていきたいと思います!
だけども、作者自身が想像力に欠け、文才もなく、物語がちぐはぐになることが多々あります。そこはご了承していただけると嬉しいです!
では、ゆっくりとお楽しみください!
『サア、扉を開いて、夢のセカイに…』
- Re: おそ松さんBL小説!【リク受付中!】 ( No.1 )
- 日時: 2016/04/13 00:10
- 名前: 報われない勇者 (ID: STEmBwbT)
では、さっそく書いていきたいと思います!
ありがちなネタですが…。
[雨に隠して](カラ一)
雨は、好きだ。
自分の心を、雨の音がかきけして、隠してくれる。
曇り空は、自分の心と同じようで、なんだか親近感がわいてくるんだ。
「………雨、降ってきたな。」
ざあざあとなる音が、少し強くなってきた。
「傘持ってくるの、忘れたな。」
無能な自分に、呆れる。
今日は雨だって天気予報でやっていたじゃないか。
こんな能天気な自分に、本当に、呆れる。
『こんなんだから、いつまでたっても
想いを伝えられないんだよ』
俺を嘲笑うように、誰かが囁きかける。
確かに、一理あるかもしれない。
俺は、あいつに嫌われるのが怖くて、
置いていかれるのが怖くて、
想いを、伝えられないままだ。
本当に俺は、臆病者だ。
………卑怯者、だ。
——足音が聞こえる。
あいつが、俺に向かって走ってくる。
走ってきたせいで、少しばかり水に濡れている。
「………あんた、なんで傘持っていかなかったの。」
「あぁ、ごめんな。すっかり忘れてて………」
走ってきたのは、俺の弟であり、なおかつ俺の想い人でもある、
「ほんとごめん。
一松。」
一松だ。
「ほんと、僕に持ってこさせないでよね。
雨のなか、大変だったんだから。」
そう言っていても、傘を持ってきてくれる一松が、俺は大好きだ。
「あはは、少し濡れてるな、悪い。」
いつも、信じてるとか、わかってるなんて言ってても、たった一言の、好き、だけは、言えないんだな。
自分に問いかけるように、自分が言う。
言えないけど、言いたい。
いつか、伝えたい。
だけど、勇気がない。
だから、少しだけ、待っててくれないか?
「なら、もう、帰るか。一松。」
「そう、だね。」
雨の音がなるなか、自分の気持ちを、
心のなかに隠した。
END
初めてなので、かなりちぐはぐになった…!