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- この美しく素晴らしい世界へ【マフィア松】
- 日時: 2016/06/12 16:51
- 名前: アルぱか (ID: fE.voQXi)
はぁい!アルぱかですよ。
これは、車乗ってて思い付いた小説です。
気づいたらもう好きだったも更新してるので凄く遅くなります!
一松愛されのよくあるシチュエーション。
キスぐらいの表現です。
マフィア松ですよ。
では、どうぞ!
- Re: この美しく素晴らしい世界へ【マフィア松】 ( No.9 )
- 日時: 2016/07/16 15:53
- 名前: アルぱか (ID: OLpT7hrD)
むかしむかし、奇妙な六つ子達がいました。
その六つ子達のお父さんは松野ファミリーのボスでした。なので六つ子達がそのファミリーを継がなければいけませんでした。
今の六つ子は
馬鹿な長男
イタイ次男
自称常識人の三男
猫好きの四男
野球バカの五男
あざとい六男
と、それぞれ個性がついていますが昔は見た目も動きも表情も全部同じで、個性などついていませんでした。
そんな六つ子に少し個性がついてきた中学生になったばかりの事です。
家に帰るとたまたま五男と四男しかいませんでした。他の兄弟はまだレッスンをしているのでしょう。四男と五男はレッスンが終わり、たまたま帰り道で会い一緒に帰ってきたのです。
家でレッスンをやると色々と迷惑だろう、という理由でレッスンは家から歩いて5分くらいの別館でしているのです。
家には五男と四男だけです。すると五男が急に
「暇だから、かくれんぼしよう!」
と言いました。四男は
「………いいよ。やろう。」
かくれんぼする事にしました。何もしないよりいいですから。そして二人はジャンケンをし、結果四男が鬼になり、五男が隠れる方になりました。
家全体は広すぎるので1階のロビーにしよう、と二人で決めました。
そして、五男は隠れました。ロビーにあるタンスに。
四男が「もーいーかーい?」と言ったのと同時にピーンポーン♪と家のチャイムがなったのです。
二人は息を潜めます。すると突然、ガチャガチャッとドアノブを動かす音が聞こえました。さすがにヤバイなと思った五男がタンスを出ようとしたら、ロビーにいる四男から「出ちゃダメ」と言われているような気がしてタンスを出ないままでした。
バキッ!
と大きな音がして、五男は「ついにドアが壊れちゃった!」と凄く混乱した様子でした。
四男の声が聞こえてきます。
「いやだっ!やめ、やめてっ!兄さん助けっ(ングッ!」
そこから四男の声は聞こえなくなりました。誘拐されたのです。
そして他の兄弟に連絡し、四男は無事戻ってきました。
五男は戻ってきた四男に
「ごめんなさい、ごめんなさい……」
と謝り続けました。他の兄弟がどれだけ五男のせいじゃない、と言っても、
「ううん、僕がかくれんぼしようって言ってのが悪いんだ。」
と謝り続けるばかりです。
それから年が過ぎ、六つ子も成人しました。
五男は今でも四男に心の中で謝り続けています。
第一章終わり
- Re: この美しく素晴らしい世界へ【マフィア松】 ( No.10 )
- 日時: 2016/07/16 20:13
- 名前: アルぱか (ID: 06in9.NX)
第二章始まり
「一松兄さん!ぜぇーったい僕の手を離さないでね!」
「わかってるよ。大丈夫だから、十四松。」
十四松が一松の手を『ぎゅーっ』っと擬音がつきそうな位握る。何時ぶりだろう、こんなに握るのは。
━━最後に手を握ったのは何時だっけ
ふとそんな事を考えながら思い出してみる。
「お楽しみのところ悪いけど━━━━着いたよ。」
チョロ松の声を聞いて皆の顔が強張る。
なんせ、一松が囮だ。注意して周りを見て注意して一松と一緒にいなければ。
また、あの時のようになってしまう
守ると約束したのだ。今は亡き父と。
兄弟の考えている事は同じ。
"一松を全力で命に変えても守る事"
「さぁ、ショーの始まりだ。」
重い扉を開いた。
- Re: この美しく素晴らしい世界へ【マフィア松】 ( No.11 )
- 日時: 2016/07/17 20:33
- 名前: アルぱか (ID: y36L2xkt)
100参照ありがとうございます!
それぐらいの人が見てくれているのはありがたいです!
ということで、少しお話をおさらいしていきたいと思います!
まず、この物語のカギを握るのは十四松です!
最初から見てくれている人は知っていると思いますが、十四松と一松がかくれんぼをしていたら一松は誘拐されてしまいました。それを十四松は自分のせいだと思っています!
わかっているかとおもいますが、あの平仮名ばっかのやつは十四松です。
それと紹介していませんでしたが、パーティーには一松を誘拐したファミリーも参加しています。
これぐらいですかね………。
そして、アンケートを設置したいと思っています!
スレは立てておくので、えっと
リク依頼・相談掲示板【新】
に載せておきます!
《アルぱか》とあったらクリッククリック!
アンケートのご協力ご支援よろしくお願いします!
- Re: この美しく素晴らしい世界へ【マフィア松】 ( No.12 )
- 日時: 2016/08/11 20:55
- 名前: アルぱか (ID: FpNTyiBw)
重い扉を開いた。
一斉にパーティーに来ていたファミリー全員がこちらをむく。
正しくは一斉に【一松】を見た。大きいパーティーなのだから、軽く100はこえる位ファミリーが来ている。そのファミリーは松野ファミリーがパーティーに来るのを知っていたのだろう。このパーティーに来ているファミリーの目的はもちろん【一松】だ。
すると、一松目掛けて他のファミリーのボスが近づいてくる。
一松を囲むように他の兄弟達が一松を守る。弟達は、一松を手でガードしていた。
他のファミリーのボスが喋り始める。
「やぁやぁ、噂には聞いていましたがかなりの美しさですねぇ。」
一般人からきけばただの気持ち悪いセリフなのだが、トド松は違和感を覚えた。
なぜ、イタリア語で喋らないのだろう?
パーティーに来てイタリア語で喋るのは当たり前。
例え日本のファミリーでも。もしかして…!
と思い、トド松は他のファミリーのボスに話しかけた。
「Da che tipo d´ affari?(どういったご用件で?)」
すると、案の定
「ん?あ、あぁ〜えっとな〜……?」
やはり。イタリア語が分からなければこっちのもの。
好きなことを好きなだけ言える。
それからは色々な事を言った。
「クズ」「豚」「ゴミ」
様々な精神的にズタズタにされる言葉。
弟達だって人間だ。言いたい言葉なんて山ほどあるだろう。
それと、こんな血汚れた世界で生きていたら。
あまり、好まない事なのだが。
- Re: この美しく素晴らしい世界へ【マフィア松】 ( No.13 )
- 日時: 2016/08/14 21:44
- 名前: アルぱか (ID: UcGUlfNK)
ここで余談だが、一松は「紫の猫 gatto viola」と言われている。
それは他の兄弟も同じである。
おそ松 赤い悪魔 lldiavolo rosso
カラ松 青い虎 tigre azzurra
チョロ松 緑の蛇 serpente verda
十四松 黄の熊 orsodel giallo
トド松 桃の兎 coniglio della pesca
やはり、一松が一番しっくりきて、一番美しいらしいのだが。