BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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おそ松広場!【BL、GL、NL】
日時: 2016/09/23 02:37
名前: アリス☆ (ID: YdnA2.8J)

初めましてアリス☆です
ここではおそ松さんの小説を書いたり、雑談する場所です!
リクも受け付けてます!
気軽に入ってきてください!

Re: おそ松広場!【BL、GL、NL】 ( No.40 )
日時: 2016/10/11 00:07
名前: アリス☆ (ID: grso4hJ0)

【壊れていくもの】

ーチョロ松目線ー

カラ松が眠りについてからもうどれくらいの時がたっただろう
目覚めないカラ松のせい・・・・
なんて言えないが確かに僕たちは壊れていっていた

僕もそれは例外ではない
今だって壊れていっている
その自覚はあった

カラ松が目覚めなくなってから僕は放つ言葉一つ一つが嘘のように感じて怖くなった
でも、思いは伝えたくてぐるぐる迷ううちにどんどん僕の思いは声は壊れていった
今ではもう、自分がどう思っているのかも分からないし、声を出すことすら出来ない

医者は精神的なもので仕方ないといった
他の兄弟は僕の心配をしてるほど余裕があるやつはいなかった

そして、今ではカラ松が目覚めないことに何も思わなくなっていた
いや、全てに何も感じなくなっていた

それでも声などでないのにカラ松に尋ねた

チョ「なあ、お前は僕たちのこと嫌いなの?」

出ない声の代わりに手を握り僕は尋ねる
それに答えなど帰ってこないことはとうの昔に思い知っているのに・・・

Re: おそ松広場!【BL、GL、NL】 ( No.41 )
日時: 2016/10/12 23:56
名前: アリス☆ (ID: grso4hJ0)

息抜き小説

*甘々 *チョロおそ *子供のころの描写あり *作者はおそ松くんをほぼ知りません

【二人の秘密】

俺達には秘密がある
小さい頃の秘密

それはある日のこと
その日はみんなでかくれんぼをしていた
そして俺とチョロ松は一緒に隠れていた

チョ「なあ、おそ松・・・キスってどんな感じだと思う?」

それはきっと午後のドラマで見たのが気になっての問いだったのだろう
その時俺も子供でよくわかっていなかった
ただ子供だからこその好奇心もあった

お「俺もわかんないしやってみる?」

子供同士だったから好奇心任せに言うことができた

チョ「おう、いいね!」

お「じゃあ、やってみようぜ」

静かな空間に短いリップ音がして俺らのファーストキスは終わった

キスの後何故か心臓の音がやけに大きくて耳に付いた
その時の俺はまだ何で心臓の音がうるさくなったのか生まれた気持ちもわからないでいた

チョ「何か変な感じするけどこれいいね」

そう言って笑ったチョロ松もきっとこのとき俺と同じ気持ちだったのだろうと思う

それからキスにはまったのかチョロ松は兄弟には内緒でよくキスをしてくるようになった

そしてお互いに本当の気持ちに気づいたのは高校生に入ってからだ

気づいてしまったらもう後戻りは気なかった
告白なんてものはなく自然と恋人同士になっていた

チョ「もう何年になるんだろうね?」

お「何が?」

チョ「僕たちが付き合い始めてから」

お「さあ、そんなのどうでもよくね」

チョ「まあ、確かにね。どうせこれからもずっと一緒にいるんだろうしね」

お「だろう」

こうして俺たちの幸せな秘密は続くのだ
きっとこのさきずっとーーーーーーー・・・・・


         ハッピーエンド


おまけ

ト「ねえ、おそ松兄さんとチョロ松兄さんて本当にバレてないと思ってるわけ!」

一「だろうねw」

ト「本当あんなバレバレなのにバレてないと思ってるとかw」

一「本当めでたい頭してるよねw」

ト「だねw」

松野家全員にバレていましたとさwww










Re: おそ松広場!【BL、GL、NL】 ( No.42 )
日時: 2016/10/15 21:54
名前: アリス☆ (ID: grso4hJ0)

【壊れていくもの】

〜トド松目線〜

今日は快晴だ
青い空はどこまでも透き通っていてまるでカラ松兄さんみたいだ

ト「カラ松兄さんはこの空を見て何を思うんだろう」

口から零れた疑問の答えなど出てきはしなかった

ト「ねえ、今から同じ場所に行くから待ってて」

なんて強がって口にしてもいざ策を超えようすると怖くて足がすくんだ

ト「ねえ、カラ松兄さんは怖くなかったの・・・・何を考えて飛んだの・・・・ねえ、教えてよ・・・・」

口からこぼれるのは弱音ばかり
そんな自分が情けなくて嫌になる
策すら超えられなくてその場に泣き崩れる僕を青空は包み込んでくれてるように感じた
それがまるでカラ松兄さんに止められてるような気がして僕はまた涙が出た

ト「ねえ、ちゃんと同じ場所にいるからだからまだ、あと少しだけ待っててカラ松兄さん」

Re: おそ松広場!【BL、GL、NL】 ( No.43 )
日時: 2016/10/16 20:32
名前: アリス☆ (ID: grso4hJ0)

【壊れていくもの】

〜一松目線〜

今日の天気は雨だ
静かな病室には雨音だけが虚しく響く

二人居るというのに病室内は誰もいないように静まり返っている
その理由は明確だ
カラ松はいまだに目を覚まさないし、僕は口を開けば思ってもないような黒い言葉が溢れ出してしまうから口をつぐんでいる
でも、どうしても何か口にしたくて僕は口を開いてしまった

一「ねえ、あんたが寝てる間に色々あったんだよ・・・」

口から出る言葉は自分の発したものとは思えないほど冷たかった

一「チョロ松兄さんは声が出なくなったし、トド松は自殺しようとするし、十四松はすぐ泣くし、おそ松兄さんは全然喋んなくなった」

違う

一「もう、壊れちゃったんだよ」

違う

一「全部全部・・・・・・・お前のせいだよ・・・・」

違う・・・
本当に言いたいのはこんな事じゃない
でも涙とともにあふれてくる言葉は止められなかった

Re: おそ松広場!【BL、GL、NL】 ( No.44 )
日時: 2016/10/16 21:15
名前: アリス☆ (ID: grso4hJ0)

【壊れていくもの】

〜おそ松目線〜

カラ松が目覚めなくなって日に日に俺たちは壊れていった
それを戻すすべを探しても俺にはわからなかった

お「どうやったら俺達元に戻れるんだろうな・・・」

そんな疑問に答えを返してくれるやつはいない

元に戻りたいのに何かすればするほど絡まっていく
でも、何もしないわけにもいかない

きっとこうなったのはお前にせいだって責められたら楽だっただろう
でも、誰のせいにも出来ない
これは誰かのせいじゃない

お「俺達はどこで間違ったんだろうな・・・・」

口から零れた言葉はどれも弱弱しくて飽きれる
こうゆうときこそ長男としてちゃんとしないとなのに・・・
頭ではわかってるのに行動がついていかない

きっと俺ももう壊れているんだろう
でも、何とかあがきたくて、今日も俺は逃げ道を探している・・・





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