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- カゲプロBL書いてみた!(主にシンタロー受け)
- 日時: 2017/01/04 03:21
- 名前: ルルア (ID: X2arTSSH)
みなさんこんにちは!
ルルアです!
とりあえず、小説リレーも行っていますが、
自分的にこれをやりたいなぁ…
なんて思った時にこのスレにきています。
まぁ、マイペースに更新しておりますので、
ちょっとだけでも覗いていってください。
シリアス系統が多くなりますがほっといてください
感想やリクはいつでも受け付けております!
普通の会話だけでも大歓迎です!
- Re: カゲプロBL書いてみた!(主にシンタロー受け) ( No.12 )
- 日時: 2017/02/10 22:56
- 名前: アズサ (ID: Lswa/LrZ)
こん〜(^O^)/
どこにでも現れるウザいアズサです
ちょい久しぶり!
やっぱりルルアの小説いいなぁ・・・
続きを全裸待機
- Re: カゲプロBL書いてみた!(主にシンタロー受け) ( No.13 )
- 日時: 2017/03/29 00:35
- 名前: 坂田 銀楽 (ID: a3q/NLNe)
セトが悪人笑笑
凄く面白いです!お期待。
- Re: カゲプロBL書いてみた!(主にシンタロー受け) ( No.14 )
- 日時: 2017/07/16 00:09
- 名前: ルルア (ID: X2arTSSH)
久しぶりのルルアだぞ。
いやぁ〜…なんか、ハイ。
私の携帯の画面われて、その挙句壊れて機能停止…そして今に至る。
長かったなぁ〜…
辛かったなぁ〜…
久々のカノシン!うまい!
ここから、コメ返し▼
アズサさん
わたしの小説がいいのか!?
めっちゃ嬉しいッス!アザス!
続き書くね!
返信遅れてすみません!!
坂田 銀楽さん
カノシンを引き立てるためにセト君は悪人ですww
だってカノシン好きなんだもん。
返信遅れてすみません!!
これからは、ゆっくりだけど更新していきます!
色々とすみませんでしたあぁあぁぁぁああっっっ!!!!!!
- Re: カゲプロBL書いてみた!(主にシンタロー受け) ( No.15 )
- 日時: 2017/07/16 01:00
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
よし。
続きどぞ。
約5カ月の間に壊れて、データ紛失…
完結したのにぃぃぃ!!
ま、いっか☆
て、ことで、どぞ↓
ーーーーーーーーーーーーーー
シンタローside
見られた見られた見られた…
最悪だ…
絶対勘違いされた…
カノ…怒ってた。
焦る俺とは裏腹に、カノは俺の手を引いて、離さない。雨の中、2人で黙々と歩いていく。
ここで何か言えばいいのか?
分からない…
いつもは飽きる程の3桁満点の答えだらけだったのに…、今は、どんなに頭を使ったって微塵も分かりはしない。
逆にそのことで苛々しだし、ガチャガチャと音をたてる食材のぶつかり合う音で、逆に逆撫でされてしまった。
しかし、俺のほうを見ようとしない。ずーっと前ばかり見るあいつ。俺の体力にさえ配慮をしない、そんなカノとは思えない態度。そして、手を痛いほどに握る強い力。
そんなものを見ると、相当怒っているのだと実感し、それと同時に強い恐怖と不安の念が襲った。
今までになかったから、どうなるかが分からない。そんな先の見えないものほど、不安になるものだ。
でも…このままじゃ嫌だ。
直感でそう思った。
俺は動きを止め、勢いに任せて腕を振り払った。不意を突かれたことで、対応しきれなかったらしく、すぐに振りほどくことができた。
俺は物凄い形相で此方を睨むカノを睨み返し、声を絞り出した。
「い、今のカノ…違う。…怖い…カノじゃない…」
そういうと、カノは驚きで目を見開きつつ段々と悲しみが広がっていった。
カノside
「い、今のカノ…違う。…怖い…カノじゃない…」
その瞬間僕の中で何が弾けた。
セトとシンタロー君がキスしてたあの時、僕は頭が真っ白になっていた。
セトがそんなことをするなんて思ってもいなかったし、許せなかった。
頭の中は、君に対する独占欲とセトに対する怒りでいっぱいだった。
その時、僕はどんな表情をしてた?
今のシンタロー君、振りほどいたおかげで傘の外に放り出され、雨に濡れている。
僕を警戒した目で見つめ、その目は不安と恐怖で揺れている。傘に入ろうとは、思わないみたいだ。彼の姿勢を見れば、一目瞭然だ。
僕は悲しかった。
いつだって君がいればよかった。隣で笑い、僕もつられて笑い合う。そんな何気無いことが、とっても幸せだった。それを、いつでも君と分かち合っていたかった。
なのに、今、自分で台無しにした。
壊した。
とてつもない罪悪感に駆られ、どうしよう…と焦る。
シンタロー君は、今だに雨の中。
髪はじっとりと濡れて、ポタポタと、肩に水滴が垂れていた。
…考えている時間はなさそうだ。
とりあえず、落ち着かせよう。
僕はシンタロー君に近づき、嫌がる彼の手をつかみ、傘の中に入れた。
まだ出ようとするシンタロー君の頭を掴み、耳を口元に近づけた。
「濡れるでしょ…入りなよ」
「…え」
シンタロー君は拍子抜けした声を出して、僕をじっとみてくる。
こういう時でも、シンタロー君可愛いとか思ってる自分を殴りたくなる。でも、事実だし。
シンタロー君は、遠慮がちに目を伏せながら言った。
「あ、あの…怒ってる?」
「うん。怒ってるし、まだまだ存在中だよ?」
わざと怒気を孕めた声を出すと、君はヒッ…と小さく声を漏らした。
その怯える彼の頭を撫で、とりあえず帰ろ?と、優しく声をかけた。
シンタロー君は、笑いはしないものの嬉しいそうに、頬を上気しながら、頷いた。
シンタロー君と歩きながら、僕はセトをどうするか…と、悲しい気持ちで考え始めた。
いまだに、信じられない自分がいながら…
ーーーーーーーーーーー
ここでキル!
次の更新はいつになるだろう…
分かんないや。
【追記】
しまった。
前の名前にしてしまった…!
大丈夫!ちゃんとルルアだからね!
次から気をつけまスル…
- Re: カゲプロBL書いてみた!(主にシンタロー受け) ( No.16 )
- 日時: 2017/07/16 02:04
- 名前: ルルア (ID: X2arTSSH)
よし。
眠れないから続きかこう!
さっきので名前ミスったことは水に流してくれ☆
続きどぞ↓
ーーーーーーーーーーーー
カノside
「…遅いと思ったら、びしょ濡れじゃないか…」
キドは、僕とシンタロー君を交互に見ながら、呆れたように言った。
最初入った時、めっちゃ怒った顔で睨まれたのに、僕たちの状態を見て、怒りを通り越して呆きれの位置に達したらしい。
キドはマリーに一声かけて、タオルを持って来た。キドは僕を、マリーはシンタロー君をゴシゴシとタオルで拭き始めた。
ふわふわとしてて、柔軟剤のいい香りが鼻をついた。
「全く…どうしたらこんなに濡れるんだ。傘も買っていたというのに…」
「シンタロー、痛くない?」
キドは呆れ顔で、グチグチと文句を言っている。しかも段々と拭く手にチカラ込めてない?めっちゃ痛いんだけど…!
髪がグイーッて引っ張られて痛い!!
に対して、シンタロー君を拭いているマリーは、優しい手つきで拭いている。
しかも、充分なのに大丈夫?と気遣ってくれる。あーあ、キドも見習えばいいのに。へんな意地はらないでさぁ…
そう思ったのどう同時に、今までで1番強く力で引っ張られた。もちろん、堪え難い痛みと共に。
「痛い痛い!!キド!髪引っ張ってる!!」
「え?あ…すまん」
キドは今気づいたらしく、驚きつつもすぐにやめてくれた。
しかし…本当に痛かった…
痛みが出た部分をさすっていると、キドが声をかけた。
「カノすまん。強すぎて、少し髪が抜けてしまったようだ」
「はあっ!?」
キドの言う通り、キドの持っているタオルには僕の髪が30本ぐらいの束で無造作にあった。
僕が唖然としていると、後ろからクスクスと笑う声が…。
後ろを振り返ると、マリーとシンタロー君が顔を見合わせて笑っていた。
しかも、大層面白そうに…
「シンタロー君もマリーも酷いっ!!なんで笑うのさ!」
「「面白いからだよ(だぞ)?」」
「そこは揃えないでよ!」
また、マリーとシンタロー君が笑い僕がもう一度酷いと言おうとすると、
「ただいまっす〜」
呑気な間延びした声を出し、平然として帰って来たあいつ。
マリーとキドは知らないから、おかえりと返しているが、僕とシンタロー君は固まってしまった。
あんなことをしたというのに、そんなに平気な顔するなんて…よく出来るものだ。
あいつは、俺らに気づいたがチラリと興味なさげに見るとすぐに向こうへ言ってしまった。
そんなあいつの態度に腹が立った。
キドからいいと言われるまで待ち、終わってからセトの姿を探した。
あいつに何かを言わなきゃ、気が済まなかったのだ。とりあえず、八つ当たりでもなんでもいい。何かを言ってやりたいのだ。
しかし、意外な場所に彼はいた。
まるで待ち伏せするかのように、僕の部屋の前に立っていたのだ。
僕は気持ちを落ち着かせ、セトにゆっくり近づいていった。
あちら側も僕に気づくと、謎の笑みを浮かべながら僕を見た。少し、ゾッとした。
「待ってたっすよ。カノ…」
「あっそ。で、要件は?」
今まで味わった事のない緊迫した空気が流れる。ニヤニヤと不気味に笑うセトを見てると、僕が欺いている時のようでムカムカとする。
こんなに腹がたつものなのかと、驚いている場合ではない。
僕はセトをじっと見やった。
「実は、頼みごとがあるんす。…引き受けてくれないっすかね?」
「…それは、内容によるよ。場合によっては、ハイともイイエとも言うさ」
「……ま、イイエといってもいずれはそうなるっすよ」
「……は?」
全く理解していない僕を、嘲笑うかのようにニンマリと口の端をさらに上げ、僕を置いて話し始めた。
「シンタローさんを、俺に譲って欲しいんす。…ね?別に難しい話ではないっすよね?」
「……」
言葉にならなかった。
セトは平然と、僕にシンタロー君と別れろと言った。そして、自分に譲れと…。
「ふざけんな…誰が渡すか」
「あはは、そんなに怒らないでくださいっす」
こっちは怒りでヒートアップしてるというのに、それを逆撫でするような態度でまた怒りが湧いて来た。
なんで、こうも楽しそうなのか。
分からない…
「まぁ…カノも見たっすよね?アレを…ね」
「アレ…?」
セトにしては珍しく抑えた声で言った。それでも笑顔は絶やし続けたままだった。
僕が呆然としていると、可笑しなものでも見たかのようにクククッと低く笑った。
「覚えてないんすか?シンタローさんと、俺がキスした時…感じていた事を」
「…!!」
頭に強い衝撃がきた。
何かで殴られたわけではないというのに、頭がクラクラして、足元がふらついてきた。
セトに言われると、そうだった。
シンタロー君は、顔を赤くしながら、力なくもたれ懸かり、水音がする度にピクリと体が反応していた。
それは、少なからず心を許している相手だからだろう。その心の隙間に、入ってしまったのだ。
しかし、その事は事実。
全てを否定する事は出来ない。
何かを言おうと口を開くが、声は出る事なく金魚みたいに口をパクパクとさせていた。
セトは動揺する僕を面白そうに見ると、スッ…と横を通った。そして、通り過ぎる直前に
「シンタローさんは頂くっすね」
僕は反応する事もなく、ただ呆然と空を虚ろな目で見つめ続けていた。
ーーーーーーーーーーーー
ここでキル!
私が書くとほぼほぼシリアスだけど、実際明るい方が好きよ?
これが完結したら、明るいカノシンでもつくろうかなぁ…