BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- カゲプロBL書いてみた!(主にシンタロー受け)
- 日時: 2017/01/04 03:21
- 名前: ルルア (ID: X2arTSSH)
みなさんこんにちは!
ルルアです!
とりあえず、小説リレーも行っていますが、
自分的にこれをやりたいなぁ…
なんて思った時にこのスレにきています。
まぁ、マイペースに更新しておりますので、
ちょっとだけでも覗いていってください。
シリアス系統が多くなりますがほっといてください
感想やリクはいつでも受け付けております!
普通の会話だけでも大歓迎です!
- Re: カゲプロBL書いてみた!(主にシンタロー受け) ( No.7 )
- 日時: 2017/01/04 11:42
- 名前: ルルア (ID: X2arTSSH)
ふむ。誰も来ない。
いや、別に見せるために書いてるわけじゃないけど…
寂しい…(泣)
続き↓
ーーーーーーーーー
カノ視点
シンタロー君シンタロー君
君はここにいるべきだ。
ここで過ごすべきだ。
お願いだから戻ってきて…
僕のそばにいて…
僕には君しかいないんだ。
そんな気すらするんだ。
もう、頭が…おかしくなってくる…
嗚呼…
どうすれば、この思いは消えるのか。
消さなければいけない筈だった。
なのに消そうとすると、
どんどん濃くなる一方。
どんどん消せなくなって、
ほっとけば消えると思っても、
そう簡単にはいかなくて、
今日もまた
静寂だけが漂う部屋で
さっと手を伸ばし空を掴む。
なんの手応えも感触もなくて
ただただ呆然としている。
また、小さなため息がふっと溢れた。
もう…
歯止めがきかないほど…
僕は壊れている…
もう、
我慢の限界だった…
ここできります!
ここからあとは暫くカノ視点です!
- Re: カゲプロBL書いてみた!(主にシンタロー受け) ( No.8 )
- 日時: 2017/01/04 16:59
- 名前: ルルア (ID: X2arTSSH)
はい!
こっからヤンデレカノ注意です!
苦手な方は全力疾走で逃げてください。
大丈夫な方はそのままどうぞ。
続き↓
ーーーーーーーーーーーーーーーー
カノ視点
戻れない…?
いや、そんな筈ない。
その気さえあれば、戻ることなんて
容易なことだ。
でも、それはお互いが
そう思ってこその時だけ。
片方だけじゃ
ないわけではないけど、
ほぼほぼ無理に決まってる。
でも、僕はやるんだ。
君のためなら、
ここまでやる…
そんなためではないけど。
とりあえず、
僕の手中に収めたいだけ。
そしてずっとその温もりを感じたいだけ。
ただ人肌が恋しいだけなんじゃ?
いや、
そんな簡単なものじゃない。
そんなものだったら、君じゃなくてもいい。
誰でもいいんだ。
でも、違うから。
君だけがいいから。
だから今回は
違うんだ。
いつもとは違うんだから…
覚悟して…
ちょっと一旦きります!
ここからあとはR指定なので、気をつけてください!
- Re: カゲプロBL書いてみた!(主にシンタロー受け) ( No.9 )
- 日時: 2017/01/29 13:03
- 名前: ルルア (ID: Ja8CDyLd)
めんどいから、中途半端だがキル!!
続きなんか気にしてる人いないもんね。
そうだよね!?
だから、いいヤァ〜←
次から別のをあげてくよー!
もうちょい可愛くて明るいやつね!
で、カノシン。
- Re: カゲプロBL書いてみた!(主にシンタロー受け) ( No.10 )
- 日時: 2017/01/29 20:31
- 名前: ルルア (ID: X2arTSSH)
ネタがねぇ…
だから、メモにある書き途中のやつ晒す!
中途半端だから、キリのいいところで切った!
カノシンセトでございます!
【僕の彼女、君の彼女(セトシンカノr-15?)】
* * *
俺は付き合っている。
18年間生きた中でやっと手に入れた恋人だ。
ずっと、年齢=彼女いない歴になるところだったもんだから、安心している。
…まあ、俺が付き合っているのは''女''じゃない。
紛れもなく俺と同性で、しかも元友達だ。
そして、こっち側が彼女という立場になる。(てことは年齢=彼女いない歴は変わらないんじゃ…?)
今日は2人でデートと訳した、買い物をする事にした。
集合場所は俺とあいつが結ばれた、思い出の公園。
そこに着くと、ベンチに座る1人の人影が居た。
金髪の髪、切れ長で猫みたいに鋭い目つき、俺より一回り小さい彼。
そう…
「シンタロー君!」
「…カノ」
俺、如月伸太郎は、彼、鹿野修哉と付き合っている。
そして、彼も俺もここで、この場所で好きだと言い合って喜んだ。
カノはぐーっと伸びをすると、俺の方へとくるりと向き直った。
「やっと来たぁ、僕もう待ちくたびれちゃったよぉ〜」
「でも、来るまで待ってくれたんだろ?」
カノは、表情を一変させると、目を大きく見開いて誇らしげに言った。
「そりゃあもちろんだよ!!だって、シンタロー君からデートに誘ってくれるなんて珍しいもん!1時間だろうと、1年だろうと、1000年だろうと、僕は待ってるつもりだったもん!」
「ば…っ!///声大きいって!」
「あ、ごめん…って、あらら〜?」
カノはニヤニヤしだし、俺の顔を覗き込みながら、ジトーっと見てくる。
「…なんだよ。」
「シンタロー君真っ赤っか〜wwこれだけで照れるんだね〜w」
「うるさい…っ!///…たく、もう行くぞ!」
「ああ!待って!!」
今日のデート、誘ったのは俺からだった。
というのは、たまたまである。
普段はカノが買い物をすることが多く、大抵カノから誘うことが多い。
でも、今回は珍しく、俺が買い物をする事になった。
だから、初めてカノをデートに誘ったのだった。初めてということで、誘うときはぎこちなかったけど、すぐに笑って承知してくれたから、嬉しかった。
俺は照れ隠しから、カノを置いてスタスタと言ってしまうと、カノ慌てたように小走りで追いかけてきた。
俺の隣に来ると、ゆっくりな俺に歩幅を合わせて歩き始めた。
相変わらず優しいところは変わらない。そこも好きなところでもある。
「だって、いつもだったら僕なのに、シンタロー君から誘ってくれたんだよ!僕、すっごい嬉しかった!」
「そーかよ」
「うん!でねでね、だから今回こそ手を繋いで、買い物行きたいなあ〜って…」
「ふーん…は?」
歩みを進めるのをやめて、カノの方を見た。
カノはキラキラした瞳で、こっちを見ている。
いや…、そんなに期待されましても…
「やだ」
「なんでっ!!」
「…それは、えと…」
繋いでいるところを見られるのが恥ずかしいなんて、カノに言うものか。そんなこと言ったら、俺、恥ずか死ぬ!
「あー、なるほど。恥ずかしいんだね?」
「なんで分かっ!?…あ」
「あらら、図星かぁ…。大丈夫だよ、僕の能力でなんとかするから」
カノはニコッと笑うと、俺の肩に軽く手を置いた。
「でも、嫌だったらいいよ。僕も無理矢理したいわけではないし」
カノは寂しげに微笑み、俺の肩から手を離した。
くそっ…、こういうのに俺はメッキリ弱いんだよ…。
あぁ!もう!!もう、どうにでもなれっ!
俺は勢いのまま、おろしかけたカノの手をガシッと両手で掴むと、カノの方に擦り寄り耳元で囁いた。
「いや…じゃない。でも、見られるのが…イヤ…なんだよ…」
俺は段々と顔が火照ってくるのが分かった。その時はカノの服に顔を埋めて、周りから分からなくした。
その間、ずっとカノの右手を掴んだままでやっていた。
カノは一瞬驚いたように固まっていたけど、すぐにふっと笑うと、左手で僕の体を自分の方にもっとすり寄せた。
カノと体が密着して、カノの体温が俺に伝わってきたことに、もっと赤くなってしまった。
「…かわいいね。シンタロー君」
「うるさい… 」
「ふふ、そういうツンツンしたところも大好き」
「うるさい…」
「ほんと、かわいいよシンタロー君」
「…つ、」
「つ?」
俺は、顔を上げるとカノの顔を見上げて見た。
「繋ご?手」
「……うんっ!」
カノは嬉しそうに笑うと、俺の手をガシッと掴み指を絡ませた恋人繋ぎにし手繋いだ。
俺が恥ずかしさで固まって動かないと、カノが心配したようにこっちを覗き込んだ。
「大丈夫?無理だったら、やめるけど?」
「…いい。このままにして」
「!!……分かった」
カノと俺は手を繋いだまま、買い物に向かった。
* * *
「…チッ」
2人がいなくなると、俺は盛大に舌打ちをした。
狭い路地裏に響き、野良猫が逃げ出した。
本当に、不愉快だ。
あんなに汚い幼馴染が、あんなに綺麗なシンタローさんとくっつくなんてありえない。
この俺としかじゃないと合わないのに、なんであなたはあいつにくっついていったんすか?
「なんでっすか?…シンタローさん」
全くわからないっす。
あなたが俺を選ばなかった理由が…見つからないっす。行方不明っす。
なら、あなたの心を探ってみせようか…
俺は外に足を踏み出した。が、すぐに戻った。
「…何やってんすか…。こういうのはダメっす」
心を探るなんてそんな野暮なことはしたくない。
しかも、この嫌いな能力を大好きなあなたに使うなんて到底許されない。
「…見つけなきゃ」
この能力を使わないで…
なんとかシンタローさんの気持ちを探らなきゃ…
俺はそう決心すると、アジトへの方向へ踵を返して行った。
絶対にあなたを俺のものにしてみせる。
だから、待っててください。
「シンタローさん…」
* * *
なげえ…
これ読んでくれる人って本当にいるのかな?
声をかけて欲しいなぁ〜(泣)
- Re: カゲプロBL書いてみた!(主にシンタロー受け) ( No.11 )
- 日時: 2017/01/30 19:28
- 名前: ルルア (ID: X2arTSSH)
つづき!▼
* * *
「えーと、コーラと味噌とマヨネーズとネギとレタスとトマトとキャベツとレモンティーの茶葉にチーズと…なんだったけ?」
「食パンと卵!」
「あ、そっか…。で、他には…」
「シンタロー君の愛情!」
「…」
カノは俺が思い出しながら買っているときに、こんな感じに人がいるってのに、恥ずかしいことをサラサラと述べる。
だから少し仕返ししてやろう。
「俺の愛情が売られていたら、誰かに買われちゃうから、カノじゃないやつ好きなるかもなぁ〜」
「え!ヤダ!!シンタロー君は僕のことだけ好きなってよ!他の人に買われる前に僕が予約して、君の愛情全部書いとるから!!」
「…あっそ」
「えー!なにその反応!!」
ブツブツと文句を漏らすカノを無視して、俺はスタスタと買うものがあるところへ急いだ。
恥ずかしすぎて死にそうだったし、何より顔がものすごく熱い。
なんだか、火照ってしまっている。
そしてそれに合わせるように、胸の動悸がドクドクとうるさく鳴っていた。
「…俺だって、お前以外に買われたくねーよ…」
そんな事を小さな声で呟いた。
俺はカノみたいに平気で言えないから、絶対に言ってやらないけど。
俺はまだ買うものを見つけるために、スタスタと歩いて行った。
ー ー ー
「わぁー…」
「あーあ…」
無事買い物も終わり、あとはアジトに帰るだけだったが、なぜか急に土砂降り。
まるでバケツもひっくり返したようなんていう表し方が、しっくりとくるような激しい雨だった。
これじゃあ、すぐに止みそうにない。
「雨強いね…」
「うん」
「傘買おっか?」
「金足りる?」
「うーん…、分かんないけど…」
「そっか…」
「買ってくるからそこのベンチでちょっと待ってて」
「…わかった」
カノは持っていた袋を俺に引き渡すと、すぐに店の中に入っていった。
大丈夫かな?
俺は心配ながらも、言われた通りに近くの休憩スペースに座った。
「ふー…、最悪だな…」
座ると自然にこの言葉が口から出てきた。
思い切りベンチに背を預けると、ぐっと後ろに反った。
「それ…変えるっすよ…」
「え?…セト?」
聞き覚えのある口調と声、目の前から聞こえたから体を起き上がらせた。
その時…
ーチュッ
軽く響いたリップ音。
目の前に見えるのは目を閉じているセトの顔。
「セッ…んんっ!!?」
口を開いたら、躊躇うことなく舌を俺の口の中に入れた。
ぐちゅぐちゅと音をたてながら、ゆっくりと俺の口内をぐちゃぐちゃにしていった。
「セッ…ん、ト…んむ…」
俺が口を開こうというもんなら、口で塞いで声を一切出すことを禁じた。
出せる声はうめき声のような物だけ。
俺の頭の中はただただ真っ白。
すぐに浮かんだのは、カノの顔。
悲しそうな顔が頭でちらつき、なんだか段々悲しくなってくる。
こんなところを見られたらまずい…!!
俺はセトの胸元を押し、顔を傾けて、なんとかキスをやめさせようとした。
しかし、さらにがっしりと掴まれて、逃げるに逃げられない状態になってしまった。
まずいまずいまずいまずいまずいまずい!!!!!!!!
こんなの見られたら…誤解される!!!!
どうしよう…
その間もずっと口内を犯され続け、何故か俺はそれに反応してしまっていた。
* * *
「あ…こんなとこにあった…」
ずっと店内を走り回って傘を探していたが、全然見つからず、2~3周した所で1度シンタロー君に報告しようと、入り口近くに戻ってみてみたら、案の定その近くに売ってあった。
先程僕が走り回っていた努力はなんだったのだろう…
ちょっと恥ずかしさを感じながらも、売り場により値段を確認してみた。
「600円か…、高いなぁ…」
ポケットを漁り所持金を確認してみる。
所持金は1000円。
1本しか買えないっぽい…
「愛愛傘できそう♪…でも、文句言いそうだなぁー…」
シンタロー君とカップルっぽいことしたいけど、なんでか恥ずかしいみたい。
どこに恥ずかしがる要素があるのか分からないけど、取り敢えずシンタロー君の嫌がるような事はしたくない。
「まあ、しょうがないかな…」
これだけしかないし…、雨止むの待ってたら遅いってだけでキドに殴られそうだからしょうがないかも。
だから、ちょっと嫌かもしれないけど、背に腹は変えられないんだ!シンタロー君!ごめん!!
僕は黒くて、赤のラインが引いてある傘を1本取ると、すぐにレジに向かった。
何より君と愛愛傘出来ることが嬉しかったし、この僕とシンタロー君のイメージカラーの入った傘だとなんだか許して貰えそうな気がしたからだ。
僕はニヤけるのを押さえ込んで、傘を買った。
その傘を持つと、すぐに走って行った。
早く君にこの傘を見せたかったし、愛愛傘出来るかもしれない事が待ちきれなかったからだ。
シンタロー君が待っているであろう、休憩スペースが見えてきた。
僕は自然と嬉しくなってきた。
「シーンタロー…く…ん……?」
そこには信じられない光景が広がっていた。
セトとシンタロー君がキスしている。しかも、深い方のだ。
ジュルジュルといやらしい音が響き、それに合わせて君がピクッと動いた。
僕は手に持っていた傘を落としてしまった。
「何、してんの?…シンタロー君」
その場で仁王立となった僕を、2人の目が捉えた。
セトはニヤリと笑うと、またキスを再開しようと口元をシンタロー君の口に近づけた。
その時僕の中で何かが切れた。
僕は落ちた傘を拾うと、買ったものの入った袋とシンタロー君の手を捕まえると、さっさと外に出て、傘を開き雨の中へと飛び込んでいった。
今は愛愛傘が出来たなんて喜ぶことなんか出来なかった。取り敢えず、君の事がどうしても許せなかった。
* * *
アジトに1度は帰ったが、どうしても気になって追いかけてしまった。
たまたますぎると思うが、俺が走って疲れて休憩スペースで休んでいたら、シンタローさんがやって来て、俺に気づかないまま座った。
その時に言った。
『ふー…最悪だな…』
その時は雨のせいだったかもしれなかったのにだ。
俺は直感的にカノと喧嘩したんじゃないかな?と思ってしまった。
1人で荷物を持っていたし、心なしか悲しそうな表情に見えたのだ。
そう思うと、体が勝手に動き、いつの間にか君と深いキスをしてしまっていた。
ゆっくりと君の中をぐちゃぐちゃにしていく快楽、どんどんとろけたような顔になる君を見ていると、止まらなかった。
そうしている時にあいつが来た。
俺とシンタローさんがキスしていることで言葉を失い、1人でその場に突っ立っていた。
「…ククッ」
ああ、面白い…
そんな思いがあふれて、笑い声を漏らした。
あいつは勘違いをしている。俺とシンタローさんが結ばれているなんて勘違いをした。
それはあの怒りの表情を見れば、一目瞭然だった。
必死こき過ぎたあいつの顔は、ものすごく滑稽だった。
必死すぎて眉間にしわが寄っていた。それで、シンタローさんが怯えていたなんて気づいていないだろう。
「…フフッ」
ああ、あのままシンタローさんとカノの関係が壊れればいいのに。
壊れて仕舞えばいいのに。
そして、俺に傷の癒しを求めに来て仕舞えばいいのに。
もしかしたら…
その願いが全て…
叶うのかもしれない。
そう思うと、何故か笑えてくる。
たった1人で、誰もいないこの場所で楽しそうな俺の笑い声だけが聞こえていた。
* * *
ここで、もう一度きる!