BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 竜王の恋(短編集)
- 日時: 2018/03/22 15:57
- 名前: 闇帝 (ID: kVKlosoT)
こんにちは、闇帝です。
この作品は、二次創作の方で書いていたやつを写したものです。作者は一緒なのでご心配なく。
これより下の文はコピペですので、ご注意ください。
今回は、〇〇×オロチ のお話を書いていこうと思います。
かなりの亀更新ですが、温かく見守っていただけると幸いです。
それでは本編、始まります!
注意
コメントは募集しておりますが、悪コメはご遠慮ください。
キャラ崩壊要素ありです。
作者は未だここに慣れていなかったりするので、何か不手際があるかもしれません。その時はご指摘いただけると嬉しいです。
ヤンデレあります。
リクエストがあればお申し付けください。できる範囲で精一杯書かせていただきます!
>>1 ネコミミオロチ
>>2 レッドJ
>>3 ハッピーバレンタイン レッドJver.
>>4 ハッピーバレンタイン ヒカリオロチver.
>>5 大ガマ
>>6 ネコミミオロチ 女郎蜘蛛目線
>>7 蛇と蜘蛛
>>8 ハッピーバレンタイン ぬらりひょんver.
>>9 エンマ大王
>>10 ハッピーバレンタイン 大ガマver.
>>11 ヤンデレエンマ
>>12 チューベローズ
>>13 時の止まった桜の下で
>>14 桜並木とソフトクリーム
- ハッピーバレンタイン 大ガマver ( No.10 )
- 日時: 2018/03/22 15:46
- 名前: 闇帝 (ID: kVKlosoT)
なぁオロチ。バレンタインって、知ってるか?
好きな人や、お世話になった人に、菓子を渡す日なんだと。
俺も、日頃お前に世話になってるからな。
コレ、お前にやるよ。
んな警戒すんなって。ただの飴だ。
・・・どーいたしまして。
そうやって素直に喜ばれると、買ってよかったなって思えるよ。
あ、そういえばオロチ、バレンタインの贈り物にはそれぞれ意味があるって知ってるか?
例えばクッキーだと、サクサクとした軽い食感から、「友達」っていう意味になるんだってさ。
ん?飴か?飴は・・・
いや、やめとく。言ったらお前に殺されそうだ。
そんなに気になるなら、自分で調べろよ。女郎蜘蛛とか、えんらえんらあたりなら知ってると思うぞ?
・・・なんて、フラれるのが怖い俺はこうやってまた、逃げてしまうんだ。
お前に嫌われたく無くて。ずっと一緒にいたくて。
でも、自分の気持ちを隠すのは、もう嫌なんだ。
なぁ、オロチ。
バレンタインのです贈り物にはそれぞれ意味があるって知ってるか?
飴は長く口の中に残ることから、『貴方と長く一緒にいたい=好き』っていういみになるんだ。
まぁ、返事は期待してないけどさ。ホワイトデーには、ちゃんとお返ししてくれよ?
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安定の訳わかんない話でしたね。
最初は大ガマが飴の意味を言い、オロチが赤面するという話になる予定だったのですが、気がつくとこんな形に。
楽しんでいただけていると幸いです。
- ヤンデレエンマ ( No.11 )
- 日時: 2018/03/22 15:48
- 名前: 闇帝 (ID: kVKlosoT)
なぁ、オロチ。
この前、俺以外のやつと楽しそうに話してたよな。
ニコニコ笑っちゃってさ。
なんで、俺以外のやつなんかと話してんの?
なんで、俺以外の奴なんかと笑ってんの?
なんで?
お前と一緒にいていいのは、俺だけだろ?
なぁ、なんでだよ。
俺はこんなにもお前のことが好きなのに。
お前はなんで、答えてくれないんだよ。
なぁ、なんで。なんでだよ。
お前のこと、こんなにもアイシテルのに。
なんで。なんデ。ナんデナンでナンデナンデナンデナンデ・・・!
・・・あァ、ソウダ。お前が俺のモノにならないのナラ。
無理やり、俺のモノにしちゃえばイインダ。
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いかがだったでしょうか?
作者はつい最近ヤンデレに目覚めたので、まだイマイチ「ヤンデレ」というものを理解していません。
もしこの話を見て「こんなのヤンデレじゃない!」と思ったのであれば、何なりとお申し付けください。
どうすればヤンデレになるのかご指導いただければ、すぐさま直させていただきます。
ありがとうございました。
- チューベローズ ( No.12 )
- 日時: 2018/03/22 15:50
- 名前: 闇帝 (ID: kVKlosoT)
ーエンマ目線ー
オロチと俺は、恋人関係にある。
今まで何度もキスしてきたし、デートだってしてきた。
けれど俺にはもう一人恋人がいる。
俺の側近である、ぬらりひょんだ。
アイツの白く長い髪も、普段はツンツンしてるのに夜になるとデレる所も、大好きだ。
二人はこの事を知らないし、俺も教える気はない。
俺とオロチとぬらりとの関係を知っているのは、俺を除いてただ一人。
本家軍大将、大ガマだ。
アイツはなぜか感がいい。だからバレちまったんだよなぁ。
そんな時、大ガマから一つの花を貰った。
「お前にぴったりの花だろう?」
そう書かれたカードと共に送られてきたのは、チューベローズ。
あぁ、確かにこれは、俺にぴったりの花だ。
俺は笑みを浮かべながら、その花を引き出しにしまった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
頑張ってはみたのですが・・・もう訳わかんねぇ\( ^ 0 ^ )/
オロチ関係なくないすか?これ・・・
チューベローズの花言葉は、『危険な関係』何だとか。
エンマの本命はどっちなんですかねぇ・・・
- 時の止まった桜の下で ( No.13 )
- 日時: 2018/03/22 15:52
- 名前: 闇帝 (ID: kVKlosoT)
刹那の時を行く桜に、私は心を奪われた。
私もあのように、美しく咲きたい。
そして叶うのであれば、このまま時が止まって欲しい。
永遠に花咲く桜を夢見て、私は桜オロチとなった。
時を止め、散らぬ桜を眺める。
けれど私は、その姿に以前のような美しさは感じられなかった。
ーー何故だろう。桜は変わらず美しいのに、なぜ心が満たされないのだろう。
「それは、桜が散るからこそ美しい花だからだよ、オロチ。・・・いや、桜オロチ」
不意に、そんなことを言われた。
止まった時の中で動くことができるのは、時を止めた私と、もう一人。
「時空神、エンマ・・・」
私と同じく、時を操る力を持ったエンマ大王。
私の、最愛の人。
彼であれば、この時の中でも自由に動ける。ここにいるのも納得だ。
「桜オロチよ。お前はこの桜を、美しいと思えないのだろう?」
「・・・はい。おかしいですよね、己が望んだことだというのに」
「いや、おかしくなんかないさ。俺だって、永遠に咲き誇る桜を見たいと思う。でもなぁ、桜は儚く散っていくからこそ、美しいんだ」
「散っていくから、美しい・・・」
あぁ、そうか。私は咲き誇る桜を美しく思ったのではなく、儚く散りゆく桜を美しく感じたのか。
「ならばもう、時を止める必要はありませんね」
そう言って私は、止まった時を動かそうとした。
しかし時空神が私の腕をつかみ、それを阻む。
「時空神?」
「まぁそう焦るなよ。せっかく二人だけの世界なんだ、もっと楽しもうぜ?」
そう言って時空神は私の頬に唇を落とす。
チュッとリップ音を立てて、唇が離れた。
時空神は意地の悪い笑みを浮かべて、私の頬を撫でる。
顔が朱に染まる感覚を覚えながら、私も笑みを返し、「それもそうですね」と言った。
散らぬ桜の下で私は、愛する人と唇を重ねた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最後なんかこじつけ感ありますね。
時空神エンマを呼ぶとき、様をつけた方がいいですかね・・・
- 桜並木とソフトクリーム ( No.14 )
- 日時: 2018/03/22 15:54
- 名前: 闇帝 (ID: kVKlosoT)
〜人間界・桜並木〜
妖魔界も人間界も春一色に染まり、桜の花がヒラヒラと舞い散る。
恋人や家族連れが集まる桜の並木道に、俺と桜オロチはやってきた。
俺はデートのつもりなのだが、桜オロチは友人同士の付き合いのように考えているようで、無防備な姿をさらしている。
チラリと桜オロチの姿を盗み見ると、彼は美味しそうにソフトクリームを頬張っている。
先程店で買った、期間限定の桜味のソフトクリームだ。
ペロペロと赤い舌をのぞかせて食べるその姿はとても愛らしく、そのまま襲いたくなる衝動にかられる。
それをグッとこらえながら桜オロチを見続けると
その視線に気がついたのか、桜オロチがこちらを向く。
しまった、どう言い訳をしようか。
こちらに気づかれたことに俺が焦りを覚えていると、桜オロチはスッとソフトクリームを差し出す。
「・・・食べるか?」
どうやらソフトクリームに興味があるととったらしい。
そうじゃないんだが・・・と思ったが、こちらとしては都合がいいので訂正はしないでおく。
せっかくなので俺もソフトクリームを少しもらおうと思い顔を近づけ、ふとあることを思いつく。
俺は差し出されたソフトクリームではなく、それを持つ腕をつかみぐいと引っ張った。
突然のことに反応できず、桜オロチはバランスを崩す。
そしてこちらに倒れこむ直前、俺は桜オロチにキスをした。
唇を話す間際にペロリと唇を舐めると、ソフトクリームの甘さを感じる。
本当はもっとしていたいのだがこれ以上はやめておいたほうがいいだろう。
名残惜しげに唇を離すと、桜オロチの真っ赤な顔が見えた。
「ん?どうした?」
その理由を知っておきながら俺は意地悪くそう問いかける。
すると桜オロチはワナワナと肩を震わせ、小声で「誰かに見られたらどうするんだ!」と叱りつけてきた。
俺はニヤニヤと笑うだけで何も言わない。
そんなに怒らなくても、見られることは絶対にないのに。
そんな俺の態度に再び何かを言おうとした桜オロチだったが、ふとあることに気づく。
先ほどまで聞こえていた子供の声や若い男女の声が聞こえない。
それどころか、他に落ちるはずの桜の花びらが空中で静止している。
「時間を止めたのか・・・」
どこかホッとした様子で桜オロチは呟いた。
「当たり前だ。誰がお前の可愛いところを見せるか。その顔を知ってるのは、俺だけで十分なんだよ。」
そんなことを言ってやると、再び桜オロチは顔を真っ赤に染め上げる。
「それならそうと先に言え。ビックリするだろうが」
そう呟くように言うその姿がまた可愛くて。
俺は再び、キスをした。
今度は舌も入れて、深く深く口付ける。
桜オロチは驚きはしたものの、抵抗はしなかった。
桜並木の下で交わしたキスは、甘い甘いソフトクリームの味がした。
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今回は人間界でのデートとなっております。
桜味のソフトクリーム、私も大好きです!
個人的にはバラのサイダーが美味しいと思ってます。(アイス関係ない)
今回のお話も楽しんでいただけていれば幸いです。
「こんな話が読みたい!」というものがあれば全力で書かせていただくので、是非是非お申し付けください!
長文失礼いたしました。