複雑・ファジー小説
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- 日常≠非日常 −日常と非日常は紙一重−
- 日時: 2011/07/25 17:17
- 名前: ゆn (ID: HgCKMcvF)
——日常と非日常が紙一重なんて誰がいっただろう。
そんなの在り得る訳がないじゃないか。この世は一般的な“日常”で構築されているんだ。誰に対しても平等に日常が、時間が与えられている。其れなのに、日常と非日常が紙一重? なにを根拠に言っているんだろう?
誰に対しても平等に訪れる筈の一般的な日常が、一般的な日常じゃないものなんて誰が想像できる? 想像できる人なんか少ないんだ。
自分は、闇の帝王だ。とか……何処の夢物語だい? 父は裏社会のボスだ。なんて、誰が信じるんだい?
あくまで僕は信じない。誰もが同じような“日常”を送っている。ただ其れだけを信じている。
朝起きて、ご飯を食べて、学業や仕事に励んで、帰宅して、ご飯を食べて、就寝する。それが普通の日常なんだ。
僕はそれ以外の日常の存在を否定したい。そう思う。
はい。
皆様始めまして。
駄作執筆機のゆnと申します。
深い意味はなにもありませんが……。
今回は書き方を変えてみようと思いました。
ある種、“憧れ”を小説の中に入れようと思いました。
自分には入り得ない。
理解し得ない非日常の憧れを詰めてみます。
誰に共感してもらえるのか判らないですが……。
誰にも共感して貰えない可能性もありますが……。
一部にはこういう風に思ってる人間もいる。
それだけ、判ってもらえれば嬉しいです。
:注意事項
1.軽く、ノンフィクション混じる可能性もあります。
2.荒らし、誹謗、中傷、チェンメは受け付けてません。
3.アドバイス等ありましたら、どうぞ言ってください。
4.ゆnが嫌いな方は、どうぞお戻り下さい。
:目次:
キャラクタ
「>>1」
第一章
第一話
「>>6」「>>11」
:お客様:
王翔殿
玖龍殿
美空殿
:お知らせ:
:スレ建て日:
2011年 7月 25日
- Re: 日常≠非日常 ( No.2 )
- 日時: 2011/07/25 10:26
- 名前: 王翔 (ID: r9A/tVVL)
- 参照: http://loda.jp/kakiko/?id
はい、王翔です。
非日常ですか!?
私の好きなジャンルです。
気になります……
では、更新頑張ってくださん。
山の上から応援してます!
- Re: 日常≠非日常 ( No.3 )
- 日時: 2011/07/25 10:32
- 名前: ゆn (ID: Qz56zXDk)
王翔殿
コメ有り難う御座いますです。
一応、“非日常”と“日常”を絡ませて行こうと思ってます。
あ、お好きなジャンルでしたか。それはそれは((
多少……っていうか、殆どノンフィクションで構築される小説になりそうな気もするので、冷めた目で見て下さい^^
はい、応援有り難う御座います^^
- Re: 日常≠非日常 ( No.4 )
- 日時: 2011/07/25 11:37
- 名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: LMPzgpkP)
書き方、変わった?
俺、>>0みたいな文章好きだよ。
ゆnは日常非日常って単語が好きなんですか、と問いたい。
シリアスで同じようなのなかったか?
まぁ、いいや。
かなり厨ニっぽくなると思うので、楽しみにしてます。
- Re: 日常≠非日常 ( No.5 )
- 日時: 2011/07/25 12:08
- 名前: ゆn (ID: Qz56zXDk)
玖龍
「日常」「非日常」って言葉は好きじゃねーよ?
いや、ただ世間一般の人が送ってる日常と、俺の送ってる日常を比べたら、
少なからず俺は「非日常」に関与してる人間なんだな。って思ってるだけ。
俺は、あの書き方苦手。改行しにくいし。別に、ワンスペース空ける必要あるか? って思う。
あれだね、シリアスで書いてる奴のリメイク版みたいな感じ。
厨二ぽく……ってw
ま、「厨二」さを感じる前に、本当に在る事って言うのを押さえてくれれば別に何思われようが構わないね。
- Re: 日常≠非日常 ( No.6 )
- 日時: 2011/07/25 12:26
- 名前: ゆn (ID: Qz56zXDk)
第一話
四月某日。
去年同様に今年も入学式が始まる。四月だと言うのにまだ北海道は肌寒い。その為、外に出歩く時は薄手の上着を着用する人が殆どだった。
学校に着くまでの道のりが、酷く長いものに思える。
「ふぅ……。もうちょい近くに家建てるとかしないのか僕の親は……」
僕は親への愚痴を零しつつ歩み続ける。誰が其処に居る訳でもないので、ポケットからDSを取り出してやり始める。太陽の光が反射して画面が黒くなり、見難いがそれをも気にせずにやり続ける。ただ、黙々と歩きゲームを進める。
「あ、雑魚だな、このボスキャラ……」
不敵な笑みを顔に浮かべ、最後の攻撃を決めようとする。
瞬間。
「恍唏なんでゲームしながら歩いてるの……? えっ、学校ってゲーム機持ち込み禁止だよ……ね?」
後ろから、仮初の「友達」が話しかけてくる。ただ、その言葉には“なんでゲーム持ってきてるの?”“学校行くんだよね?”といった、不思議な感情が渦巻いているんだろう。僕は何も感じないけど。
「別に、学校には行くよ? もう少しで着くしさ」
学校のほうをチラッと見て言う。もう、校門の直ぐ近くだった為、ゲームを中断してパタンと閉じる。自分の感覚だと、まだ小学校の前辺りだと思っていたから内心驚いた。
「それじゃ、おいらん行くから」
僕はそれだけいうと、友達を置いてさっさと学校の敷地内へはいる。
生徒玄関に行くまでに職員室の前を通るのが癪だったが俯いた状態のまま通る。僕は、生徒と同じ位教師が嫌いであまり顔を見られたくないからだ。
生徒玄関で靴を履き替えて、足早に三階の教室へと向かう。生徒玄関に貼ってあった生徒のクラス割り当てを見たら、二年B組と書かれていた。僕は階段を一段飛ばしで上る。ただ、制服ということもあってもの凄く登りにくい。何時ものジャージが恋しくなった。
教室入って第一声。
「うわっ……お前と同じクラスなの? え? マジで? なに俺死ぬ感じ?」
「おう、死ね。勝手に死んでろそこら辺で」
凄い怪訝そうな目で相手を見る。相手は嘲笑いながら答えてくる。こんな会話がほぼ毎日あるんだろうな……。そう思うと憂鬱になる。