複雑・ファジー小説
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- 【違う】仲なんて 知らないよ【知れないんだ】
- 日時: 2011/10/27 18:29
- 名前: シグマσ ◆IG222GjZjs (ID: OgnYhGeD)
( ゜ ゜)σ<ども、シグマです
( ゜ ゜)σ<マイペースに更新していきますから
( ゜ ゜)σ<アドバイスお願いしますね
※ ぐだぐだですよ
※ 結構初心者だったりしますよ
※ 友達募集してますよ
========ルール?=====
喧嘩 暴言 チェンメ ダメ、絶対
アドバイス 感想 ОK、絶対
=================
ほんだな
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>>1 プロローグ
>>2 登場人物
第一章 闇の使命は。>>5-7
第二章 惑星、青年、出会いにて。>>10->>19
第三章 君と(を)生活(消す)作戦 >>20-22
第四章 自分に嘘吐きだった彼女 >>27
更新少ししました。
- Re: 【違う】仲なんて 知らないよ【知れないんだ】 ( No.16 )
- 日時: 2011/10/11 16:26
- 名前: シグマσ ◆IG222GjZjs (ID: OgnYhGeD)
>>15
なんと( ゜ ゜)σ!!!
コメントきてることにものすごい喜んでいますよ、はい!
簡易小説になるかもですが、お楽しみくださいw
- Re: 【違う】仲なんて 知らないよ【知れないんだ】 ( No.17 )
- 日時: 2011/10/11 19:13
- 名前: シグマσ ◆IG222GjZjs (ID: OgnYhGeD)
人ではない…どうしてわかったの?
彼女は青年に問いかけた。
「君が、何かを放っているように見えるんだ。」
この時確信した。
(この人は、普通ではないだろう)
(闇を送るだけで消すことができるの…? )
(本当に…本当に…人間なの!?)
疑問に溺れそうになって、答えを見出せない。
ああ、この惑星じゃ思考がめぐらないわ……。
—その思考を打ち消すかのように、青年の口から漏れたのは—ー
「ところで僕、誰? 」
——!?
「僕、誰なんだ? 教えてくれ…」
この人(?)は何を言ってるの!?
「自分の名前もわからないの!?」
「…そうみたいだ」
- Re: 【違う】仲なんて 知らないよ【知れないんだ】 ( No.18 )
- 日時: 2011/10/12 18:39
- 名前: シグマσ ◆IG222GjZjs (ID: OgnYhGeD)
これは…まさに記憶喪失?ってやつか?
名前すらわからないんじゃどうしようもないじゃない……。
もちろん家もわからなそうだしなぁ……。
「どこから記憶が消えたの? 」
「えーと…考えてみる。」
青年は黙り込み、(なにかを思い出せないか)と必死に考え込んだ。
「あぁ、確か子供にぶつかって…」
「それで? 」
「ぶつかって道路に出た子供を助けようとしたんだと思う……」
「……そこからは、覚えてないのね? 」
「うん…」
青年は悲しそうな顔をしていた。
それに気づいた彼女は、とっさに話を変えた
「あ、そうだ! 5日間私と過ごしてみようよ! 」
「…なんで?」
「もしかしたら、子供の私と生活する事で、
貴方の記憶が戻るかもしれないわ! 」
彼女は目を輝かせていった。
本当の狙いは————
この青年を消すことだったから。
- Re: 【違う】仲なんて 知らないよ【知れないんだ】 ( No.19 )
- 日時: 2011/10/12 18:48
- 名前: シグマσ ◆IG222GjZjs (ID: OgnYhGeD)
元々、此処に来たのは人を消すためなんだ。
それを実行できるのだから、目だって輝くものさ。
「うーん…それもそうかも」
(やった!)
彼女は心のなかで喜んでいた、しかし、不安も渦巻いていた。
この事をいってしまったら?
消すなんて、いってしまったら?
この人は逃げてしまうのでは——?
—彼女の「サミット」は
「隠し続ける」という事で終わりを告げた—
「じゃあ、まず住むところを決めなきゃね! 」
「うん」
彼女は青年の手を引き、住宅路を離れた。
「ここがいいかなぁ…?」
しばらく歩き、鬱蒼とした森の中、小さな家を見つけた。
青年は、首を縦に振らなかった。
「ここ…なんだか嫌だ」
「どうして?」
「なんか……こうヘンな感じがするんだ」
「なによそれ」
彼女は笑って相手にしなかった。
青年の顔は曇っていた。
- Re: 【違う】仲なんて 知らないよ【知れないんだ】 ( No.20 )
- 日時: 2011/10/12 19:23
- 名前: シグマσ ◆IG222GjZjs (ID: OgnYhGeD)
「ここ 何か嫌」
その願いを彼女は聞かない。
自分の思いに忠実だったから——
深呼吸をして、
小さな一軒屋のドアをあける。
軋むような重い音がした後、木がこすれる様な音もした。
「一応、ここに住めそうね」
「……気のせいだったのかな」
彼女の問いに答えない青年は、代わりに何かを呟いた。
「入る前はヘンな感じがしたのに……」
「気のせいじゃない?」
「でも確かに違うんだよ! 」
いきなり声が大きくなった。心臓飛び出るわそんなの
「ま、まぁ一日過ごしてみようよ、ね?」
彼女は青年をなだめるように優しく問いかけた。
「じゃあそうする。変なコトがあったら僕はすぐここをでるから」
「……わかったわ」
彼女は、(変なコトが起こりませんように!)
と、心の中で唱えつづけた。