複雑・ファジー小説
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- (連載中止)
- 日時: 2012/01/21 01:57
- 名前: (たけ´・ω・`) (ID: CekhHc8W)
なんだか内容や世界観がおかしくなったので中止します。すみません。
- Re: お化けの国のアリス (キャラ絵完成) ( No.13 )
- 日時: 2012/01/01 21:16
- 名前: あんず (ID: YuKtYzVA)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=25620
こんにちは!
あんずです(=´∀`)人(´∀`=)
キャラ絵ものすごいうまかったです!
アリスちゃんが綺麗でした〜
やっぱ衣林も素敵です!
絵心欲しいです(;´Д`A
- Re: お化けの国のアリス ( No.14 )
- 日時: 2012/01/02 20:59
- 名前: (たけ´・ω・`) (ID: CekhHc8W)
あんず様
コメ有難うございます〜!><
伊達に授業中集中して絵かいてませんよwww^p^テストアカテーン!
衣林も近々出そうと思ってるので、見てくれると嬉しいですww
- Re: お化けの国のアリス (キャラ絵完成) ( No.15 )
- 日時: 2012/01/02 11:31
- 名前: クリスタル (ID: RIMOjgnX)
わあ、男子の絵も描いたんだ。
やっぱ、この画風いいわぁ
- Re: お化けの国のアリス (キャラ絵完成) ( No.16 )
- 日時: 2012/01/02 21:00
- 名前: (たけ´・ω・`) (ID: CekhHc8W)
クリスタルさん
もっとカッコいい絵描こうと思ったんですがなぜかちまい絵しか描けなくてですね・・・^p^
- Re: お化けの国のアリス (第四話 前) ( No.17 )
- 日時: 2012/01/04 00:18
- 名前: (たけ´・ω・`) (ID: CekhHc8W)
第四話 前 〜ラブラブルー〜
透明な窓ガラスからきらきらと朝日が差し込む。
朝日がアリスの顔を照らすと、アリスはまぶしいと言わんばかりの顔で、眉間にしわをよせ、青い大きな瞳を開けた。
目をこすりながらベッドをおり、洗面台の鏡を見た。
「ちゃんと生きてる・・・。」
そういうとアリスは蛇口をひねり、まだ冷たい水で顔を洗いふわふわのタオルで顔を優しくふいた。
その時、外から何やら「クスクス」と小さな笑い声が聞こえたのでアリスはパジャマの白いワンピースから、いつものお洒落な服に着替え、そろりと窓から外をのぞいてみると、そこには口を押えてクスクス笑っているエイプリルが立っている。
はぁ、と小さくため息をつき、しょうがなくドアを開けた。
「おっはよ〜!アリス!今日は待ち伏せバージョnんぶぇ!」
アリスはぺたんっとエイプリルの頭にチョップをして、やかましいと言っているようなしかめっ面をした。
「朝から怒らないで〜☆今からゴーゴンのお姉ちゃんのとこへ行くの!」
確かにエイプリルの手元を見ると、クッキーのような甘くいい香りがするあみカゴを持っている。たぶん手土産だろう。
「あたしも行きたい・・」
そのアリスの言葉にエイプリルは最初驚いていたが、乗り気のアリスを見てすぐ満面の笑みを浮かべ、やったぁ!とジャンプをした。
「じゃぁ今すぐ行こう行こう♪」
エイプリルはニコニコしながら右手にあみカゴ、左手でアリスの手を引いて歩いた。(たぶん今日はあみカゴがあるから走らないのだ。)
もちろんエイプリルと仲良くしたくて行くわけではない、こんなお洒落な服をくれたお礼と少しクッキーを期待したからだ。
あまりゴ−ストタウンが都会的ではないせいか、朝の空気がよく澄んでいて、アリスが住むアメリカのコンクリートばかりの都会中じゃなかなか吸えない空気で心地が良い。
そのうち丘を登ると一件の家が見えてきた。大きさは普通だが、家が大量のツタで覆われていて正直気味が悪かったりする。
「ゴーゴンおねぇちゃん!あーそぼー!」
エイプリルが大声でそうう言いながらあみカゴを持った手でドアノブを握って開けた。
アリスは軽くおじぎをしながら少し警戒して入っていく。ゴーゴンと言えば、石にされてしまう印象が強いせいか、いつもより丁寧にふるまう。
そうすると、ゴーゴンの女の人が、階段から降りてきてニコリと笑った。
「あら!エイプリル、いらっしゃい、それと、アナタ服着てくれたのね♪」
「はい、アリス・ベイリーです、服有難うございます。」
「そんなに緊張しなくていいわよ♪」
思ったよりいい人そうだった、ベラは机の上にある、ガラスの小瓶の蓋をあけ、そこからキャンディー二個取り出した。
「はい、二人とも、これあげる!」
「有難うございます!」
アリスは目を正にキャンディーのように輝かせ、キャンディーを口の中にぽいっと入れた。甘くてすごくおいしい。
はっとして周りを見ると、アリスはエイプリルよりも先にキャンディーを取っていた。
「アリス意外〜!かわいい!!」
「甘いのが好きなのね?」
顔がわっと赤くなる。口の中のいちごのキャンディーがゆっくり溶けていく。
「さっきね、とっても懐かしいものを見つけたの」
そういうとベラは木製の机の上に少し古い写真をぴらりとのせた。
「だれー?」
「ふふ、私の初恋相手よ!」
ニコリと笑い写真を持ち、顔の近くに持った。
「だけど彼、エルフ族だし、アタシゴーゴンの子だから男子に怖がられて・・・」
懐かしむような顔には少し寂しげな顔もあった。たぶん付き合えなかったのだ。
「じゃあウチとアリスが二人を仲良くさせてあげるのだ!☆」
エイプリルが得意げな顔でアリスの肩に腕を回してニシシと笑った。
「でも・・・相手も困ると思うわ・・;」
「セリシーちゃんにニンゲンになる方法聞きに行こう!」
ベラの話をまったく聞いていない様子で、ベラの家を出て、セリシーの家に向かって走り出した。
アリスもあまり乗り気ではないが、服の恩返しとか、昨日言っていた「ビーズベル」の話にもなにかありそうと思い、拒めなかった。
しょうがないが今回はエイプリルの考えに任せてみようと思った。
第四話 前 続く

