複雑・ファジー小説

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世界を救う1人の少女の物語【更新!】
日時: 2012/05/12 11:43
名前: 春嵐◇arashi (ID: vvBnUqx7)
参照: タイムトラベラー

こんにちは!

春嵐です!

この小説は、「ステップ バイ ステップ」のリメイク…というか早い話、やり直しになります。

ステップ バイ ステップに来て下さった方々、本当に申し訳ありませんでした。

*注意*
私は初心者です。
更新速度も遅いです!
コメを下さると泣いて喜びます!(本当に!)

この話はファンタジー長編の予定です。
グロなどはあまり出てこないと思います。

世界観の設定を深くするために、初めは説明が多いかもしれませんが、よろしくお願いします!

*目次
世界観 >>01 >>04
人物紹介 >>05
プロローグ >>06
第1章「出会い」>>07-10 >>16-18 >>24-25
第2章「バカと天才は紙一重」
特別章「瑠奈の過去」  >>31



*お客様
六花様
ナル姫様
ゆぅ様
霧雨〜BARNA〜様
華世様
蒼様
柊様


それでは———start!

Re: 世界を救う1人の少女の物語◆コメを下さい! ( No.35 )
日時: 2012/05/10 17:32
名前: 春嵐 ◆gKQv5IanZU (ID: 78sNkMqs)
参照: タイムトラベラー

———幸い、8班は食堂に全員揃っていたので、すぐに現場に駆け付けられた。
なるほど、こういう時に困るから班行動なんだ、と今更ながら納得する。

現場は放送でも言っていた通り、学院の北3㎞にある小学校だった。
…校門をはいってすぐに異変に気付いた。

校舎のてっぺんには大きな黒い影が見えた。

Re: 世界を救う1人の少女の物語◆コメを下さい! ( No.36 )
日時: 2012/05/11 21:05
名前: 春嵐 ◆gKQv5IanZU (ID: cOYsJMgu)
参照: タイムトラベラー

———どうやらその悪魔は小学校の休み時間に現れたようだった。
校庭にはたくさんの児童がドッヂボールをしていたり、縄跳びをして遊んでいたようだった。
…しかし、いまその校庭は地獄と化していたのであった。

抱き合って泣き叫ぶ子供たち。
叫ぶことも出来ずにふるふると震えている子もいた。
あちこちに悪魔がはなったと思われる炎があかあかと燃えている。
今にも子供たちを飲み込みそうな勢いだった。

そしてその悪魔は…
「瑠奈…これは全員が精いっぱい力を出し切らないと勝てないかもしれない…」

いつもは強気な聖良でさえ真っ青な顔をしていた。

Re: 世界を救う1人の少女の物語◆コメを下さい! ( No.37 )
日時: 2012/05/12 09:00
名前: 柊 (ID: q9W3Aa/j)

おはようございます。
 柊です。

 小説読ませていただきました。とても、興味深い内容ですねw
読んでいて、時間を忘れて見入ってしまいました^^
 
 これからも、頑張ってくださいw

  続きを、楽しみにしてますww

Re: 世界を救う1人の少女の物語◆コメを下さい! ( No.38 )
日時: 2012/05/12 11:12
名前: 春嵐 ◆gKQv5IanZU (ID: vvBnUqx7)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode

柊様*

コメントありがとうございます!!

そう言って頂けると凄く嬉しいです!!

今から更新しようと思いますので、よろしくお願いします!

Re: 世界を救う1人の少女の物語◆コメを下さい! ( No.39 )
日時: 2012/05/12 11:31
名前: 春嵐 ◆gKQv5IanZU (ID: vvBnUqx7)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode

校舎の上にいる大きな黒い物体。


見た目は猫…いや、どちらかと言うとトラに近い感じだ。
真っ黒な体のその悪魔は、尻尾が7つに分かれ、「グルルルル…」と
言いながらこちらを睨んでいる。
子供達は未だに動けずにいた。

「…と、とりあえずさ、ここで戦ったら児童が危ないから、校舎の屋上にいこう!」

なんとか聖良が声を振り絞ってみんなに指示を出した。

「…ちょっと待て…。」

そんな聖良を遮るようにして黒川は怖い顔で言った。

「瀬川はここに残れ。」
「えっ?何で俺が残るんだ?俺も戦いてぇよ!」

すかさず了が反論する。
私もなぜ黒川がそんな事を言ったのかがわからなかった。

「え…でも了は確かに頭は悪いかもしれないけど、実戦で使えないってことはないと思うよ…?それに聖良が言った通り4人で戦ってやっとなんだから…」

…私もそんなこと言える立場じゃないけど。

「いまこの校庭に児童を置き去りにしたらどうなるかわかってるのか?じきに炎はどんどん大きくなって、みんなを飲み込む。それを止める人員が必要なんだ。…それに今、お前は怪我をしてる。」

「え…まぁ、そうだけど…。」

たしかに黒川の言っていることは正しかった。
先日了は、階段から足を滑らせ、足を捻挫していたのだ。

「だから足手まといになる。だからここに残れ。2度は繰り返さん。」

黒川はそう了に言い放ち、校舎に向かって走りだしたのであった。


…確かに黒川の言うことは正論だ。
だけど私はなにかその言葉が心の隅に引っかかったのだった。


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