複雑・ファジー小説

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ヴァルキリー【オリキャラ募集終了】
日時: 2013/02/11 17:37
名前: なつき ◆XfX7HPIO4I (ID: kAWEuRKf)

初めまして、なつきといいます。
今回、初小説なので完全に駄作ですがよろしくお願いします

*注意*
・荒らし、悪口お断り
・なりすましお断り
・チェーンメールお断り
・コメントは大歓迎ですが、関係の無い雑談はなるべく控えて下さい
・更新は遅いです

それではどうぞ(^^)

Re: ヴァルキリー【オリキャラ募集終了】 ( No.39 )
日時: 2014/12/10 19:07
名前: なつき ◆XfX7HPIO4I (ID: kAWEuRKf)

リイトは難しい顔をした
「…様って、つけられるの好きじゃないんだよ」
「え、えっと…それじゃあ……リイト、さんで…」
「さん?」
予測していなかったのか、リイトはキョトンとした表情でクレラを見つめた
「…うーん、まあ…いいか、な?」
返事は曖昧なものだった
「えっと…それで、き……リイトさん、今日はどうしたんですか?」

Re: ヴァルキリー【オリキャラ募集終了】 ( No.40 )
日時: 2013/08/15 09:30
名前: なつき ◆XfX7HPIO4I (ID: kAWEuRKf)

「休暇でやることが無かったからな、ヒマだから来たんだが…迷惑だったか?」
「いえ、時間的にもお客様が少なくなるので、大丈夫です」
「そうか…なら良かった」
リイトはやんわりと微笑んだ
その表情にクレラはドキッとした
「お前、家族はいないのか?」
リイトの言葉にハッと我にかえったクレラは慌てるように返事をした
「あっ、はい、いないです」
「兄弟は?」
「一人っ子です」
「ほう、一人で経営しているのか?」
「はい」
リイトの質問にクレラが返し、クレラの質問にリイトが返す
そんな会話を続けていた
すると

 カラン カラン

入り口についている鐘が音をたてた

Re: ヴァルキリー【オリキャラ募集終了】 ( No.41 )
日時: 2013/09/07 08:38
名前: なつき ◆XfX7HPIO4I (ID: kAWEuRKf)

「いらっしゃいませーー!」
リイトとクレラは入り口に目をむける
そこには、誰がどう見ようと、貴族の女性が立っていた
腰まであるクリーム色の髪と綺麗な茶色の瞳を持った女性はピンクのドレスを纏っている
そして、何より
「あれ?」
クレラはこの女性に見覚えがあった
「こんにちは」
女性は挨拶をし、店内に入る
そして、クレラと目が合うと、
「あら?」
数日前に合った人物を思い出した
この2人の関係が分からないリイトは
「??」
クレラと女性を交互に見ている
「あなたは…」
先に口を開いたのは女性だった
「この前の…」
「はい、クレラ=テリセリと言います。あの時はありがとうございました」
自分の紹介と礼を言ったクレラ
それに対し、女性な華が咲いたような笑顔になり
「ご丁寧にどうも。私はシャーリー家長子、ティア=シャーリーと申します」
と自分を紹介しながら、ドレスのすそをつまみながら頭を下げた

Re: ヴァルキリー【オリキャラ募集終了】 ( No.42 )
日時: 2013/10/26 09:55
名前: なつき ◆XfX7HPIO4I (ID: kAWEuRKf)

シャーリー家
この言葉には、リイトもクレラも聞き覚えがあった
貴族の中でも特に位が高く、王族からの信頼されているのがシャーリー家
その人物が2人の目の前にいる

「そちらの方は?」
ティアはリイトと視線を合わせた
「紹介が遅れました」
リイトは1度そう言うと踵を合わせ、拳を作った右手を胸に押し当てた
「私は、ゼニア国、王族騎士団1番隊隊長、リイト=アクティーヌと申します」
正面をしっかりと捉え、凜とした声で自己紹介をした
「あなたが、時々聞く女性の騎士ね」
「はっ!ご存じいただき光栄におもいます」
「この目で見れて、とても嬉しいわ」
「もったいないお言葉」
「けど、私の前では堅くならないで」
「「はい?」」
リイトとクレラの声が見事に重なった

Re: ヴァルキリー【オリキャラ募集終了】 ( No.43 )
日時: 2013/12/01 07:10
名前: なつき ◆XfX7HPIO4I (ID: kAWEuRKf)

「えっと……堅くなるな、とは?」
リイトが聞く
ティアは笑顔で答える
「私は貴族だけど、『貴族様』って見られ方は好きじゃないの」
「はぁ……」
「同じ人が支配するこの世の中が、私は嫌い」
この瞬間、リイトとクレラは同じことを思った
     この人も、同じなんだ


「……この国で、そのような考えを持つ方は珍しいですね」
右手を降ろしたリイトは笑顔で言う


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