複雑・ファジー小説
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- 神様に殺されたのでコンテニューしてもいいですか?[週1、2更新]
- 日時: 2014/03/09 17:35
- 名前: 天崎 しょう (ID: .3h0YoDh)
はじめまして、天崎 しょう です。(後に天崎 きいろに変更しましたー)
なんとなく、なんとなく書いていくことにしましたので、よかったら読んでいってくださいませ。
荒らしはやめてくださいね?
コメントはとても嬉しいです、特に感想とか。
ま、今後ともよろしくお願いしまぁす!
- Re: 神様に殺されたのでコンテニューしてもいいですか? ( No.4 )
- 日時: 2013/11/21 19:16
- 名前: 天崎 しょう (ID: 8MqsofwL)
思い出した今でも半信半疑だが、俺は死んだ。確実に死んだ。……いや、何故死んだのかが思い出せない……。 死ぬ直前、誰かが隣にいたような気がするのだけはなんとなく覚えている。
「……思い出されましたか?」
「……俺は、どうしたらいいのでしょうか?」
と、俺は質問をする。
認めたくはないが、認めるしかない。それが現実だ。しかし、受験の合否が見られなかったのは残念だ……。
「その……ややこしい話ですが、貴方は今日死ぬはずではなかったのです」。
は?いや、死んでいるのだろ?
俺がまたも訳がわからないとゆう顔をしていると、
「これも、貴方に話すべきことでは無いのですが……人、動物、虫、etc.…生命体であるならば必ず神様が決めた日程に死ぬことになっており、それは記録されているのですが…貴方は死んでいるのに記録がない……あげられる可能性としては、天界、魔界の者が貴方に接触したのが原因であると考えられます」。
まぁ、神様が死ぬ日程を決めてるのは理解しよう……だが、俺はそんな奴等と話した覚えも会ったこともないも思うぞ?
俺は考えたことをまとめてから低階級天使の受付嬢に伝える。
「あの、俺は貴殿方みたいなのと接触したこは無いと思うのですが……?」
と言ってみたものの、よく考えてみれば『天界、魔界の奴等』と『人間』の区別が俺にできているのか?とすぐに思いつく。しまった、と思い訂正しようとするが
「ですよね、ありえません。たとえ天界、魔界の方々が接触したとしても、こんなに短くなることは……ん?」
低階級天使の受付嬢は電話がかかってきていることを知り、俺に少し待ってくれとアイズして、話始めた。
俺は先ほどの低階級天使の受付嬢の話をよみとって、俺の本当の寿命はまだ長いのだ知った。
そうか……本当はまたまだ生きられたのか……
そんなことを思うと少しずつ怒りがこみ上げてきた。
ったく!俺の寿命を勝手に短くしやがった奴は誰だよ……!
俺が心の中で誰とも知らない奴のことを恨んでいると、低階級天使の受付嬢はまだ話続けていた。
「──ええ、はい、そうです。……え?神様が!?じゃあこの方はどのようにすればいいのですかっ!?……はい、はい、わかりました……。では、失礼します」。
低階級天使の受付嬢は電話を切って俺にやさしく微笑みかけ──
「貴方は、天国にいきます。では、末長くお楽しみください」。
お、おぉ?まさかの行きなり天国送り?まぁ、でも、地獄に行くよりかは───
俺は考え直す。
まてよ?こいつは電話で話しているとき『神様が!?』って、言ってなかったか?
俺は受験中の、俺が最も苦手な科目──数学の問題を解いているときなみに……いや、それ以上に、頭を働かせた。
「わかりました。天国に行きます。ですが……」
俺は一拍おいて、言う。
「俺を殺したのは……神様です……か?」
低階級天使の受付嬢の顔が非常に驚いた顔をしたのを見て確信する。
「い、いえ!違いますよ!!」
今さら否定したところで意味はない。しかし、何故、何故神は俺を殺す?俺は神を冒涜した覚えないのだが……あ、いや、確かに家庭の事情で神……ではないが、近いものを殺ったことはある。がしかし、それは先祖代々からしてきたことで……あ、俺にそのつけが回ってきたか?
俺は深く、深く考えていると、記憶の曖昧になっていた部分──すなわち俺が死ぬ直前のことをハッキリと思い出した。
まさか…っ!!神の野郎……
間違って、交通事故で殺しやがったのか!?
- Re: 神様に殺されたのでコンテニューしてもいいですか? ( No.5 )
- 日時: 2013/11/22 19:35
- 名前: SSMT (ID: quPWWdqU)
題名に引かれてやってきましたSSMTと申します!
ぐんぐん話に引き込まれました!
すっごく面白いです。
神様…交通事故って…そもそも神様って人間界にいたんですね!
神に近いものを殺ったって所も気になります!
続きがとても楽しみです!
更新がんばってください!
応援しております!
- 神様に殺されたのでコンテニューしてもいいですか? ( No.6 )
- 日時: 2013/11/23 18:14
- 名前: 天崎 しょう (ID: tqP5BJ2q)
SSMTさん
米どもでですヽ(・∀・)ノ
感想書いてくださり、感謝感激雨あられですっ!!
頑張って更新していくのでよろしくお願いしまぁす!
- 神様に殺されたのでコンテニューしてもいいですか? ( No.7 )
- 日時: 2013/11/23 19:42
- 名前: 天崎 しょう (ID: Op4IwIaY)
ふさげてやがる……受けとめるしかないと思ってたが、こんなの受け入れられるか!
「あの、常識ではあり得ないと思いますが、生き返る方法とかありませんか?」
「ない……です」
と、低階級天使の受付嬢は言って目をそむける。
俺はあるのだと、目を背けたことから理解した。
「貴方の口からは言えないこともあると思います……。ですが、俺は何故か今日死んだ……その真実に同情してくださっているのでしたら……その生き返る方法のあるところに向かわせてくださいませんか?」
俺はこれは良い選択ではないと思った。もしかしたら、デタラメな所にいかされてしまう可能性もあるからだ。が、こうするしか、ない。いや、そもそも教えてくれるのか……?
低階級天使の受付嬢は重く口を開ける。
「貴方の行き先は天国ですが、死者権限の天国行き確定したかたのみに天国か、魔界に行くか……選択できます。私は天国がいいと思いますよ。なんせ、魔界では魔界の王女が気分次第では……なんでも、『なんでも』願いを叶えてくれるとほざくのですから、きっと良い話ではないでしょうからね……」
俺は低階級天使の受付嬢の目を見る。そして、伝わってくる───生き返りたいのならば、魔界にいけ、と……
「そうですか、では私は魔界に行きます」
「……わかりました。準備をしますので少々お待ちください」
低階級天使の受付嬢が何かの呪文を囁いている間に俺は手に汗がにじんでいた。
……今から魔界にいくんだよな……
俺は漫画やアニメ、映画などで魔界については知っている、が、それは人間が考えた所だ。本当は最も恐ろしいところであったって不思議ではない。
……でも、びびったって前には進めない。そうさ、やるしかない、やるしかないんだ。それが……現実だ。
俺が決意を固めたときに声がかかる。
「準備ができました……」
後ろを振り向いてみると、大きな、とても大きな扉が作られていた。
「こちらのゲートを通られますと魔界に
行けます。その後は魔界にナビゲーターがいますのでそちらに聞いてください」
「わかりました……」
俺は大きな扉に向かって一歩踏み出す。
「あのっ……!私は、ティアナ=ペルウスです……貴方の、貴方のお名前は何でしょうか?」
と、今さら自己紹介をしてきて、名前を聞いてくる。理由はわからないが、とくに拒否する必要は無いので答える。
「俺の名前は七条 隆也です」。
「そう、ですか…。やはり七条家の方でしたか……」
何か小さな声で何かいっているようだが聞こえない。
低階級天使の受付嬢──ティアナは俺をみつめ、
「では、いってらっしゃいませ。どうぞ、末長く魔界をお楽しみください」
と、綺麗に笑みを浮かべながら言ってくる。
俺はうなずき、一気に目の前にある扉に目をつぶりながら飛び込んだ。
ああ、楽しんでくるさ…!ただし、末長くいるつもりはねぇけどなっ!!
俺は熱い思いをたぎらせて、目を開けると───とても大きく美しい城が空に浮かんでいた。
- Re: 神様に殺されたのでコンテニューしてもいいですか? ( No.8 )
- 日時: 2014/01/01 10:39
- 名前: 天崎 きいろ (ID: flKtWf/Q)
ここは……魔界なのか?
現時点で把握できる内容は三つ。
一つ、空に城が浮かんでいることから推測するに、魔界とやらに来たのだと考えられる。
二つ、魔界に来たと思われるが、現在位置から前方に巨大な建造物が見られる。前世で言うところの『夜』という時間帯にいるようで、その建造物を中心に大きな都市が見られる。ネオンの光が非常に眩しい。このことから、魔界に来てるのかが怪しい。
三つ、俺が今いるところは地上よりは上、空より下のところに存在している森のような所の崖にいることだ。
「さて……どーするかな……」
後ろを振り向けば木々が生い茂っている。前を向けば、崖。一歩踏み間違えたら死ぬ。森に進めば出口らしきものが見つかるかもしれないが、最悪は遭難して死ぬ。しかし、ここでただ待っていてもいつかは死ぬ。
まぁ、もとから死んでいるが。
どうしたものかと、悩んでいると、空から……正確には、あの浮かんんでいる城から何かがこちらに向かって落下してきている。それも音を出しながら。
「いやぁぁぁぁああ!!止まってぇぇぇぇ!!」
女の叫び声だと認識できる距離まできて、俺は理解する。これは……
「いやぁぁぁ……あ?あれ?生きてる?」
いや、死んでる。俺が。
この降ってきた女は俺をクッション代わりにして助かりやがった。
「……け」
「ん?何処からかうめき声のよーな声が……?」
「…そこから……どけっ!!」
俺は背中に乗っている女をどかすためにまず、腹に力をいれ、そして起き上がった。そして、おれの背中に乗っていた女は地面に転がる。
「お、お前はなんだ?なぜ落ちてきた?」
俺はなんとか立ち上がり、聞かなければならないことを口にし、地面に座っている女にに問いかけた。
「私?私はルナ=イリアスよ!これからよろしく!で、落ちてきたのはテレポートの失敗で落ちてしまったのよ……たまたまよ!いつもは成功するの!!」
俺の問いに答えた女の話で疑問が一つ。
「ルナ?だっけ?」
「ええそうよ!ルナ様と呼びなさい?」
「お前、さっき、これからよろしくって言わなかったか?」
「ええいったわよ?あと、お前じゃない、ルナ様よ!」
「何故だ?何故俺とこれから、よろしくする必要がある?」
ルナは不思議そうに首をかしげてからまたもわけのわからないことを話す。
「貴方が、『第1035回、女王様にお願いしちゃおー!』に、参加するからその専属悪魔が私だからよ?わかった?」
さて……疑問が疑問を呼んだな……