複雑・ファジー小説

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神様に殺されたのでコンテニューしてもいいですか?[週1、2更新]
日時: 2014/03/09 17:35
名前: 天崎 しょう (ID: .3h0YoDh)

はじめまして、天崎 しょう です。(後に天崎 きいろに変更しましたー)
なんとなく、なんとなく書いていくことにしましたので、よかったら読んでいってくださいませ。
荒らしはやめてくださいね?
コメントはとても嬉しいです、特に感想とか。
ま、今後ともよろしくお願いしまぁす!

神様に殺されたのでコンテニューしてもいいですか? ( No.1 )
日時: 2013/11/18 23:21
名前: 天崎 しょう (ID: fO8Tluwa)

エピローグ
俺は一ヶ月前から魔界なる所にいる。……学生服で。
魔界はまがまがしく、暗く、殺伐として───いるかと思えば。
活況があり、明るく、楽しげなところではないか。そしてこの魔界の王女の部屋で女王と話している。

「でぇ?あんた、生き返りたいんだっけ?あー、めんどくさいからだめぇ」

目の前にいる小柄な可愛らしいは女──この魔界の女王は俺にそんな理不尽な理由で俺の頼みを椅子にもたれつつポテチを食べながら断る。

「てゅうかぁ?神さんが殺っちゃったんでしょぉ?あー、ムリムリ、マジでナイナイ」

イチイチ苛々する声で喋る、いかにもギャルみたいな女王はなおも話を続ける。

「神さんが不手際でしたことでもぉ、くつがえせないのよぉ」

俺は呆然とする。なんでこんなことになる?確か俺は今日から高校生のはずだ。

「もー、自分の運命だと思って受け止めなさいなぁ」

受けとめろ?んっな馬鹿な話があってたまるか。


「なーにぃ?まだなんかあるのぉ?」
あーあるさ、勿論あるともさ。そもそも俺の頼みなんか聞いてくれる訳がないと思ってたさ。
俺は服のすそから呪符を取り出す。

「!!あんた!それはっ!」

女王は焦った声で俺の手にある呪符を奪おうとする。が、

「黙っとけや、ババア」

俺は素早く、呪符を女王様の顔に刺すように投げる。いや、実際女王の額に呪符は刺さった。

「きゃぁぁぁぁぁぁぁっっ!?!?」

女王は雄叫びをあげながらその場に崩れる。

「お前の選択肢は二つある。一つはそのまま呪符の効果で死ぬ。又は取ろうとして死ぬ。二つ目は俺を生き返られてその呪符を取ってもらう。どっちがいい?」

「わかったわよぉぉ!生き返らせばいいんでしょぉ!?」

女王は机の上にある書類に判子を押した。

「ほらぁ!コレでいいんでしょぉ!?早くとりなさいよ!」

俺は書類を確認して───その場を去った。後ろから悲鳴のような叫び声がするが気にしない。


「さぁ、やっと……戻れるな……」

俺が何故死んだのか、何故先ほどのような場所にいたのか……それは一ヶ月前えとさかのぼる─────

神様に殺されたのでコンテニューしてもいいですか? ( No.2 )
日時: 2013/11/19 17:52
名前: 天崎 しょう (ID: U0psL23W)

コンテニュー編

現在時刻六時半、合格発表が行われるの8時からだ。俺は時間がまだあることを確認し、歩調をゆるめる。しかし、心拍数は上限なく上がりそうな気がするほど高くなってきている。
七条隆也、中学三年、二ヶ月前に俺が行きたくても偏差値が足りないと担任の先生から現実を突きつけられた日から猛勉強のすえ、受験した高校──高ノ宮高校の合格発表へと俺は向かっていた。
過信かもしれないが自信はある。そのため、我々受験生が結果発表前によく聞かれる……聞かれないかもしれないが結果を見たいか見たくないかとゆう質問を俺は幾度もされたが俺は見たいと、答えた。
回りを見てみると高校付近に来たことを理解し、歩調が速まる。

「あ〜これで落ちてたら俺死ぬわぁ」

そんなことを呟きながら曲がり角を曲がると……バイクが猛スピード接近してきた。いや、曲がったときはすでに取り返しつかない距離にまできていて、避けることすらできず───俺はいきよいよくひかれた。この時には記憶が曖昧でよくは覚えていないが

「えっ!?うっそ!マジかよ……。どうすっかなぁ………。とりあえず誤魔化す手続きしないとな!……あ、オレオレ、あのさー───」

と、これまた人をひいた奴ではないような落ち着きぶりだった。なんとなく、救急車でもよんでるのかと思い、話しかけようと思ったが……俺はそこで意識を失った。

Re: 神様に殺されたのでコンテニューしてもいいですか? ( No.3 )
日時: 2013/11/20 16:58
名前: 天崎 しょう (ID: p1bXpyo/)

そして、目が覚めると事務局のような所にいた。

「はぁーい!四重六番の方ー!!どうぞー!」

俺は今までなにをしていた?……思い出せない……。記憶が曖昧になって、混乱してる最中俺はふと目を手元におとすと、四〇六番の番号札を手に持っていた。

「いませんかぁ!いないのでしたらこちらで行き先決めますよぉ!」
受付嬢がそんなことをゆうではないか。俺は急いで受付嬢の元に行く。俺は勝手に自分のことを決められるのは嫌いだ。

「あ!あたなですか?では、番号札を見させてもらってもいいですかー?」
俺は言われるがままに番号札を見せた。

「はい、ありがとうございます!では、確認してきますので少々お待ちくださーい!」

俺は受付嬢が奥に行くのを引き止め、気がついてから、ずっと疑問に思っていたことを口にする。

「あの……ここはどこですか?」

受付嬢は俺の質問を聞いて、数秒呆けたあと深刻な顔をする。

「本当に、わかりませんか?」

俺はうなずく。

受付嬢は黙り、数秒たってからノートパソコンらしきものを服の中から取り出す。さらに数分後、受付嬢は「嘘……」と呟く。
受付嬢は俺に向き直り、話始める。

「誠にすみませんが……貴方は今日の日付には登録されていませんでした……。私のような低階級の天使が決めかねる事態になりましたので、上層部にかけあってきますので数時間……いいえ、数日お待ちください……」

受付嬢は意味のわからないことを唐突に話すではないか。今日の日に登録?俺は何も登録した覚えはないので登録されてなくて当たり前だ。低階級天使?え、中二病はいってんの?

自称低階級天使の受付嬢は俺が何も理解していないのに気づいたのか、説明を始める。

「本当は今説明すべきことでも、私から話すべきことでもないのですが……まず、ここは貴殿方が認識しているところの天界とゆう場所です。」

……は?トチ狂ってるのか?天界?こんないかにも郵便局の中みたいなところが?

「貴方は事故なのか、自殺なのか、病死なのか……記されておりませんので、わかりませんが……死にました。記憶が確かになる、数分前に」

……付き合ってられない。そうだ、俺は合格発表を見に行くんだった。ヤバイ、時間はわからないがもう始まっているだろう……あれ?まてよ……俺は確かに高校付近にはいたのだ。そして高校付近にはこんな所はなかった。なによりもここまで来た記憶がない……。
俺は記憶をさかのぼり───思い出す。




俺は……本当に死んだのか?


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