複雑・ファジー小説
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- 空飛ぶ青い鳥『オリキャラ三人募集』
- 日時: 2014/06/29 23:59
- 名前: 姫音桜子 ◆qZUCpA/gIM (ID: RwGgmRzn)
- 参照: http://うっす
僕らの自由はどこにあるのだろう
僕らの生きる意味はどこにあるのだろう
「やめて!!やめてください!!」
化物と戦って、面白がられ
人間扱いもされない私達の心は一体…
「メイリン…フェルスのことを頼むぞ…」
家族も友達も失い
飛ぶことも許されないカゴの中で死を待つ…青い鳥達
—————————
オリキャラ募集条件
・年齢は25〜30代のオリキャラ
・めっちゃ強いオリキャラno
・いかにも可愛い強調してるオリキャラno
・面白い性格がいいなぁとか思ってます
・外国の名前
・活躍中の空飛ぶキャラになるべく似てない
ーオリキャラー
名前
年齢
性別
見た目
性格
過去の話
その他
- Re: 空飛ぶ青い鳥 ( No.9 )
- 日時: 2014/06/28 13:58
- 名前: 姫音桜子 (ID: RwGgmRzn)
島に着いた
兵士たちは僕たちを船から
降ろした。
「残念な子供たちだな、競争で負けて死んだほうが
ましだったのにな」
「おじさん、それってどういうこと」
俺は兵士に向かって質問をした
「あぁ、っとな、ここはドルンドルンの島っつって
化け物が住んでる島なんだ」
「もしかして・・・父さんが行かされた島?」
「そうかもな、俺にはお前たちと同い年ぐらいの
子供がいるが・・・助けることは無理なんだ
これはお前たちの国も良いと認めたことなんだ。
おじさんを責めないでくれ」
俺たちは目を合わせた
国がそんな身勝手なことをするなんて、信じられない。
平和だったあの小さな国は
悪に染められ、平和も悪もわからなくなっている。
この島が、本当に化け物が住んでるなんて
思えなかった。
「兵士さん、ありがとう。」
と、ちいさなディビットが兵士に
感謝をした。
「あぁ、」
兵士は申し訳なさそうに
青い空を見上げて小さく一歩を踏み出して
船に乗り、僕たちを置いていった
その船を見守っていると
めがねをかけた青い髪の毛の女性が
こちらに向かって走っている
「げ、あれ化け物か、は、早く逃げないと」
慌てるヤエル
「落ち着いてただの人間よ」
メイリンはヤエルを冷たい目で見つめて言う。
「やっほーーーーーーーーーーー!!!!」
元気よく女性は私たちに挨拶をした。
「え、えっと、何者ですか?」
少し怯えるディビット
「あー、失礼。私はサウリー・ジェン
ここの島のリーダー。君たち幼いのにこんな所に
行かされて、本当私たちの国ったら馬鹿だよなぁ」
「・・・ジェンさん、お父さん知らない?」
メイリンは期待してジェンさんに質問をした
「ごめんね、なんて名前かな?」
「ゼルン・フェルスっていう男」
ジェンさんは考え込む
見覚えがあるのだろうか
「・・・えっと、ごめんね。その方はね、先日戦ってくれたんだけど
死んじゃったんだ・・本当にごめんね」
「お、お父さん」
メイリンはジェンさんの言葉を受け止めた
「よかったら、お墓見に行く?」
- Re: 空飛ぶ青い鳥 ( No.10 )
- 日時: 2014/06/29 19:04
- 名前: 姫音桜子 (ID: RwGgmRzn)
「みんな、いいかな?」
メイリンはヤエルとディビットにいう
二人ともコクリッ
と頭を縦に振った
「ありがとう」
「行く道、モンスターがいるかもしれない
あたしについて来てね、絶対迷子にならないように」
ジェンさんは私たちに忠告した。
なんだか、本当にこの島が恐ろしい島だと
改めて思う
歩きつづけて10分後
「みんな、つかれてない?大丈夫?」
と、ジェンさんは私たちに気を使ってくれた
「大丈夫です」
とディビットが答える。
ディビットをさっきから見ると
俺たちよりもしっかり者だ。
彼にはどんな過去があったんだろう?
ヤエルは金持ちだったらしいが
気になってしかたがない・・・。
「・・・っ、みんな止まって!!」
ジェンさんは強いただ事じゃない
感じで言う。
空と海を見間違えるほどの景色
静かな波の音。
「どうしたの、ジェンさん?」
ヤエルは恐る恐る質問する
「奴が来た・・・。キマイラよ」
「キマイラ?なんだそれ?」
ヤエルはおびえながらも知りたかった
「ライオンの頭と山羊の胴体、蛇の尻尾を持つ。口からは火炎を吐く
化け物よ」
鳥肌が立った
そんな化け物、どうやって戦うって言うんだよ
本当に、俺たちは
ここで死ぬ運命だ
「安心して、死なせたりなんかしないから
私を信じて。だって、君らを守るって決めたんだもの」
ジェンさんは腰にぶら下げていた
大鎌を手に取った
「さぁ、キマイラ出てきなさい
ショータイムの時間よ」
火が林から吹いてきた
「やっと、現れたわね。私たちを襲って殺ろうなんて
私の知能をバカにするんじゃないわよ」
キマイラは林から私たちがいる浜辺へ勢いよく走ってきた
「う、うわぁ」
「みんな、下がってなさい」
キマイラとジェンさんは見つめあう
ヤギとライオンの鳴き声を発するキマイラ
「相変わらず、面白い鳴きかたね」
ジェンさんは大鎌を振りかざし
勢いよくキマイラに飛び掛る
だがキマイラはよけて
ジェンさんの足を鋭い手で引っかく
「っ・・・・。」
「ジェンさん!!!!」
思わず呼んでしまうほどの怪我だった
「これしきで死んでたまるか」
ジェンさんは
キマイラの足を狙った
そして、大鎌でキマイラの足を裂き切った
キマイラの口から火が出た
だが、キマイラの足はまた生えてきた
「ちっくしょ、首を切らなきゃ死なないのかよ」
さっきの攻撃で体力を激減したジェンさんは動けなかった
キマイラはそれをチャンスに
ジェンさんの上に乗って、ジェンさんの大鎌を
振り捨てた
「重っ、ダイエットしろよ」
キマイラは攻撃態勢になった
俺はこのままだとみんなが死んでしまうと思い
走って大鎌を 手に取った
「ちょっと、フェルス!!」
メイリンの声は届かないほど殺すことに夢中になった
「キマイラ!!!!」
大鎌は重かったけれども
なんだか殺気でその感覚はない
俺はキマイラの二つの首を切った
血が舞い上がった
「やるじゃない、フェルス」
ほっとしたジェンさんはキマイラの下半身を
どかして言う
「フェルスったら、無茶すんじゃねぇよ」
ヤエルは俺の髪をごちゃごちゃにしていう
「よかった」
と、メイリンは俺を抱きしめてくる
「や、やめろよ」
- Re: 空飛ぶ青い鳥 ( No.11 )
- 日時: 2014/06/29 22:25
- 名前: 姫音桜子 (ID: RwGgmRzn)
「ふぅー、やっと付いたわ」
ジェンさんが歩きにくそうだったので
ヤエルと俺とで肩を貸した
歩き続けて、30分でやっと着いた
「お疲れ様、水のむかい」
と、腰にかけた水筒とみんなにむけた
俺たちは回して飲んだ
「おい、ディビット飲みすぎだぞ!!」
「ヤエルはお兄ちゃんなんだから我慢してあげてよ」
なんだか、周りから見れば家族に見える
- Re: 空飛ぶ青い鳥 ( No.12 )
- 日時: 2014/06/29 22:46
- 名前: 姫音桜子 (ID: RwGgmRzn)
「ジェンさん、お父さんのお墓どこ?」
メイリンはジェンさんに聞く
「あそこの、ヤシの下よ」
そこには花が置いてあった
メイリンはゆっくりまっすぐ向いて
父の墓に向かう。そして、ゆっくり
座って
「お父さん、久しぶりだね。
元気してたかな?フェルスも私も元気だったよ
新しい仲間も、ジェンさんもみんな優しくしてくれてるよ
お父さんはどう?天国でお母さん居た?
そうだといいね、お父さん私がんばったよ。
生きたいって毎日、毎日願って今となったよ
だから、あたし・・・あたし強くなったよ
フェルス強くなったよ、だから心配しないで
泣いちゃってごめんね、あはは」
メイリンは涙ながらに
墓を見つめて語る
ジェンさんはそっと近づいて
メイリンを抱きしめた
「お父さんからの伝言
メイリン、フェルス君らは元から強いよ
だから、必死に生き抜いてほしい
わが国の勇者はきっとお前らになる
ってさ」
「お父さんらしいね」
少し微笑んだメイリン
「私約束したんだ、君らを本当のわが子のように
育てるって・・・・だから、よろしくねみんな」
彼女は右手を差し伸べた
みんなより大きな優しそうな手
みんなはその手を握った
「「「うん」」」
- Re: 空飛ぶ青い鳥『オリキャラ三人募集』 ( No.13 )
- 日時: 2014/06/30 06:51
- 名前: 姫音桜子 (ID: RwGgmRzn)
「夜が近くなってゆくわ、目的地まで歩いてゆくと
迷子になる・・・うーん、そうだここで寝よう」
「え、でもモンスターとか来ないんですか?」
「そりゃあ、来るに決まってるでしょ
ここでねるっつってもここじゃないわよ
まぁ、みてなさい」
頭がおかしくなったのかと思うくらい
ジェンさんは変だとみんなが思った
「ぽちっと、はーふんかーふんまーふん」
と、なんかの呪文らしきものを唱える
だんだん怖くなってきた
すると、その10秒後
地面が揺れた
「な、なに、地震?!」
思わず叫んでしまう揺れだった
「安心して、ロナよ」
安心できないし、ロナって誰だ!!
「はーいはい、お呼びかなジェン」
と、小さなハンガーぐらいの人間が足元に居た
「う、うわぁ」
思わず変な声を発してしまった
「あ、間違えた君誰だかしらないわ」
「お久しぶり、ドワーフのロナ」
「にひひひ、お久しぶり!この前あげた大鎌大事に使ってくれてる?」
「えぇ、おかげさまでさっきキマイラ一頭地獄行きよ
ま、あたしが殺ったんじゃないけど」
世間話をする小さい小人とジェンさん
俺たちにもさっきのジェンさんの変パワーは移ってしまったのか
「あそこの、フェルスの息子さんがね」
「ほうほう、いい青年じゃないの。
どう?私の婿にならないか」
「んもう、ロナったらこの子は私の仮子供よ
手を出してしまったら許さないからね」
「ち、今度こそ婿になってくれると思ったのに」
ジェンさんとロナさん以外みんな
口を開けなかった
どう、つっこめばいいのかまだわからない
「そんでー、なんであたい呼んだのさ」
「ねどころの部屋だしてくんないかなーって」
「はいはい、お安いご用件」
ぽっけからロナさんは大きな四角い箱のようなものを
出した
「ちゃんちゃらーん、豪華セット一日限定ルーム」
「「「「ド●えも●かっっっ」」」」
やっと、突っ込みができた
「うふふ、わかってくれた」
気味の悪い笑い方をするロナさん
みんなは引いてしまった
つっこみするんじゃなかった
「これね、この赤いボタン押すと20秒以内に大きくなるから
ばいびー」
なんだか、説明が雑だった
「おしてみるか」
と、ジェンさんはさっそく押す
脳内で数える
「20、さぁーどう」
その瞬間あの箱ジェンさんが持ったまま
大きくなってしまった
「お、重い重い手がちぎれる」
ジェンさんは叫ぶ
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ふざけすぎました^p^