複雑・ファジー小説

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空飛ぶ青い鳥『オリキャラ三人募集』
日時: 2014/06/29 23:59
名前: 姫音桜子 ◆qZUCpA/gIM (ID: RwGgmRzn)
参照: http://うっす

僕らの自由はどこにあるのだろう
僕らの生きる意味はどこにあるのだろう

「やめて!!やめてください!!」

化物と戦って、面白がられ
人間扱いもされない私達の心は一体…

「メイリン…フェルスのことを頼むぞ…」

家族も友達も失い
飛ぶことも許されないカゴの中で死を待つ…青い鳥達


—————————

オリキャラ募集条件

・年齢は25〜30代のオリキャラ
・めっちゃ強いオリキャラno
・いかにも可愛い強調してるオリキャラno
・面白い性格がいいなぁとか思ってます
・外国の名前
・活躍中の空飛ぶキャラになるべく似てない

ーオリキャラー

名前

年齢

性別

見た目

性格

過去の話

その他

Re: 空飛ぶ青い鳥 ( No.1 )
日時: 2014/05/21 15:27
名前: 姫音桜子 ◆qZUCpA/gIM (ID: e.VqsKX6)
参照: http://うっす

1673年のある小さな国
海が広がり、新鮮な青空が輝く

「フェルス!!ほらほら、ご飯食べなさい学校に遅刻してしまうじゃないか?」

陽気で優しいお母さんと

「ご飯はゆっくり食べた方が健康だからゆっくり食べて行きなさい」

怒ると怖い 靴職人のお父さん

「お母さん、お花摘んできたよ?」

しっかり者の姉メイリン

「わぁ〜なんて綺麗な花だわ どこから取ってきたの?」
「ヴェルスの花畑だよ、お母さん」
「っ!!な、なんであんな所に行くのあそこは他の国と戦争するところよ」

そう、この小さな国と大きな国は戦っている

「でも…お母さんと一緒に前、摘んできた所だよ」
「花より命の方が大事よ」

トントンと家のドアがなる

「どちら様なのだろうか」
「トルフィス国の兵士だ!!お前らのちっぽけな国は戦争で負けた早くドアを開けろ!!」

「お母さん」

震えた声でメイリンはお母さんに抱きつく

「…開けます…」

「早く開けとけクソアマ、おや家族全員で朝食だったみたいだな…これは失礼?まぁいいどうせお前らは奴隷にされる運命だ」
大柄の兵士が偉そうに僕達に話す

「おい、さっさと馬車乗れ」

父や母は震えながらも私達の手を握り
馬車に乗った

Re: 空飛ぶ青い鳥 ( No.2 )
日時: 2014/05/21 16:32
名前: 姫音桜子 ◆qZUCpA/gIM (ID: e.VqsKX6)
参照: http://うっす

「おじさん痛いよ!!」

馬車に乗られ約4時間
兵士に握られ どこかへと連れ込まれる

「子供ですから、もうちょっと優しくしてください兵士さん!!」
「あぁ、そうだったな まぁそんなこと言うのはお前らの国が勝ってから言えよ?」

嘲笑われて 牢屋にぶち込まれた
その小さな薄暗い地下の牢屋には、赤ん坊を抱いた母親や
目が出血している少女、すでに死んでいる男

「フェルス、メイリン見てはならないぞ」

父は私達の目を手で隠した

「酷いわ…こんなこと…なんで…」

母がついに泣き崩れた 震えた鳴き声が聞こえる
僕達子供でもその意味を知る
もう二度と笑顔になることがないことを
残酷な世界だけが 待ちわびることを

Re: 空飛ぶ青い鳥 ( No.3 )
日時: 2014/05/22 07:18
名前: 姫音桜子 ◆qZUCpA/gIM (ID: KDFj2HVO)
参照: http://うっす

薄暗い牢屋に閉じ込められ3日
食事も与えてもらえなかった

「ジェシカ!!ジェシカァァア!!」

餓死した冷たい赤ん坊を呼び続ける母親

「ち、うっせぇんだよ静かにしろ」

兵士が睨みながら母親に言う

「お願いです!!私の赤ん坊をジェシカを!!」

必死に泣きながら 狭い鉄の隙間から兵士の袖を掴む
母親…見てられなかった

「きたねぇ手で触るんじゃねぇよカス」

母親の手はナイフで切られた
血がどんどん垂れてきて子供の私達は怖かった

「イヤアアアアア」

「トントル、おもしれぇじゃねぇか」


相方の兵士は笑っていた
とても憎かった わたし達をネズミのように扱って
命というモノを 軽々しく切って


「お母さん、こわいよ…」
メイリンは母親に抱きついた
お気に入りのドレスは泥だらけだった

「おい、そこの小娘こっちにおいで」

兵士が優しく微笑みながらメイリンを誘う

「や、やめてください!!」
「あんたに聞いてないだろババァ」
「この子を取るなら私をとってください!!この子は取らないでください!!死なせないでください!!」

兵士は牢屋に入り母親の綺麗な髪を手で握り
奥の部屋に連れた

「メラリ、死ぬな!!絶対に家族みんなでこの国を!!」

父は願った
僕はそんなことできやしないと諦めた
母親が連れられてゆくのが怖かった恐ろしかった

奥で母の泣き声と叫びが聞こえた
それと同時に銃の音がした

「お父さん…!!」
「メイリン…落ち着いて落ち着い…て」


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