複雑・ファジー小説
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- 空飛ぶ青い鳥『オリキャラ三人募集』
- 日時: 2014/06/29 23:59
- 名前: 姫音桜子 ◆qZUCpA/gIM (ID: RwGgmRzn)
- 参照: http://うっす
僕らの自由はどこにあるのだろう
僕らの生きる意味はどこにあるのだろう
「やめて!!やめてください!!」
化物と戦って、面白がられ
人間扱いもされない私達の心は一体…
「メイリン…フェルスのことを頼むぞ…」
家族も友達も失い
飛ぶことも許されないカゴの中で死を待つ…青い鳥達
—————————
オリキャラ募集条件
・年齢は25〜30代のオリキャラ
・めっちゃ強いオリキャラno
・いかにも可愛い強調してるオリキャラno
・面白い性格がいいなぁとか思ってます
・外国の名前
・活躍中の空飛ぶキャラになるべく似てない
ーオリキャラー
名前
年齢
性別
見た目
性格
過去の話
その他
- Re: 空飛ぶ青い鳥 ( No.4 )
- 日時: 2014/05/23 20:23
- 名前: 姫音桜子 ◆qZUCpA/gIM (ID: RwGgmRzn)
- 参照: http://うっす
震える声と寒さ
いつになったら出してくれるのだろう?
わかりもしない答えを考える
「父さん…青い鳥だよ…」
地下に迷い込んだ青い鳥だった。
羽が血で染まっている
そんな中、その小さな鳥は飛ぼうと頑張る
動かなければ餓死して死んでしまう。
僕は、少しの願いを込めた
青い鳥が僕達に見えたのだ
鳥は、大きく翼を広げた
そして力一杯飛んだ
その時の感動は生まれて初めてなのかもしれない
「飛んだよ!!父さん!!」
震えた声は 自信の満ちた声になった
父さんは眠っていた
「うるっさいぞ、ガキ」
兵士が僕を睨んだ
怖くなくなったのか僕も睨み返した
「まぁ、お前らはどうせまとめて死ぬけどな」
嘲笑った兵士はとても憎かった
「みんなを死刑にでもするの?」
「いいや、まぁ死刑みたいなもんさ なんつーか
お前らが化物と戦って こっちが予想して当たったら金儲けられるみたいなゲームするらしいぜ」
それを軽々しく言う兵士が信じられなかった
自分の身にもなれって言いたかった
けれど怒りそうだし我慢をした
「化物ってなんなんだよ」
「ふ、死神とか狼男にヴァンパイア」
こんなにも情報をくれる兵士だったことに少しびっくりした。
- Re: 空飛ぶ青い鳥 ( No.5 )
- 日時: 2014/05/31 17:28
- 名前: 姫音桜子 ◆qZUCpA/gIM (ID: vnwOaJ75)
- 参照: http://うっす
「おい、そこのジジィ起きやがれ」
ついに、この日が来たのだろうか
父は戦いに連れて行かれる
「お父さん……行かないで……」
さっき、パンを兵士から貰った
メイリンがお父さんに言う
「仕方がないことなんだ。
メイリン……フェルスのことを頼むよ…君は彼の唯一の
いきている家族になるから…」
反対しょうとしても1つのパンだけで
体は動かなかった
「お父さん、行かないで、お父さん、行かないでってば、ねぇ、お父さん!!ねぇ!!」
「父さん俺らを置いていくなよ、父さん」
必死に言ったが
父は手錠をかけられ 笑顔を俺らに見せた
あれから4日がたった
十分な食べ物は与えられていなかったが
俺たちも戦いに行かされる日になった
「頑張るんだ、坊や嬢ちゃん」
ずっと、牢屋の中で頑張っていた知らないおばさんが
私達に向かって言う
「「はい」」
- Re: 空飛ぶ青い鳥 ( No.6 )
- 日時: 2014/06/19 23:01
- 名前: 姫音桜子 ◆qZUCpA/gIM (ID: vKymDq2V)
- 参照: http://うっす
「ママ、ママ、ママァ」
母親を叫ぶ両目に包帯を巻いた少女
周りには大きな策と大人たち
片手にナイフを持たされた僕。
「さぁ、さぁ、生き残るのはどちらでしょう!
両目のない少女は189トナー、少年182トナーで賭けを
します」
アナウンサーのおじさんが元気よく
いった。
「殺れ殺れ、殺せ殺せ」
周りには心の冷たい人達がぞろぞろ。
「ママ、どこなの?ママ、助けて!ママ」
少女は立つこともあまりできないまま母親を叫ぶ。
「フェルス!フェルス!」
奥の籠に入っているメイリンが泣きながらいう
「無理だよ!人なんて殺せないよ!」
地べたに膝を座らせ
叫んだ。
「嬢ちゃん!あの少年を殺せばママに会えるかもよ!」
と観客の大人たちがいい始める
「ママに会えるの?ママの所にずっといられるの?」
「違う!罠だ!やめろ!」
少女は俺に向かってナイフを片手にむかう
「まま、ママアアアアア」
僕はパニックになって彼女の腹に持っていたナイフを刺した
「あ、あぁ…ご、ごめん、ごめんなさい!」
「…ママ、ママはどこなの?会えないの?もうこの国
はもう…」
彼女はゆっくり倒れた
僕の手は罪のない人の血で染まった…。
「いい戦いでしたね!結果は少年の勝ちです!」
「ちっ、ボロい少女だったなあんなの糞だ」
周りの大人たちの声が遠く聞こえる
もうなにがなんなのかわからない。
「フェルス…ねぇ、フェルス…お疲れ様…」
メイリンは小さく呟く
兵士につられながら僕はメイリンのいる籠へ
戻された
- Re: 空飛ぶ青い鳥 ( No.7 )
- 日時: 2014/06/23 18:23
- 名前: 姫音桜子 ◆qZUCpA/gIM (ID: RwGgmRzn)
- 参照: http://うっす
「フェルス、生きててありがとう…。」
メイリンは俺を抱きしめた。
優しく、温かく、心のこもった…。
「メイリン、メイリン…ごめん、ごめんよ、俺が弱かったから、弱いから…あの娘だって、お母さんだって、お父さんだって…うぁああっ」
熱い涙が溢れた。
あの娘の血のついた手でメイリンを抱きしめる。
「しーっ…もう、なにも思わなくてもいいんだよ
もう、私がついてるから、だからゆっくり泣いていいんだよ…だから、自分を責めなくてもいいんだよ」
耳に囁く小さな言葉、
不安は消えないが落ち着いた
翌朝、僕とメイリンは腐ったパンを与えられ
青い透明な海の上の
船へ連れられる、そこには青少年少女が
乗っていた
「そこどけよ、くそが」
「ごめんなさい」
奥で声が聞こえる
行ってみると
か弱い俺より小さい6歳の子が
10歳ぐらいの子にイジメられていた
「おい、そこやめろ。
こんな時に喧嘩してなにになるんだよ、
こんな時こそ助け合うもんなんじゃねぇのか」
僕はいじめている奴に向かって
言った。
「なんだこいつ、生意気だなこの野郎
俺の父さんはな 有名な会社に勤めてるんだぞ
その息子によくそんなこと言えるな」
「じゃあ、なんでお前ここに連れられたんだよ
現実を見ろよ、お前は父さんに見捨てられたか
父さんが死んだかなんだよ。俺らみんな同じ身分だ」
いじめっ子はなにも言い返せなくなって
こぶしを上にあげて、俺に殴りかけようとする
「やめて!フェルスをいじめないで!
こんな時に喧嘩してなにが楽しいの!
それにどう考えてもフェルスは正しいことを言った!」
メイリンは力一杯
いじめっこの腕をつかんだ
「離せこのクソ」
メイリンはいじめっこに強く投げ飛ばされた
とても強い力で投げ飛ばされたので
心配になって駆け込んだ
「メイリン!お願いだ!起きてくれ!」
「おい、悪かった、ごめんよ」
いじめっ子も反省したのか
駆け込んだ。
「うっ…」
- Re: 空飛ぶ青い鳥 ( No.8 )
- 日時: 2014/06/24 20:58
- 名前: 姫音桜子 ◆qZUCpA/gIM (ID: RwGgmRzn)
- 参照: http://うっす
「い、息してるぞ」
いじめっ子はメイリンの脈を測った
「…ふ、フェルス、大丈夫?」
意識が戻った瞬間、メイリンが最初に発した言葉だった
とても、悔しかった。メイリンには
俺はいつまでもガキのまま。守られなきゃ
いけない存在。
「バカ野郎!俺の事より自分の心配しやがれ!」
俺はメイリンの肩を揺さぶった
いじめっ子は止めにかかった
「大切な人なんだから守りたい気持ちなんだよ、わかってやれよ」
大切な人だと思われてるのは、嬉しい。
けれど、なんだか違うんだよ、俺の気持ちが
「いたた、」
メイリンは立ち上がろうとしたが
膝を怪我してしまったらしい。
「大丈夫…? この布使う?」
イジメられてた子が
メイリンに布を渡した
「いいの?」
「うん、もう過去のことは振り返らない」
優しく微笑んでくれた。
「ってか、まず自己紹介してないね
僕は デイビット・オイレル」
と、また微笑んで言ってくれた
「俺は、ヤエル・ジェイソンなよろしく」
「俺はフェルス・イヴァン」
「私はメイリン・イヴァン」
「「よろしく」」