複雑・ファジー小説

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或る国の僕と君と…【コメ募集】
日時: 2014/09/30 22:03
名前: 姫音桜子 (ID: 7TW18VFI)

本格的にはじめようと思います!
温かく見守ってくれると有難いですm(*_ _)m
洋風で魔法系で

第1章 >>1 >>2 >>3 >>4 >>5
魔法の仕組み(魔法使いver.)・登場人物 >>6
第2章 >>7 >>9 >>10 >>11 >>12 >>13 >>14
>>15
登場人物の細かな容姿>>8

Re: 或る国の僕と君と… ( No.4 )
日時: 2014/09/22 20:56
名前: 姫音桜子 (ID: 7TW18VFI)

一週間ぐらいたち町で魔女の情報をかき集めたり
魔女退治に使えそうな道具をエラが何故か買ったり

楽しいって言ったら嘘になる
本気で、大丈夫なのか不安だ。

カミル・フォリンという男は謎だらけ
火専門魔法の魔法使いだということしかわからない
あと、デリカシーのない男だということ

だが、ある夜。
酒場に行くと言い何がなんだか、よく分からないが
ついて行くことになった

黒いローブをつけた老人が酒場の扉らしき所に
立っていた。イケナイ秘密基地のようでドキドキする

フォリンは黒いローブの老人に耳打ちをする
「確かにあっている。入ってよろしい」
ローブの老人が扉に手をかざすと

ゴゴゴゴォォオ—
大きな音をたて重い扉が開く

目を細めるほどの光と歓声が扉の先にある
「さあ、どんと楽しめろ。魔法使いの酒場で」
さっきまでの怖そうな老人が私の肩を叩いて
満面な笑顔でいう

さっきまでのドキドキはワクワクに変わる
老人の笑顔につられ自分までもたまらず笑顔になった

「アンバー殿、なんだか楽しそうなところですね!」
目を輝かせエラは扉の先を見つめる
「とっとと入るぞ」
だが、フォリンは無表情のままエラと私よりも先に
歩き出す

「行きましょう、エラちゃん」
被っていたローブを外しカミルの後を
早歩きで歩く

中に入ると、色んな魔法使いがいた
魔法使い業界でもっとも有名な魔法使いや、昔はやんちゃで有名な魔法使い…こんな所で会うなんて
とっても嬉しいわ!思わず舞い上がる、隣のエラと目を合わせより舞い上がる

すると、フォリンがそれを見て冷たい視線で
「お前ら、余計なことをしたら…火炙りにするぞ」

「よ、余計なこととわ?」
エラはなんのことですと付けたし動揺する
「有名魔法使いに話しかけようとしたり…」
思っていたことを言われエラと同時に
「うっ」
「やっぱ、お前ら図星か…」
呆れた顔をしため息をするフォリン

「別にいいじゃないですか!魔女退治に協力してくれるかもしれないじゃないですか!」
ムキになって言い返すエラ、自分も言い返そうと
思ったらフォリンは手に小さな炎を出して
今にも私達を火炙りにできるような顔で睨む

エラと私は寄り添った膝がガクガク震え上がる
「「す、すみませんでした、フォリン様」」
フォリンは炎を出すのをやめて、無表情で
「フォリンじゃなくて、カミルがいい。それと、魔女退治っていうんじゃない。俺らが西の国の者だってことは魔法使い者はほぼ知っているが…魔女退治に来たと言ってみろ首を切られるぞ」

だ、だからあんなに怒っていたのか…
「でも、どうして首を切られるの…?」
不安な顔をして質問するエラ

「おこちゃまにはここまで言ってもわかんないのか?魔女退治=魔女の秘密を得られることだ…

メイソン一家は魔法使いの中で有名な一家でもあるし、魔女の秘密とメイソン一家の秘密を得られる。それを無視する魔法使いはさぞかしいない、だから多くの魔法使いは魔女退治に敏感なんだよ…」

「おこちゃまは余計だけど、どうして?」

「しらないってことはやっぱりおこちゃまだな
西の国のアリーヤ王女は信頼している選ばれた魔法使いしか使わない。

それを信頼されていない魔法使い達が嫉妬してアリーヤ王女が使う魔法使いのことをアリーマジカンといつしか名付けられた。

さきほど説明した2つの秘密が
アリーマジカンが得ることにやたら嫌がる奴が出たんだよ。そんな奴らとアリーマジカンと普通の魔法使い達が混乱して、いつしか魔女退治って言葉をみな暗黙のルールで公の場で話さないんだ」

頭を悩ませ私はカミルにいう
「公の場で話したら…?」

「さっき言った通り首を切られる」
平然にいう彼を見て、魔法使いの世界はこれまで危険になったのかと悲しくなった

「でも、メイソン一家の秘密を知りたいなら
アンバー殿にこっそり聞いてゆけばいいじゃないですか…?」

「それができないんだよ。噂で聞いたんだがアリーヤ王女が仕切ってるとか…それを怖がって皆聞かないんだ」

カミルとエラと旅に出てからどの会話よりも
長い話題だった…

自分の知らない話ばっかりだった…

「あの三十路ババア王女も大したもんだよね」
横からカクテルを持った男がわたし達の話を聞いてしまった。やばいと思った私達は固まってしまう

Re: 或る国の僕と君と… ( No.5 )
日時: 2014/09/23 02:05
名前: 姫音桜子 (ID: 7TW18VFI)

「それにしてもお姉さん、胸大きいねえ」
固まっているのを隙に男が私に注目する

「は、はぁあああ?!歯を食いしばれ、ごらぁあ!
アンバー殿のことをそんな目で見やがって!」
エラは戦闘態勢に出た。いつもは丁寧語なのに悪い口が出ている。私はなにを言われたのか少し考え
気がつき、真っ赤になる

「あらら、真っ赤になっちゃってー面白いね?あと、おちびさんに殴られても痛くなさそうだなあ…」
悪戯っぽく微笑み男はエラの髪の毛を触る

「ああそう?じゃあ、拳じゃなくて魔力がいいのですね…いいですよ魔力ぶち込みますよ」
ゲスイ笑みを浮かべ、男の手を叩くエラ

カミルは呆れ顔で止めに入る
「場所を考えろ、ちび。
こいつさっきの話知っちゃったんだぞ」
「ちびは余計だけど、…わかったよ」
しゅんと先程の態度を
反省するようにエラは大人しくなる

「なんで、王女のことを嫌いみたいな言い方をしたの?」疑問に思って唐突に質問する
「さあー?お姉さんには関係ないさ…あ、お姉さんじゃないか。メイソン一家の長女かー!」
言葉を大きく声に出し男は微笑む
周りにいた魔法使い達はひそひそし始めた

「あなた、私の苦手なタイプだわ…」
本音を彼に言ってしまう
「あはは…僕は君のこと結構気に入ったよ」
さっきはにこにこと微笑んでいた男は真剣な眼差しで私を見つめる

「申し遅れたね、ハーマン・ウィルソンです」
また微笑み手を差し出し握手しょうとする男。
なんだか、悪い予感がする

「ウィルソン……」
カミルはなにかを考えるように呟く
「知り合いですか?」

「おちびまな板さんは知らないんですね」
エラの質問に食いつくウィルソンさん
「まな板とかちびとかうるっさいですね」
イライラするエラさん

「お前…」
思い出したように、カミルはウィルソンさんを
しっかりと見つめる
「ウィルソン一家の、次男のハーマン…」

私も記憶をかき分けて思い出した。

ウィルソン一家は魔法使いの中で一番の
嫌われ魔法使いである

「どうせ、魔法使いで一番好かれる一家メイソン一家とは大違いだね」あははと笑いカクテルを飲むハーマン

「ハーマンさんは、なにか悪いことした?」
「してないさ18年間、そんな大きな悪いことしてない」
苦笑いをする彼を見るのがなにか違和感があった

「可笑しいよね、なにも悪いことしてないのに
そうやって嫌われるのって」
彼の飲んでいたカクテルを奪い、飲む。
ハーマンさんは瞬きを数回して一瞬、頭の中が真っ白になっているような顔だった。

「私も可笑しい、なにもしてないのに好かれるのも。まあ、魔法使いも人間も結局は同じだよ。なんにかの影響で人をそういう風にしか見えなくなって 流されるのが当たり前な世間」

ハーマンさんは耐えきれず大声で笑う

「あはははっははっ、いやあー本当に面白いね!」
「なっ、せっかくアンバー殿がいい事言ったのに
なんなんですか、あんた!」

「ただの魔法使いさ、あとこれから君らについて行く魔法使いになるかもしれない」
にこっと笑い彼はカクテルをおかわりした

Re: 或る国の僕と君と… ( No.6 )
日時: 2014/09/27 19:13
名前: 姫音桜子 (ID: 7TW18VFI)

『魔法の仕組み(魔法使いver.)』

〈呪文魔法・薬物魔法〉

┃・歌を歌って攻撃呪文を唱える
┃・魔法の薬物を作って飲んだり塗る
┃・楽器にあらかじめ呪文唱え弾いて攻撃&防止する
┃<一般人でもできるが攻撃力や防止力が低い>


〈属性魔法〉

┃・火を操る
┃・水を操る
┃・風を操る
┃<一般人はできないあらかじめの魔力を持った人が修行をしてようやく操れる。攻撃力&防止力は高い>


〈者魔法〉

┃・者を操る
┃・者の存在を薄める
┃・者を別の者に変える
┃・者を壊す
┃<一般人はできない魔法界でもっとも強力な魔法で
┃あらかじめの魔力がある者しか修行できない>


【物語の登場人物】

<名前>アンバー・メイソン
<年齢>19才
<性格>優しく、お姉さんっぽい
<その他>メイソン一家の唯一の生き残り。メイソン一家の謎を解くと張り切る。ちなみに胸が…ビッグ((殴
<魔法>者魔法・者を操る

<名前>エラ・ホール
<年齢>16才
<性格>おこちゃまだけどしっかり者
<その他>二年前にアンバーに拾われ弟子となる。背が低い小柄でアンバーと違ってまな板…((殴
<魔法>呪文魔法・歌声

<名前>アリーヤ・ウェスト
<年齢>32才
<性格>とっても優しく、可愛い。
<その他>アンバーのことを助けた恩人でもあり、一国の立派な王女。夫(王様)は若い頃に亡くなられた
<魔法>?

<名前>カミル・フォリン
<年齢>18才
<性格>強引で謎。クール。
<その他>小さい頃に自分の持っていた魔力に気がつき
王族の使い手になった
<魔法>属性魔法・火

<名前>ハーマン・ウィルソン
<年齢>19才
<性格>変態で変わり者のどM(?)
<その他>アンバーのことを気に入っている
<魔法>者魔法・者を薄める

<名前>ダイアナ・メイソン
<年齢>不明
<性格>優しく穏やかな性格
<その他>若くしてメイソン一家の嫁になったが夫は亡くなってしまい二人の娘と暮らしたが 次女と一緒に行方不明になる

《重要人物しか書きません。登場したら書きます。》

Re: 或る国の僕と君と… ( No.7 )
日時: 2014/09/23 14:07
名前: 姫音桜子 (ID: 7TW18VFI)

2章 大森の國

西の国を出発して西の国の隣の国の酒場で
ハーマン・ウィルソンという男と出会い
旅について行くことになった。

が、この男はましな奴じゃなかった
一日中話しかけてくるし、会話が途切れると
胸の話をやたらする変人だったのだ
初めは相手をしてやっていたが、段々面倒になって
彼が独り言を言っているように見える

森の眩しい太陽の攻撃と変人攻撃で倒れそうになる

「いい加減にしてください、変人さん…もう話聞き飽きました…もう黙ってください」
我慢の限界を感じたエラは苦しそうにいう

「アンタ、新種の呪文魔法なのか…お前の話を聞いてると疲れる」低いたくましい声でカミルは訴える

「お前らの文句は嫌だ。アンバーちゃんの文句が聞きたいなあー?」にこにこ眩しい笑顔をこちらに向けて
文句をくれという目をする変人

こいつ、とことん変人だ。
名前に変人と付けてもいいくらいに

「いいから、黙れ変人」
お望み通り変人に文句をいうとうっとり満足そうに
変人は黙る

もしや…この人…いわゆる…どMという奴か…?
本で少し読んだことがあるが、痛みや悪口を言うと
喜ぶ生物…なるほど…どMか…

じーっと興味深くハーマンを見る
ほほう…どM…

「なになに?蹴りたい?いいよ!」
眩いキラキラしたオーラを出すハーマン

こ、これが、どMというやつなのね!!

「っきもちわるいですね、変態変人さん」
ゴミを見る目でエラはハーマンを見つめる
「お前に蹴られたくない、胸無しには」
こちらもカスを見る目でハーマンはエラを見つめる

ピリピリする空気がトラック100台分のようで
重くて耐えきれない
(※この時代にトラックはありません)

「お前ら。目的地に着いたぞ」
無表情でカミルは言う、ああ救世主よ
「ありがとうございます、カミル様」
思わず感謝する。何言ってんだこいつと相変わらず冷たい顔をするカミル

森の木の上を見上げると小屋があった
木の下を見ると草で隠してあるがはしごがあった

「はしごか…だが、危ないな…古いし…」
カミルがつぶやくと私は
「私の魔法を忘れたのかしら?者を操れるから」
使い古したかばんから杖を出して、杖を数回、回す
3人を魔法の光で包み込み宙に浮かせる

「アンバーちゃんかっこいー」
「うわああーアンバー殿すごーい!」
「…なるほど」

杖をゆっくり動かすと3人とも杖の先へ飛ぶ
そして、杖を小屋の入口に動かすと3人も入口へ飛ぶ
杖をゆっくり下に下げて3人を下ろす

「私も…よいしょ」
杖をまた数回、回し自分を魔法の光で包み込み
杖をゆっくり入口に飛ばせ自分を下ろす

「こっからは、危険だから警戒しろよ」
空気を入れ替えてカミルはみんなにいう

小屋の上では風が涼しく小鳥の声が響く
警戒なんてしなくてもいいくらいに落ち着く

カミルは小屋のドアを足でワイルドに蹴って壊す
「ちょ、乱暴ですよ!カミル殿!」
目を丸くしてエラは驚く
「カミルくん肉食系かっこいいー」
ふざけた口調でハーマンは笑いながらいう

いつもの冷たい視線で2人を睨みカミルは
「言ったはずだ、警戒しろ」

2人は黙って慌てて頷く
私も言われている気がして頷こうとした

Re: 或る国の僕と君と… ( No.8 )
日時: 2014/09/23 19:24
名前: 姫音桜子 (ID: 7TW18VFI)

┣ 容姿 ┫

名前:アンバー・メイソン

*髪の毛は長くも短くもないストレート茶色がかった金色を下ろしている。肌は雪の様に白く胸はFカップらしいです。腰周りは細く身長165cmで緑色の自然に優しそうな瞳。唇はしっとりとしてそう。洋服は外に出るときは茶色いローブを被っている。中身は茶色いコルセットに長袖の白い上に下は青いドレス

名前:エラ・ホール

*髪の毛は前髪が短く後ろの髪が長く茶色い二つ結び
胸は…Aぐらいらしいです。身長は148でけして短足ではありません。瞳の色は薄いダイアモンドのような水色で
見てるだけで癒されそうです。洋服はふりふりの白いエプロンに水色のコルセットと赤色の膝まであるワンピースです。

名前:アリーヤ・ウェスト

*髪の毛は長く背中まである金色
胸はちょどいいくらいですね。169cmで八頭身
瞳は空のように青い。洋服は会うたび変わるがいつも高級そうな布のドレスで抱きしめたくなるほど。

名前:カミル・フォリン

*たくましそうな体つきでけしてプロレスみたいな体型ではないけど細くいい具合にマッチョ。少し焼けている
髪型は右にかきあげていて赤く短い。身長は186
瞳は明るい赤色。洋服はマントで表面は黒、内面は濃い青い色。中は黒いコルセットと白い長袖のシャツに灰色のズボン。黒いソフトハットを被っている 紳士っぽいが騙されちゃダメ

名前:ハーマン・ウィルソン

*カミルとは少し似ている体つき。
だが綺麗な白い肌でけして不健康そうな人の白さじゃなくちょうどいい具合の白さ。髪型は7割右に3割左に前髪を分けている黒髪で少し先がはねている(短い)。瞳は明るい茶色
洋服は、襟元の空いた薄い黄色の長袖シャツで腕まくりをしている。ズボンはスーツの下のような黒いズボンこちらも紳士っぽいが騙されちゃいけません



(※専門用語などはググってください。重要人物しか書いてません)

あと、キャラの絵を書いてくださる方募集してます
容姿は上の通りなのでアナログデジタルでも構いません。


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