複雑・ファジー小説
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- ある国の話【オリキャラ募集中!】
- 日時: 2018/03/22 15:36
- 名前: バラバラ ◆wD3p6RHHU6 (ID: uCV9N75p)
皆さんこんにちは!
しょっちゅうオリキャラを投稿しているバラバラです。
オリキャラ投稿だけじゃなく、小説書こう!と思ってます。
アドバイスや感想待ってます。
※注意※
・更新は不定期。遅い。主に週末更新。
・読みにくい。
・文才無し。
・スマホでやってるので変になる可能性が…
・失踪します。
応援よろしくお願いします。
↓まとめたオリキャラシート
《オリキャラ募集用紙》
【名前】(洋名)
【性別】
【年齢】
【性格】(詳しく書かなくてもいいです)
【容姿】(詳しく書かなくてもいいです)
【職業・所属】
(出来れば魔法学校の生徒、反乱因子、王国警護隊(騎士団)の所属でお願いします。
魔法学校の生徒の場合は、学年1~5年を記入してください
反乱因子の場合は使う武器と説明をお願いします)
【その他】(なかったらいいです)
【サンプルボイス】(2つ以上、自己紹介は必ずお願いします)
「」
「」
(今更)登場人物>>91
学科紹介>>29
▲目次▼
第1話 王子と王>>1-3
第2話 大きな力と大きな秘密>>6>>15>>19>>23>>25
第3話 魔法学校
>>73>>78>>85>>86>>88
>>89>>90>>96>>98>>108
3-1新入生歓迎会>>92
3-2 ネスパーナ破滅作戦>>109-113
3-3 記憶修正魔法>>114-115 >>119-121
3-4 杖探し>>122>>124-125>>127
3-5薬の作り手>>128-131>>133-134>>138-139>>142-146
3-6 Go to Newworld >>147-152
第4話 放課後座談会【ロザリア編】
プロローグ>>154>>155
>>156-157
月と光【ロザリア編】
>>159
>>161-163
>>165
番外編>>97>>137>>153
【お客様・オリキャラ】
桃さん>>7
ニットさん>>8
コッコさん
>>13>>16>>32>>40>>54>>64
>>66>>71>>94>>106
風死さん>>18
御劔さん>>43
黒い月さん>>51
Camさん>>61
檻姫さん>>62
雪兎さん>>69
ショコラミントさん>>76
はにわさん>>79
リヴさん>>102
クッキーさん>>123
イーナさん>>135
マルイさん>>140
翌檜さん(リク依頼掲示板)より ショールダン・ルファーギ
- Re: ある国の話【オリキャラ募集中!】 ( No.163 )
- 日時: 2017/12/29 16:24
- 名前: バラバラ ◆wD3p6RHHU6 (ID: jx1peQyr)
「彼女の側に居たい」──。
この願いが叶わない事を彼らはまだ知らなかった。
「フォルも、主人公でなくとも物語の登場人物だし、あたしもそう。やっぱりさ、こういうのって……夢、だよね」
「ん?ロザリアはただの登場人物じゃないだろ?」
「あははそうだね。バレちゃった」
2人はしばらく『或る神話』について話した。
最後にロザリアが言った。
「彼女を、ネスを、強くしてあげて。諦めないように。どんな逆境にも耐えられるように」
- Re: ある国の話【オリキャラ募集中!】 ( No.164 )
- 日時: 2018/01/01 10:20
- 名前: バラバラ ◆wD3p6RHHU6 (ID: jx1peQyr)
明けましておめでとうございます、ですね。
今年も出来るだけ更新していけるように頑張ります!
あけおめな番外編書こうかな?
- Re: ある国の話【オリキャラ募集中!】 ( No.165 )
- 日時: 2018/01/03 18:04
- 名前: バラバラ ◆wD3p6RHHU6 (ID: jx1peQyr)
「ねぇ」
1日の授業が終わり、寮へ帰ろうとするロザリアの背中に声が掛かった。
「……誰?」
誰もいない──?不思議に思ったのもつかの間、ロザリアの体は何かに引き寄せられルように勝手に動いていた。足が床から離れ、それなりのスピードで教室のドアの方へ向かって行く。ぶつかると思い目を閉じるが、彼女はドアにぶつからず、目を開けると教室の中にいた。
「アナタを待っていたよ、『最強の魔法使い』さん。ぼくはフェル・レーバティン。別名『狂気の少女』。
まあ、座ってよ」
フェルは机をトントンと叩き、座るように促す。
神妙な顔つきでロザリアはフェルの言う通りにした。
「ぼくは"反乱因子"の1人。ぼくたちはネスパーナをこっちに引き入れようとおもってるんだ」
フェルはロザリアが座るとすぐに話し始めた。良く分かっていない様なロザリアを見ると、「ぼくの話をきいてくれる?」と言った。ロザリアは頷いたのでフェルはまた続けた。
「ネスパーナ1人じゃ色々たいへんだとおもうんだ。だからアナタにもいっしょに来て欲しい。ほら、フォルくんはぼくたちのこと嫌いだから。
アナタが、ネスの力になって欲しいんだ」
何となく、フォルにした話と似ているとロザリアは感じた。
「……聞いてたの?」
「なんのこと?ぼくは……ただアナタに協力して欲しいってだけなんだけど」
(上手いことはぐらかされた気がする……)
もしフェルがロザリアとフォルの会話を聞いていたとしても、彼女には関係なかった。彼女が考えているのは、ロザリアがネスを支え、ネスが国を混乱させようとしている犯人を罰する事だけだった。
「時間がたったら、また来るよ。その時に返事をきかせてね」
そう言ってフェルは立ち上がり、教室から出て行った。
「……空き教室にあたしが1人でいたら先生に何言われるか分かんないな……。早く帰らなきゃ」
- Re: ある国の話【オリキャラ募集中!】 ( No.166 )
- 日時: 2018/01/08 22:40
- 名前: バラバラ ◆wD3p6RHHU6 (ID: jx1peQyr)
その時がやって来た。
早朝。フェルはロザリアの部屋に居た。ベッドの横の椅子に座り、ロザリアが起きるのを待っているようだった。何も喋らず、ただ静かに。
その時のフェルの衣服はいつもと違った。黒いコートは着ておらず、"反乱因子"対策に配備されたドロイドの体部分の様な、いや、『ドロイドの体』を着用していた。
しばらくして、ロザリアが起きてきた。
ロザリアは人の気配を感じてフェルが座っている方を見る。驚いてベッドから落ちそうになるが何とか落ちずに済んだ。
「おどろかせちゃった。ごめんね?
ぼくはアナタの返事をききに来たんだ」
返事……?ピンと来ないロザリア。
「ほら、あの時の。アナタはネスの力になってくれる?って」
ああ、あれか。と思い出す。彼女の返事は、
「うん。あたしはネスの力になりたい」
それを聞いたフェルはにっこりと笑った。
「じゃあ、てきとうに理由でもつけて森に来てよ」
フェルは部屋の窓の前に行き、窓を開け、身を乗り出し飛び降りた。ロザリアが下を見ると、何事も無かったかのように走るフェルが見えた。
━━━*
「ノルアさま、じゅんびできました。あとは生徒がそろうのをまっていてください」
自分のボスに連絡を入れたフェルは、『ドロイドの体』の首にあるボタンを押した。
たちまち顔は隠され、フェルは『ドロイドの中の人』になった。
冬休みは今日で終わり。ロザリア編を完結したかったのですが出来ませんでした……。
- Re: ある国の話【オリキャラ募集中!】 ( No.167 )
- 日時: 2018/01/10 16:10
- 名前: バラバラ ◆wD3p6RHHU6 (ID: jx1peQyr)
生徒たちを乗せた絨毯が学校にやって来た。絨毯から下りた彼らは学校のホール(昇降口)に入って行く。
それぞれの友人を見つけ、仲良く喋りながらホールとは反対側にある大広間に向かう。
大広間に入った生徒たちは学年ごと座席に座る。ざっくりとクラス分けがしてあり、自分のクラスの座席ならどこに座っても良い。
全員が大広間の座席に着いた。
「ノルアさま、今です」
フェルが言った。
すると、彼女から100m程だろうか。隊列を組んで──いる訳ではないが、何人かの集団が現れた。ゆっくりと歩いて来ている。
フェルは校長に『不審人物発見』とメッセージと拡大した写真を送った(怪しい人物を発見するとこのメッセージと写真が送られる)。
「……"反乱因子"。忘れた頃に何を」
ちょうど朝礼に向かっていた校長・ラルス。そのまま生徒に伝えようと大広間へ走った。
「『おはよう!』と言っている場合ではなくなった!生徒はここで待機しろ!教師は全員外に出る。変な事をしないように!」
ラルスはあえて"反乱因子"の名前を伏せた。
言い終わると教師を連れて行った。
生徒たちはこれはラッキーとばかりにお喋りを始めたり、何事かと窓の外を覗いたりし始めた。
「今がチャンス、なのかな」
広間の中をフラフラと歩き、誰しもも見ていないというタイミングで静かにドアを開け広間の外へ。校舎から出るホール以外の場所から森へ向かった。
森に入ってすぐの所にフェルが居た。彼女はもう『ドロイドの体』ではなく、黒いフード付きコートを着ていた。
「だいじょうぶだったんだね。よかった。ぼくは校長のところにいってくる。まっててね」
フェルは先程校長たちが行った方向に向かって走って行った。
「校長先生」
ラルスは他の教師に指示を出していた。一旦それをやめ、フェルの方を見た。
「狂気の少女か……。何を伝えに来た?」
「ほかの先生もいるからちょうどいいや。
ぼくたちは学校を焼くつもり。はやく生徒を逃がさないとクレイジーなことになるよ?森じゃ危ないし、先生たちといっしょの方がいいかもしれないね。リアルなじっしゅうになるだろうし。
あと校長先生。こんなときだし、『不死鳥』とはなしたらどう?」
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