複雑・ファジー小説

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Memories【キャラ募集】
日時: 2015/11/01 11:33
名前: 三日月 (ID: jxbxTUdV)

 遠く青い記憶が、5年の歳月を経て甦る。
 意思を持ち、嘘を吐き、非現実な現実を突きつけて。



    ◇  ◇  ◇



 銀の亡骸、キコリの合作。
 長きに渡り漸く作られた、記憶が鍵を握る物語。
 語り:銀の亡骸  紐解き:キコリ

 キャラ募集>>3


 〜目次〜

Re: Memories【キャラ募集】 ( No.7 )
日時: 2015/11/01 16:26
名前: バラバラ ◆wD3p6RHHU6 (ID: LpTTulAV)

名前/読み:石川 千帆(いしかわ ちほ)

性別/年齢:女、22歳

容姿:柔らかそうな栗色の短髪、エメラルド色の瞳。
笑顔をあまり見せない。

性格:何があっても決してめげない。顔の割にはポジティブ。

特技/趣味:、武器さながらのパーティーグッズ作り

生い立ち:普通の家庭に生まれた。しかし兄が病死してしまい、医師を目指すようになった。

職業:(今は)図書館の受け付け

備考:無事外科医になったが、回りくどいやり方や普通はしないような大胆な方法で治療するため、病院を辞めさせられた。ついでに医師免許も取り上げられた。
病名まではわからないが、病気やけがのある/なしがわかってしまうので、仲間から不思議がられている。

SV:
「私は石川 千帆。ただの図書館の受け付けだ。“医師の端くれ”とでも頭の片隅に入れといてくれ」
「最近体調悪いんじゃないですか?病院を受診するのをおすすめしますよ」
「……私は、何があっても、負けない!」

こんにちは。バラバラです。人物の設定とか内容とかいいなー。ってことで応募させていただきました!

リアルな感じになってしまいすいませんでした。
ゲームやドラマに影響されてしまった部分もありますがよろしくお願いします。
頑張って下さい\(^_^)/

Re: Memories【キャラ募集】 ( No.8 )
日時: 2015/11/20 18:56
名前: 三日月 (ID: JD5DDSYn)

三日月あらため、銀の亡骸です。
国家資格の受験が間近であるために、更新が出来ていないことをお詫び申し上げます。
応募してくださったオリキャラに関しては、全て目を通させていただきました。尚、キャラ毎のコメントや意見については、申し訳ありませんが多忙なため控えさせていただきます。
今回は採用不採用の通知と、修正の要望のみ通知しております。


恋恋様>>
キャラ応募ありがとうございます。特に問題はありませんので、そのまま採用させていただきます。

モンブラン博士様>>
キャラ応募ありがとうございます。
一先ず採用させていただきますが、後ほど修正を要望する可能性がありますのでご了承をお願いします。

ランゴスタ様>>
キャラ応募ありがとうございます。特に問題はありませんので、そのまま採用させていただきます。

バラバラ様>>
キャラ応募ありがとうございます。特に問題はありませんので、そのまま採用させていただきます。

Re: Memories【キャラ募集】 ( No.9 )
日時: 2015/11/23 10:39
名前: 三日月 (ID: JD5DDSYn)

 相模財閥の跡取りになるのは勿論反対なのだが、俺の中にはある種の不確定要素があるため、実は親父の意見に反対したところでどうにかなるとは思っていなかったりする。
 まず一つは、俺のやりたい事が見つかっていない件について。
 敷かれたレールの上を歩く人生なんて真っ平御免だ——なんてよくある言葉を以って恰好つけたところで、将来やりたい事なんて何一つ見つかっていない。
 唯々、今という時間を謳歌して将来は確定された未来へ進むしかないのか。或いは——といったところだ。
 もう一つは、昔の記憶がハッキリしていない件について。
 どういうわけか知らないが、俺の記憶では13歳以前の記憶が殆ど存在していないのだ。
 単に物忘れが激しいだけかもしれないのだが、通っていた小学校の名前さえ分からないとなればキナ臭くて仕方ない。
 隣にいる神楽楓——彼女とだって、本当に幼馴染なのかと聞かれたら自信を持って「そうだ」と言えなかったりする。数少ない不鮮明な記憶は宛ら刷り込まれたようなものだから、感覚的な確信がなくて困る。
「——颯」
「ん?」
「あんまり深く悩んじゃダメだよ。君は君なんだから、君自身の純粋な考えがあれば全部上手く行くよ。きっとね」
 ——これもそうだ。楓だけならず、周囲にいる色んな人間から掛けられる思わせぶりな言葉の数々。これらがより一層深くする形で、俺のよく分からない過去に謎を嗾ける。
「さっ、そろそろ帰ろうよ」
「だな」
 考えていても仕方ない。そう思った俺は余計な思考を振り落とし、エンジンを掛けてバイクに乗り込んだ。

Re: Memories【キャラ募集】 ( No.10 )
日時: 2015/11/23 10:58
名前: 三日月 (ID: JD5DDSYn)

 家に帰ってからは、誰とも顔を合わせずに翌朝を迎えようとした。
 なのに、入浴を済ませて自室に戻った折、姉貴が部屋を訪ねてきた。
「颯」
「何だ」
「これでも食べておきなさい。どうせ何も食べずに帰ってきたんでしょう?」
「まあ、そりゃそうだけど……」
 差し出されたのは、姉貴お手製の握り飯。俺は姉貴の作る料理が好きで、こういった些細な飯だとしてもいくらでも食える気がする。
 ここ最近、俺が遠乗りで遅くに帰ってくるといつものようにこれを差し出してくれるようになった。
「——お父さんの意見、まだ反対するの?」
 でもって、決まって毎度毎度跡取りについて聞かれる。
「あぁ」
「そう……私はお父さんを推すけどね」
「残念だよ、姉貴が味方じゃなくて」
「でも、将来やりたい事なんて決まってないでしょう?」
「……」
 そして最後も同じく、俺が口を噤んで終わるのだ。
 俺のやりたいこと——それを見つけるまで、この無限ループは終わりを告げないだろう。
 でも、今日は違った。
「——やりたいこと、見つかるといいね」
「え……」
 姉貴は俺に、珍しく同情的な言葉を投げかけてきたのだ。
「——なんだ急に。明日は雨でも降るのか?」
 だが姉貴は俺の皮肉に応じることも無く、そのまま部屋を出て行ってしまう。
 俺はこの時、姉貴の言葉の真髄など知る由もなく、大して頭に留めないまま翌朝を迎えるのだった。

Re: Memories【キャラ募集】 ( No.11 )
日時: 2015/11/28 20:15
名前: バラバラ ◆wD3p6RHHU6 (ID: GDWSGe53)

ありがとーごさいます!
頑張って下さいね!(*´ω`*)


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