複雑・ファジー小説

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英雄と少年の前奏曲
日時: 2016/06/19 16:38
名前: マグロ煮つけ (ID: wSTnsyhj)

どうも初めましての方しかいないと思います。マグロ煮つけと申す者です。
普段は二次創作を書いていますが、かなり構成が上手くいったんじゃまいか?と思うような設定が出来たので書かせていただきます。

本編開始の前に少し注意事項に入らしていただきます。
・勢いとカオスでこの作品は作られております。
・低品質かつ生産速度の遅い文章
・キャラが濃ゆ過ぎる
・鬱ブレイカーがたまに起動します。
の以上の成分が含まれております。
苦手な方はブラウザバックをしていたけると幸せになれると思います。許してやるよって方は見ていてください。
中々前置きが短く上手くまとまりませんですが、後々前置きを修正するかもです。気づいたら凄いですね。
そうそう、タイトルの『前奏曲』はプレリュードと読みます。
それでは適当感溢れる前置き終了でございます。作品をお楽しみくださいませー

プロローグ【人喰らいの牙】
>>1
【太陽の騎士編】

プロローグ【人喰らいの牙】 ( No.1 )
日時: 2016/08/19 22:45
名前: マグロ煮つけ ◆AXS9VRCTCU (ID: wSTnsyhj)

黄昏時、人目に付かないような所をいつもと変わらぬ沈んだ気持ちで歩いて行く。
今日も何も変わらない冴えない自分、クラスメートに『能力』の事を笑われ馬鹿にされる、適応する『魔道具』も何も無く人間の屑と現代では言われる。2020年まではこれが当たり前だったのに何て一人考えながら歩いていた時。

石に躓く。イライラしながら足元の石を見る。透き通った綺麗な角張った魔道具に似た石だ。一瞬石を拾い上げてみる。綺麗でその気になればいつ迄も見て入られそうな魅力に取り込まれかける。やっぱり石でも自分とは釣り合わない。
そう思いもう一度足元に置き自宅を目指し、歩き出したその時だった。

目の前に一つの影が現れたと思ったその時その影は俺に向け何かを撃ち込んだ___

辺りに赤い花が咲き乱れる。撃ち込まれた周辺が真っ赤に染まっていく光景を見ると同時に徐々に意識が薄れ出す。必死で、逃げる。

「アハハ、逃がさないよ…僕のえものちゃん!」

無邪気にその影は笑いながら此方を狙ってくる。何十発も乱射してくる。身体がフラフラしているためか、全て運良く当たらない。
何故いきなり命を付け狙われるか全く分からないが逃げなくちゃという本能のみが体を動かす。自分の能力は戦闘向きじゃない。戦っても勝てる見込みがない。こんな時の能力が違うものだったらと自分の不運を呪う。
あと少しで大通りで出るという所で足に一発当たり胴体にもう一発当たる鋭い痛みが体を襲うと同時に意識が完全に消えてしまった__





「うーん、まだ生きてるね。よし良かった良かった。ボスへの献上品が出来たぞ〜」
彼を半殺しにした、影__少女は笑顔で自分よりも大きい彼を背負い何処かへ行こうとした時もう一つの人影が少女の行く手を遮った。

「おっと、私のマスター連れて行くのは止めて貰おうか?」
「『召喚者』だよね。あんな雑魚からは想像も付かない強さだね〜」

どさりと彼を放り投げ拳を前に突き出し左足を少し引き少女は臨戦態勢をとる。

「じゃ、少しだけ自己紹介〜私は『人喰らいの牙』幹部〜chord name『アルミナ』でーす」
「自己紹介恐縮の至り、私は『オールマイティ』」
「ちぇー、釣れねぇのぉー『クラス』名じゃ無くて真名言えよ〜」
「貴女もchord nameだったじゃ無いですか?」

圧倒的威圧感を振りまきながら、二人は会話をしている。そんな中オールマイティがアルミナに向かい飛びかかっていく。

「『神装・天叢雲剣』」
「おっと『大地創造アースクリエイト』」

オールマイティが天叢雲剣と言うとオールマイティの手に美しい日本刀が出て来た。それを持ちアルミナへ思いっきり切り掛かると同時にアルミナの前に土壁が競り上がる。
一瞬で土壁は真っ二つになり、危機を察したアルミナは後ろに飛び退くが、少し遅かったようで、服が切れる。

「あっちゃー、お気に入りが〜、これ以上すると命の危機を感じるねぇ〜まさかの武装系の能力だったなんて相性悪いね〜、命の方がこんな雑魚より大事だし返すわ〜」

乱暴に彼をオールマイティに放り投げる。そして、アルミナは近くの建物の屋根に登り、どんどん屋根を飛び移りながら姿を消した。

「マスターの自宅まで取り敢えず行くしかないか……」












後書き
構想から大分ずれてしまった、書いているとやはりずれることがあるんですね。
次の更新の前に世界観と用語紹介をさせていただきます。
熱中症で頭が少しぼんやりする中書いたのでおかしい所あるかもです。
指摘、応援等々よろしくお願いいたします。

用語 ( No.2 )
日時: 2016/06/11 16:54
名前: マグロ煮つけ ◆AXS9VRCTCU (ID: wSTnsyhj)

用語
『能力』
2020年代9月頃から突如人間離れした、何かを身に宿した子供が産まれるようになり現在の世界の約9割が能力を有している。
何故身に宿るようになったかは未だ解明できていない。
『魔道具・召喚者・クラス』
魔道具とは
宝石やただの石など自然物であれば何でも魔道具に加工できる。
魔道具には最初に能力を身に宿したと言われる、『空想を現実にできる能力』をコピーし『空想をおおよそ現実にできる能力』と『記憶を共有する能力』組み込み、更に人間が作った神話や昔話を魔道具に組み込むことで、英雄を少し能力を落とし稀に性別などを変える事で現代に合った英雄を作る事が出来る。
魔道具が起動するのは組み込まれた英雄と相性の良いものが触れた時だけ。


召喚者とは
魔道具で作られた英雄の事を指す。記憶を共有しているため、召喚した者の命令に付き従うが稀に例外もいる。
基本的には召喚者と人間がバディを組み、生活したり、能力者が起こす犯罪に対して対処している。

クラスとは
クラスには四種類あり『アタッカー』『ディフェンダー』『テクニシャン』『オールマイティ』
『アタッカー』は最も召喚された英雄の中で多くその名の通り攻撃に特化した能力を有している。テクニシャンに強く、ディフェンダーに弱い。
『ディフェンダー』は2番目に多く召喚されており、防御に特化した能力を有している。アタッカーに強く、テクニシャンに弱い。
『テクニシャン』は3番目に多く召喚されている、他の三種類には無い、意外性が高い能力を持っている。戦術が上手く使えば、格上でも、窮地でも、相性不利でも覆す事ができる。ディフェンダーに強く、アタッカーに弱い。
『オールマイティ』は召喚されている数が一番少なく、攻撃、防御能力どれを取っても優秀で不利有利は無い、勿論能力も強力でクラスだけで見ると最強のクラス

英雄と召喚者の相性によってクラスは決まる。

『人喰らいの牙』
読みは「グールのきば」となっている、テロリスト。2100年から急激に勢力を拡大し、いつ何処で襲われてもおかしく無いと言われるほど神出鬼没に出現している。
幹部クラスになると、小さな軍隊ほどなら相手取れる程の力を有している。
ボスは、国一つと張り合える力を有していると言われるが定かでは無い。


随時更新


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