複雑・ファジー小説

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先月の君に
日時: 2017/01/09 21:38
名前: ひのり ◆GBbrT/URYg (ID: uLF5snsy)

はい皆さんこんにちは!ひのりと言います!
今日からは、雑談掲示板の中で主に私の妄想力によってできちゃったお話を書きたいと思います
恋愛&ミステリーって感じで
どんな話になるのかは読んでからのおたのしみ!
ってことで、どうか暖かい目で見てやってください。
それではよろしくお願いします。

Re: 先月の君に ( No.1 )
日時: 2017/01/09 21:59
名前: ひのり ◆GBbrT/URYg (ID: uLF5snsy)

プロローグ

 戻りたい時間はありますか?
 後悔した日。あの日、こうしていれば良かったのに。あんなこと言っていなければよかった。
 そんな、ターニングポイント……分岐点。

 おっと、いきなりこんなことを言われても困りますよね。
 初めまして。僕は……そうですねぇ。ひのり、とでも呼んで下さい。職業は時の案内人やってます。
 やだなぁ、冗談じゃないですよ。冗談抜きの本当です。

 この話は、僕が観測した、とある少年少女の物語。
 二人の少年が、一人の少女を救うために努力するだけの、至ってごく普通の青春物語です。
 まぁ、世の中で言うところの『普通』とは、少し離れているでしょうけどね。

 え?早くその物語を見せろって?お前なんかどうでもいいって?
 酷いなぁ……あ、ちょっと。石投げないでください。危ないですよ。
 ハァ……それじゃあしょうがないですね。わかりました。見せてあげますよ。

 彼らは一生懸命だった。彼らは無我夢中だった。彼らは後悔した。彼らは諦めなかった。
 好きな少女を救うために戦った、彼等の記録。
 覚悟はできましたか?

 後悔しても、もう遅い。


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