二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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SKETDANCE小説集 〔多忙につき更新頻度低下中!〕
日時: 2012/10/21 15:15
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: rLEtJyqN)

《緊急告知!》
番外編「SKETDANCE×逃走中」Season2【港町開拓計画論争】 更新中!
そちらも是非ごらんください!
—————————————————————————————————————

SKETDANCE(スケットダンス)小説を書かせていただくカルメです。

以前は二次小説(原作あり)でやらせていただいてましたが、諸事情がありましてこちらでやらせていただくことになりました。よろしくお願いします。

あと、自分が読んでみたいストーリーを募集させていただいてます。
「○○の△△な小説が読んでみたい」という案を募集中です。

————ストーリー募集用紙———————————————————

※多忙のため現在募集は受け付けておりません!

端的説明『(   )の(    )小説が読んでみたい』

詳細『』

※必要に応じてオリキャラを出していただいても構いません

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例)原作「壊れてしまった特別な・・・・」の場合

端的説明『(スケット団)が(テレビゲーム型のクソゲーにはまる)小説が読んでみたい』

詳細『スーパーマリオブラザーズをモチーフとしたゲームでもちろん山野辺先生が持ってきたもの。無駄な仕様が多い。キノコはエリンギになってる。』


みたいな感じです。案はあるんだけどストーリーにはできない。みたいなことがある方は是非投稿してください。

追加でオリキャラも募集中です。

————オリキャラ募集用紙————————————————————

※多忙のため現在応募は受け付けておりません!

名前 『 ()』※()内にフリガナを!!

学年 『 年』

性別 『 』

所属委員会 『 』

所属部活動 『 』

性格 『 』

スケット団との関係 『 』
※「以前、依頼に来た」、「スイッチのオタク仲間」など

プラスα 『 』
※「オタク」、「学力が学年最下位」など

その他 『 』

—————————————————————————————————


※誹謗・中傷・批判・荒らし行為はおやめください
 また、筆者含め他者に不快感を与えるようなコメントもおやめください
 
アドバイス等は大歓迎です。多くの感想お待ちしています。

【作品目次】
「タイピング・トレーニング」 (PART8で完結)
PART1>>1   PART2>>2   PART3>>3   PART4>>4   PART5>>5
PART6>>6   PART7>>7   PART8>>8

「丹生バラエティーランドプロジェクト」 (PART7で完結)
PART1>>9   PART2>>10   PART3>>11   PART4>>12   PART5>>13
PART6>>14   PART7>>15

「モモカ出演!クラウド5」 (PART7で完結)
PART1>>16   PART2>>17   PART3>>18   PART4>>19   PART5>>20
PART6>>21   PART7>>22

「オフ会はOh!不快!」 (PART10で完結)
PART1>>23   PART2>>24   PART3>>25   PART4>>26   PART5>>27
PART6>>28   PART7>>29   PART8>>30   PART9>>31   PART10>>32

「もしもSKETDANCEのキャラクターがSKETDANCEのゲームを考案したら」 (PART6で完結)
PART1>>33   PART2>>34   PART3>>38   PART4>>39   PART5>>40
PART6>>41

「原作アナザーコレクション」 (PART4で完結)
PART1>>43   PART2>>44   PART3>>45   PART4>>46

「駄作のみを愛すオタク」 (PART7で完結)
PART1>>47   PART2>>48   PART3>>49   PART4>>50   PART5>>51
PART6>>52   PART7>>53

「チェリーの部屋」 (PART7で完結)
PART1>>54   PART2>>55   PART3>>56   PART4>>57   PART5>>60
PART6>>61   PART7>>62

「修学旅行狂詩曲D.C. (スクールトリップラプソディー ダ・カーポ)」
【第1章 出発】 (PART3で完結)
PART1>>64   PART2>>65   PART3>>66

【第2章 おねえさん大誤算】 (PART4で完結)
PART1>>73   PART2>>74   PART3>>75   PART4>>76

【第3章 ホシガール】 (PART4で完結)
PART1>>82   PART2>>83   PART3>>84   PART4>>85

【第4章 宴会コンヒュージョン】(PART3で完結)
PART1>>86   PART2>>87   PART3>>88

【第5章 覗きは誰だ!?】 (PART13で完結)
PART1>>95   PART2>>96   PART3>>97   PART4>>98   PART5>>99
PART6>>100   PART7>>101   PART8>>102   PART9>>103   PART10>>104
PART11>>105   PART12>>106   PART13>>107

【第6章 逆転の真実】 (PART5で完結)
PART1>>108   PART2>>109   PART3>>110   PART4>>111   PART5>>112

【第7章 ストップ!イエティ!】 (PART3で完結)
PART1>>121   PART2>>122   PART3>>123

【第8章 白熱ピンポンバトル】 (PART4で完結)
PART1>>124   PART2>>125   PART3>>126   PART4>>127

【第9章 Jソン先生頑張る】 (PART2で完結)
PART1>>128   PART2>>129

【第10章 帰京】 (PART2で完結)
PART1>>130   PART2>>131

「真面目・椿の改造作戦」 (PART6で完結)
PART1>>67   PART2>>68   PART3>>69   PART4>>70   PART5>>71
PART6>>72

「モダン・ピューリャン」 (PART5で完結)
PART1>>77   PART2>>78   PART3>>79   PART4>>80   PART5>>81

「黄老師出身の聖地」 (PART6で完結)
PART1>>89   PART2>>90   PART3>>91   PART4>>92   PART5>>93
PART6>>94

「スナック・スクラッチ」 (PART8で完結)
PART1>>113   PART2>>114   PART3>>115   PART4>>116   PART5>>117
PART6>>118   PART7>>119   PART8>>120

「年寄りティーチャー・岩渕権造」 (PART8で完結)
PART1>>132   PART2>>133   PART3>>134   PART4>>135   PART5>>136
PART6>>137   PART7>>138   PART8>>139

「バットコックのチャレンジクッキング」 (PART6で完結)
PART1>>140   PART2>>141   PART3>>143   PART4>>144   PART5>>145
PART6>>146

「手詰まりと相談」【バクマン。コラボストーリー】 (PART9で完結)
PART1>>149   PART2>>150   PART3>>151   PART4>>152   PART5>>155
PART6>>156   PART7>>157   PART8>>158   PART9>>159

「ライブラリートラジェディー」 (PART7で完結)
PART1>>160   PART2>>161   PART3>>165   PART4>>166   PART5>>167
PART6>>168   PART7>>169

「浅雛・丹生の秘密の話」 (PART17で完結)
PART1>>172   PART2>>173   PART3>>174   PART4>>175   PART5>>176
PART6>>177   PART7>>178   PART8>>179   PART9>>180   PART10>>181
PART11>>182   PART12>>183   PART13>>184   PART14>>185   PART15>>187
PART16>>188   PART17>>189

「原作アナザーコレクションⅡ」 (PART3で完結)
PART1>>191   PART2>>192   PART3>>195

「Into The Quest Game」 (PART4で完結)
PART1>>196   PART2>>197   PART3>>198   PART4>>199

「夏期合宿交響曲(サマーキャンプシンフォニー)」
【第1章 遭遇した3人と5人】 (PART3で完結)
PART1>>201   PART2>>202   PART3>>203

【第2章 テントビルディングワーク】 (PART7で完結)
PART1>>204   PART2>>205   PART3>>206   PART4>>207   PART5>>208
PART6>>209   PART7>>210

【第3章 インセクトパニック】 (PART3で完結)
PART1>>211   PART2>>212   PART3>>213

【第4章 シークレットガールズトーク】 (PART2で完結)
PART1>>222   PART2>>223

【第5章 大激戦!?夕食合同バーベキュー】 (PART6で完結)
PART1>>224   PART2>>225   PART3>>226   PART4>>227   PART5>>228
PART6>>229

【第6章 心酔?泥酔?乱酔?】 (PART4で完結)
PART1>>232   PART2>>233   PART3>>234   PART4>>235

【第7章 風流な所で川柳を読みあう会】 (PART3で完結)
PART1>>236   PART2>>237   PART3>>238

【第8章 ユニーク花火博覧会】 (PART3で完結)
PART1>>248   PART2>>249   PART3>>250

【第9章 肝試しアドベンチャー】 (PART3で完結)
PART1>>251   PART2>>252   PART3>>253

【第10章 未練タラタラ帰り道】 (PART3で完結)
PART1>>257   PART2>>258   PART3>>259

「草野球のSKET達」 (PART8で完結)
PART1>>214   PART2>>215   PART3>>216   PART4>>217   PART5>>218
PART6>>219   PART7>>220   PART8>>221

「Play The Reality Game」 (PART9で完結)
PART1>>239   PART2>>240   PART3>>241   PART4>>242   PART5>>243
PART6>>244   PART7>>245   PART8>>246   PART9>>247

「スペクターを追って三千里」 (PART3で完結)
PART1>>262   PART2>>263   PART3>>264

「オタクトオベンキョウ」 (PART7で完結)
PART1>>265   PART2>>266   PART3>>267   PART4>>268   PART5>>269
PART6>>270   PART7>>271

「トラブル・イン・美術室」 (PART6で完結)
PART1>>275   PART2>>276   PART3>>277   PART4>>278   PART5>>279
PART6>>280

「過酷ミッション!?オタクハウスで漫画100冊読破せよ!」 (PART4で完結)
PART1>>281   PART2>>282   PART3>>283   PART4>>284

「シークレットボックスを取り戻せ!」(PART8で完結)
PART1>>287   PART2>>288   PART3>>289   PART4>>290   PART5>>291
PART6>>292   PART7>>293   PART8>>294

「年明け記念!SKETDANCE新年会2012」 (計6部)
新年の挨拶編>>296   今年初の・・・編>>297   オープニングトーク編>>298
今年の抱負編>>299   おみくじ編>>300   エンディング編>>301

「戦え!ポリュフェモスの戦士達!」 (PART10で完結)
PART1>>302   PART2>>303   PART3>>304   PART4>>305   PART5>>306
PART6>>307   PART7>>308   PART8>>309   PART9>>310   PART10>>311

「懸賞の申し子・葉山千紘」 (PART8で完結)
PART1>>315   PART2>>316   PART3>>317   PART4>>318   PART5>>319
PART6>>320   PART7>>321   PART8>>322

「初デート大作ソン」(PART7で完結)
PART1>>323   PART2>>324   PART3>>325   PART4>>326   PART5>>328
PART6>>329   PART7>>330

「正真正銘!?開盟学園七不思議」(PART20で完結)
PART1>>331   PART2>>332   PART3>>333   PART4>>334   PART5>>335
PART6>>336   PART7>>337   PART8>>338   PART9>>339   PART10>>340
PART11>>341   PART12>>342   PART13>>343   PART14>>344   PART15>>345
PART16>>346   PART17>>347   PART18>>348   PART19>>350   PART20>>351

「隠し物にご用心!」(PART7で完結)
PART1>>352   PART2>>353   PART3>>354   PART4>>355   PART5>>356
PART6>>357   PART7>>358

「原作アナザーコレクションⅢ」 (PART5で完結)
PART1>>359   PART2>>360   PART3>>361   PART4>>362   PART5>>363

「ジョーカー・ストーカー」 (PART4で完結)
PART1>>364   PART2>>365   PART3>>366   PART4>>367

「沈黙のコインランドリー」 (PART5で完結)
PART1>>368   PART2>>370   PART3>>371   PART4>>372   PART5>>373

「Love Situation's Planner」 (PART7で完結)
PART1>>376   PART2>>377   PART3>>378   PART4>>379   PART5>>380
PART6>>381   PART7>>382

「第2回 ガチンコ・ビバゲー・バトル」
【前哨戦 スケット団vs生徒会再び】 (PART6で完結)
PART1>>383   PART2>>384   PART3>>385   PART4>>386   PART5>>387
PART6>>388

【先鋒戦 オールステータスランナー】 (PART10で完結)
PART1>>389   PART2>>390   PART3>>391   PART4>>392   PART5>>393
PART6>>394   PART7>>395   PART8>>396   PART9>>397   PART10>>398

【次鋒戦 プラグセールススタジアム】 (PART7で完結)
PART1>>400   PART2>>401   PART3>>402   PART4>>403   PART5>>404
PART6>>405   PART7>>406

【中堅戦 ネオスピリットファイター】 (PART11で完結)
PART1>>407   PART2>>408   PART3>>409   PART4>>410   PART5>>411
PART6>>412   PART7>>413   PART8>>414   PART9>>415   PART10>>416
PART11>>417

【副将戦 トラップロードレース】 (PART12で完結)
PART1>>418   PART2>>419   PART3>>420   PART4>>421   PART5>>422
PART6>>423   PART7>>424   PART8>>425   PART9>>426   PART10>>427
PART11>>428   PART12>>429

【大将戦 ディテクティブナンバーズ】 (PART13で完結)
PART1>>430   PART2>>431   PART3>>432   PART4>>434   PART5>>435
PART6>>436   PART7>>437   PART8>>438   PART9>>439   PART10>>440
PART11>>441   PART12>>442   PART13>>443

「スベリコンビをプロデュース!」 (PART5で完結)
PART1>>444   PART2>>445   PART3>>448   PART4>>449   PART5>>450

「敢死の思いで監視する官司としての1日」 (PART9で完結)
PART1>>451   PART2>>452   PART3>>453   PART4>>454   PART5>>455
PART6>>456   PART7>>457   PART8>>458   PART9>>459

「ビニーズララバイ」 (PART6で完結)
PART1>>461   PART2>>462   PART3>>463   PART4>>464   PART5>>465
PART6>>466

「工事で袋小路で好事多魔」 (PART8で完結)
PART1>>467   PART2>>468   PART3>>469   PART4>>470   PART5>>473
PART6>>474   PART7>>475   PART8>>476

「モモカ・ドラマ主演への道」 (PART7で完結)
PART1>>477   PART2>>478   PART3>>479   PART4>>480   PART5>>481
PART6>>484   PART7>>485

「Loneliness London」
【Boot——漆黒の塊?な転校生】 (PART7で完結)
PART1>>486   PART2>>487   PART3>>488   PART4>>491   PART5>>494
PART6>>497   PART7>>500

【Search——ロンドン探索記録】 (PART6で完結)
PART1>>503   PART2>>504   PART3>>508   PART4>>509   PART5>>510
PART6>>511

【Discovery——仲間と記憶の発見へ】 (PART8で完結)
PART1>>512   PART2>>513   PART3>>514   PART4>>515   PART5>>516
PART6>>517   PART7>>518   PART8>>519

「駄作オタクの駄作オタクファミリー」 (PART10で完結)
PART1>>520   PART2>>522   PART3>>523   PART4>>524   PART5>>525
PART6>>526   PART7>>527   PART8>>528   PART9>>529   PART10>>530


※番外編「SKETDANCE×逃走中 〜フライト・ダンス〜」
記載ページURL>>142

※番外編「SKETDANCE×逃走中 Episode2 【米国遊園地の危機】」
記載ページURL>>147

※番外編「SKETDANCE×逃走中 Episode3 【運命の桜伝説】」
記載ページURL>>327

※番外編「SKETDANCE×逃走中+α Episode4 【狙われた奇跡の歌姫】」
記載ページURL>>349

※番外編「SKETDANCE×逃走中+α Episode5 【明治村と魔法の宝玉】」
記載ページURL>>369

※番外編「SKETDANCE×逃走中+α Episode6 【日本庭園に潜む罠】」
記載ページURL>>399

※番外編「SKETDANCE×逃走中+α Episode7 【終焉の島(ロストアイランド)】」
記載ページURL>>433

※番外編「SKETDANCE×逃走中+α Season2 【港町開拓計画論争】」
記載ページURL>>521

※「新SKETDANCE雑談所」
記載ページURL>>186

※「総決算クイズ!SKETDANCE2011年復習Q」
記載ページURL>>254

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Re: SKETDANCE小説集〔第2回ビバゲー・バトル編更新中!〕 ( No.437 )
日時: 2012/03/08 13:00
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: 1/l/Iy6H)

《第2回 ガチンコ・ビバゲー・バトル》
【大将戦 ディテクティブナンバーズ  PART7】

〜小部屋内〜

アナウンス『第4ピリオド、質問者は藤崎選手、回答者は椿選手です。』

ボ「さて、どーすっかなー・・・」

椿「君も考えることはあるんだな。」

ボ「あ!?どういう意味だよ!」

椿「君は常に本能のまま動いている単調な人間だと思っていたが。」

ボ「単調で悪かったな!俺だって色々考えて生きてんだよ!」

椿「そうか、意外な一面を見れた。」

ボ「意外で悪かったな!よーし、なら俺の質問はお前の数字は4の倍数かでどうだ?」

椿「なっ・・・4の倍数か、だと?何だその質問は!?」

ボ「いーから早く答えろよ。」

椿「答えはNOだ。」

アナウンス『第4ピリオドの質疑応答が終了しました。藤崎選手はパスか解答かを選択してください。』

ボ「パス。」


〜外部〜

新田「おっと、藤崎選手、ここでかわった質問をしてきました。これはどういうことでしょう?」


キャ「何か作戦でもあるのかしら?」

ス『いや、やっていることは今までと何ら変わりない。』

ヒ「何で?椿みたいに半分にするやつちゃうやん。」

ス『いや、前の質問と合わせれば半分に出来る。さっきの質問で椿の数字は偶数だということが判明したからな。』

デ「・・・・・・そういうことか。」

ヒ「えぇ!?デージーさんも分かったん!?」

デ「あぁ。偶数は2種類に分けれる。偶数、つまり2の倍数。2の倍数だが4の倍数ではないもの、2の倍数であり4の倍数であるものの2つだ。」

ヒ「?????」

丹「つまり前者は2,6,10,14のような数字のことで後者は4,8,12,16のような数字のことですわ。」

ヒ「あぁ。そういうことか。ようやく分かったわ。」

キャ「前の質問と合わせることで確実に半分に出来るけどわざわざこの質問の仕方をしなくても・・・」

ス『おそらく椿に揺さぶりをかけるためだ。』

ウ「確かに会長は動揺していましたと伝えてください。」

ヒ「おぉ・・・何や、完全にアタシここじゃ落ちこぼれやん・・・」


〜小部屋内〜

アナウンス『第5ピリオド、質問者は椿選手、回答者は藤崎選手です。』

椿(この男、何を考えている・・・・・いや、言い回しを変えただけで内容的には僕のやっていることと変わりはない。つまり揺さぶりをかけて来たのか。だが動じん!)
   「その数字は250以下か質問する!」

ボ「答えはYESだ。」

アナウンス『第5ピリオドの質疑応答が終了しました。椿選手はパスか解答かを選択してください。』

椿「パス。」


〜外部〜

新田「椿選手、ここも確実に半分に削って来ました!」

ロ「王子の数字は250以下の偶数。」

キ「会長の数字は4の倍数・・・」

丹「これだけでは何もいえませんわね。」

ウ「はい。そうですね。まだ数字が1つも分かりません。」

ヒ「このゲーム難しすぎやろ・・・」

Re: SKETDANCE小説集〔第2回ビバゲー・バトル編更新中!〕 ( No.438 )
日時: 2012/03/09 10:17
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: 7MCr7M6.)

《第2回 ガチンコ・ビバゲー・バトル》
【大将戦 ディテクティブナンバーズ  PART8】

〜小部屋内〜

アナウンス『第6ピリオド、質問者は藤崎選手、回答者は椿選手です。』

椿(次はどう来る気だ?また変な質問をしてくるのか?・・・・ん?・・・・・!!)
  「そういうことだったのか。」

ボ「あ?何が?」

椿「もう君のそんな手には乗らない。変な質問をして僕を動揺させようという魂胆だったのだな。」

ボ「・・・・・さぁな。」

椿「そう言っても無駄だ。君の顔から分かる。」

ボ「・・・・元からこういう顔なんだけど・・・」

椿「そういうことじゃない!!ほら見ろ!君は僕の集中力を欠くことや動揺させることを狙ってるだろう!」

ボ「うるせぇなお前・・・とにかく俺の質問だ。お前の十の位の数字は偶数か?」

椿「またそのパターンか。言い方は変えているがやっていることは変わりない。ただ半分にしているだけなのだからな。」

ボ「いいから答えろよ・・・」

椿「NOだ!」

アナウンス『第6ピリオドの質疑応答が終了しました。藤崎選手はパスか解答かを選択してください。』

ボ「パス。」


〜外部〜

新田「第6ピリオドが終了しました。これで互いに3回ずつ質問。おおまかな全体像が見えてきたといったところです!」


丹「椿くんのお口が滑らかですわ。」

デ「藤崎の手口が分かって調子に乗ってるな。」

ウ「こちらはもう分かっていたので何だか愚かに見えます。」

ヒ「愚か者やな。」

キャ「何か恥ずかしい・・・」

ス『全員が分かっていることを得意げに話す人ほど残念な奴はいない。』


〜小部屋内〜

アナウンス『第7ピリオド、質問者は椿選手、回答者は藤崎選手です。』

椿「・・・・・・・・」

ボ「・・・お前の番だぞ。」

椿「・・・・僕は負けるわけには行かない。」

ボ「・・・そりゃ俺だって負けれねぇよ。この結果がそのままチームの結果になるんだからな。」

椿「まだ僕は会長の器ではない。」

ボ「あん?どういうことだよ。」

椿「前回、僕・・・いや丹生も浅雛も大将に安形会長がいたことでものすごく安心感があった。しかし今回はそれがない。」

ボ「そりゃ、お前が大将なんだから緊張してんだろ。」

椿「違う。丹生と浅雛がだ。そしてウサミとキリもだ。僕に負担をかけまいと必死になってくれている。それはありがたい。しかし、それではダメなんだ!」

ボ「・・・・・・」

椿「安形会長のように絶大な信頼がなければ上に立てる器があるとはいえない。だから・・・」

ボ「はぁ〜・・・それは安形のことだろ。正直安形は正真正銘の天才、お前は真面目なカチカチマツゲだ。」

椿「何だと!」

ボ「だけどお前はお前だ。安形になろうなんて無理な話だろ。」

椿「うっ・・・」

ボ「確かにお前が大将だと安心感はねぇな。だけどそれでもいいと思うぜ。信頼はされてるんだからな。前にも言ったけど他の奴らの信頼度は安形の時と同じくらいある。」

椿「・・・・・・」

ボ「信頼されてるから大将任されてんだ。そんな気負いする必要はねぇと思うけどな。ま、強いて言うならそのカチカチっぷりがたまに傷だけどな。」

椿「確かに僕は君のようにユルッユルな人間ではない。」

ボ「ユルユルって言うな!」

椿「しかし時にそれが必要な時があるかもしれない。会長は僕にそれを教えてくれたのかもしれない。」

ボ「・・・・・あぁ。そうだな。」

椿「・・・カチカチな考え方のせいで確実策ばかりをとってしまう。しかし、それだけでは勝てない。ならば僕はそれを打ち破る!」

ボ「打ち破る?」

椿「僕の質問は君の数字に9は使われているかどうかだ!」

ボ「!!」

Re: SKETDANCE小説集〔第2回ビバゲー・バトル編更新中!〕 ( No.439 )
日時: 2012/03/09 10:18
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: 7MCr7M6.)

《第2回 ガチンコ・ビバゲー・バトル》
【大将戦 ディテクティブナンバーズ  PART9】

〜外部〜

新田「椿選手!何とここで勝負に出た!」


ヒ「これ当てられたらマズイんとちゃうん!?」

ス『あぁ。』

丹「賭けに出ましたわ!」


〜小部屋内〜

椿(YESと言ってくれ。そうすれば・・・)

ボ「・・・・・・YES・・・」


〜外部〜

新田「YESだ———!!!これで藤崎選手が9を使っていることが判明!椿選手大きく前進しました!」


キ「さすが会長です!」

キャ「これピンチかも・・・」

ス『ボッスンの数字は250以下。即ち十の位か一の位に9が使われている。』

ヒ「せ、せやけどまだ大まかやな・・・助かったわ・・・」

デ「いや、そうとも言い切れない。"エクストラQ"があるからな。」

ヒ「あ!!せや!それがまだ残っとる!」

ス『そうだ。その質問次第では大きく範囲を狭められる。』

丹「藤崎さんは追い詰められましたわ。」

ウ「はい、まだ地道に揺さぶりをかけながら半分にしてるだけですから。」


〜小部屋内〜

アナウンス『第7ピリオドの質疑応答が終了しました。椿選手はパスか解答かを選択してください。』

椿「パス。」
  (だが今のは大きいぞ!藤崎はまだ数字を絞りきれていない。)

アナウンス『第8ピリオド、質問者は藤崎選手、回答者は椿選手です。』

ボ「・・・・・百の位は偶数かどうか。」

椿「ふっ、YESだ。まだそれを続けるのか。攻めなければ勝てないぞ。」

ボ「う、うるせぇ!俺にだって考えがあんだよ!」

椿「ウソにしか聞こえないぞ・・・」

アナウンス『第8ピリオドの質疑応答が終了しました。藤崎選手はパスか解答かを選択してください。』

ボ「パス・・・」


〜外部〜

ヒ「ボッスン!そんなんもうええねん!手口分かられてんねんから!」

キャ「少しでも攻めないと負けちゃう!」

デ「藤崎は外すことを恐れているに違いない。なぜならメンタルがかわいそうなくらい弱いからだ。」

ロ「そんなこと言わないで!王子はメンタルが弱いし、主人公としても弱いし、卑屈だけど王子なんだから!」

ス『ただの罵倒にしか聞こえなかったぞ。』

ウ「カバーになってません、早乙女先輩。」

Re: SKETDANCE小説集〔第2回ビバゲー・バトル編更新中!〕 ( No.440 )
日時: 2012/03/12 11:30
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: 2zitOR7a)

《第2回 ガチンコ・ビバゲー・バトル》
【大将戦 ディテクティブナンバーズ  PART10】

〜小部屋内〜

アナウンス『第9ピリオド、質問者は椿選手、回答者は藤崎選手です。』

椿(まずここまでを思い出すんだ・・・)


=====================================
1st  Q、数字は偶数か?  A、NO⇒奇数
3rd  Q、数字は500以下か?  A、YES
5th  Q、数字は250以下か?  A、YES
7th  Q、数字に9は使われているか?  A、YES
=====================================


椿(つまり藤崎は250以下の奇数、加えて9が入っているものだ。そして質問から百の位は0か1。
   まずは百の位と9の位置を確定しなければ・・・そうだ!)
 「僕はエクストラQを使用する!」


〜外部〜

新田「ここで椿選手、エクストラQを使用した————!!このピリオドの質問はYES・NO以外の回答も求められます!」


〜小部屋内〜

椿「質問は、一番近い一の位が9の数字を教えてくれだ。」

ボ「・・・・・・・・・・・89。」


〜外部〜

新田「藤崎選手の数字の全体像が見えてまいりました!」


ヒ「アカン!バレて来とる!」

ス『今の質問でボッスンの数字は85〜94の範囲にあることが分かってしまった。』

丹「それを前の質問と組み合わせると・・・」

デ「085・087・089・091・093のどれかだ。」

キ「会長!!さすが会長です!尊敬します!」


〜小部屋内〜

アナウンス『第9ピリオドの質疑応答が終了しました。椿選手はパスか解答かを選択してください。』

椿「パス!」
  (しかし捉えた!僕の数字は"674"!つまり藤崎が087というのはありえない!4択!藤崎はまだここまで至っていない!位の値を確定していけば勝てる!)

アナウンス『第10ピリオド、質問者は藤崎選手、回答者は椿選手です。』

ボ「・・・・・・」

椿「藤崎、君は追い詰められている!もう確実になどとは言っていられないはずだ!勝負したらどうだ!」

ボ「・・・・・あぁ。そうだな、なら勝負かける。エクストラQ・・・・・お前の数字の十と百の位、かけるといくつだ?」

椿「!?・・・・・42だが・・・そんなことでは分からないだろう!なぜそんな無駄な使い方をする!」

アナウンス『第10ピリオドの質疑応答が終了しました。藤崎選手はパスか解答かを選択してください。』

—カチャ—

椿「!!まさか・・・」

ボ「あぁ、無駄なんかじゃねぇ!これで分かったぜ、おまえの数字!解答だ!」

椿「!!」

Re: SKETDANCE小説集〔第2回ビバゲー・バトル編更新中!〕 ( No.441 )
日時: 2012/03/13 14:08
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: rD6rLP90)

《第2回 ガチンコ・ビバゲー・バトル》
【大将戦 ディテクティブナンバーズ  PART11】

〜外部〜

新田「なんと劣勢と思われていた藤崎選手が解答を選択したー!!」


キャ「これが間違ってたら・・・」

丹「椿くんの勝利は確定的・・・」

ス『しかしあっていたら・・・』

デ「藤崎の勝ち・・・」

ヒ「ボッスン・・・」


〜小部屋内〜

椿「はったりは止すんだ。君はここまで確実に数字を半分にしてきただけ、そして最後に変な質問を1つしただけ。これで何が分かったと言うんだ!」

ボ「分かったもんは分かったんだよ!」

椿「忘れていないか?これを間違えたら君の次の質問権はなくなる。つまり僕の勝利は決まるようなものだ!やめるなら今のうちだ、強がりなんかせずに!」

ボ「強がりじゃねぇよ。なら言ってやるよ、お前の数字は・・・」

椿「・・・・・」

ボ「674。」

椿「!!!!!!!な、なぜ分かった!!!」


〜外部〜

新田「こ、これはどうやら正解のようです!しかしあまりのことに会場中が静まり返っている!なぜこの結果に至ったのでしょうか!?」


デ「バカな!」

ス『一体どうやってここまで行き着いたと言うんだ。』

ヒ「声も出ぇへん・・・何があったんや・・・」

丹「さっきまで明らかに劣勢でしたのに・・・」


〜小部屋内〜

椿「教えろ、藤崎!なぜ分かったんだ!」

ボ「これが一見半分にしてるだけの質問に見えて深かったんだなー。」

椿「どういうことだ!」

ボ「第2ピリオドと第4ピリオドを思い出してみろ。」

椿「??偶数で4の倍数でないと発覚したときか。」

ボ「あぁ。この質問だけでだいぶパターンは決まったんだよ。」

椿「パターンだと?」

ボ「4の倍数独特のパターン・・・」


<4の倍数>
004・008・012・016・020・024・028・032・・・・100
104・108・112・116・120・124・128・132・・・・200
204・208・212・216・220・224・228・232・・・・300


ボ「こんな風に4の倍数は百の位に関係なくした2桁が一致する。もっとも2の倍数とか5の倍数もそうだけどな。」

椿「確かに・・・」

ボ「加えて4の倍数じゃない偶数ってことは・・・」

<4の倍数じゃない偶数>
002・006・010・014・018・022・026・030・・・・098
102・106・110・114・118・122・126・130・・・・198
202・206・210・214・218・222・226・230・・・・298


ボ「こんなサイクルが出来る。」

椿「確かにそうだな。」

ボ「次の第6ピリオド、俺は十の位が偶数かどうかを聞いてNO、つまり十の位は奇数だってことが分かった。」

椿「つまり、十の位は1,3,5,7,9のどれかということだな。」

ボ「あぁ。だけど俺の数字は"089"だった。だから候補は1,3,5,7に絞れた。」

椿「だが、これだけではまだ何もいえないだろう!それに第8ピリオドの質問を踏まえても・・・」

ボ「いやこの時点で俺は一の位が4だってわかってたぜ。」

椿「!!」


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