二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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月光の円舞曲(イナイレ+しゅごキャラ他)リク受け付け中
日時: 2011/12/12 21:22
名前: しずく ◆UaO7kZlnMA (ID: 9kyB.qC3)
参照: リクエスト受付はしてます←完成遅し

(その手は虚空すら掴めなかった)
▼あ、やせいのしずくがあらわれた!
グーテンモルゲン!初めまして。しずくと申す駄文量産機でございます。ヒーハー。
短編のスレが液状化し始めたのでこちらに改めて立て直しました。

概要
イナズマキャラのNLや夢小説の妄想とか語りを気ままにのせる短編集です。もうちょいしたら、夢小説のリクエストも再開予定(もうしてます)。後、たまに他のアニメも書くかもです。最近、ひぐらしのなく頃にが増えました。いいえ、増えます!増やしてみせます!
要は妄想の語りだね←しずくは雑食で色々好きです。女の子とかイケメソ仲間いいかな……
コメントできないフライドチキンさんなので、コメントもらえると萌え語ってお返ししますよ。マジで嬉しいので、テンションあがりますww変だったら突っ込んでね←

▼おや、しずくがなにかをうったえるめでこちらをみている
ルールとマナーを守って楽しくでryいえ、合流しましょう!嵐・暴言・無断転載は削除の対象となります。ご注意下さい。
またこのスレッドは授業中や入浴中に読まれることを想定していないので、先生や水と言った天敵には対応していません。気をつけて読みましょう←
一時間ごとに十分は目の休憩をとりましょう
扱っているもの
main
イナズマイレブン

時々
ひぐらしのなく頃に
▼もくじ
夢やその他リク>>5(かなり完成遅いです;;)

(予定や気まぐれで増えてきます)
長編〜i will moe!〜
ボカロ「水の踊り子」パロで円秋

短編〜come on!〜

分類できない
>>鬼蓮(GOの世界。帝国戦前)
>>晴風蓮(同じくGO)

リクエスト品!

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Re: 彼方と貴方にさよならして(イナイレ+ひぐらし)リク受け付け中 ( No.45 )
日時: 2011/11/09 00:18
名前: 携帯しずく ◆UaO7kZlnMA (ID: jFJOmttq)  

古手梨花ちゃんの大人びた人格——梨花さんらしい(とあえて僕は呼んでいる)。そう呼び掛けると、正解だとでも言うように、梨花さんの唇は緩い弧を描いた。山から吹き下ろす冷たい風が木々を撫でながら、僕たちの間を通っていく。梨花さんの青い髪が、風に靡いて忙しく踊っていた。葉が擦れる音だけの空間の中、梨花さんはところで、と前置きをして、
「蓮、異世界に来た意味は分かってる?」
と、謎かけをしてきた。分かるわけがない。正直に首を横に振っておく。
「知らない。だって、目が覚めたらいきなり雛見沢——まるでよくできた虚構の物語だよ」
ほらさ、タンスを潜り抜けたら異世界だったとか、井戸に飛び込んだら別の時代だったとか、愛しい誰かを追って黄泉の国に行くとか。そんな話はよく聞くけれど——それら全てがフィクション。人間が創造した"虚構"に過ぎない。でも、僕が体験している世界は本当にフィクションのようだがフィクションではない。同じ言語を使いながらも、元々いた世界とは異なる異世界。うん、ここまでしかわからない。けどね、これが夢であって、虚構であってほしいと願うよ。
そう僕が話すと、梨花さんは僕に背中を向け、しゃがみこんでしまう。それから、地面に落ちていた小石を拾い上げ、回したり、じっと見てみたりと謎の行動をとりながら、口を開く。
「これらの世界は常に"虚構"よ。誰かの私意によって成り立つ、とても嫌な虚構の世界。でもね、その全てが虚構とは限らない。例えば蓮とリサルダ。貴方たちは、異物なの。虚構ではない世界のカケラにして導師。虚構を壊すために必要な存在。そう、欠けてはならない欠片の一部なのよ」

Re: 彼方と貴方にさよならして(イナイレ+ひぐらし)リク受け付け中 ( No.46 )
日時: 2011/11/09 00:19
名前: 携帯しずく ◆UaO7kZlnMA (ID: Wwp0q0mP)  

うへーコメント返し保留にしてマジですいませぬ。明日には返しますよ、しゅたっ!

Re: 彼方と貴方にさよならして(イナイレ+ひぐらし)リク受け付け中 ( No.47 )
日時: 2011/11/11 22:57
名前: 携帯しずく ◆UaO7kZlnMA (ID: uUVs9zNY)  

物語の途中

「……あら、」
僕に気がついて微笑んだ彼女の笑みは、陳腐な表現だけれど氷の微笑みだった。でも、本当に冷たい笑みだ。満月をバックに微笑む少女は、まるでどこか異世界の存在にすら思える。
小学生と言う外見に反した、諦めと虚無と絶望に彩られた笑い。子供はこんな笑いかたしない。嗚呼、こんな笑いを見せるのは梨花ちゃんじゃない。
「……梨花、"さん"?」
古手梨花ちゃんの大人びた人格——梨花さんらしい(とあえて僕は呼んでいる)。そう呼び掛けると、正解だとでも言うように、梨花さんの唇は緩い弧を描いた。山から吹き下ろす冷たい風が木々を撫でながら、僕たちの間を通っていく。梨花さんの青い髪が、風に靡いて忙しく踊っていた。葉が擦れる音だけの空間の中、梨花さんはところで、と前置きをして、
「蓮、異世界に来た意味は分かってる?」
と、謎かけをしてきた。分かるわけがない。正直に首を横に振っておく。
「知らない。だって、目が覚めたらいきなり雛見沢——まるでよくできた虚構の物語だよ」
ほらさ、タンスを潜り抜けたら異世界だったとか、井戸に飛び込んだら別の時代だったとか、愛しい誰かを追って黄泉の国に行くとか。そんな話はよく聞くけれど——それら全てがフィクション。人間が創造した"虚構"に過ぎない。でも、僕が体験している世界は本当にフィクションのようだがフィクションではない。同じ言語を使いながらも、元々いた世界とは異なる異世界。うん、ここまでしかわからない。けどね、これが夢であって、虚構であってほしいと願うよ。
そう僕が話すと、梨花さんは僕に背中を向け、しゃがみこんでしまう。それから、地面に落ちていた小石を拾い上げ、回したり、じっと見てみたりと謎の行動をとりながら、口を開く。
「これらの世界は常に"虚構"よ。誰かの私意によって成り立つ、とても嫌な虚構の世界。でもね、その全てが虚構とは限らない。例えば蓮とリサルダ。貴方たちは、異物なの。虚構ではない世界のカケラにして導師。虚構を壊すために必要な存在」
そう淡々と話ながら、梨花さんは小石を手から離した。小石は、土埃を上げたけど、すぐに地面の一部となる。小石は、他にもたくさん落ちているから今の小石は、どれか分からない。僕には分からないけど、梨花さんは地面の一点をじっと見詰め続けている。
……多分、だけど。梨花さんは、土埃を起こすために僕らを呼んだ、とそう言いたい気がする。一瞬だけの劇的な変化。それが彼女の求めているものかな。
「……それが、トリップの意味?」
そういう意味合いで聞いたのだが、梨花さんは答えてくれなかった。視線を地面から僕に一瞬だけ向けた後、また僕に背を向ける形で立ち上がる。
風が強くなり、葉が擦れる音がますます大きくなってきた。何かが唸るような低く冷たい音。
吹き付ける夜風は冷たく、ジャージの隙間から寒気が容赦なく肌を撫でていった。もはや冷えきった肌に感覚はなく、痺れたような感じが手足の先にある。
夜の空には、風に連れ去られた葉たちの黒い姿が、舞っていた。
「もっと噛み砕くと、貴方は、外来生物みたいなものなのよ」
「……は?」
外来種ってブラックバスとかのことだっけ、と数少ない理科の知識を、頭から引っ張りだす。うん、でも梨花さんの言いたいことが分からない。僕は、素直に頭を傾げるが梨花さんはそんなことに気がつかないかのように話を続ける。
「私は、昭和58年に"必ず"殺されると言う予定調和の元に生きている。その"必ず"って言うのは、例えるなら食物連鎖で言う鷹。連鎖の頂点に君臨し、その連鎖の中では絶対的な権利を持った王様。連鎖の下位に位置する私たちには、抗うことも挑むことも出来ない存在なのよ。だから異世界(そと)に助けを求めた。ブラックバスが日本の食物連鎖の頂点を喰うように、異界の貴方たちにも"必ず"を喰って欲しいの」
今まで落ち着いていた声音が、最後に僅かの懇願を持った。でも、呟くような声だったから、夜風の音にかきけされてしまう。
梨花さんはこっちを向かない。そのことへの皮肉も込めて、ちょっと意地悪を言う。
「呼ぶ相手を間違えたね。僕は、魔法も何も使えないただの人間だ。異世界から呼ぶなら、最強の戦士や魔法使いを呼ぶべきだったんじゃないかな?」
「力を呼ぶには、同等の代償が必要なの。魔法使いは、人の子では釣り合わない。私が出せる代償と釣り合うのが、貴方だから仕方ないわ」
相変わらず梨花さんは、そっぽを向いたまま。本当に何を考えているのやら。
「僕は、結局のとこ救世主か何かなの?」
「さあね」
「でも、僕は負けないよ。みんなのとこに、仲間のもとに帰らなくちゃいけないから」
(立ち止まってしゃがみ込んでも止まらない"今日"に絶望したけど、歩みは止められない)
最後手抜き←梨花ちゃんが言っていることは難しいですが、異世界からの流れ=新しい力が惨劇を塗り替えられると信じているってこと←

Re: 彼方と貴方にさよならして(イナイレ+ひぐらし)リク受け付け中 ( No.48 )
日時: 2011/11/11 23:11
名前: 携帯しずく (ID: YwspoyBV)  

>>星沙
こんばんは←え、えぇリクエスト有難う!遅筆やら色々迷惑かけてすいませぬ。今から、喜びのマイムマイムを共に踊ろryこほん、対立しているけど最後は涙を流すなんて、うわてるみん偉大過ぎるわ。てるみんの包容力を出せるように頑張ります。
コメント有難う!

>>伊莉寿さん
うふ、神文だなんて言われると季節外れの溶けたアイスクリームになりますよ有難う!(意味深
あまりのgdgdに言葉に出来ないって奴だ、わかります←
か、痒い!?大丈夫ですか、ムヒならいつでも(違うw近いうちに遊びに行かせて頂きますね^^*
乱文すいません、コメント有難うございました!
>>ふぁいんさん
上げ感謝^^*いややっと嵐は過ぎ去りましたが、12月がまた忙しくなるんですよねorzクリスマスの奉仕や学校でのコンサートが大量に入り、あまり暇がない。ベル、人気者でお姉ちゃん嬉しいよ←あまり来れませんが、これからも応援していただけば有りがたいです。

Re: 彼方と貴方にさよならして(イナイレ+ひぐらし)リク受け付け中 ( No.49 )
日時: 2011/11/12 00:54
名前: 星沙別PC ◆Qss0HrE9To (ID: ChKdbj6w)
参照: 先輩大好きです!崇拝します!愛してます!

しずくの文才ならいけるさww!!
うん。なぜか、そういうのすきなんだよな〜、自分ww
なんつーか包容力wwよわいのよww
がんばってね!


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