二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- とんがり学校の不思議魔法〜Sweet Margaret〜
- 日時: 2013/01/13 20:49
- 名前: ☆+:*.苺ろ〜る.*:+☆ ◆N1toQkxgzc (ID: GTsKO5qg)
この小説は、「【とび森】いちご☆ミステリー」が終わり次第書きます。
☆+:*.プロローグ.*:+☆
マーガレット、さくら、きく、ダリアの4人は、とんがり学校の活動チーム、「フラワー」。
ライバルの「ユキフル」に4人それぞれの悲しい過去に関わった、深い思い出がある「グレート」。
そして「フラワー」の4人は伝説の魔法、「不思議魔法」があることを知る。
この3チームが「不思議魔法」の魔法語をめぐり合うー。
ドッキドキの魔法の旅。
あなたも一緒にいかが?
************************
***目次***
第1章 入学 >>1-3
第1話 太陽と花 >>01
第2話 フラワーグループ >>02
第3話 入学完了!!! >>03
第2章 私たちの過去 >>04-34
第1話 スイート・マーガレット >>04 >>05 >>06 >>07 >>08
第2話 白河 さくら >>13 >>21 >>22 >>23 >>24
第3話 大門 きく >>25 >>26 >>27 >>28 >>29
第4話 吉永 ダリア >>30 >>31 >>32 >>33 >>34
あとがき(注:ネタばれ) >>36
第3章 光と闇 >>35-45
第1話 魔法テスト >>35 >>37 >>38 >>39 >>45
第2話 ダーク魔法 (さくら) >>48 >>49 >>50
(きく) >>53
作者の独り言…のはずが?(注:1500字オーバー!!)
↑>>46
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- 〜第二章 私たちの過去〜 第三話 大門 きく ( No.28 )
- 日時: 2013/01/03 22:43
- 名前: ☆+:*.苺ろ〜る.*:+☆ ◆N1toQkxgzc (ID: GTsKO5qg)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode
〜第二章 私たちの過去〜 第三話 大門 きく
俺はどうしても、莉奈を助けに行けなかった。
他の女子の事が好きだったから。
え?どうして助けに行けないかって?
だって、莉奈は俺の事本気みたいだし、もしこれで俺が助けに行ったらますます莉奈は俺から離れなくなるし、
それに、俺にその好きな女子がいると知ったら、莉奈は年上だろうとだれだろうと、
何かをするに違いない。
今までだって、俺に告白しようとしたやつは全員、莉奈に変なことをされた。
そいつの家に行ってお風呂に虫を入れたり、
変な手紙を靴箱の中に入れたり。
だから、俺が莉奈を助けに行ってまた誤解されたらたまったもんじゃない。
別に、嫌ってわけでもなかったけど、莉奈はちょっと違うような気がしたんだ。
そして、俺はこの事件が解決するまで待った。
なにもせずに。ずっと。
- 〜第二章 私たちの過去〜 第三話 大門 きく ( No.29 )
- 日時: 2013/01/03 22:48
- 名前: ☆+:*.苺ろ〜る.*:+☆ ◆N1toQkxgzc (ID: GTsKO5qg)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode
〜第二章 私たちの過去〜 第三話 大門 きく
次の日、莉奈が見つかり、家に帰ってきた。
そしてその夜、温泉館に来た時に、
「どうして?どうして助けに来てくれなかったの?」
俺はなにも言わなかった。
無視した。
そして、莉奈に構わずに、そのまま一年が過ぎてしまったんだ。
そして俺は、莉奈に内緒でだれも来ないような魔法学校。
「とんがり学校」に通うことになったんだ。
さすがに莉奈ももうついてこないだろう。
いや、ついてきたらさすがにキモイ。
そして新しい道が開いた。
もう、何も考えずに進むんだー。
俺は、新しい一歩を踏み出した。
- 〜第二章 私たちの過去〜 第四話 吉永 ダリア ( No.30 )
- 日時: 2013/01/03 23:05
- 名前: ☆+:*.苺ろ〜る.*:+☆ ◆N1toQkxgzc (ID: GTsKO5qg)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode
〜第二章 私たちの過去〜 第四話 吉永 ダリア
私、吉永ダリア。
アメリカで生まれて日本で育ったの。つまり、ハーフ。
十一歳。小学五年生の頃。私はテストの学年一位と二位を争っていた相手がいるの。
名前は「武」。男子で、頭がよく、女子からもモテていた。
そして私とはいつも学力で争っていた。
でも最近、二人とも満点が多くなって、もう勝ち負けがなくなって、毎回引き分けになったの。
私は武に恋をしていたとかそんなものではなく、ただ、学力を争っている「ライバル」としか思ってなかったの。
でも、ある日いきなり、武から聞いた言葉が、信じられなかった。
- 〜第二章 私たちの過去〜 第四話 吉永 ダリア ( No.31 )
- 日時: 2013/01/03 23:11
- 名前: ☆+:*.苺ろ〜る.*:+☆ ◆N1toQkxgzc (ID: GTsKO5qg)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode
〜第二章 私たちの過去〜 第四話 吉永 ダリア
ある日、私は武に呼びだされたの。
そこは人目がつかない、屋上。
そして、武は私に向かって言ったの。
「・・・、ずっと前から好きだった。
お前は・・・その・・・そんな風に思ってなかったかもしれないけどさ・・・
この思いだけでも・・・伝えようと・・・思って・・・呼んだんだけど・・・
その・・・お前は・・・俺の事・・・どう思ってんの・・・?
あっ、返事は今じゃなくてもいいからさ・・・、まぁ・・・、今度きかせてくれ・・・。」
私は、武がそんなこと思っているだなんて思ってもみなかったから、その時はすごく驚いたの。
でも、そのことで私は変なことにまきこまれてしまったの。
武ではない、男子たちに。
- 〜第二章 私たちの過去〜 第四話 吉永 ダリア ( No.32 )
- 日時: 2013/01/03 23:19
- 名前: ☆+:*.苺ろ〜る.*:+☆ ◆N1toQkxgzc (ID: GTsKO5qg)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode
〜第二章 私たちの過去〜 第四話 吉永 ダリア
私たちはあれから教室に戻り、普通に授業を受けて、それぞれの家に帰った。
私は宿題をさっとすませ、今日言われた武からの言葉を思い出した。
「ずっと前から好きだった。か〜。」
でも、私はそのあともその答えが出らず、その思いのまま次の日になった。
「おっ、おはよう」
「おはよう」
武は昨日のこともあってか、ぎくしゃくしてて、「おはよう」のあいさつすら緊張してるようだった。
でも、私は別にそんな風に思っていなかったから、さらっと、いつもどおりに返した。
そして、その日から毎日のように私の靴箱に私宛のラブレターが入っていた。
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