二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ポケットモンスターBW2 幻のクロスワード
- 日時: 2013/08/18 01:03
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 0.DI8Vns)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=11201
【読者の皆様へ】
初めまして、タクと申します!別掲示板でデュエル・マスターズの小説を書いております!最近ポケモンBW2にはまっていますので、これを執筆することにしました!原作と同じく、イッシュ地方が舞台です!上記にデュエマ小説のURLも載せておきました。興味があれば、どうぞ。
応援よろしくお願いします!それでは、バトル・スタート!
イメージ歌詞>>280
第一部:幻のクロスワード篇>>151
第二部:激突編
キャラクター紹介(主人公・メインキャラ編)>>199
キャラクター紹介(組織編)>>200
第二部オリキャラ>>293
プロローグ>>152
バトル1:ビャクヤ>>160
バトル2:もう1人の新人トレーナー!>>166
バトル3:ダークポケモン>>172
バトル4:底無しの向上心>>173
バトル5:難攻不落の樹海>>195
バトル6:情報屋>>198
バトル7:新必殺!>>219
バトル8:新型スナッチマシン>>229
バトル9:昨日の敵は今日の友>>246
バトル10:アゲハの過去>>253
バトル11:VSジョーカーJr>>264
バトル12:狂い始める歯車>>266
バトル13:VSプテラ>>267
バトル14:襲撃者>>274
バトル15:ライガVSミオ>>277
バトル16:意外なる誤算>>292
番外編
エクストラバトル1:旅立ち>>207
エクストラバトル2:人捜し>>212
お知らせ:スペースの関係を考慮して、お客様の欄を削除しました。勝手な都合で申し訳ありませんが、ご了承ください。また、更新再開しました。大変お待たせいたしました。それでは、また。応援よろしくお願いします。
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- Re: ポケットモンスターBW2 幻のクロスワード:番外編投票! ( No.146 )
- 日時: 2013/03/30 12:13
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
シグレ
まあ、普通なら簡単に倒されてしまいますね(笑)次回、ついにXD001の正体が明かされます!お楽しみに!今日中に完成させるんで!
- Re: ポケットモンスターBW2 幻のクロスワード:番外編投票! ( No.147 )
- 日時: 2013/03/30 13:16
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
バトル48:最終決戦!(前篇)
「やはり・・・。到着していたか!」
バハムやダブルヘッドの後を追い、最果ての孤島へ降り立ったところ、そこに居たのは、すでにミュウを捕獲したジョーカーの姿があった。しかし、かなり遠い。
「ははは!意外にあっけなかったな!」
「ここは、ミュウの楽園と言ったところでしょうか。元々、幻のクロスワードは、ミュウの絶滅を危惧した古代人が造った物。古代人は、残り少ないミュウ達をここで放し、誰にも見つからないようにしたんでしょう。そして、自分たちの血族にのみ、ここに行けるように幻のクロスワードを造ったと思われます。」
ジョーカーが笑い出した。
「だから、ここのミュウは”危機管理能力”が無かった。今まで天敵すらいなかったこの島・・・。まさか我々が自分を捕獲するなんざ夢にも思わんかったろうに・・・。ふはははははははは!!!」
ジョーカーが笑い出す。その右手には、苦しそうにもがくミュウの姿が。そして、ミュウを、ピクリととも動かない、XD001の精神体に
かざす。ミュウの体は精神体に取り込まれ、激しく光り出した。
「ギッシャァァァァ!!」
そこにあったのは、黒いボディに緋色の目、とても大きな翼は闇に染まっており、残酷な咆哮を上げる。
「完成したぞぉー!!かつて、オーレ地方で暗躍していた組織、”シャドー”が作り上げた兵器、”ダークルギア”!!我々はそれを0から造ることに成功したのだ!!」
ライガ達が駆けて来たときには、既に遅し。既にダークルギアはその咆哮を上げていた。
「な、何だあの化け物は!!」
「あ・・・あれは潜水ポケモン・ルギア!ジョウト地方に纏わる伝説のポケモンのはずだ!だが・・・様子がおかしいぞ!」
ライガ達は口々に声を上げる。島の上空は雲に覆われていた。
「遅かったなぁ!!さぁ、貴様らにこのダークルギアが倒せるかな?倒せないと、イッシュ全域がダークルギアによって、支配されることになるぞ!」
その時、黒い靄が、ライガとダークルギアを包み込んだ。気が付くと、ライガは真っ黒な異空間にいた。ちゃんと地面はある。そこにはダークルギアの姿が!
「俺に倒せるのか・・・?いや、やって見なきゃ、分からないだろ!行くぞ、みんな!最終決戦だ!」
ライガは手持ち全員を繰り出した。早速、ライガが指示を出す。
「リオ、まずはシャドークロー!!」
リオはシャドークローで攻撃を仕掛ける。影の爪がルギアに襲い掛かる・・・!!はずだった。
『ダークストーム・・・・。』
とても恐ろしい声が聞こえた。それが、ダークルギアの声であることが分かった。直後、夥しい数の竜巻が、リオ達を襲った。ライガにも当然襲い掛かる。
「ぐ、ぐあああああ!ふ、吹き飛ばされんなよ・・・・!ヒヒ、フレアドライブ!エモン、10万ボルト!レジロック、岩雪崩!ヌッケ、影撃ち!ナック、噛み砕く!リオ、神速!」
『ダークウェザー・・・・。』
今度は闇の閃光が、リオ達を襲った。攻撃する前に吹っ飛ばされてしまうのだ。まともに受ければ致命傷となるだろう。
「そ・・・そんな・・・・。技が通用しないなんて・・・・。」
今度はダークルギアが羽ばたき、咆哮を上げた。
『ダークダウン・・・・。』
「っ・・・・!リオ、神速・・・!!」
ところが今度は闇のオーラが立ちこめ、リオは攻撃できない。
『諦めの悪い人間め・・・・。何故戦う?』
「それは・・・・・・。」
『周りを見ろ。貴様のせいで、貴様の仲間は傷ついている。もがき、苦しんでいる!なのに・・・まだ戦うか?』
「俺の・・・・せいで・・・・?」
(確かにそうだ・・・。俺の諦めが悪いせいで、こいつらは・・・・。
こいつらは、苦しんでいるじゃないか!いつもいつも俺に付き合わせて・・・。俺は悪いとも思わなかったのか!?)
『潔く手を引け・・・・。それとも・・・・まだ続けるか?』
「ちくしょォ・・・・。俺のせいで・・・。」
そう言ってライガは倒れた。
「ライガ!」
「ライガ君!」
「ライガ!」
「ライガ!」
「ライガ!」
目を開けるとみんなが居た。どこかの部屋らしい。フータが、手をさしのべた。
「こっちに来いよ!」
「み・・・みんな・・・・。そうだ!ダークルギアは!?」
ライガは叫んだ。
「残念だが・・・・。イッシュは制圧されて・・・・。」
「そんな・・・俺のせいで・・・。」
「いーんだよ!とにかく、もう過ぎたことは仕方ない。ここでみんなと
一生楽しく暮らそうぜ!」
「そうよ!諦めましょ!」
「そうだ、ライガ!」
ライガは、その方向へ足を運ばせた。・・・・・いや、違う・・・。
俺が望んだ結末はこんな惨めな物じゃない・・・!
「違う・・・・!!」
「ん?どうしたライガ。」
「俺が・・・・俺が望んだ結末は、こんなものじゃない!!みんなが戦わなくても、俺は戦う!俺には仲間が居る!」
「それで仲間が傷ついても・・・か?」
フータの顔が歪んだ気がした。
「苦しみや、痛みは・・・・仲間となら分け合えるし、喜びは倍以上に出来る!だから、仲間が居る限り、俺は・・・・俺は・・・戦うんだァァァ-------------------!!!!!」
その瞬間、空間が一気に歪んだ。そして崩れ去り、元の空間にいた。ダークルギアが目の前に佇み、リオ達が横で自分を支えているのが見えた。
「俺は・・・最後まで諦めない!!僅かな希望がある限り、例え目の前に光が無くなったとしてもなッ!!」
脳裏にフータ達、みんなの顔が浮かんだ。ライガは、ニッと笑顔を見せた。
「それに・・・、俺にはこれまで出会った最高の仲間がいる!ミオに、フータに、シホさんに、レイに、ラウル、エメナ!まさまだいっぱい居るぜ!それに、ナックにヒヒ、レジロックにヌッケ、エモン!そしてリオ!こいつらがいるから今の俺が居るんだ!!!」
『ほざけ、ゴミクズ共がァァァァァァァァァァァ!!!ダークブラスト!!』
ダークルギアは真空波を大量に放った。が、次の瞬間、ライガが叫んだ。
「やってやるぜ!ナック、破壊光線!ヒヒ、オーバーヒート!レジロック、電磁砲!ヌッケ、シャドーボール!エモン、雷!」
パワーアップした、強力な技が、ダークルギアに集中砲火を浴びせる。まず、ナックの口から赤を帯びた光線が放たれ、次にヒヒが最高火力の炎を吹き出し、レジロックは、腕から電気の塊を飛ばし、ヌッケは
禍々しい影の弾を放ち、エモンはダークルギアに強力な雷を落とした。
『ぐあああああ!!!』
「最後だ!リオ、起死回生!!」
リオはありったけの力を込めて、ダークルギアに渾身の一撃を与えた。それはダークルギアの体を砕き、貫いた。
『ギャ・・・ギャァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!』
断末魔を上げて、ダークルギアは爆発した・・・はずだった。爆発した破片から、再び再生し、別のポケモンの姿へと変わる。
「ば・・・ばかな・・・・。あれは・・・・。」
「ヒュラララララララ!!」
目の前にいるのは、黒いオーラを放った境界ポケモンキュレムだった。
- Re: ポケットモンスターBW2 幻のクロスワード:番外編投票! ( No.148 )
- 日時: 2013/03/30 21:17
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
バトル49:最終決戦!(中篇)
まさしく、そこに居るのは、キュレムだった。しかし、その姿はあまりにも邪悪すぎた。
「おいおい・・・第2ラウンドの始まりかよ・・・!まぁ、ダークキュレムとでも言っておこうか。」
その頃、元の場所では、フータとミオがダブルヘッドと死闘を繰り広げていた。
「ドータ、思念の頭突き!」
ドータの体が不思議な光に包まれ、マイナに攻撃する。マイナは倒れた。やはり、前の戦いでの疲労が溜まっていたのだろう。
「マ、マイナ・・・もど・・・れ・・・。」
グリードはそう言うと、倒れた。恐らく、暴走状態での疲労が溜まっていたのだろう。一方、ミオとアリスも戦っていた。
「レジスチル、メタルクロー!」
レジスチルの腕から、鋭いツメが現れる。それは、プーラに直撃した。
「プーラ・・・・おつ・・かれ・・・様・・・・。」
同じように、アリスも倒れた。フータとミオは安堵のため息をついたが、まだジョーカーがいる。ジョーカーが口を開いた。
「全く、使えない不良品め。さーて、そろそろ、形態変化を遂げた頃だろう。」
すると、空が光り出し、ライガとダークキュレムが現れた。
「どわぁぁ!?さっきまであの黒い空間に居たのに!!」
「ラ、ライガ!?それに、あのでかい化け物は!?」
フータが叫んだ。ライガは地面に落ちた。しかし、ダークキュレムはジョーカーがボールの中に戻してしまった。
「この人造ポケモン、XD001”零式”は、戦闘経験が蓄積する事で真の姿へ変身する、最強の怪物!!」
「な、何だと!?」
ラウルが叫んだ。すると、ライガとジョーカーは対峙する形になった。
「ジョーカー、お前のやってきた事は、多くの人を悲しませた!一体、何が目的だ!」
「ふん、貴様に話すことなど何もない!行け、ダークキュレム!貴様の真の姿、見せてやれ!」
ジョーカーは、ボールを投げ、ダークキュレムを繰り出した。
「な・・・!あの、ダークルギアが、変身したというのか!!」
「フータ、ミオ、エメナ、ラウルは親父とマスタードレイクの救出に向かってくれ!」
「ああ!なるべく急ぐ!」
「頼んだわよ!」
そして、ライガとジョーカーは対峙した。
「あくまでも、逆らうか。良いだろう。私も持てるだけの力を用いて相手をしよう。勝つのは、私だがな!」
「黙れ。」
「にしても・・・不完全なクズ共ばかり・・・。四幹部もダブルヘッドも・・・。」
「いい加減にしろ!!」
ライガが怒鳴った。その顔はまさしく怒りそのものだった。しかし、ジョーカーの顔は余裕すら見せている。
「ならば・・・。勝負で決めれば良いこと!!飛行タイプの使い手である、この私に勝てるわけがない!」
「その汚い口を閉じろ・・・。俺も持てるだけの力でお前を倒す!行け、エモン!」
ライガは、エモンを繰り出した。一方、ジョーカーも、ボールを握る。
「出よ、ドードリオ!トライアタック!」
まず、ジョーカーが繰り出したのは、三つ子鳥ポケモンのドードリオだった。
「エモン、雷。」
トライアタックが発動する前に、静かにライガはそう言った。次の瞬間、雷が落とされ、ドードリオはKOされた。
「ぐぅ・・・、ならばエアームド!」
「交代だ。行け、ヒヒ!」
ライガもポケモンを入れ替える。
「エアームド、エアカッター!」
「ヒヒ、オーバーヒート!」
ヒヒのオーバーヒートが決まった。エアームドは倒れる。
「ば、馬鹿な!こんなガキに・・・・!出よ、ボーマンダ!流星群!」
「戻れヒヒ。行け、レジロック!電磁砲!」
流星群と電磁砲がぶつかる。しかし、絆の力には、ボーマンダの流星群も無力だったようだ。押し切られたボーマンダは電撃を喰らうと倒れた。
「ぐぅぅぅ・・・!役立たず共め!行け、フワライド!」
「戻れ、レジロック。行け、ヌッケ!」
今度はフワライドが繰り出された。しかし、
「フワライド、怪しい風!」
「ヌッケ、シャドーボール!」
今度は、シャドーボールが競り勝ち、フワライドは吹き飛ばされる始末。
「き、貴様ァァァァ!!行け、バルジーナ!!」
「よくやったなヌッケ。行け、ナック!」
今度はジョーカーはバルジーナを繰り出す。
「ナック。破壊光線!」
「バルジーナ!イカサマ!」
しかし、今度も破壊光線がバルジーナを包み込み、爆破させた。
「ああああ!!くそっ!役立たず共がぁぁぁぁぁ!!ふふふ・・・・・
はははははは!!」
「何がおかしい?」
ライガが怒りを込めた瞳をジョーカーに向けた。
「ここまで私を追いつめたのは、お前が初めてだ・・・ライガ・・・。
だが、貴様もこいつで終わりだ!出よ、ウォーグル!」
「行け、リオ!」
最後にジョーカーが繰り出したのは、ウォーグルだった。ライガはリオを繰り出す。
「これでお前は・・・!おしま・・・・!」
「リオ、神速!」
次の瞬間、ものすごい突風が吹いた。そして、ウォーグルは倒れていた。リオが素早く移動していたのだ。
「お前が仲間をゴミ呼ばわりした時点で、俺の勝ちだった。ポケモン勝負を分けるのは、レベルじゃない。技じゃない。それは何より・・・。」
ライガが間をおいて叫んだ。」
「”絆”だ!!」
「くっ・・・・!!だが、まだ終わってはいない!行け、ダークキュレム!こいつでイッシュは私の物だ!」
「そうは行くか!てめぇの野望は俺が挫く!」
これが最後の決戦!次回、遂に決着!イッシュの運命はライガに掛かっている!
- Re: ポケットモンスターBW2 幻のクロスワード:番外編投票! ( No.149 )
- 日時: 2013/03/30 23:55
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
バトル50:最終決戦!(後篇)
「マスタードレイク、立てますか?」
「う・・・・ぐぅ・・・・。大丈夫だ・・・。」
フータ達は、着陸している空中基地へ、マスタードレイクことシャガを救出しに行った。マスタードレイクは、オリの中で鎖につながれており、鎖を解くのに相当時間がかかった。今は、空中基地から脱出し、最果ての孤島に降り立った所だ。ふと、シャガは目の前を見た。
「キュレム・・・・!?いや、違う・・・あれは邪悪そのもの・・・・。何てまがまがしいんだ・・・!!」
「ライガは・・・・。あんな化け物と戦っているのか・・・・。」
その頃、ライガはジョーカーとの死闘を繰り広げていた。
「ダークキュレム、ダークフリーズ!」
ダークキュレムは、闇に覆われた冷気をリオに吹き付けた。
「リオ、シャドークロー!!」
リオはすかさず、シャドークローで冷気を掻き消した。ダークキュレムは、リオを睨み付け、威嚇した。
リオは精神を落ち着けて、構えた。
「リオ、飛び膝蹴り!」
「ダークキュレム、ダークブレイクだ!」
リオの飛び膝蹴りと、ダークブレイクが激突し、両者は衝撃で弾き飛ばされる。
「ダークキュレム、フォルムチェンジ!!」
「ヒュララララ!!」
するとキュレムは直後、激しい炎に包まれ、咆哮を上げた。尻尾のターボエンジンは激しく燃えている。
「バーァニキュロム!!」
「おいおい・・・本で見たぞ!あれって伝説のポケモン、レシラムに似てるような・・・。」
「これは、ダークキュレム・ホワイト。レシラムの力を得た姿だ。」
「ならば!リオ、神速!」
「ダークストームで吹き飛ばせ!」
今度は、リオは吹き飛ばされてしまう。
「ダークファイア!」
「シャドークローで掻き消せ!」
ダークキュレムが放った闇に包まれた炎を、リオはシャドークローで掻き消した。
「飛び膝蹴り!!」
「接近してくるか。ならば、フォルムチェンジ!」
今度は激しい電気を帯びる。次の瞬間、ダークキュレムは咆哮を上げた。
「バリバキュロム!!」
「今度はゼクロム!?これも本にあったな・・・!」
「そうだ!これがダークキュレム・ブラックだ!ダークキュレム、ダークサンダー!!」
今度は闇を帯びた電気が放出される。
「んなろ・・・!!リオ、神速!」
神速で、素早くリオは電気をかわす。
「確かに、強いルカリオだ。しかし、ダークキュレムの前では無力!フリーズボルト!!」
「やって見なきゃ、分かんねーだろ!!リオ、飛び膝蹴り!!」
ダークキュレムは、凍てつく冷気を身にまとい、突撃してくる。
「こいつ・・・!間合いによってフォルムを変えてきやがるな!ならば、神速!」
「ふん、もう一度ダークサンダー!!」
しかし、これも全て避けられ、ダークキュレムは顔面にキックを貰う。
「成る程・・・。ならばフォルムチェンジ!!」
今度は再び炎に包まれる。
「ダークキュレム・ホワイトか・・・!」
「そう!ダークキュレム、コールドフレア!!」
今度は凍り付いた氷が、リオを襲った。
「へっ、避ければなんともないぜ!!」
「ならば、ダークキュレム、フォルムチェンジ!!」
今度はダークキュレムは、元の姿に戻っていた。
「ダークキュレム、ダークフリーズ!」
「し、しまった!!」
ジャンプしてかわすリオだったが、足が凍ってしまう。
「ま、まずい・・・!足下が凍ったら、敵の攻撃が避けられなくなる上、照準も自由に合わせられない!」
「ふはははははは!消し飛べ、ダークエンド!!」
ダークキュレムは闇のオーラを身に包み、突撃してきた。
「も、もうダメだァー!!!!」
「ミュー!」
すると、後ろから声が聞こえた。出てきたのは、ミュウ達だった。ミュウ達は咄嗟にバリアを張り、リオを守った。
「ミュウ達か!!ありがとな!」
「ミューミュウ♪」
さらに、ミュウはリオの体の周りを飛び回る。すると、リオの傷が一気に癒えて行くではないか!さらに、氷も溶けていく!
「おっしゃー!!」
「何だとォ!?ゴミ虫のくせにぃぃぃ!!ダークキュレム、必殺のダークエンド!!」
ダークキュレムは、今度こそとばかりに突撃してくる。
「ありがとな、ミュウ達。この一撃に全力を賭ける!
行くぜリオ、波導弾!!」
リオは、両手をかざし、闘気のエネルギー弾を発射した。エネルギー弾は、ダークキュレムを貫く。その瞬間、ライガが駆け出し、ダークキュレムの体にぽっかり開いた穴へ飛び込んだ。そして、次の瞬間、ライガの腕にはミュウが抱きかかえられていた。すると、
何かに連れ去られたような感覚を覚えた。ミオのチルタリスだった。ミオが呆れたように言った。
「ったく、無茶をするわね。」
「あたぼーよ!」
そして、ダークキュレムは次の瞬間、虹色の光が体内から吹き出し、爆発した。ジョーカーも虹色の光に飲まれていく。
「ぐああああああああ!!覚えておれい!!!!」
そして、ダークキュレムの姿もジョーカーも無くなった。島には、きれいな虹がかかっていた。そしてライガ達は確信した。勝ったんじゃない。守りきったんだ、と。
- Re: ポケットモンスターBW2 幻のクロスワード:番外編投票! ( No.150 )
- 日時: 2013/03/31 00:14
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
エピローグ
気が付くと、ライガはベッドの上にいた。結局、あの後寝落ちたらしい。すると、目の前には、自分が助けたミュウが居るではないか!
「どわぁ!?何でお前がこんな所に居るんだよ!!」
「ミューミュー♪」
「付いてきたんだよ。どうやら、お前を気に入ったらしくな。」
フータが言った。どうやらここはヒウンシティのポケモンセンターらしい。
「んじゃ・・・お前、俺に付いてこないか?」
すると、ミュウは嬉しそうにうなずいた。
「ありがとな!お前は今日から俺の仲間だぜ!」
そう言うと、ライガはボールをミュウの額にコツンと当てた。ミュウは吸い込まれ、しばらく揺れた後、ポンッ!と音がした。
「よっしゃぁー!!ミュウ、ゲット!」
「ニックネームは付けなくて良いのか?」
「そうだなぁ・・・・。よし、ミュミュにしよう!お前は今日からミュミュだ!」
すると、ドアが開き、ミオ、エメナ、ライデンが入ってきた。
「ライガ!すっごい大手柄だったね!」
「ところで・・・俺達どうやって帰ったんだ?」
「あの後、幻のクロスワードのおかげで、無事帰れたのさ。さて、ライガ。にしても幻のクロスワードはどうする?」
ライデンが、幻のクロスワードを見せた。
「ライガ、スーパーパーンチ!!!」
「ああ!!」
ガッシャーンと音がし、幻のクロスワードは粉々に砕け散った。つーかすごいなライガ。
「おいー!何やってんだ!!」
「だからさぁ、これでまた争いとかが起こるなら、こんな物、無い方がマシなんだよ!」
「確かに・・・な!」
みんなも納得したようだった。
「そういやラウルは?」
「何か・・・旅に出たぞ。強くなるんだとさ。そして、次は絶対勝つって言ってたぞ。」
「誰にさ。」
「お前だよ!!」
ライガの乗りの悪さに、フータが突っ込んだ。
「それよりさ、バトルしようぜ!!みんなでさ!!」
「それ、賛成!!」
「んじゃ、外に出よう!!」
「「「おー!!」」」
ライガは思った。ポケモンはみんなをつなぐ、虹の橋なんだと。そして、ずっとこの平和が続くようにと-------------------------。
「XD001消滅確認。」
『そうか。ならば、フェーズδだ。”ダークポケモン”を量産する。良いな、ファース。』
「了解。」
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