二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 【どうぶつの森】この広い世界の中で 完結しました
- 日時: 2013/04/12 20:45
- 名前: レモン (ID: leOS3oG6)
初めまして!レモンです。
このお話は、男子2人&女子1人の関係を巡る友情、恋愛系のお話にしようと思ってます。
ギャグ3、恋愛4、シリアス3と言った所です。
舞台は、おい森、街森、とび森です。
コメント大歓迎!!してくれたら主は宝くじで一等を当てた極貧者の気分になります!
次回作アンケート実施
詳しくは >>18
注意
1、主は3DSから来ています。重いです。時々書く気が起こらなくなるかも。
2、主は、どうぶつの森二次創作小説掲示板でも活動しております。そっちの方が主流ですので、更新遅いです。
ちなみに、題は「推理村 〜悲しみとGAMEの事件簿〜」です。見てくd(ry・・・・・・
3、シリアスを含みます。苦手な方はご注意を。
では!
「この世中テレビ」
>>3 第1回
>>33 第2回
本編
>>1 第1話 引っ越し
>>2 第2話 小さすぎる家
>>9 第3話 挨拶周り
>>13 第4話 この村での遊び
>>17 第5話 闇は着々と手を伸ばす
>>19 第6話 恋心
>>23 第7話 バッジのおじちゃんの隠された闇
>>25 第8話 ホットケーキ日和
>>26 第9話 旅行に行きたい
>>30 第10話 出発
>>31 第11話 観光
>>32 第12話 告白
>>34 第13話 苦労の末
>>36 第14話 想いを伝える為に
>>39 最終話 由美と春真
- Re: 【どうぶつの森】この広い世界の中で 次回作アンケート実施 ( No.35 )
- 日時: 2013/04/03 11:10
- 名前: レモン (ID: leOS3oG6)
皆様へ
最近、此方の話に関しては何故かものすごく筆が重いんです。
更新が遅くなりそうです、申し訳御座いません。
どうぶつの森 二次創作小説掲示板の方もしかりですが此方程ではないので僕の小説がいち早く読みたい方はそちらへ行ってくださいね。
- Re: 【どうぶつの森】この広い世界の中で 次回作アンケート実施 ( No.36 )
- 日時: 2013/04/10 20:56
- 名前: レモン (ID: leOS3oG6)
第14話 想いを伝える為に
♪更新を〜しなければ〜いけないと〜気付いた〜
おかげさまで〜コメがこない〜
ランランラ〜ン……
前話はとてつもなく短いです。今話は長くしたいなぁ。
「雄、二……?」
由美はようやく出たという感じの掠れ声で雄二を揺すり、話し掛ける。しかし、雄二はうずくまり荒い息のまま微動だにしない。
雄二を刺した男は、いかにも古い友人に会ったかのような笑みを浮かべて言った。
「あれ、死んでなかった? 失敗しちゃった!」
まるで友達にする悪戯が失敗したような顔で雄二に言う。由美は耐えきれなくなり、怒鳴った。
「なにするの?! 雄二が死んじゃうじゃない!」
男は、表情を一変させる。
まるで、何でも見透かしそうな冷たい目を浮かべ、由美以上に力を込めて怒鳴った。
「お前等に言えた事じゃねぇ!」
そうして、男は自分の過去を話し始めた。
「俺のなぁ……俺のお袋が、俺の親父が、あの村の奴等に殺されたんだ!」
由美も雄二も表情を変える。恨みの目から、戸惑い、驚きの目へと。男は、なお恨みのこもった目で話し続ける。
「俺のお袋と親父はなぁ……あの村で起きた殺人事件でなぁ……勝手に犯人扱いされて、挙げ句の果てには死刑になったんだ!」
「えっ?」
二人共、これは驚きが隠せなかった。
「それで俺は一人になって、いつまで恨み続けたか! そして、俺に似た恨みを持つ奴等と組んで村を潰そうと思ったんだ! でも、何人かに逃げられた。だがな……?」
男は一度切る。二人とも唾を飲み込み、男の言葉を待った。
「あの村の奴等は、後お前等三人だけなんだよ……?」
「え……?」
由美は、驚きの余りに体を硬直させる。雄二も、明らかに驚いた様子がある。
男は、叫んだ。
「よし、今だ!」
由美がやめてと言う暇も無く
雄二が逃げる暇も無く
雄二は胸を刺された。
「ん……!」
雄二は小さな声を漏らすと、静かになった。
「……え?」
「……え?」
由美は、恐る恐る雄二の手首ひ触れる。
脈は…………動いていなかった。
由美は、突然叫ぶ。
「あああぁぁ!」
目から涙がこぼれ落ち、たえまなく雫が滴り落ちる。
由美は、自分が置かれている状況に気付かずに、ただただ泣き続けた。
「ふわあぁぁぁ!」
突然、男は由美にナイフを持って突進した。由美は、涙で視界がぼやけていた為に、気付くのが遅れた。突然目の前にいるのを見た為、逃げられも出来ない。
「え……?」
由美は、一瞬自分の状況も忘れ、ただただ恐怖に怯えた。
足も棒になったように動かない。このままでは……
「こ、殺される……!」
由美は、急いで逃げようとする。まだ春真に想いを伝えていない。死ぬには早すぎる。
しかし、もう男は手を伸ばせばナイフが届くような所に接近していた。そして、ナイフを由美ひ向かって……
振りかざした。
由美は、絶望に目を閉じる。強烈な痛みを感じるのはいつか、しかし、いつまでたっても痛みは走らない。
思わず目を開けた由美に、驚くような光景が浮かんでいた。
目の前には、自分を庇うように腕を広げて立ち塞がってる人がいた。しかし、腹にはナイフが刺さっている。
その人は……
「春、真……?」
そう、春真だった。
- Re: 【どうぶつの森】この広い世界の中で 次回作アンケート実施 ( No.37 )
- 日時: 2013/04/10 22:05
- 名前: もえと (ID: 0fWfwKh9)
- 参照: なんかネットと現実じゃ性格全く違うやつって多くね?
やばいメッチャいいはなしになってきた
グスッ…感動して自然と涙が止まらない…
そしてメッチャカッコいいぜ春真、俺はお前を見習って生きていく(ちょっと言い過ぎかな?)もう…なんか…そう…善悪がわかんない…春真達が悪くないのはわかってるただあの男のやり方が違うんだよな…
- Re: 【どうぶつの森】この広い世界の中で 次回作アンケート実施 ( No.38 )
- 日時: 2013/04/10 22:49
- 名前: レモン (ID: leOS3oG6)
もえと様
Noooo!!!
コメントがやってきたぞ! バンザーイ!
は置いといて……
そんなそんな、レモンは感動系を書くのが恐ろしく下手ですから(笑)
はい、春真は悪くないです。この男が悪いんだ!
まあ、復讐って奴ですね。ハイ。
とっとと終わらせます。ハイ。
明明後日辺りには完結させたいなと思ってます。
……て、うぉい!? 『永遠にこの場所で』のブロット作り終わってねぇ!! やば……
こんな作者ですがこれからもよろしくお願い致します(笑)
- Re: 【どうぶつの森】この広い世界の中で 次回作アンケート実施 ( No.39 )
- 日時: 2013/04/12 20:38
- 名前: レモン (ID: leOS3oG6)
最終話 由美と春真
「春、真……?」
由美は、絞り出すように言うと、ふらふらと春真に近付いた。
男は、舌打ちをすると春真を睨み付ける。
「チッ……なんだよ、女を守る王子様ってかぁ?」
春真は男に目も暮れず自分に刺さっていたナイフを抜いた。
とくとくと血が流れる。
「え……?」
掠れ声になっている由美に優しく笑うと、男を睨み付けた。
「ふざ、けるな……!」
「あぁん?!」
男は、最初に見た時とは真逆のような怖い顔をしている。
「ふざけんなっつってんだよ!」
春真は唐突に叫ぶと男にナイフを投げた。
男はギリギリでナイフを避けた。
「クク……、もう、手はないな……?」
男が嘲笑う。
そして、春真を切りに掛かった。
「……!」
春真は、声にならない叫びを上げた。
「春真ー!」
叫ぶ由美の声。
ますます荒くなる春真の息は、次第に浅くなる。
「大、丈夫……?」
目に一杯の涙を浮かべた由美は、掠れ声で聞くと、春真にしがみついた。
「へっ、これで、終わりだなぁ?!」
男は、叫んで春真の心臓を狙いナイフを刺した。
「や、め、て……」
声にならない声で叫ぶ由美の気持ちも届かず、非情な男は春真を殺した。
……と、そこにいる全員が思っていた。
「な、なに……?」
驚く男の前に向かい合う春真。
男の手に手刀を打ち、男からナイフを奪ったのだ。
「春真……!」
安堵の声を漏らす由美。しかし、その気持ちとは裏腹に、春真は限界だった。
「僕の、息は、長くない……」
男に精一杯睨み付けて呟くように言う春真。
「だから、その短い時間で由美を守りきる……!」
春真は、唐突に男を刺した。
狙い通りの心臓に刺され、男は声もなく倒れた。当然、息はなかった。
限界が来たのだろう、春真はその場に倒れた。
「春真っ!」
由美が叫んでこちらにしゃがんで来る。
春真は、そんな由美に優しく撫でることしか出来なかった。
「お医者、さんを呼ばないと……」
携帯を取り出す由美を、春真は制止する。
「だめだよ、この出血量じゃもう助からない。それに、助かりたくない……、人を、一人殺めたんだから……!」
「うわぁー……!!」
泣き出してうずくまる由美に、春真は優しく語りかけた。
「僕、君の事が好きだった。」
「え……?」
こちらを見る由美。
「僕ね、学校でいじめられていた時に、寄り添って守ってくれる君が嬉しかった。最初は感謝や憧れの気持ちだったけど、次第に好きになっていったんだ。」
「うん……」
頷く由美。
「でも、最初告白された時は、なにがなんだか分からなくて、断っちゃったんだ。でも……」
「本当は大好きだったんだ。」
「……私も、」
春真に抱きついて語りかける由美。
「春真が、大好きだった……!」
お互いに、ニッと笑う二人。
「告白できたね。」
「両思いでよかったー!」
「本当に、ずっと一緒だったしね。」
春真の一声に、由美の動きがピタッと止まる。
「これからも、ずっと一緒だよ、ね……?」
絞り出すように言う由美。春真は力なく笑った。そして、ただ言った。
「ごめんね。」
次第に意識が薄れてゆく。恐らくこれが最期だろう。春真は、最後に最高の笑顔で言った。
「ありがとう、由美!」
春真の目は堅く閉じられた。由美は、一瞬夢を見ているような気持ちに捕らわれるが、目の前を見ると、現実が見えてきた。
「うわあぁぁぁん!」
再び目には大粒の涙が溜められ、つぎから次へとこぼれ落ちた。
由美は、そこから動こうともせず、ただただ泣き続けた。
それから五日後。
見えにくい場所のせいで発見が遅れた4つの亡骸が発見された。
3つは、刺し傷が無数にある亡骸。
1つは、衰弱死したと思われる亡骸。
但し、そのうちの3つは、まるで寄り添うように横たわっていたという________
遂に最終話だいやっふーーーー!
バッドエンドにしました。
なんかごめんなさい……