二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ARMORED CORE獅子座の傭兵
- 日時: 2013/11/18 16:05
- 名前: 白好 ◆HKd.S8Pft6 (ID: QAv7imQ6)
皆様おはこんにちばんはじめまして、白好です!
この作品はアーマードコアの二次小説で、現在ARMORED CORE3のストーリーです
オリキャラ登録用紙
>>1
主な登場人物
>>2
用語
>>3
序章
>>4-6
第1章『レイヴン試験編』END
>>7-8 >>30-36
第二章『レイヴン始動編』進行中
>>37-
ツイッター始めました、@ravensiroです
- Re: AC3 獅子座の傭兵 ( No.4 )
- 日時: 2013/04/03 19:54
- 名前: 白好 ◆HKd.S8Pft6 (ID: W3Oyo6TQ)
序章
レイヤード
俺が生まれるずっと前から地上から人はいなくなった
大破壊という大災害により地上には人が住めなくなった
しかし人は、そうなることを予測していたらしい
【レイヤード】
それこそが人類最高の発明になっただろう、なぜなら…
人が世界を作り出したからだ
否、作り出してしまった……というのが正しいのかもしれない
レイヤードは地下にある
地下都市レイヤード
レイヤードには幾つかの層がある
地上の自然が再現され、一般人が住める第一層
全層の自然を管理する自然管理区となっている第二層
産業区と貧困層が住まい、廃棄された都市部がある第三層
全層を支えるエネルギー産業区が存在する第四層
そして説明した全ての層を支配する"もの"がいる中枢
この世界はそう分けられている
【管理者】
そういわれる"もの"がこの世界を文字通り管理している
地下都市レイヤード
空には鉄が広がって海は真水、雨も森も自然全ても人工的な物
管理者
この世界を管理するもの
管理者はこの世界の全ての出来事を作り出している
しかし管理者は動けない
なぜ動かないかは、俺には分からない
だがこの世界には管理者の手となり足となる人々がいる
続く
- Re: AC3 獅子座の傭兵 ( No.5 )
- 日時: 2013/04/03 20:42
- 名前: 白好 ◆HKd.S8Pft6 (ID: W3Oyo6TQ)
序章
企業
いや、どちらかと言うと政府の代わりだな
どちらにせよ管理者の下僕には代わりはないか
【企業】
そういわれる者達がこの世界を支えている
ミラージュ、クレスト、キサラギにナイリアの大きな会社のことを企業と呼ぶ
因みにナイリア社は俺の親父がいる所だ
まぁそれが?と返されたらそこまでの話だけどな
だが企業も所詮は人だ
今現在、企業間戦争が起きているんだから
ミラージュは管理者からの解放を願っており
クレストはその逆で管理者による秩序を望んでいる
キサラギはそんな事知らないと言わんばかりに自社の拡大を望んでいる
ナイリアは……聞いたことがない、だがこの戦争には参加しているらしい
どうやらこの戦争も管理者の掌の上らしいが
そしてその戦争に一役買っているのが
レイヴンとよばれる傭兵だ
レイヴンは凡庸機動兵器アーマード・コア(AC)を駆り
依頼人からの多額の報酬を貰って戦う、まさに傭兵だ
そんなレイヴンになるには試験がある
その試験を受ける条件は簡単
金があれば受けれるのだ
但しその金額は億を越える
まぁ生きて帰ることが出来れば微々たる物だろうな
そんなレイヴンが入っている所がある
続く…
- Re: AC3 獅子座の傭兵 ( No.6 )
- 日時: 2013/04/03 21:08
- 名前: 白好 ◆HKd.S8Pft6 (ID: W3Oyo6TQ)
序章
コーテックス
そこはレイヴン達の住まいであり
レイヴン達の仕事の仲介役でもある場所
【グローバルコーテックス】
縮めてコーテックスと呼ばれる場所だ
そこには二つの職業の者が存在する
先ほど紹介したレイヴン
そのレイヴンが受けた任務の中軸を任されている【オペレーター】だ
レイヴンになると、専属のオペレーターが付くらしい
レイヴン試験を受けるなんて命知らずな馬鹿でイカレている
だが俺はイカレているらしいな
今は真っ暗で狭い空間で堅いイスに一人で座っている
つまりはACの中にいるのだ
レイヴン試験に受けようとしている
命知らずの馬鹿の一人だ
そんな馬鹿は……
『一緒に生き残りましょう!』
二人らしいがな
ARMORED CORE3 REGULUS OF RAVEN
START
- Re: AC3 獅子座の傭兵 ( No.7 )
- 日時: 2013/04/03 22:05
- 名前: 白好 ◆HKd.S8Pft6 (ID: W3Oyo6TQ)
第一章 レイヴン試験編 始動
なぜ俺は暗闇の中にいるのかと思った
自ら望んだのに
なぜガチガチと音が聞こえる
歯が小刻みに当たっているからだ
なぜ歯が小刻みに当たっているのか
恐怖しているからだ
なぜ俺は恐怖しているのか
……死んでしまうかもしれないからだ
こんな自問自答が頭をかき乱す
恐怖
今はそれしか思いつかない
過去にもこんな経験はあったのに
情けない
ただただ情けなかった
『大丈夫ですか?』
スピーカー越しに声が聞こえる
若い男の声だ
俺と同い年くらいの若い男の声
「だ…大丈夫だ……!」
俺は男に返答するが
声は震え、声も小さい
平気な人間がこんな返答するはずがない
『……僕はアップルボーイ、あなたはなんて名前ですか?』
こいつ正気か?
もうすぐ死ぬかもしれないのに名前を聞くなんて
……まぁ質問を聞かれて返答しないのは俺の流儀に反するからな
「エル・レグルスだ、エルでいい」
『エル、ですか…いい名前ですね』
「お前もな、アップルボーイ」
『有り難うございます、年齢は?僕は22です』
本当に馬鹿だ
意味のない質問になるかもしれないのに……
続く
- Re: AC3 獅子座の傭兵 ( No.8 )
- 日時: 2013/04/03 22:38
- 名前: 白好 ◆HKd.S8Pft6 (ID: W3Oyo6TQ)
第一章
アップルボーイ
「…22だ、お前と同い年だ」
声の震えが取れた
この時は気づかなかったが
『同い年の受験者ですか、あの……』
「……なんだ」
『何で……レイヴン試験を受けたんですか?』
呆れた
呆れかえるよ本当に
「何で聞くんだ」
『え!? ただ気になったから、です…』
気になった
気になったか
そうだな、質問するのに理由なんて無い
気になったら聞く、ただそれだけだ
だが敢えて俺は質問を返す
「お前は……アップルボーイは何でこの試験を受けたんだ?」
その質問に即答で答えた
『僕のヒーローだからです!』
「………ブフッ!」
『……!?』
面白かった
笑えてきた、ヒーローだから
言い張って、言いやがった
別にヒーローになりたいと言うことに笑っているわけじゃない
胸を張って言い放った
「アハハ…アハハハハハ!」
『ちょっ!何で笑うんですか!?』
「アハハ…ご、ごめん!別に馬鹿にしてる訳じゃないよ!」
『……! 口調変わってますよ?』
続く
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