二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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モルモットと傭兵
日時: 2015/02/05 16:44
名前: 蜂蜜リンゴ (ID: qRt8qnz/)
参照: http://youtu.be/N72C0l3LQ1o

初めまして、蜂蜜リンゴと申します。

今回は、くるりんごpさん作曲・『モルモットと傭兵』(GUMI)
をもとにした小説を書いていこうと思います。
上のURLで動画を視聴できますので、ぜひどうぞ。

更新は遅めです。

中傷などはおやめください。

毎回が短めです。


それでは、どうぞ



♦︎♢♦︎♢♦︎


いーよ、いーよ


モルモットの気持ちなんて




わかんなくて、いーよ。


__________________________

僕らは家族。

産まれた時から皆ここにいる。
お父さん、お母さんは知らない。
ずーーっと、皆で暮らしてる。

あと、白衣を着たおじさんやおばさんがしょっちゅう部屋に入ってきて、僕の家族を連れて行く。

それっきり、帰ってこない家族もいた。
とても、悲しくなった。

帰ってきた家族も、皆やつれているので、僕は毛布を掛けてあげる。

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Re: モルモットと傭兵 ( No.10 )
日時: 2015/08/09 21:28
名前: 蜂蜜リンゴ (ID: KX3fOYWe)

「.......ミ、.......グミ.......グミ! 」
「ん.......ジェ、シカ? 」
ぼやけた僕の眠気眼に心配そうなジェシカの顔が映る。

「ジェシカ.....おかえり」
「うんっ」
寝っ転がったままの僕が微笑むと、ジェシカは満面の笑みでそれに応えてくれた。

よいしょと起き上がる。
「痛くなかった? 」
「わかんない、でも、ちょっと痛かったかも 」
彼女が困ったように首を傾げながらてれっと笑う。

「寂しかった? 」
「うん」
こんな風に素直なところがジェシカのいいところ。いつまでも健やかに育って欲しい。て、なんでおじいちゃんみたいなこと言ってるんだ、僕は。

どうしたの、というようにジェシカが僕の顔を覗き込んでくるので、頭を軽く掻きながらはにかんだ。

Re: モルモットと傭兵 ( No.11 )
日時: 2016/03/15 08:35
名前: 蜂蜜リンゴ (ID: KX3fOYWe)


◇◆◇◆◇◆

_________________________







一回りもふた回りも大きいあの人の手と自分の手を繋いで、満足そうに笑う僕。あの頃はまだ幸せだったのかな。
あの人の顔がどうしても、逆光と背丈の違いのせいで思い出せない。
もし思い出せたら、また、頭を撫でてくれるのだろうか。

Re: モルモットと傭兵 ( No.12 )
日時: 2016/03/09 07:59
名前: 蜂蜜リンゴ (ID: KX3fOYWe)


「どうしたの、グミナ? 」
嘘の窓際でうたた寝をしていた僕に友達が問いかける。
心配そうな顔が見受けられて、とても申し訳なく思う。
「気にしなくていーよ」
と微笑むと、友達の目に涙の粒がぶわっと溢れる。
「え、ちょ、な、何で泣くの」
「昨日の注射..痛かった...でしょ...?ごめん、ごめんね.... 」
そうだった。昨日怖がるこの子の代わりに僕が注射を受けたんだっけ。
「大丈夫だよ。それよりも、泣き止んで。目が腫れちゃうよ」
背中をさすると、その子は赤みを孕んだ目を擦って、目尻を優しく下げるのだった。
「ありがとう」

Re: モルモットと傭兵 ( No.13 )
日時: 2016/06/24 22:47
名前: 蜂蜜リンゴ (ID: 8wbSPhF3)

◇◆◇▫◇◆◇▫◇◆◇▫

Re: モルモットと傭兵 ( No.14 )
日時: 2017/09/24 13:03
名前: 蜂蜜リンゴ (ID: WTiXFHUD)

生きてました。
これからちょくちょく更新していこうと思います。
くるりんごさん、名前を変えて活動してらっしゃったんですね。
完全に引退ということではなくて良かったです。


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