二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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【東方】楽園に現れた少女は幻想を操りし存在
日時: 2016/05/06 23:25
名前: 魔夜&ラリティ (ID: y88BZl/P)
参照: http://設立日…2015/12/24 (15時47分)

皆さん初めまして!こんにちはの方も居ますかね?ラリティです!
今回は魔夜さんとのコラボ作品です!
コラボというより合作…、ですかね。初の合作だったりしますw
暖かく見守ってください。…安心してください、魔夜さんは上手ですよ(キリッ
まずは注意です!

【注意】
・とりあえず荒しさんはご退場願います
・私、ラリティは文才0であり掛け持ちしてます
・オリキャラ多い、てかついて行けなくなるほど多い
・オリキャラ募集?しないよ、そんなの
・小説カキコのルールを守ってください!

続いて目次です!

【目次】
『月夜消滅異変』
1話…>>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9 >>10 >>11 >>12 >>13 >>17 >>21
2話…
3話…
4話…

最後にお客様覧です!

【お客様覧】
・フラン・ブレイク・ガルシア様
・風死様



それでは、スタートです♪


『ようこそ幻想郷へ、歓迎するわよ。最古の妖怪としてね』

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Re: 【東方】楽園に現れた少女は幻想を操りし存在 ( No.7 )
日時: 2016/05/08 15:46
名前: 魔夜 (ID: y88BZl/P)

「あら、魔理沙と付いてきてさっきを受けに来てた子じゃない。それに霊夢が居るのね。一体何の用?」
澪澄達が永遠亭に入った途端、奥から足元に届きそうなほど長い薄紫色の髪に紅い瞳を持つ玉兎、鈴仙が現れた。
「今、レイは霊夢ちゃんと魔理沙ちゃんで幻想郷の人達に挨拶してるの。」
「あ、こいつは幻想となってこの世界に来たんだ」
「へぇ——……。そうかぁ」
鈴仙は、澪澄をじっーと観察する。
「あ、神坂澪澄!レイって呼んでね!」
澪澄はいきなり自己紹介をする。それで鈴仙はビクッと驚いてしまう。
「…。えっと、レイね。私は鈴仙・優曇華院・イナバ、よ。怪我したらまた貴方達、ここに来て私に治療を受ける事になるわね。よろしく」
頭を掻き、少し笑いながら自己紹介をする。とそこへ、
「鈴仙ー。早く人間の里へ行きなさいー。」
どこからか長い銀髪を三つ編みし、左右で色の分かれる特殊な配色の服を着ている永遠亭の医師の八意永琳がどこからか現れ鈴仙が現れ、その後ろにストレートで、腰より長い程の黒髪を持つストレートで、腰より長い程の黒髪を持っていて、上がピンクのドレスを着ている月人、蓬莱山輝夜が居る。
「すみません、師匠!幻想入りした者に挨拶していて……。今すぐ行きます!」
逃げるようにして永遠亭から出る鈴仙。
「で、幻想入りした者ってあなたかしら?」
澪澄を見てそう言う。
「ええ、そうよ」
霊夢がレイを見て、そう答える。
「そうなのね。私は此処『永遠亭』の医師、八意永琳よ。宜しく」
「篷莱山輝夜よ。一応姫だからね、そこのところ宜しく。」
「神坂澪澄、宜しくね!永琳ちゃんと輝夜姫ちゃん。……ってかぐや姫!?」
「どうしたの……?いきなりそんな大声出して」
「レイが住んでいた世界には『蓬莱の玉の枝』っていう作品があってそれにかぐや姫がでるの!」
「蓬莱の玉の枝……。確かあなたは澪澄だったよね?その外の世界の作品の話、興味があるから、詳しく聞かせてくれる?」
「もっちのろん!良いよ〜。あの作品好きで話全部覚えているから〜」
—————————————————————————————————
「っていう話なんだよ〜」
「へぇ……。その作品って所々本当の事が書かれているわね。不死の薬もあるし。まぁ、こちらでは蓬莱の薬だけど。ねぇ、その作品を作った人って分かる?」
「それが作者不明なの」
二人が長いこと喋っていると。
「おーい。そろそろ良いか?」
魔理沙が暇そうなのを思いっきり顔に出して、そう聞く。
一方、霊夢はというと。
「・・・zzz」
霊夢は長い話を聞かないでずっと壁にもたれて、熟睡中だ。
「おい、霊夢。起きろー」
「う、うう……。あんた達、『蓬莱の玉の枝』の話は終わったの?」
目を開けて、輝夜と澪澄にそう聞く。
「ああ、終わったぽいぜ」
そう聞くと、盛大にあくびをして、目を擦る。
「あ、ごめんごめん〜。それじゃあ、輝夜ちゃんに永琳ちゃん。またね〜」
「じゃあな〜」
澪澄と魔理沙は別れの挨拶を言い、二人共永琳達に手を振ってから永遠亭に出た。
その後に、霊夢が永遠亭から出る。
「さて、と……。次は紅魔館へ行こうぜ!」
「あんた、行きたがってたわね、そういえば。別にどこでも良いわよ」
「よし!じゃあ早速行こうぜ!」
「ええ、そうね」
「うん!紅魔館ってどんな所だろう……」
澪澄は不安そうにそう言い、魔理沙の箒の後ろに乗る。
そして、霊夢達は紅魔館へと飛び立って行く。

Re: 【東方】楽園に現れた少女は幻想を操りし存在 ( No.8 )
日時: 2015/12/29 14:19
名前: ラリティ ◆fvHE6RWqPQ (ID: 2CRfeSIt)

___in.紅魔館#主の部屋にて

「…レミリアお嬢様」

一人のメイドが、主の部屋に来た。
そのメイドは黒い髪に黒い服。黒を基調としている。

「あら、お客さんでも来るの?」

その主は、黒い羽に薄いピンクのワンピース。髪も鮮やかな薄い紫。
主は『吸血鬼の中のカミスマ』と(メイド達に)称された。

「…流石はレミリアお嬢様ですね、その通りです。霊夢、魔理沙、あと…幻想入りしたと思われる人の三人です」

「へぇ、会うのが楽しみだわ。じゃあ咲夜に伝えて、四人分の紅茶を用意して、って」

「…承りました」

メイドは笑みを浮かべることなく、来ると思われる人物の名を言った。
主は楽しそうにそういい、吸血鬼の館のメイド長への命令を口にし、メイドを部屋から出した。

_______________________________________________________________________________

「此処が紅魔館。吸血鬼が居るから気を付けなさい」

霊夢たちが、紅魔館の門前についた。流石に今回は空を飛んできた。
…ちなみに美鈴は寝ている。しっかりと寝袋の中で。

「えっ、吸血鬼!?お、お化け屋敷やハロウィンじゃないのに!?」

「そんなこと言っちゃダメだぜ、ここは年中無休のお化け屋敷だからな?」

「その方がマズイと思うけど」

レイは、霊夢の言った『吸血鬼』に反応した。お化け屋敷やらハロウィンやら、そんなものは幻想郷にない。
…いや?お化け屋敷やら妖怪の山があるし、ほぼ年中ハロウィンか。
同じようなことを魔理沙は言った。
そして即座に突っ込む霊夢。…流石は相棒。

「…いらっしゃい、三人とも。歓迎するわ」

門の向こうからやって来たのは、一人のメイド。…と言ってもメイド服は着ていないのだが。

「ライアじゃない。美鈴は起こさなくて良いの?」

「私がやっても美鈴さんは起きないわ。咲夜さんを呼んでこなきゃね」

『ライア』…、霊夢はメイドのことをそう言った。まぁその通りだ。
彼女は紅魔のメイド、ライア・カロル。何年か前に幻想入りした少女だ。だが、彼女の強力な能力は幻想郷の中でもトップクラスである。
そして、美鈴は咲夜じゃないと起きない。…どれだけ怖いのだ、紅魔のメイド長よ。

「まぁそんな事良いじゃない。レミリアお嬢様がお呼びよ、…レイ?」

「え…?」

三人に笑みを見せて、ライアは主であるレミリア・スカーレットが呼んでいるという。
…そして、幻想入りした少女の名を言ってみせた。
レイ本人は声を上げて驚き、目を丸くした。
あぁ、レイには言ってなかったか。

「…ライア、驚かすのはやめなさい。どーせさとりの能力でしょ?」

「さっすが霊夢ね、分かってるじゃない」

いや、全く分からないよ!?

そう心の中で思ったレイだった。
勿論、ライアにはバレている。

Re: 【東方】楽園に現れた少女は幻想を操りし存在 ( No.9 )
日時: 2016/05/08 15:57
名前: 魔夜 (ID: y88BZl/P)

「まあ、幻想入りしたばかりだから分からない事がたくさんあるのね。大丈夫よ、ゆっくり覚えていったら良いから」
ライアに心を見事に読まれて驚きの澪澄。
紅魔館に着いてから驚いてばっかりでいる。
「さて、レミリアお嬢様の部屋へ案内するわ。付いてきて」
ニコリと微笑み、歩き出す。
そして澪澄達はライアに付いていく。
澪澄は歩いているとき、周りを見て言う。
「……何かここ、広くない?外から見たこの館よりも」
「ああ、それは十六夜咲夜さんのおかげなのよ」
「さっきも少し言ってたけど、咲夜さんって誰?」
「ああ、咲夜さんはここのメイド長、そしてレミリアお嬢様の専属メイドなのよ」
「へぇ〜。そのメイド長さんって凄いね」
と、色々話している内にレミリアの部屋の前に着く。
「あ、二人は廊下で待っていて」
「ええ、分かったわ」
「了解だぜ!」
二人は返事し、廊下の壁にもたれる。魔理沙は盗み聞きしようと耳を澄ましているが。
「レミリアお嬢様、幻想入りをしたと思われる少女を連れて来ましたわ」
「ありがとう、入って」
ライアが扉をノックし、レミリアが返事をしてライアが扉を開ける。
澪澄が部屋に入ると、ゆっくり扉を閉める。
「……しっかりと来てくれたのね、レイとか言ったかしら?」
「あ、えと、初めまして……?」
「初めましてよ。私はこの紅魔館の主、レミリア・スカーレット」
「か、神坂澪澄です!レイって呼んで下さい!」
「……それで、ここに来てもらったのは他でもないわ。……少し言いたいことがあったのよ。
……嫌なことが起きるとは思ってたけど、貴方がその原因に思えるわ。これから先、気を付けなさい。何があっても、博麗神社から出ないことね」
「……え?どういう事ですか?」
「だから、貴方から嫌な運命しか見えない。あんまり出歩かないで。そういう事よ」
「おい、レイが悪い事の原因だと!?それは真実か?」
魔理沙が話を聞いて扉を乱暴に開け、そう大きな声で聞く。
「魔理沙、いきなり入らないでちょうだい」
レミリアが魔理沙を睨む。
「だって、そんな事が聞こえてたらびっくりするだろ!」
「あら、そう。でも残念ながら、私はレイの運命がそう見えたの。仕方が無いわ……」
「その話は本当なのか?ライアにもそう見えるのか?」
「ええ、本当よ。私もさっきレミリアお嬢様の能力を使わせてもらったけど、確かにお嬢様の言った通りだったわ」
「魔理沙、疑ってもしょうが無いわ。
あんたらの言ってる運命の事、一応いつも当たっているんだから」
霊夢も部屋に入り、魔理沙の肩に手を置いて静かにそう言う。
「……ああ、そうだな」
少しだけ納得したのか、魔理沙はコクンと頷く。
「お嬢様、4人分紅茶を持ってきました」
そこへ、咲夜がトレイに紅茶を乗せて部屋に入る。
「ありがとう咲夜。さて!」
レミリアが咲夜にかすかに微笑むと手を叩く。
「今の話は一時置いといて紅茶でも飲みましょう!」

Re: 【東方】楽園に現れた少女は幻想を操りし存在 ( No.10 )
日時: 2015/12/30 23:46
名前: ラリティ ◆fvHE6RWqPQ (ID: 2CRfeSIt)

「…にしてもレミリア、随分元気だな」

「確かにそうね、何時もだったら普通なのに。カリスマを披露したいのかしら?」

「か、カリスマ…?」

魔理沙がレミリアの方を見て良い、霊夢がそれに同意した。
確かに、何時もだったら…。

「まぁこの話は紅茶を飲みながらにしましょう。咲夜、紅茶を持ってきて」

…とか、言ってそうだ。あ、あくまで私の見方であり、考えを押し付けるつもりはない。だが、意見は主張するものだ。
カリスマを披露するって…、何をすると披露したことになるのだ?逆に気になる。
そして「何故カリスマ?」と言っているレイの顔。私はそれに同意しよう。

「咲夜さん、さっき門に行った時、美鈴さん寝てましたよ?」

「あらそうなの?教えてくれてありがとう。…後でナイフをぶっ刺しに行くわ」

「咲夜、やりすぎは美鈴にも悪いわ。程々にしなさい」

ライアは、さっき寝袋に入って寝ていた美鈴のことをメイド長・十六夜咲夜に伝える。
平然と見せかけて、最後に怖くなる咲夜。そこに痺れもしないし憧れもしない。てか怖い。
そして、咲夜の怒りの気持ちを沈めるレミリア。主の力と言うのは恐ろしい。

「あ、そうだ。…レミリアちゃん!」

レイがレミリアに話そうとした瞬間、場の空気が一気に張り積める。
…と言うのは嘘で、メイド長がレイを少し睨んだだけだ。気にするな。あれだ、羨ましいだけだ。

「レミリアちゃんがさっき言ってた『悪いこと』って何?」

「…異変よ。貴方が来てから、異変が多すぎるわ」

レイは、ふと思った疑問を口にする。
だが、予想外の返事がレミリアから出てきた。

『異変』。
自身の都合でなるのがほぼだが、しっかりとした理由がある時もある。現在訪れてる紅魔館も、一時期は敵対関係…。主犯と解決者という関係だった。だが、解決した時に仲良くなった。
異変と言うのは仲間が増える機会でもあり、対立するものである。

そう考えると、仲間が増えて好都合だ。
…だが、異変なんてそうそうおきやしない。それが多い…?レイはもう外へ帰れないのか。…可哀想に。

「そんな事はおいといて!…咲夜、パチェと小悪魔に今から行くって伝えて。ライア、フランを此処に連れて来て。あと美鈴を起こしてきなさい」

「「了解しました」」

レミリアは立ってそういう。
そして、側にいるメイド長にヴワル図書館にいる魔女と使い魔に伝言を。
目の前に横にいるメイドに、妹のフランドール・スカーレットを呼ぶ。そして、門番を起こしてこいと命令した。

Re: 【東方】楽園に現れた少女は幻想を操りし存在 ( No.11 )
日時: 2016/05/08 16:04
名前: 魔夜 (ID: y88BZl/P)

—————————————————————————————————
あの後、ライアは美鈴に夜桜剣をためらいながらも、何回か刺して何とか起こしに行き、そして地下室に居るフランを全員の元へ連れて行った。
咲夜はパチュリーと小悪魔に伝言をし、戻って来た。
「レミリアお嬢様。妹様を連れてきました」
「ライア、ありがとう。レイ、この子が私の妹のフランドール・スカーレットよ」
黄色の髪をサイドテールにまとめ、その上からナイトキャップを被っていて、瞳の色は真紅の幼い顔をしている。服装は真紅を基調した物を着ていて、その背中からは、一対の枝に七色の結晶がぶら下ったような特殊な翼が生えている。
見た目は10歳未満の幼女だ。
「フ、フランって呼んで」
「フランちゃんね。神坂澪澄、レイって呼んでね」
フランににっこりと挨拶をする。
「にしても、レミリアちゃんと年齢一緒に見えるけど何歳だろ〜」
澪澄がそう呟くと、魔理沙がこっそりと答えてくれた。
「レミリアは500歳、フランは495歳だぜ。まぁ、あいつら吸血鬼だし」
500歳と495歳であの若さ!?
レイはそう思った。まぁ、我ら人間ならば驚くのも無理はないだろう。
「さて、と。パチェの図書館へ行きましょうか」
〜〜〜〜〜少女移動中〜〜〜〜〜
「着いたわ。ここがパチュリー様の図書館よ」
ライアがそう説明する。
「いらっしゃい。あなたが幻想入りしたレイっていう人間ね?咲夜に聞いたわ」
長い紫髪の先をリボンでまとめ、ドアキャップを被っている。全体的にゆったりとした寝巻きを着ている動かない大図書館のパチュリーがこちらに来て、澪澄を見てそう聞く。
「は、はい!レイです!」
「そう。私はパチュリー・ノーレッジよ。ついでに私の隣にいるのが小悪魔よ」
「小悪魔、ここの司書をしていますっ」
赤い長髪で頭と背中に悪魔然とした羽、白いシャツに黒のベスト、黒色のロングスカートで、ネクタイかリボンを着用しているのが小悪魔。その者もも挨拶する。
「パチュリーちゃん、小悪魔ちゃん。宜しく!」
「あ、レイ。パチュリーは私と同じ魔法使いだぜ。まぁ、あいつは正真正銘、魔法使いという妖怪だけどな」
魔理沙が澪澄に耳打ちする。
「パチュリー。魔導書借りに来たぜ!」
「今あんたがパクっている本を返してくれたら貸してあげても良いわよ」
「ぐっ……。死ぬまで本を借りているんだぜ……」
「期間って物があるの。魔理沙もいい加減本を返さないと痛い目に合わせるわよ?」
「分かった分かった。次来るときに返す。」
「本当は今返して欲しいけど……。まあ良いわ。皆、自由に本でも読みなさい。」
〜〜〜〜〜少女読書中〜〜〜〜〜
「ねぇ、レイ。貴方って弾幕撃てる?」
フランが本を立ち読みしているレイの所へ行き、突然そんな事を聞く……。


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