二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 【東方】楽園に現れた少女は幻想を操りし存在
- 日時: 2016/05/06 23:25
- 名前: 魔夜&ラリティ (ID: y88BZl/P)
- 参照: http://設立日…2015/12/24 (15時47分)
皆さん初めまして!こんにちはの方も居ますかね?ラリティです!
今回は魔夜さんとのコラボ作品です!
コラボというより合作…、ですかね。初の合作だったりしますw
暖かく見守ってください。…安心してください、魔夜さんは上手ですよ(キリッ
まずは注意です!
【注意】
・とりあえず荒しさんはご退場願います
・私、ラリティは文才0であり掛け持ちしてます
・オリキャラ多い、てかついて行けなくなるほど多い
・オリキャラ募集?しないよ、そんなの
・小説カキコのルールを守ってください!
続いて目次です!
【目次】
『月夜消滅異変』
1話…>>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9 >>10 >>11 >>12 >>13 >>17 >>21
2話…
3話…
4話…
最後にお客様覧です!
【お客様覧】
・フラン・ブレイク・ガルシア様
・風死様
・
・
それでは、スタートです♪
『ようこそ幻想郷へ、歓迎するわよ。最古の妖怪としてね』
- Re: 【東方】楽園に現れた少女は幻想を操りし存在 ( No.1 )
- 日時: 2016/05/06 23:39
- 名前: 魔夜 (ID: y88BZl/P)
とある一人の少女、神坂澪澄は分厚いアルバムを古くなったクマのぬいぐるみを左腕で抱きながら切なさそうな表情で眺めている。
「もう15歳だから一人で何でもやれって事かなぁ……」
微かに笑ってそう呟く彼女だが、目には涙が溜まっている。
澪澄は分厚いアルバムをパタンと閉じて脇に挟んで立ち上がり、熊の茶色いぬいぐるみを抱いたまま階段へ走った。
(さて、まずは教えてもらった料理を作ろうかな!)
立ち直った澪澄は足元も見ず、階段を駆け降りた。
注意もせず、降りていた彼女はそのせいで階段につまずき、足を踏み外す。
澪澄「あっ——」
まだ死にたくない、死にたくない。さっき辛い思いをしたばっかりなのぬ何故か彼女はそう思っていた。
時は遅くならず、彼女は床に叩きつけられて全身に激痛が走り、意識が遠のいていく。
(神様、助けて……。まだ死にたいとは全く思って無いよ……。どうか奇跡を起こして下さい……)
彼女はそう思いながら、深い闇に意識を吸い込まれていった——
☆
「う〜ん……。良い天気ねぇ」
肩と腋の露出した赤い巫女服に頭の大きなリボンが特徴の博麗神社の巫女、博麗霊夢は寝室から外に出て伸びをする。
「さて、こんな日はお掃除をするのが良いかしら」
壁に置いていた竹箒で、まず賽銭箱の周りを掃除をし始める。
「そういえば、最近お賽銭が入れられないわね。はぁ……」
呟いて、ため息をつきながら掃除をする。
霊夢はふと階段の下の方へ視線を移すと、胸までの癖の付いた茶色の髪型を持つ幼い顔立ちをしており、ベージュカラーの花柄の刺繍が入ったミニワンピースを着ている少女を見つける。
「あの子は……?」
壁に竹箒を置き、階段を駆け降りる。
「見かけない顔ね、もしかしたら幻想入りかしら?」
「そうよ。さすが霊夢ね」
空間に穴が開き、金髪ロングの、紫にフリルのついたドレスを着ている妖怪、八雲紫がスキマから身を乗り出して現れる。
「……スキマ妖怪。あんたがこの子を連れてきたの?」
「いいえ。その子は外の世界で誰からも忘れられてここに幻想入りしたのよ。霊夢、あなたが幻想郷で生きていくための事を色々教えてあげなさい」
「……えぇ、分かったわ。」
お願いね、と紫は笑顔でそう言いスキマを閉じてどこかへ行った。
霊夢は面倒くさそうな顔をして、澪澄を抱きかかえる。
彼女を寝室に運んで、布団をかけて寝かせた。
と、そこへ。
「よぉ、霊夢いるか?遊びに来たぞ」
リボンのついた黒い三角帽を着用し、黒系の服に白いエプロンという服装し、さらには箒を所持していていかにも魔法使いのような服装をした人間の魔法使いの少女、霧雨魔理沙が箒に乗って空から博麗神社に現れる。
「あら、魔理沙。居るわよー!」
「お、居たのか霊夢。ん、そいつは誰だ?」
澪澄の姿を見ていた魔理沙はそう問いかけながら寝室の前に行き、幻想入りした少女を指差して霊夢に問いかける。
「ああ、この子は外の世界の人間に忘れられて幻想入りした子なのよ」
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