二次創作小説(映像)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 偽名リレー合作逃走中〜ルシードランド〜 リレー開始!
- 日時: 2017/02/13 01:09
- 名前: ゲームマスターGa. ◆DsB6yYTNZY (ID: apcZh59o)
逃走中小説史上初!リレー合作×偽名投稿の新感覚逃走中が始まる!!
舞台はルシードランド!
まるで夢のような幻想的な遊園地だが、この遊園地にはとある秘密が……?
今回このエリアで数十人の逃走者が逃げ回る!
果たしてハンターの脅威から逃げ延び、130分間逃げ切り、賞金78万円を獲得するものはあらわれるのか!?
そして主人公の正体とは………
舞台、逃走中の基本ルールとローカルルール >>1
偽名リレー合作逃走中ルール >>4
現在明らかになっている逃走者 >>5
現在参加している偽名作者 >>6
- Re: 偽名リレー合作逃走中〜ルシードランド〜 リレー開始! ( No.31 )
- 日時: 2017/02/15 00:15
- 名前: MMS.ai ◆1v6bsvyZ9E (ID: apcZh59o)
私も参加してもよろしいでしょうか?
あとミッション投稿してもよろしいでしょうか?
- Re: 偽名リレー合作逃走中〜ルシードランド〜 リレー開始! ( No.32 )
- 日時: 2017/02/15 00:28
- 名前: ゲームマスターGa. ◆DsB6yYTNZY (ID: apcZh59o)
>>31
全然アリですが、雰囲気だけは壊さないようにお願いします。
- Re: 偽名リレー合作逃走中〜ルシードランド〜 リレー開始! ( No.33 )
- 日時: 2017/02/16 13:55
- 名前: くりおね (ID: jQF4W0MP)
くりおねです。再び投稿失礼しますm(_ _)m
残り124:34【\32400】
「クッパ、確保。残る逃走者は?人。」
このメールを見た時、うらなり一夫は安堵と、一抹の罪悪感を感じていた。
うらなり一夫(ドラえもん)
「やっちゃったんだ……。」
一夫は頭をうなだれた。しかしそれと同時に、これで良かったのだと自分に言い聞かせた。
前例さえできればもう苦しい思いをすることはない。僕は、僕の『ミッション』を遂行すればいいだけだ。
一夫はそう思い、ハンターに見つからないように身を隠した。
今回参加している逃走者は皆、突然参加させらせている。そのため、ゲームに戸惑うもの、どのように身を振舞っていいかわからないものが多数いる。それも仕方ないだろう。皆が皆、異なる環境に放り出されてたった10分弱で順応するわけがないのだから。
しかし1人だけ、このゲームに自分が参加することを事前に知っていたものがいる。それが、うらなり一夫であった……。
うらなり一夫の話をしよう。
彼ほど辛い思いをしている小学4年生は他にいないのではないか。
彼の父親は航海士であり、一年の殆どを船上で暮らしている。そのため、家にはめったに帰ってこず、兄弟もいないため一夫はいつも母と二人だった。また、一夫の節目節目の行事、例えば、入学式や七五三の写真には、一夫の父は写っていない。一夫はそれを、仕方ないものとして、しかしどこか切なく、でもどうしようもないと受け入れていた。父は自分と母の暮らしを支えるため、お金を稼ぐために頑張っているんだ、と。
そのぶん母はいつも一夫のそばに居てくれた。寝る時はいつも子守唄を歌ってくれ、お出かけする時は手を繋いでくれた。何より、いつも笑顔で、一夫の全てを肯定してくれたこと、それが一夫の生きる支えとなった。
そして一年に一度あるかないか、父親が家に帰って来るというイベントが、一夫にとってどれほど大切か他の人には分からないだろう。近いうちに帰れるかもしれない、という連絡をもらいながらやっぱり無理になった、一夫ごめんと謝られたケースは数え切れないほどある。その度に一夫は迷惑をかけまいと、そうだよね父さん、忙しいもんね、と返す。しかし心の奥ではやはり、寂しかった。自分に意地悪をしてるのではないか、と心の中で父を責めることもあった。その心を察してか、母はその度に頭を撫でてくれた。その手の温もりを、一夫は片時も忘れることは無かった。
だから一夫は、本当に父が帰ってきた時は飛び跳ねて喜んだ。父に抱きつき、甘え、家族3人で食卓を囲んだ。笑いながら父と会話をする時、一夫はいつもこの幸せがずっと続けばいいのにと思った。
しかし、時間という列車は止まってはくれない。父はやがて仕事に戻り、母と2人だけの生活がまた始まる。悲しいが、一夫は耐えなければならない。次の幸せのために。
…………そんな生活が続くと思っていた。しかし、半年前のことだった。母が、突然倒れたのは。
その日は学校が早く終わり、家に帰ったらいつものように宿題をやり、その後は友達とサッカーをしに行く予定だった。なんてことない、いつもと同じだ。
いつもと同じ通学路で家に帰る。しかし、家に着くと、すぐに異変に気づいた。母親の声が聞こえない。いつもなら、「おかえり」と返してくれるのに。そっと、家の中を覗いてみると、母がリビングで苦しそうにうつ伏せになっていた。
「お母さん!!!!!!!」
一夫は思わず叫んだ。その声を聞いた近所のおじさんおばさんが駆けつけてくれ、すぐに救急車を呼んでくれた。
母の病気は、過労によるものだった。これまで知らなかったが、母は元々体が弱かったらしい。それが相合わさって肺や器官の諸機能が弱まっていたらしい。父にも連絡すると、かなり落ち込んでいた。
いつ退院できるかわからない。それまで一夫は一人で暮らさなくてはならない。
父は遠くに行き、母を奪われ。一夫はいつしか、暗い性格になってしまった。
近所の人は優しく、「困ったことがあったら頼って」と言ってくれた。しかし、一夫にとって母は世界にたった1人だけ。いかなる人間も、一夫の心を癒すことは無かった。
そんなひとりで寂しく暮らしていたある日のことだった。
「一夫ちゃん、うちでお茶でも飲んでいかない?」
学校の帰り道、いつも良くしてくれるおばさんからそう話しかけられた。お言葉にお甘えして、と家に入れてもらう。するとそこには、見かけない黒い帽子に黒スーツの男がいた。
「貴方が、うらなりさんですね。」
その男が、一夫に話しかけてきた。
「うらなりさん、逃走中に参加しませんか?」
そこで一夫は、逃走中の基本ルールを聞かされた。逃走中とは、ハンターと呼ばれるアンドロイドから逃げるゲームだということ。そう教えてもらった。
「さらに、うらなりさんには特別な役割を背負ってもらいます。」
「役割、ですか?」
「はい。『通報者』です。他の逃走者の居場所を通報すれば、賞金が上がります。一人通報すれば2倍、二人通報すれば4倍、三人通報すれば8倍といった具合です。」
「でも、そんなこと……。」
「うらなりさん。」
男は言った。
「貴方のお母さんの病気は、5000万あれば治ります。」
「え!?」
「さらに逃走成功すれば、貴方のお母さんの病気をタダで治し、更にお父さんもずっと、貴方のそばにいさせてあげましょう。」
「ほ、本当ですか!?」
「ただし。」
男は一呼吸置いていった。
「もし捕まれば、貴方は一生、両親に会うことはできません。」
「えっ......。」
一夫は、言葉を失った。
「どうします?参加しますか?」
そして今、一夫はゲームに参加している。
どうして参加を決めたかわからない。でも、もう戻れない。やるしかないんだ。
他の逃走者の情報は事前に教えて貰っている。先ほど一夫は、クッパを通報した。これで賞金二倍確定だ。
お母さん、お父さん、僕やるよ。これは誰かの為でもない。僕自身が望むエゴなんだ。失うかもしれないリスクを背負ってでも、僕は一緒にいたいんだ。
とりあえず賞金5000万円を目指す。それで危なくなったら自首する。いけそうだったら逃走成功を目指す。そう誓い、一夫は次なる獲物を待った。
追加逃走者情報
うらなり 一夫(ー・かずお)
役職・通報者
基本行動・母の病気を治すため、賞金アップのために他の逃走者を密告。逃走成功を狙っているが、5000万で自首の可能性あり。
- Re: 偽名リレー合作逃走中〜ルシードランド〜 リレー開始! ( No.34 )
- 日時: 2017/02/15 14:37
- 名前: 若草黄泉(偽名) (ID: 9Urj1l4Z)
黄泉です。参加者が増えてきましたね。私は参加せず、観戦します。コメントもします。人選や書き方によってその人の特徴が出てきますね。
うらなり君が通報者ですか。今後の彼はどう動くのか楽しみですね。
- Re: 偽名リレー合作逃走中〜ルシードランド〜 リレー開始! ( No.35 )
- 日時: 2017/02/15 15:22
- 名前: ゲームマスターGa. ◆DsB6yYTNZY (ID: apcZh59o)
>>34
正直自分も戸惑ってます。
そして各々の回想に出てくるスタッフのクソさに絶望してます。自分だったら総入れ替えです。
まぁ人のこと言えませんが。
この掲示板は過去ログ化されています。