二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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遊戯王〜Threesistergoddess〜
日時: 2017/07/31 18:46
名前: zetu (ID: N.hBywMC)

人物紹介

・光沢千寿「こうざわちひろ」(16 女)
主人公。兄の影響で遊戯王に触れ、今では周りの男子以上に熱中してる。使用デッキは聖刻+青眼+銀河眼。切り札は三幻神
黒髪長めで、上の方で縛っている。

・空「そら」(オシリスの天空竜)
千寿のデッキの切り札。ドジリスの名の通り、ドジで天然。
赤髪でふわふわ系テンパ

・巨「なお」(オベリスクの巨神兵)
千寿のデッキの切り札。社長秘書の名の通り、真面目で謙虚。
青髪で触角と、後ろ髪を纏めキャップ帽をつばを後ろにして被っているのが特徴

・翼「つばさ」(ラーの翼神竜)
千寿のデッキの切り札。ライフちゅっちゅギガントの通り、キスをするのが好き。
黄髪で前髪は眉の上でぱっつん。肩までの髪をそのまま

・光沢千真「こうざわかずま」(21 男)
千寿の兄。千寿が遊戯王にハマった原因。大学でデュエリストサークルを作り活動中。遊戯王に対する情熱は千寿では比べ物にならない。コレクション能力も非常に高く。よほどのカードでない限り持っているため使用デッキはその時の気分。

・男子1、2、3〜
よく千寿とデュエルする友達。勝敗比率はそれぞれ6:4〜7:3ぐらいで千寿の方が強い。

・女子1、2、3〜
千寿の女子友。千寿の趣味を否定しないいい子の集まり。普通に千寿も一緒に遊んだりもする

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Re: 遊戯王〜Threesistergoddess〜 ( No.5 )
日時: 2017/06/10 01:17
名前: zetu (ID: uAlEbnba)

リビング
「お母さ〜ん!私のバックは〜?」

母「もうなおちゃんが準備してくれたわよ!」

巨「姉さん、こちらです。」

「ありがとう、なお!」ナデナデ

巨「ふぁあ……」

空「お姉ちゃん!つばさが起きな〜い。」

「はーい!」

千寿の部屋
「つばさ、起きて。」

翼「ん〜〜。」

「お〜い、つばさ〜〜!」

翼「ん〜……ねぇ、チュー。」

「う!?しょうがないなあ」チュッ

翼「ん。おはよ、ねぇ。」

「はいおはよう、朝ごはんだよ。」

翼「はーい……。」

リビング
「せーの」

妹「「「いただきます。」」」

母「いっぱい食べてね。」

今更ながらなぜ3人がこんなに溶け込んでるかと言うと、千真兄とスターターでデュエルした次の日普通に起きれずにお母さんが部屋にはいってきてしまったから。

数日前 千寿の部屋
母「千寿!」

「ん?えっ!?おおおお母さん!?」

母「あなた遂にロリコンになってしまったのね!どこから攫ってきたの!?」

「遂にって私ロリコンぽいことしたことないよね!?そんなにロリコンに見えるの!?」

空「んにゃ?お姉ちゃん?」

母「あなた自分のことお姉ちゃんって呼ばせてるの!?」

「落ち着いてよお母さん!説明す「姉さん?」「今度は姉」だーーー!もう!うるさ〜い!」

なんとかロリコンと誘拐疑惑を解いて、3人が遊戯王のモンスターだと説明した。そうしたらいつの間にか仲良くなっていた。

リビング

巨「姉さん。」

「ん?どうしたなお?」

巨「今日は私達を学校に持っていってください。」

「今日はデュエルするつもりだったからいいけど、何かあった?」

空「この辺りに何か潜んでいるみたいなの。もしかしたら手を出してくるかもしれないんだ〜。」

巨「オリジナルのカードとそれを持つデュエリストが狙われているみたいなので念には念をと思いまして。」

翼「つばさ、ねぇ、守る。」

「3人とも〜〜〜!」ギュッ

母「千寿!じ・か・ん!!」

「ぎゃあああ!いくよ!」

空「うん!」ポンッ

巨「はい!」ポンッ

翼「お〜。」ポンッ

「行ってきま〜す!」

母「これは?」つディスク

「あ〜!いるいるいる!」



学校 6限

(なにもおこんない……まあいい事なんだけどね?)

キュイイイイイイイイイイン

男子「ん?なんの音だ?」

女子「誰かのスマホじゃない?」

先生「誰だ電源つけっぱのやつ〜。俺の授業のうちに消しとけよ〜。」

(先生ゆるいな〜。)

ギギギギ

突然錆びた機械の様な音がした。あれ?何か聞いたことがあるような……

ドォォォォォオン!!

グラウンドから爆風が吹く。巻き上がった砂が落ち着くと真ん中に機械の巨人が立っている。赤色のモノアイがこちらを向いている。

?『オリジナルのカードを持つデュエリストに告ぐ!』

拡声器のような音で誰かが喋っている。

?『我らの側に付けば何もしない。だが付かないならば敵とみなし攻撃を開始する!回答は20秒以内だ!居るのは分かっているぞ!20!19!』

(攻撃何てされたら学校は一瞬で壊される。どうする……)

空『お姉ちゃん!私達を出して!』

頭の中で声がする。これはそら?

巨『姉さん!早く!』

なおだ、よし!

「おいで!3人とも!」

天井に向かって投げる。ポンポンポンッ

空「とう!」巨「っと。」翼「わぁー。」

「わぁ〜〜〜!?」

つばさをキャッチ。

「ふぅ、それでどうすればいい?」

翼「ねぇ、任せて?」

「え?…………うん!」

敵『3!2!1!……やれ!』

「いけー!つばさ!!」

つばさは窓に走って、飛んだ。そして巨人の拳が迫ると、つばさが光った。

ギィィィィイン

巨人が殴ったのは校舎の壁ではなく巨大な黄金の球体だった。巨人は弾かれる。

敵『うおお?なんだ?』

「2人とも!みんなをよろしく!」

空「はーい!」巨「お気をつけて!」

デュエルディスクを着ける。昇降口から向かう。

「私が相手になるよ!」

敵「へぇ〜、お前がオリジナルのデュエリストか、しかもラーかよ。それで?どうするんだ?」

「アンタの側につくわけないでしょ!聞こえなかったの?相手になるって言ったの!」

敵「強気だねぇお嬢ちゃん。じゃあそのカードを頂くよ!」

敵は地面に降り、巨人は消える。

「負けるもんですか!いくよ、つばさ!」

つばさもカードに戻って私の手に戻る。デッキにさして、

「「デュエル!!」」

Re: 遊戯王〜Threesistergoddess〜 ( No.6 )
日時: 2017/06/10 01:25
名前: zetu (ID: uAlEbnba)

「「デュエル!!」」

初手は神縛り、アセト、護封剣、サイクロン、神龍か。

敵「俺のターン!永続魔法古代の機械要塞発動。効果で召喚、特殊召喚されたモンスターは効果を受けない。そして古代の機械猟犬を召喚。効果で貴様に600ポイントのダメージだ。」

召喚された錆びた機械の犬が吠える。咆哮の衝撃波が私を襲う。

「つっ!」

千寿
LP8000→7400

デュエル上は600は軽いダメージ。だけど……痛い。

敵「猟犬の効果。手札の古代の機械巨人と融合召喚!古代の機械魔神!効果発動。更に1000ダメージだ。」

「うぁぁあ!」

千寿
LP7400→6400

翼『ねぇ大丈夫?』

「う、うん。大丈夫だよ。」

敵「1枚伏せてターンエンド。」

「私のターン!ドロー!」

引いたのは召集の聖刻印。これで!

「召集の聖刻印発動!デッキから聖刻モンスターを1枚サーチ。持ってくるのはトフェニ!トフェニは相手フィールドにのみモンスターがいる時特殊召喚できる!聖刻龍トフェニドラゴン特殊召喚!」

魔法陣から現れた球体が割れ、中心の聖刻から白い光が放たれ龍の形を成す。

「そして、トフェニをリリース!聖刻龍アセトドラゴン召喚!」

トフェニが光に還り、新たな球体が現れ割る。明るい紫の龍になった。

「トフェニの効果。リリースされた時デッキ、手札、墓地からドラゴン族通常モンスター1体を攻守0で特殊召喚する。デッキから青眼の白龍を守備表示で特殊召喚!」

聖刻の魔法陣から青眼が現れる。

「アセトの効果!通常ドラゴン族モンスター1体を選択する。青眼を選択!選択されたモンスターのレベルにフィールドの全ての聖刻モンスターのレベルを合わせる!アセトのレベルを青眼と同じ8にするよ!レベル8モンスター2体でオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!銀河眼の光子竜皇!さらに重ねてランクアップ!銀河眼の光波刃竜!」

2体のモンスターが渦に飲み込まれ銀河の目と光の刃を持つ竜になった。

「刃竜で魔神に攻撃!行け!」

刃竜の刃が魔神を両断する。

敵「魔神の効果。戦闘破壊された時デッキからアンティークギアモンスターを1体特殊召喚できる。古代の機械飛竜を守備表示で特殊召喚。飛竜の効果でデッキからアンティークギアカードをサーチ。サーチするのは古代の機械射出機だ。」

「光の護封剣を発動してターンエンド!」

敵「俺のターンドロー。モンスターを裏守備でセットしてエンド。」

「私のターン!」

ミラーフォースだ。

「刃竜で飛竜に攻撃!カードを1体伏せてターンエンド。」

敵「俺のターン。歯車街発動。ターンエンド、」

「ドロー。」

またミラフォ。なら、

「刃竜の効果!ユニットを1つ取り除いて、相手のカードを1枚破壊する。要塞を破壊!」

敵「要塞の効果、破壊された時手札か墓地からアンティークギアモンスターを特殊召喚できる。墓地の飛竜を特殊召喚。効果で猟犬をサーチ。」

「刃竜で飛竜に攻撃!破壊。ターンエンド。」

敵「俺のターン。トラップ発動。リビングデッドの呼び声。飛竜を特殊召喚。効果でデッキから古代の機械合成竜を手札へ。猟犬召喚。600ダメージ。」

「つっ、」

千寿
LP6400→5800

敵「猟犬の効果。このカードと手札の2体の合成竜、飛竜で融合召喚!古代の機械混沌巨人!」

「やばい!」

敵「混沌巨人で刃竜に攻撃!クラッシュ・オブ・ダークネス!」

攻撃で刃竜が吹き飛ばされる。

「うわぁぁぁぁぁぁ!」

衝撃波で私も吹き飛ぶ。

千寿
LP5800→4500

敵「ターンエンド。貴様の護封剣は破壊される。」

どうする、どうする、どうする!?混沌巨人の攻撃力は4500、この状態じゃ相打ちに持っていっても不利だ。どうする……

翼『ねぇ、ねぇ。』

つばさ……

翼「大丈夫……つばさを……信じて?」

…………わかった。信じるよ……つばさ!

「私のターン!ドロー!!」

引いたのは、サイクロン!

「サイクロン発動!歯車街破壊!」

翼「血迷ったか!?歯車街の破壊された時の効果でデッキから古代の機械巨人特殊召喚!」

「そうしてくれると思ったよ!フィールド魔法、神縛りの塚発動!そしてもう1枚のサイクロン発動!塚を破壊。効果発動!神属性のモンスターを手札に加える。加えるのは、ラーの翼神竜ー球体形!」

デッキから1枚だけ出たカードを引き抜く。そして、

「私はアンタのフィールドの混沌巨人と巨人と裏守備のモンスターをリリース!球体形をアンタのフィールドに召喚!」

3体の機械が消し飛んで黄金の球体が降臨した。

「ターンエンド!」

敵「くっ!俺のターン!ドロー!貪欲な壺発動!混沌巨人をエクストラへ、巨人2枚と猟犬2枚をデッキに戻しシャッフルして、ツードローする!ドロー!く、猟犬召喚!600ダメージ!」

千寿
LP4500→3900

敵「手札の巨人と融合!魔神守備で融合召喚!効果で1000ダメージ!」

千寿
LP3900→2900

敵「要塞発動。ターンエンド。」

「このタイミングで球体形はこっちのフィールドに戻る。私のターン!」

シユウドラゴンか、とりあえず。

「球体形の効果!このカードをリリースしてデッキからラーの翼神竜を召喚条件を無視して特殊召喚!……いくよ!つばさ!!」

球体が展開して竜の形になった。

翼『うん。』

ギャオオオオオオオォォォォォン

「ラーで魔神を攻撃!ゴッドブレイズキャノン!!」

ラーから放たれた火球が魔神を焼き尽くす。

敵「魔神の効果、巨人を守備で特殊召喚。」

「ターンエンド!」

敵「くっそぉ!俺のターン。……エンド。」

「ドロー!」青眼

「ラーで巨人を攻撃!ゴッドブレイズキャノン!!」

巨人も焼き消える。

「ターンエンド。」

「俺のターンドロー。猟犬召喚。600ダメージ。手札の巨人と融合。魔神融合召喚。効果1000ダメージ。」

千寿
LP2900→1300

敵「ターンエンド。」

「私のターン!護封剣発動!ラーで魔神に攻撃!いけー!」

敵「魔神の効果発動!デッキから飛竜を守備で特殊召喚。飛竜の効果でデッキから古代の機械蘇生を手札に。」

「ターンエンド。」

敵「俺のターン。カードを一枚伏せてターンエンド。」

「ドロー!」銀河眼の光子龍

「ターンエンド。」

敵「ドロー。!カードを1枚伏せてターンエンド。」

「私のターン!「トラップ発動!デモンズチェーン!ラーの効果と攻撃を封じる!」

今神縛り引いたのに……とりあえず。

「神縛りの塚発動!ターンエンド。」

敵「ドロー。エンド。護封剣破壊。」

「私の、ターン!」

来たのはドラゴンゲイヴ。よし!

「聖刻龍ドラゴンゲイヴ召喚!ゲイヴをリリースして聖刻龍シユウドラゴン特殊召喚!ゲイヴの効果で神龍の聖刻印をデッキから特殊召喚。シユウの効果!フィールドの神龍をリリースしてデモンズチェーンを破壊!ターンエンド。」

敵「俺のターン。要塞発動。ターンエンド。」

「私のターン!今引いたネフテをリリースしてシユウの効果発動!伏せカードを破壊。ネフテの効果でデッキ青眼を守備で特殊召喚。ターンエンド。」

敵「俺のターン。1枚伏せてターンエンド。」

「私のターン!」RUM光波昇華

いける!これで!

「シユウの効果、手札の神龍をリリースして今伏せたカードを破壊。そしてシユウと青眼をリリースして手札から青眼を通常召喚!シユウの効果で墓地から青眼を特殊召喚。レベル8を2体でオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れろ!銀河眼の光波竜!そして速攻魔法!RUM光波昇華発動!ランクアップエクシーズチェンジ!超銀河眼の光波龍!」

肩に2つの頭を持つ銀河眼の龍が現れた。

「さらにラーの効果!ライフを1000払い相手のモンスター1体を破壊する!燃えてなくなれ!」

千寿
LP1300→300

飛竜破壊。

「超光波でダイレクト!戦慄のサイファー・ストリーム!!」

敵「ぐぁぁぁぁぉぁぁ!」


LP8000→3500

「ラーでダイレクト!ゴッドブレイズキャノン!!」

敵「うわぁぁぁぁぁぁ」

LP3500→0

つばさの放つ炎球が直撃する。残りのライフポイントごと吹き飛ばした。ソリッドヴィジョンのモンスターが消えていく。つばさはいつもの姿になった。……うっ、

翼「ねぇ?大丈夫?」

つばさが駆け寄ってきてくれる。

「大丈夫って言いたいけど、後お願い出来る?」

翼「ん。わかった。」

「よろし……く……」

意識を手放した。



「う〜〜ん……はっ!ここは?」

巨「保健室だそうですよ、姉さん。」

周りを見てみたら私はベットの上で寝ていて、3人がいてくれた事がわかった。

空「あ、お姉ちゃん起きたよ、つばさ!」

翼「ん。ねぇ、良くなった?」

「うん。ありがとね。」ナデナデ

翼「ん。ん〜〜…ん!」テクテク

何かを思いついたのか壁際の椅子に座っていたつばさが立ち上がってこっちに来た。

「どうし「ちゅ!」んぐっ!?」

キスされました。

翼「ふん!」エッヘン

巨「あ〜、つばさはたぶん撫でられるよりキスして欲しかったんだと思います。キス魔ですし、その子。」

「流石チュッチュッギガント……あぁ、そういう事。3人の性格はそこから来てるんだ。そらはドジっ子で、つばさがキス魔。となると、なおは……社長、じゃなくて私の愛人だ!」

巨「うぐっ///愛人じゃ無いです!秘書の方です!!」

「なおは私のこと嫌い?」

巨「うっ……好き……ですけど……。」

「愛人、駄目?」

何かゲスな社長みたいな質問だね。我ながら。

巨「……がいいです。」

「ん?」

巨「1番か、2人と一緒がいいです。」

「な、なお〜〜〜〜!」ギュー

巨「ね、姉さん!?はうぅ……」カオマッカ

空「ずるーい!私も私も!」

「そらもおいで。」

空「とう!」

飛び乗っちゃ…だめ……

「つばさも。」

翼「ん。」

空「ぎゅ〜〜〜!」

「ぎゅ〜〜〜!」

ガラガラガラ

先生「よう千寿、元気か……悪い邪魔したな。」ガラガラピシャリ

「まってまってまって!誤解しないで!待って〜〜〜!!」

Re: 遊戯王〜Threesistergoddess〜 ( No.7 )
日時: 2017/07/19 12:23
名前: zetu (ID: xbduus1y)

何とか疑惑をとき、廊下を歩きながら今の状況を聞いた。
学校にカオスジャイアントが現れたと同時に世界中でも同じようにオリジナル持ちのデュエリストを狙った攻撃が起こったらしい。ARC-Vのアカデミアみたいにデッキテーマが統一されている訳ではなかったみたいだけど。対抗したデュエリストによって倒された奴もいるけど、負けたり、戦わなかったりしたために辺りを破壊して逃走したのもいるそうだ。死者は出ていないことが幸いかな…

そんなこんなで教室に着いた。

ガラガラ

先生「うーす。千寿復活したぞ〜」

女子「ちーひろー!」ガバッ

千寿「ちょっ!?りん?どうしたの?」

りん「どうしたのじゃないよ!?さっきの何!?その子達も何!?一体何がどうなってるの!?」

千寿「ストップストップ!説明するから落ち着いて?」

りん「う、うん。」

男子「俺らにも教えてくれるよな?」

千寿「勿論だよ。連也れんや



連也「なるほど、そんなことになってるのか。」

とりあえず、3人に教えて貰った事と、世界中の状況(先生はまだ言ってなかった)をみんなに伝えた。

りん「これからどうなるの?」

千寿「どうだろう…。」

連也「まさか1人で敵と戦うつもりじゃないだろうな?」

千寿「いや、それは無理だと思ってるよ。今日さっきの奴とデュエルする前に喋ったんだけど、相手は集団みたい。幾ら何でも私対複数なんて事になったら勝てないと思う。今回もギリギリだった上に終わったら倒れちゃったし。」

りん「つまり、仲間が要るってこと?」

千寿「そう。だけど、そう簡単に見つかるかな……ツンツン「お姉ちゃんお姉ちゃん!」ん?どうしたそら?」

空「この人!」レンヤユビサシ

連也「俺がどうした?」

空「この人持ってるよ!オリジナルのカード!」

連也「は?」千寿「え?」

千連「ええええええええええ!」

千寿「連也!オリジナル持ってるの!?」

連也「俺が聞きてぇよ!?待て待て待て!どれだ!?いや、どいつだ!?」

空「デッキみーして!」

連也「お、おう。」ガサガサポンッ

空「ふぅー……出ておいで!」バッ

光とともに現れたのは、夜空の様な装束と星を散りばめた様なマントを着けた男性だった。

??「天空の神よ、何故私を呼んだ?」

連也「あ、アストログラフ!」

空「悪神退治をあなたに手伝って欲しいの!持ち主のかr「それは断る。」え?」シュン

アス「貴方の手伝いをするのは構わない。だが、連也。貴様と共に戦いはしない。」

連也「な!?なんでだよ!」

アス「貴様では勝てないからだ!」

連也「な、なんだと!?俺が弱いってのか!?」

アス「そうだ。」

連也「はぁ!?お前いい加減に「わあ!ストップ!落ち着いて!」千寿……」

千寿「ねぇねぇ、アストログラフマジシャン?」

アス「好きに呼んで構わんよ。三幻神のマスターよ。」

千寿「連也は何に対して何が弱いの?」

アス「この者は見かけ以上に精神力が弱い。デュエルするぐらいなら何とかなるかもしれないが、彼らを呼んで持ちはしないと私は踏んでいる。」

りん「彼らって誰?」

連也「彼ら……覇王か。」

アス「そうだ。四龍の魔術師や門には影響があるほどの意思がないが、眷竜や彼本人は君の精神に多大な負担をかけるだろう。私を介して君のカードに彼が宿るかもしれない。もし君が彼に乗っ取られるようなことがあれば私は私を許せない。」

連也「アストログラフ……馬鹿言ってんじゃねぇよ!」バンッ

連也は突然殴り掛かった。アストログラフは杖で防ぐ。……なんか痛そうな音がした。

連也「いって〜〜〜!!」

アス「何をする!」

連也「お前は俺を信じてくれねぇのか!?」

アス「信じたいさ!私は貴様一番だと思うからそのカードに宿ったんだ!だが、だがなぁ……。」

連也「……わかった。なら俺はお前が認めてくれるまでズァークは使わない。眷竜もな!黒竜と烈竜は使えるのか?」

アス「ああ、彼らはあくまで覇王の力が薄いオッドアイズの発展系だ。」

連也「なら大丈夫だ。オッドアイズ魔術師で勝ってやるよ!勿論お前はデッキに入れるがな。」

アス「それこそ無茶だ!黒竜や烈竜では制圧力が足りん。貴様のプレイスタイルと離れてしまうぞ!?」

千寿「アストログラフマジシャン。私からもお願いします。メインのデュエルは私がやります。連也はあくまでサブということで。」

アス「…………信じていいのか?」

連也「だーかーらー!信じろって言ってんだよ!」

アス「そうか、……なら追加条件だ。それをクリア出来るなら私は連也の力になろう。」

連也「なんだよ?」

アス「君も主力となるんだ。いくら三幻神を所持しているとはいえ少女に任せるなんて格好悪いぞ?」

連也「……ああ!」

アス「次は君の力でこちらに出ることを期待しているぞ。ではな。」シュン

アストログラフマジシャンはカードに戻った。

千寿「ところでさ、連也ってディスクあるんだよね?」

連也「ああ、今日は持ってきてないけどあるぜ。千寿のと形が違うけどな。」

千寿「んじゃ同じようにデュエルディスク持ってる人は戦えるってことなのかな?そもそも誰から届いたのかわからないけど。」

りん「千寿、」

千寿「ん?なにりん」

りん「そのなんとかディスクってどうやって届いたの?」

千寿「薄めのダンボールの箱に入ってたよね?」

連也「差出人どころか宛先以外何も書いてなかったけどな。」

りん「…………」

千寿「りん?」

りん「私、それ家にあるかも。」

千寿「嘘!?なんで!?りん遊戯王やってないんでしょ?」

りん「うん。やってないよ?カードも持ってないし。でも私宛の差出人不明の荷物があったから誰からか聞いておいでってお母さん言ってた。」

千寿「りん!今からりんの家行ける!?」

りん「うん。いいよー!連也君もくる?」

連也「え?俺も!?」

千寿「連也も付いてきて!先生もう帰っていい!?」

先生「一応避難ってことになってるんだか……俺もついて行っていいなら。お前らだけには出来ないからな。」

千寿「んじゃ車出して!いこう!とりあえずはりんの家へ!」

Re: 遊戯王〜Threesistergoddess〜 ( No.8 )
日時: 2017/07/19 20:37
名前: zetu (ID: N.hBywMC)

所変わってりんの家。

りん「ただいま〜。」

千連先「お邪魔しまーす。」

「りん、おかえりなさい。あら?いらっしゃい。りんのお友達と先生でしたよね。どうも、りんの母です。」

先生「すいません急に押しかけてしまって、」

「いいんですよー。大事なご用事なんでしょう?私は下がっていますね〜」

なんというか、ゆる〜いお母さんだなぁ

りん「おかーさーん。この間の箱どこにあるの〜?」

それじゃ伝わらないでしょ……

「確か私の部屋の机の上よー。」

伝わるの!?



そしてりんのお母さんの部屋。(連也と先生は部屋の前で待機)

りん「机の上の箱ってこれかな?」

千寿「そうそれだ!同じ箱だよ!……なんでりんに?」

りん「とりあえず、リビングに行こうよ。2人にも見せないと。」

千寿「そうだね。」



リビング

連也「俺も同じ箱だったな。」

千寿「う〜〜ん。」

巨『姉さん。出てもいいですか?』

いいよ。ポンッ

巨「多分ですが、りんさんはオリジナルのカードから精霊を呼び出すことができるんだと思います。だからディスクが送られてきたのでは?」

千寿「なるほど……案外カードを持ったら出てくるかもね。」

りん「………………。」

千寿「りん?急に黙ってどうしたの?」

りん「千寿、私、遊戯王初めるわ。」

千寿「え?」

りん「千寿がやってるのを見ててね、やってみたいとは思ってたの。それで、私にそんな力があるんだったらやらないのは勿体ないじゃない。」

千寿「う、うん……」

りん「早速なんだけど千寿、デッキ……でしたっけ?ってどうやって作るの?」

千寿「え、ええっとまずカードを買わないと……」

りん「じゃあカードを買いに行きましょう!」

千寿「りんストップ!!」

りん「ん?なに?」

千寿「なにも決めずに買ってもだめだよ。シリーズとかコンセプトを決めなきゃ。」

連也「つったってどうするんだ?俺もお前も何種類もデッキ持ってねぇし、説明ができるわけでもないぞ?」

千寿「そうなんだよ……あっ!」

連也「どうしたんだ?なんか思いついたか?」

千寿「千真兄をつ…頼ろう!」

Re: 遊戯王〜Threesistergoddess〜 ( No.9 )
日時: 2017/07/24 00:04
名前: zetu (ID: X7Da.dhQ)

千真「ほーん。それで俺のところに来たのか。」

千真兄の家まで来ました。先生は「千真なら大丈夫だろ。」と言って帰っていきました。初めて聞いたよ先生の最初の生徒が千真兄なんて……

千寿「うん。千真兄大体のカード持ってるでしょ?なら丁度いいかなって。」

千真「その判断は正しい。正しいが妹よ。」

千寿「?なに?」

千真「使うって言うのはひどくない!?確かに何があったか話せとは言ったけど本人に使おうって言おうとしたことまで言わなくても良くない!?泣くよ!?俺泣くよ!?」

千寿「まあまあ千真兄落ち着いて?確かに使おうって言いかけたけどそれは単純に一番最初に出てきた言葉がそれだっただけだから。」

千真「グフォッ!」(゜Д゜)、;'.・

連也「お前お兄さんに酷すぎるだろ……」

千真「誰がお義兄さんだーー!!」ガバッ

連也「うおっ!?」

千寿「うるさいッ!」ゲシッ

千真「ガハッ」チーン

りん「あのー私はどうすればいいんでしょう?」

千寿「そうそう、千真兄カード借りるよー。」

連也「いいのかこれで……」



千寿「さてと、さすが千真兄、全部3枚ずつあるよ。」

連也「凄いな……」

りん「こんなにいっぱいあるのね。」

千寿「とりあえず、これがいいなみたいなのあるかな?」

りん「少し見ていてもいいかしら?」

千寿「いいよ!」

連也「俺達はいない方がいいかな?」

千寿「んじゃリビングに行こう。飲み物出してあげる。」



5分後

りん「千寿ー!決まったわー!」

千寿「おもったより早いね。」

連也「いくか。」



千寿「りん!」

りん「千寿!早速デュエルをしましょう!」

千寿「待って待って待って、りんルール知らないでしょ?まずルールを覚えなきゃ、それにそのデッキがルールに合ってるか確認しなきゃ。」

連也「なら千寿はルールを教えてろよ。俺がデッキの確認をするから。」

千寿「んじゃ連也よろしく!りんはこっちね!」



更に十分後

千寿「連也、どんな感じだった?」

連也「…………」

千寿「連也?」

連也「あ、ああ。ルール的には大丈夫だ。だが……」

りん「だが?何かいけなかったですか?」

連也「りん。これ1人で作ったんだよな?」

りん「ええ。」

千寿「というと?」

連也「とてつもなくえぐい仕上がりになってる……。未経験者どころか初心者でこのデッキを組んだとなると……天才、いや天災としか……。」

千寿「そ、そうなんだ……」

りん「さぁ千寿!デュエルしましょ!?」パッパッパッパッ

も、もうシャッフルしてる……しかもディール……

千寿「うん。」シャシャシャ

りん「最初の手札は5枚だよね?」

千寿「そう。どっちが先攻でいく?」

りん「私からでいいかしら?」

千寿「いいよ!じゃあ始めるよ?せーの」

千り「デュエル!!」

りん「私のターン!モンスターを裏守備でセットして、カードを2枚セット。こうでいいよね?」

千寿「そうそう。」

りん「それじゃこれでターンエンド。」

千寿「私のターン、ドロー!このカードは攻撃力が1000ポイントになる代わりにリリースなしで召喚できる!聖刻龍アセトドラゴンを召喚!」

りん「トラップ発動!落とし穴!」

千寿「うげ!?」

りん「攻撃力1000以上の召喚されたモンスターを破壊!」

千寿「アセト破壊。なら光の護封剣発動。裏守備のカードを表守備に変更して?」

りん「はい。」クルッ

なにかな……え?

千寿「か、カズーラの蟲惑魔……ってことはもしかして!?」

りん「そう。蟲惑魔デッキ。でいいよね?」

千寿「な、何故蟲惑魔?」

りん「可愛いし。それに一番最初に目に付いたのがフレシアちゃんだったから。」

千寿「あ、うん。そうなんだ……」

さっきの連也の反応……つまりめっちゃやばい(妨害マックス)デッキだよね…勝てるかな……。

千寿「とりあえず、一枚伏せてターンエンド。」

りん「私のターンドロー。アトラちゃん召喚。効果で手札から落とし穴かホールの通常トラップが使えるよ。ターンエンド。」

千寿「嫌な予感しかしないけど、私のターンドロー。召集の聖刻印発動。デッキから聖刻龍トフェニドラゴンを手札へ。そして相手フィールドにモンスターがいて、自分フィールドにモンスターがいない時、手札から聖刻龍トフェニドラゴンを特殊召喚!」

りん「手札から奈落発動!」

やっぱりあるのね……

りん「1500以上の特殊召喚されたモンスターを破壊して除外。」

千寿「トフェニを破壊して除外だね。」

りん「更にカズーラちゃんの効果でデッキからトリオンちゃんを特殊召喚。効果で伏せカードを破壊するね。」

ああ!伏せ(ミラフォ)が……

千寿「う、裏守備でセットしてターンエンド。」

りん「私のターンドロ〜。ランカちゃん召喚。効果でデッキからティオちゃんを手札に加えるね。そしてランカちゃんとトリオンちゃんでエクシーズ!ランク4のフレシアちゃん守備でエクシーズ召喚!そして団結の力装備!」

だ、団結の力!?

千寿「とりあえずみんな守備にしてターンエンド。」

千寿「わ、私のターン……!アセトをリリースなしで召喚!アセトを除外してレッドアイズダークネスメタルドラゴンを特殊」

りん「リバースオープン♪激流葬♪フレシアちゃんの効果で蟲惑魔ちゃん達は効果で破壊されず、自身も罠カードの効果を受けません!つまり裏の子とダークネスメタル君だけ破壊してね?」

ダークネスメタル君を……なんかもう……泣きたい……

千寿「エンドフェイズに破壊された太古の白石の効果で青眼の白龍をデッキから特殊召喚。た、ターンエンド。」

りん「私のターン。ティオちゃん召喚。効果でトリオンちゃんを蘇生。トリオンちゃんの効果で護封剣破壊。」

あ、最後の希望が……

りん「全員攻撃表示にして、フレシアちゃんで青眼君を攻撃。」

フレシア(団結)ATK4300
青眼の白龍ATK3000

青眼が負けた……

千寿LP8000→6700

りん「それじゃアトラちゃん、カズーラちゃん、トリオンちゃん、ティオちゃんで攻撃!」

千寿LP6700→800

りん「ターンエンド♪」

千寿「うう……私のターン、これなら!手札から光属性をモンスターを墓地に送り、銀河戦士特殊召喚、効果で」

りん「フレシアちゃんの効果、素材を1つ取り除いて、デッキから奈落を墓地に送って効果を得るよ。発動して銀河戦士を破壊&除外。」

千寿「ターンエンドです。」

りん「私のターンドロー。こーげき。」

千寿「負けた〜〜〜!!!」

りん「やった〜!だ〜いしょ〜り!」

連也「つ、強すぎる……単純にデッキ相性ってのもあるだろうけど、それにしたって圧勝かよ。」

りん「とても楽しいねデュエル!連也もやろーよ!」

連也「お、俺もですか……?」

りん「さぁ、やるよやるよ!」

連也「……はい」

ペンデュラムを全て奈落で封じられ、千寿のように蟲惑魔の一斉攻撃でトドメを刺された連也だった


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