二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- テイルズオブメロディーア
- 日時: 2018/02/11 18:27
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
偶然会った人物とはもしかすると必然的出会いだったら…。
旅に出ることが、戦うことが必然的だったら…。
first. 出会いは始まりのスタートライン
1.少女は出会う >>01
2.魔術師エルフ >>02
3.氷結のカテラ >>03
4.向かう先は情報屋 >>04
5.情報屋、ダール >>05
6.プリンセス・ローザ >>06
7.青年の過去 >>07
8.四人目の仲間 >>08
9.エレメンツ >>09
10.考えすぎた前世 >>10
キャラ紹介 >>11-12
second. 次へステップアップ
11.連れていかれた少年 >>13
12.倒れる少年、助けた少女 >>14
13.レイダ参戦 >>15
14.敵の狙い >>16
15.パラドスvsイーズ >>17
16.パラドスの覚悟 >>18
17.
- Re: テイルズオブメロディーア ( No.9 )
- 日時: 2018/02/11 10:14
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
「…やりましたよ!ルイドさんのような方を丁度探してたんですよ!!」
アリアは嬉しそうにそういった。
エルフのアリアは論外として人間である三人の中で一番年上、そして全員が望んでいた
戦闘スタイルだったのだ。
偶然だがここまで良いことはないだろう。
「そうか、なら良かった俺も役に立てて…」
「あ、そうだ!ダールさんのところに紹介しに行こうよ!」
■
店ではダールが険しい顔をしていた。
エレメンツ、最高幹部となる人物とエレメンツに関わるであろう人物の情報なども
手に入り事がさらに大事になることが予想された。
扉が開く音がしてダールは顔を上げ、四人を見た。
「ステラたちか。良い仲間が一人増えたようだな」
「うん、すっごい頼りがいがあるんだよ!ってあれ?どうしたの、それ…」
ステラはダールの手元にある真新しいノートに目を向けた。
「ちょうどいい、エレメンツのことで色々分かったことがあるから提供しておくぞ」
■
ステラたちのいる町から少し離れた場所にはエレメンツと呼ばれる組織がいた。
「…なるほどな。俺たちでその神玉を解放してくれば良いってことか…」
一人の青年は目の前にいる青年に向けてそう呟いた。
「あぁ、そういうことだ…」
その青年はラルドと呼ばれている。
このグループの中では一番最年長で彼らのまとめ役のような存在だった。
「(…だがあの情報屋がもう俺たちのことを掴んでいるだろうな。まぁ特に障害はない、
計画を進めるだけだ…まずはアイツをこっちに引き込む)」
- Re: テイルズオブメロディーア ( No.10 )
- 日時: 2018/02/11 10:43
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
「計画の前にハクア、お前はダルクをここへ連れてこい」
ハクアと呼ばれた少年は一瞬戸惑う。
「ダルク…兄さんを?」
「お前も彼と一緒にいたいだろう?」
ハクアは黙って頷いた。
「リデット、ダルクが反攻するようなら奴と戦っても構わない。だが殺すな」
リデットと呼ばれた青年は楽しそうな笑い声を零した。
「ははっ、ならそうさせてもらうぜ!」
■
「…ダルクが!?」
ダルクは自らがエレメンツから逃げ出してきたということを初めてここで話した。
三人が驚く中、ダールだけは驚くことはなかった。
「なら気を付けろよダルク。奴らはきっとお前を取り返しに来る、絶対だ。
悩むな、悩むなら俺たちに相談しろ」
ダールは念を押す。
彼の予感は100%当たると言っても過言ではなかった。
暗くなってきて四人をここに泊めることに決め、全員が眠った後ダールだけは
起きていた。
そして一冊の本を手に取る。
そこにはステラの身に着けている羽のネックレスが映っていた。
「…ダルクが身に着けているモノはニセモノ、そしてステラの身に着けているモノが本物…か。
…慈悲深い英雄ステラーダの羽飾り、か…」
そのページを読みダールはある一つのことに辿り着く。
「(…まさか、な。そんなはずが…俺の考えすぎか)」
本を閉じ棚に戻した。
- Re: テイルズオブメロディーア ( No.11 )
- 日時: 2018/02/11 12:06
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
キャラ紹介
ステラ・テイル
「とにかく頑張る!」
「ワンチャン行けるんじゃね?たぶんだけど…」
年齢:14歳
身長:159.8㎝
体重:39.9㎏
戦闘:剣術&魔法
ダルクと出会い旅を始めた。デールとは従兄関係で母親と父親は他界している。
バッサリと短くなっている黒髪に青いバンダナを巻いているのが特徴で、剣術の腕は
初心者以上達人未満といったところでその腕前を魔法で補っている。
ダルク
「俺はそっち側に付く気はないぞ」
年齢:16歳
身長:163.3㎝
体重:52.0㎏
戦闘:剣術
ステラが最初に出会った人物の一人、エレメンツの元メンバーで脱走してきた。
ステラと出会い少しずつだが心情に変化が表れ始める。剣術の腕もステラを遥かに超えている。
アリア・ウェイド
「私はステラのすることに反対する気はありませんよ」
「彼女ならきっと大丈夫…」
年齢:見た目18歳
身長:161.0㎝
体重:42.1㎏
戦闘:魔術
エルフの女性でステラの知り合いの一人。
優しい性格でステラたちのことを気にしている。魔術で味方のサポートをする。
ルイド・ヴィジット
「俺もステラの判断に反対する気はない」
「役に立てるなら立つだけだ」
年齢:20歳
身長:170.0㎝
体重:55.2㎏
戦闘:格闘術
四人目の仲間でアリアは論外として人間の中で最年長。割かし頼りがいのある青年。
その明るい性格で接しやすい雰囲気のため時折悩みを聞いたりしている。
ダール・レウニール
「情報はできる限りお前らに提供する」
年齢:24歳
身長:177.3㎝
体重:60.0㎏
戦闘:短剣
ステラの従兄で国一の情報屋。短剣の扱いに慣れている。
頭が良く、ステラには何か力があると勘づいている。
・これから関わってきそうな人物
レイダ
「俺はこの両腕のせいで捨てられたんだ…」
年齢:19歳
身長:165.2㎝
体重:56.1㎏
戦闘:???
ローザに拾われた青年でエルツという種族と人間の混血で両腕がエメラルドグリーンの
鉱石で出来ているため、酷い差別を受けていた。
人付き合いはあまり良くないが仲間思いで義理堅いところがある。
- Re: テイルズオブメロディーア ( No.12 )
- 日時: 2018/02/11 13:15
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
敵side
ラルド
「奴をこちら側へ引き込むだけだ…」
年齢:18歳
身長:169.9㎝
体重:61.3㎏
エレメンツをまとめている青年。一見武器を持っていないように見えるがどこからともなく
鉄線を現し相手の動きを止める。基本、地属性を扱うがまとめ役であるため全属性の
対抗策を持っている。『大地』という別名を持つ(エレメンツには全員ある)
ハクア
「分かったよ、邪魔な奴らは全部僕が射貫く」
年齢:13歳
身長:153.9㎝
体重:40.0㎏
エレメンツ最年少。弓で敵を射抜く、一番ではないが高い身体能力を持つ。
感情が乏しく、殺すことに躊躇いがない。『氷華』の別名を持つ。
リデット
「そんなに強いなら試してみてえな」
年齢:15歳
身長:159.0㎝
体重:43.2㎏
戦闘狂。一、二を争う程凶暴な性格。『雷獣』の別名を持つ。
鉤爪を武器として使い近接戦を挑む。エレメンツ一の身体能力を持つ。
ハイデ
「これでしか俺は生きられないんだ…」
年齢:16歳
身長:160.0㎝
体重:43.9㎏
『烈火』の別名を持つ。根からの悪者ではないがエレメンツに所属している。
双剣を扱う。ステラたちと戦い段々と変化が見えてくる…。洞察力が高い。
スイコ
「私は…ホントに解放されるの?」
年齢:見た目16歳
身長:161.1㎝
体重:???
『聖水』の別名を持つ。エルフの少女で魔術を扱う。ここから抜け出したいという思いを
ステラたちに向けて言い放つ。
ラディル
「僕がここで全員の命を消す…」
年齢:14歳
身長:162.1㎝
体重:40.1㎏
『疾風』の別名を持つ。エレメンツ一の速度を持つ。主に蹴りを主体とした格闘術を
扱う。礼儀がなっている。
- Re: テイルズオブメロディーア ( No.13 )
- 日時: 2018/02/11 13:44
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
一人で外にいたダルクは剣の柄に手をかけ辺りを睨んだ。
「…ハクアか?いるのは分かってるぞ」
屋根の上に白いマフラーで口元を隠した少年がダルクを見つめていた。
ハクアは屋根から飛び降りる。
「久しぶりだな、だがまだしっかり隠れられていない……何の用だ?」
「呼んでる、あの人が…来ないならみんな射貫く」
ハクアは弓矢に手をかけようとした。
「分かった…アイツらに手を出すな。ハク———がッ!!?」
油断しきっていたダルクの鳩尾にハクアの肘打ちが入りダルクは気を失った。
「リデットから守るため…」
■
「ダルクがいない、だと!?」
全員が驚愕する。
昨晩まで一緒にいたダルクがいない。
「…一旦全員落ち着け」
ダールは一冊の本を取り出し真っ白なページを開いた。
するとそこに一つの情景が浮かんでいた。
「見たことない魔法だな…」
「あまり有名な魔法ではないからな。…おそらく彼は近くのサーカスのテントに
いる。恐らくだがエレメンツとの戦いになるかもしれない、俺はここを離れられない。
助けに行くなら…行ってこい」
ステラとアリア、ルイドは目を合わせ頷き店を出ていった。
■
「ッ!(やっぱり、か…)」
過去よりもハクアの腕は上がり、ダルクはまんまと罠にかかり足元を凍らされ身動きが
とれなかった。
「抵抗しない方が良い。すればするほど全身が凍る…」
「…ずいぶんと腕が良くなったなハクア。だが俺も抵抗せずにはいられないんだよな」
ダルクの足元に黒い炎が燃え上がり氷を溶かしていく。
ハクアは微かに目を見開く。
「ハクア、変われ」
ハクアはすぐ後ろに下がった。
「やっぱり、か…リデット」
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