二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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イナズマイレブン 真円堂守伝説
日時: 2018/04/17 23:09
名前: ジャガーマン (ID: p69nYC8a)

イナズマイレブン 真円堂守伝説


どうも!やってみたいのが増えたので
載せます。
今回はイナズマイレブン! アレスの天秤も始まったことだし 。 円堂守伝説にオリ主を混ぜ、どう変化していくか見てみたい!

必殺技も色々考えます! 原作より若干強いですどのチームも、そして漫画版イナイレをも少し意識します。 歴史はVS帝国学園編
フットボールフロンティア編 エイリア編
世界への挑戦編 たまに ifstory(ってかこの物語自体ifなのだけどね)と進んでいきます。(化身は有りだがまだ化身がわかってない時期なので若干弱体化しているが進むにつれ普通に戻る)



オリ主 の設定

冴島巧真

ポジション MF だがキーパー以外ならどこでも行ける (オールラウンダープレイヤーな万能型)


技は未定。




主人公は円堂守とオリ主こと 冴島巧真の2人で進みます

技とか皆様にも色々考えてくれるとありがたい お願いします。


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Re: イナズマイレブン 真円堂守伝説 ( No.11 )
日時: 2018/05/09 15:10
名前: ジャガーマン (ID: 9AGFDH0G)

お酒さんへ


いなかったと思うのですが・・・
いたとしてもまぁ同姓同名ってことでご了承くださいませ。 そーなったらまぁネタにもなりますし←なりますよね?

Re: イナズマイレブン 真円堂守伝説 ( No.12 )
日時: 2018/09/01 23:13
名前: ジャガーマン (ID: wXGYBxg0)

9話 「vs帝国 ①」

さあ開戦の時だ!


────
巧真side

それぞれが整列しようと集まろうとしている
ついに雷門サッカー部の負けられない戦いが始まる・・・ その前にベンチにスポットを向けていこう

木野に話しかける女生徒がいた。

 

「あのー」

 

「ん?」

 

「ここで一緒に見てても良いですか?私、新聞部の音無春奈です。どうかよろしく!」

 

「取材ね。どうぞ」

 

「やっと11人揃って、試合できるんですね。良かった。それで、勝つ自信ありますか?」


「どうなんですか?木野先輩?」


「あるか無いかって言われたら・・・無い?」
 
「ああっ、やっぱり!?」

「でも、円堂君と冴島君に・・・それに引っ張られる皆を見てると、もしかして・・・って思えてくるの」


「そうですか!かっこいい〜!今のコメント、使わせて貰いますね!!」

 

「ええ!?」


と やかましこと音無が木野に取材してる
あれ 近くにつくしもいるな・・・あれ隣にいるのまさか

「小町じゃん!」

円堂気づくの早いな・・・ そう我が妹 冴島小町だ。

「お兄ちゃん 観に来たよ〜! 守さんも頑張ってねぇ!」

と手を振っている。おい待て妹よ!
いつの間に円堂の下の名前を!
俺まだなのに!

......................................................

三人称

そしてキックオフとなった。
冴島が染岡にボールを渡し 染岡が駆け上がる。 染岡は一旦マックス(松野)にパス
マックスは少林に渡し 再び染岡に渡る。

帝国の佐久間と寺門がスライディングをし止めるにかかるが、染岡はそれをかわす

「すげぇぜ俺 案外やれるもんだな・・・!」

染岡が自身のプレーに手応えを感じた

「染岡! パス!パス!」

風丸が染岡にパスを要求 一気にスピードでかけあげるが 阻まれる。しかし


「俺に任せろ!風丸!」


冴島が風丸にボールを要求してきた。


「まず度肝抜かしてやるよ!」

パスコース確保して 普通にパスしてたんじゃ遅いと踏んだ 冴島は

『光の矢!!』

まるで狩人が弓矢を放つがごとく、蹴り出した。 これは冴島巧真の新必殺技となる

本当なら宍戸に渡し、半田との連携で染岡がシュートをするという算段だったが
裏をかくならこれで行こうと踏んだ

必殺シュート並みの速さと力をもったパス

それを受けるのは・・・


「任せろ!」


GKであるはずの円堂守であった・・・


「!?」


鬼道は度肝をぬかれた ありえないGKである
円堂守がゴールを抜け出し 前線にいることが

それにも理由があった。 光の矢を受けれるプレイヤーが限られているからだ
なら最初の奇襲に使おうとチーム皆で決めていた。

円堂はそれを思いっきり蹴りだし 自分もダッシュ それを両足で力をこめ 一気に放つ
その技の名前は


「ゴットキャノン!!」

未来の円堂カノンの代名詞となる技だった
しかしこれは未完成でまだパワー不足であるが 、


隙をつくり 油断を突いた攻撃に帝国gk 源田は反応出来ず ゴールに突き刺さる


まさかの出来事に皆 反応すらできてない

先制点は普通ならありえない GK円堂守の手によって 入れたものなのだから・・・

続く
......................................................

今回は 氷の矢の主人公バージョン

光の矢をだしました。アレスの天秤では パス技でしたね。 この作品ではロングシュート技ともなりえます シュートチェインのための技ともいえる

アレスの天秤の円堂回みて やはり円堂は凄いと再認識しましたね それをどう攻略するのか楽しみでもあります


光の矢 TP 1 30 2 25 3 15


光のスピードで矢の如く 突き進め!









Re: イナズマイレブン 真円堂守伝説 ( No.13 )
日時: 2018/11/26 22:16
名前: ジャガーマン (ID: XdEokog0)

10話 「VS帝国 ② 太陽と月」

やっちまった感あってどー進むか迷ってます

冴島side


まさかの先制点!! この作戦通じるか不安だったが、円堂め !!思いつきの未完成技にしちゃ パワーあるなあの技!


「やりましたよ! 冴島先輩!!
俺たち先制点ですよ!」

「奇跡でやんす!!! いけるでやんす!」

帝国から貴重の先制点・・・ ああ嬉しいが

「作戦ミスしちまったな」

「どういうことだ 冴島」

風丸が冴島に問う。

「帝国のやつらの目の色が変わった・・・ 」

円堂もそれを理解してたみたいだった

「皆! 俺達ならやれる! 勝つぞ!」

しかし全力でくるなら それを越えていくだけだ

三人称

「鬼道さん まさかの失点ですよ まさかアイツですか」

「いや、あのバンダナでも 冴島でもない」


「もう既に面白い挨拶されて 違うというんですか」

「まだ出てないというだけだ 引きずりおろすとしよう」


鬼道有人は笑っている。 雷門という弱小チームに冴島巧真がいること。 しかし冴島は副キャプテンということが理解できてなかった。 バンダナの少年 円堂守 鬼道有人は円堂守にも興味が湧いた


試合再開

「まずはお返しするとしよう・・・デスゾーン開始」

鬼道がボールを蹴りだし 佐久間 寺門 洞面が
それに合わせ回転しながら紫のオーラを生み出す。そのオーラはつながり 三角形を作りだす

「来たかよ・・・デスゾーン!」

冴島は知っていたみたいだ。

「ゴッドハンドォォォ!」

対抗するは神の手 しかしプロトコルオメガ戦以降パワーが不足でまだ完成の域ではない


「ぐっぐわぁああ!!!」


すぐさま帝国が点を取り返した。
試合は振り出しに戻ったのである

「今の円堂のゴッドハンドじゃデスゾーンは止められないってバレたな・・・ にしてもなんつー技だよ 」

といっても今の段階のゴッドハンドでも充分強力なのだが デスゾーンはさらに超える
ほかの技なら止めれていたのであろう

「さあ フィールドの鬼神 のお手並み拝見だな」


そして前半終了 1ー1 という結果で弱小にしてはやるじゃん!!という雰囲気ではなかった。

失点はしないまでも 運動量に差があった
ラフプレーで体力削られ、それを助けようとサポートしようと更にすり減る。
攻撃に転じようとしても、冴島は鬼道に徹底に動きを封じられる。
円堂も相手のシュートの雨を確実にセーブするが体力をかなり削られ 後半戦一気に失点も充分ありえる。
ツインブーストや百列ショット等は今のゴッドハンドで止められるが後半にデスゾーンクラスの技を出されたら止められないのは明白であった


......................................................
巧真side

っべーわ 相手さん そんなに動いてない
こっち動かされっぱなしでスタミナが心配だ

「どうなってんだあいつら・・・!!誰一人息が乱れてないぜ!?」

 

風丸が驚愕と疑問を口にする。

 

「そりゃそうさ。あいつら、冴島がボール持ってる時しか走ってないからね」

 

マックスが皮肉気に答える。

そして予想だが後半は俺を潰しに来るだろう
そりゃそうだよな 出してないとはいえ必殺シュートを持ってる俺がいるんだから
あいつらの目的はなんとなくだが察せてる
多分・・・ 豪炎寺修也だ・・・

「うっ・・・!」

「宍戸大丈夫か!?」

宍戸が足を怪我してる。あんなラフプレーされたら誰かはそうなる・・・


「くっそ!次こそは止めてみせる!まだ1-1なんだ!この点数ならきっとまだチャンスはある!後半はあいつらを走らせて消耗させるんだ!!」

 

「消耗って、無理でやんすよ。そんなこと出来るの冴島さんだけでやんす。その冴島さんだって完全にマークされて潰しにかかられてるでやんす」


栗松の発言で更に士気が下がる
そりゃそうだ 引き分けが奇跡なくらい
実力差ははっきりしてる。しかしな


「何言ってんだ!!勝利の女神がどっちに微笑むかなんて最後までやってみなきゃ分からないだろ!!」

お前なら、円堂守ならそう言うと信じていた
そうだよなそれでこそ円堂守なんだ
プロトコルオメガ戦を得てハッキリと分かった。 あいつの強さに凄さに無意識に惹かれたということに


「後半は俺にボールを集めてくれ 俺がシュートを決める。」

しかしそれに負けてはいられない
ここで提案が入る。

「僕に任せて貰いませんか!?」

そう。 多摩野五郎という存在に

そして後半が始まる。

......................................................
怪我をした宍戸をOUT
多摩野五郎をin させた


FW
染岡 冴島

MF 半田 吾郎 松野 少林

DF 風丸 壁山 影野 栗松

GK 円堂

となる


「僕らMF陣が必ず前線に繋ぎます」

「染岡と冴島は、ドーンとゴール付近で待ってろ」

「先輩の負担にならないように頑張ります」

「まぁやるしかないよね?」


MF陣 吾郎 半田 少林 松野の順で 俺はFWに専念しろと言われる。


「五郎にだけかっこいいことはさせないでやんす!」

「怖いっすけど 俺もやるっす・・・ 負けないっす!」

「存在感を見せるときだね・・・」


「ボールを取られたら俺達が取り返してやる。 安心しろ冴島」


DF陣も必ず守りきると決意をあらわにする


「悔しいけどよ、勝つにはお前のシュートが必要なんだよ 俺も狙うがお前がいなくちゃ勝てねぇんだよ」


染岡が悔しさを表に出さず、俺を必要としてる。 本当は染岡の役割なのに、辛いはずだ
悔しいはずだ。 でも勝つために、これからも雷門のFWを続けるために 誇りを捨て、
いや、誇りがあるからこそ 頼んでいるんだろう。


「冴島! お前の力見せてやれ! 俺は知ってるぜ!お前のシュートは帝国にも負けないってこと! ゴールは俺が護る! 必ずな!」

ニカっと笑顔で言ってきやがる・・・
信頼と期待を裏切るわけいかないよな


「任せたぜ! お前ら!」


.........................................................................

豪炎寺side


後半が開始した。 FWなのに中盤を広くカバーしてた冴島巧真が前線に専念した。
前半のようにやっていたら 必ず倒れる
鬼道有人にマークされ、他からのラフプレーをされ。 しかし失点が少なかったのは他でもない 冴島巧真のディフェンス力が働いていたからだ。 デスゾーンという強力な刃物をちらすかされていてもだ。

そして、失点はあるにしても 円堂守がいてくれるという安心感が冴島巧真のディフェンス力をさらに引き出してる。
冴島が強豪校に行かなかった理由が知りたかった。 少しわかった気がする。
彼は眩しい光に出会ったんだ。 太陽のように希望を輝かせてくれる光に。

......................................................

円堂side


「くらいなぁ!」


序盤にすぐボールを取られ 相手の攻めが降りそそぐ。

「百列ショット!!」


「熱血パンチ!!」


「ツインブースト!!」


「ゴッドハンドォォオ!」


もう体力が底をつきかけてる。 でも諦める訳にはいかない。 染岡が冴島がきっと決めてくれる。それを信じて。


「ゴールは俺が護る!!」

「鬼道さん 準備出来てますよ」

「あぁデスゾーンクラスの技をもう1つ見せてやろう」


「皇帝ペンギン2号!」



「させるかぁぁぁぁあ!!!」



俺にはこの技しかない。止められる技と言えば。ゴッドハンドしか
しかし気力が限界なのかゴッドハンドは不発に終わった。


「うわぁぁぁぁあ!」


失点をしてしまった。
更に困難は続く。 冴島が機能せず 俺の防御力減少 冴島巧真をFWに専念させる作戦が裏目に出た。追加点を許してしまった。

3ー1となってしまった。


「ハァハァ・・・」


「円堂がもう限界だ。 円堂をカバーするぞ!」


風丸がDF陣を鼓舞する。しかし


「俺達も限界でやんす・・・」


ボールを奪ってもラフプレーで奪われ
必殺技で苦しめられる。 スタミナが限界に来ていた。

「円堂先輩・・・」

......................................................
冴島side


「もう我慢できない! これ以上取られたら戻るぞ」


「待った! ここでお前が下がったら得点力が無くなる!」

「ボール来なかったら意味ないだろ!」

円堂が気力振り絞って護ってるのに俺は何やってるんだ。 しかし俺は戻ろうとした足を止める。


「五郎?」

多摩野五郎だ。あいつがボールを奪い 攻めに転じたのだ。


「悪いがいかせん!」

鬼道が五郎を止めにかかる。

「鬼道さんみたいに! 冴島先輩みたいにはできない。 でも僕は僕のやり方で! 勝つんだぁぁあ!」


その時 多摩野五郎が2人に増えたような錯覚を覚えた。

まるで分身のように。

『鬼道を抜いたぁぁぁぁぁ!』


「まじかよ・・・」
俺でも一苦労なのに 五郎のドリブル力すげぇ

しかしそれでも残酷だ。
帝国DF陣が襲いにかかる。
でも多摩野五郎も諦めない。


「キラースライド!!」


ギリギリでかわす。しかし

「サイクロン !!」


サイクロンの餌食になる。
その前に。

「コロドラシュート!!」


コロドラシュートで俺に繋いだ。しかし


「うわぁぁぁぁあ!!」


必殺技をまともに喰らってしまった。


「五郎ォォォオ!」


「任せましたよ・・・ 冴島先輩」


この託されたボール 俺の伝家の宝刀で 応えよう!


「ライトニングブレイドォォォオ!」




続く


Re: イナズマイレブン 真円堂守伝説 ( No.14 )
日時: 2018/12/09 12:53
名前: ジャガーマン (ID: XdEokog0)

11話 「VS帝国③ 豪炎寺来る!そして決着!」


決着です。 さぁここからですぞ。


......................................................

冴島side


「いっけぇぇぇえ!」

皆が繋いだこのボールに渾身の力で蹴る

「パワーシールドォォォオ!」

帝国のGK 源田の必殺技である。 パワーシールド 、簡単に言うと衝撃波の壁だ。
光を纏った剣がそれを切り裂くかのように
容易く破った。

「よし!!」

決まったチャンスを物にした。
しかしチャンスなんてすぐ砕け散るものでもある。

「させんぞ…冴島。 『スピニングカット!!』」

青い衝撃波で光の剣をシャットアウトしたのだった。


「なに!?」


「甘いぞ、冴島。俺がお前のシュートを警戒しないわけないだろう。」


希望が絶たれた・・・ ライトニングブレイドは俺にとっての大事な技だ。小学時代 鬼道有人に惨敗してから足掻いて足掻いて創り上げた小学時代の努力の結晶だ。だから今の俺の技の練度は1番高い。確かに破られたこともあったが、今回は皆に託されたんだ。
このシュートだけは、決めなきゃならなかった。


「ちっくしょぉぉぉぉぉぉお!!」

俺は叫んだ。 悔しかったんだ。 すまん皆・・・


「冴島が通用しないならこの弱小サッカー部に勝てるのかよ・・・」


「所詮 円堂と冴島で成り立ってたチームだったな・・・」

観客から諦めの声が聴こえる。
しかし・・・


「諦めるなぁァァァァ!」

俺を皆を救ってくれるのは、やはり円堂守だ。


「まだ。俺達の攻めは終わってない! これを取れれば後1点!。 みんなで頑張れば取れるんだよ!! アイツらの攻撃は俺が必ず守るから! 全員で勝とうぜ! みんな!」


「円堂・・・」

円堂の言葉が俺の心に稲妻が走る。
そうだ。ここまで繋げたのもみんながいたからなんだ。 まだチャンスは残ってる

ここで諦めるのはらしくねーよな


「お前ら。力貸してくれ。勝つために」


「あたりまえだろ。」

「身体痛いけど、円堂の言葉を聞いたら立ち上がりたくなるよね。」

「俺も頑張るっす!」


歯を食いしばって 立ち上がる。

その姿を見て鬼道は驚きが隠せない


「みんな!サッカーやろうぜ!!」


『おう!』


......................................................
三人称



豪炎寺修也は驚きを隠せなかった。
円堂守がチームに光を灯したのだ。
まるで太陽のように全てを輝かせて

冴島巧真 小学時代のあだ名がフィールドの鬼神。または夜叉とも言われていた。MFはもちろん FWもDFもひたすら動いて全体をカバーする選手。特に守りから攻めに入る時の容赦のない攻撃が荒々しくも感じた。それで玄人好みな方達から鬼神と称された。

そんな奴が中学で名が上がってこない
俺は不思議だった。 弱小校の副キャプテンで収まる奴ではないと思っていたからだ。

「円堂守か・・・ 」

冴島巧真があそこまで信頼してるとは思わなかった。それだけのものがあいつにあるということか。


「夕香・・・今回だけ俺を許してくれないか・・・」

豪炎寺は決意したのであった。
......................................................


冴島side

「ここで1点差にするにはこれしかねぇ。

松野 半田お前らがキーだ。 いいの頼むぜ」


「任せろ!」


「まぁやるしかないよね」


雷門のコーナーキックで始まる。

松野が蹴りだす。


弧を描くパス。それを受け取ったのは
冴島でも染岡でもない。

半田であった。 しかし密集地着地したら必殺技で潰される。 シュートをうっても
確実に止められる。だからこそ半田に任せた


「ローリングキック!!」

半田真一の必殺技 ローリングキックで 誰もいない所に蹴った。


「何をしているんだ?」

「ビビったのか。」

そんなわけないだろ。 真正面からじゃ無理なら死角からのシュートを撃つためだっつーの!


「冴島だ!」

ずっと考えてた。ライトニングブレイドとマッハブーストの応用技を。
脚に力を込めてボールに向かって一気にダッシュ。 ボールを少し上に蹴りあげダッシュの力をも利用してオーバーヘッドキック

その名を 『スパーキングスピア』


稲妻の刃かと思いきや次は閃光の槍と名付けた。 一直線に鋭い輝きをともした槍はゴールに突き刺す
つまり、1点差となったんだ。

「よっしゃぁぁぁぁぁぁあ!!!」


俺の声が響きわたった

「帝国相手に1点差だ!」

「すっげぇよ!今の技 !!」

「弱小なのによくやるな!」

しかしここでもう1点取らなければならない。 そして奴らの攻め。ここは守りきらねばならない


試合再開。 やはりみんな限界だったんだ

「ツインブーストォォオ!」

「守りきれ! 失点許すなぁ!」

盾となって 威力を削ぐ。

「熱血パンチ!」

ギリギリ弾く。しかし直ぐにボールを奪われる。

「百列ショットォォォオ!」


「させねぇよ!」

「負けないっス!!」

「頑張るでやんす!」

俺・壁山・栗松でまたもや 盾となり 威力を削ぐ。

「ぐっぐわぁぁぁあ!」


「熱血パンチ!」

仲間が威力を削いでくれたシュートをギリギリ弾く。
円堂も円堂でゴッドハンドが残り数発しか発動できないことをわかっていた。 前半からかなりのシュートをうたれ 。もう体力の限界なんだ。 倒れて立てなくなってもおかしくない

それでも円堂は立ち上がる。 何度も何度でも


「負けねぇぞ・・・!」


しかし、必殺シュートを何人がかりで止めているということは削ぐ役は体を張ってるわけだ。

俺ですら限界に近い 前半の無理がたたったのだ。


それでも立ち上がる。 何度も何度も何度でも!

「これで終わりだぁ!」


「デスゾーン!」


円堂のゴッドハンドでも止められない
こんな時にこんな技出すのかよ!

「僕だって僕だってぇぇえ!」


五郎がデスゾーンに飛び込んだ。

「五郎!」

五郎お前ってやつは・・・!
そのおかげかデスゾーンを微かに弱らせた。

「止めろ!円堂!」


「五郎が みんなが身体をはってんだ。俺が負けてたまるかぁぁぁぁあ!」

すると円堂はゴッドハンドのためたエネルギーを放出せず、そのまま手にとどめてキャッチに使う。


『エナジー・ザ・キャッチ!』


ギリギリだが止めれた。 しかし円堂も俺も皆も、もう体力の限界。

「五郎・・・?」

五郎はデスゾーンをもろに喰らって立てなくなっていた。


「五郎!!!」

まじかよ。 今交替メンバーは目金しかいねぇ・・・。あいつもビビっちまってる。ここで出すのは酷ってもんだ。

「10人で戦うしかねぇか・・・ん?」


あいつはまさか・・・!

.........................................................................

三人称

「おい、 ユニフォーム貸してくれないか。」


そう言ってベンチに現れたのは。
伝説のストライカーと言われた。豪炎寺修也だった。


円堂も冴島も驚きを隠せない。 ボロボロな身体で豪炎寺に詰寄る。


「豪炎寺・・・!」



すると冴島が、

「目金、そのユニフォーム貸してやれ。 つーかビビりながらもよく逃げなかったな・・・そんなお前の力がいつか必要な時が来る。今は豪炎寺に託せ。 」


「わかりました・・・豪炎寺君。 任せましたよ」


「今回だけだ。」


今ここに、豪炎寺修也がフィールドに立つ!

ちなみにだが、冬海先生に止められそうになったが、鬼道有人が了承してくれた。


.........................................................................

鬼道side

正直予想外なことだらけだ。
豪炎寺のデータをとりにきただけだが
冴島巧真のデータも、そして円堂守というやつのデータも取れるとはな。

ここからだな。みせてもらうぞ、豪炎寺。

......................................................
円堂side
多摩野五郎out

豪炎寺修也 in

MFは、冴島に任せ、 豪炎寺はFWにした。
シュートを止めた後に五郎が倒れ込んだので
ボールを外に出したから帝国ボールだ。


またもや、デスゾーンの体制だ。


「よし!」

豪炎寺は、デスゾーンを撃つと同時に前線へ走り出す。 あいつは信じているんだ、俺がこのシュートを止めることを、それを冴島からパスを貰うことを・・・


そうだ。プロトコルオメガと戦った時はもっと力を込めたはずだ。 あの時の感覚を思い出せ。

豪炎寺につなげるために!


『ゴッドハンドォォォオ!』


ド迫力の神の手が 今度こそデスゾーンを止めきった。


「よし! 冴島任せたぜ!」


「おうよ! 豪炎寺受け取りやがれ!!」


『光の矢!!』


鋭い光の矢が豪炎寺の元に届く。


冴島も俺も驚いた。その技は


「ファイアートルネード!!」


それはあの時見た技の原点だったのだから・・・

Re: イナズマイレブン 真円堂守伝説 ( No.15 )
日時: 2018/12/09 19:08
名前: ジャガーマン (ID: XdEokog0)

12話 「染岡の挑戦! 豪炎寺を超えろ!」

アレスもオリオンも私は好きです。だからオリオンの刻印は熱い展開希望しますよ。
イナイレは熱い展開あってイナイレだと思いますし。
色々批判多いですが自分はちゃんと終わりを見届けようと思います。だってイナイレ好きだから。

......................................................

三人称

帝国戦が終えた。 結果は引き分けであった
最後の豪炎寺のシュートで幕を閉じた。
雷門イレブンは驚きを隠せなかった
冴島以上の単体シュート、絶対決めてくれる
自信に満ち溢れてるオーラに
円堂と冴島は別のことで驚いていたみたいだが・・・

帝国が去ろうとした時に冴島巧真が鬼道につめよる


「おい、鬼道。」


「なんだ、冴島。」


「お前ら、手を抜いてただろ? 普段のおまえらなら、俺らはもっと大差で負けたはずだ。こんなラフプレーがお前らのプレーとは俺は思えない
こんなの引き分けた感じもしねぇよ。」


「そうか。ならどうする」


「フットボールフロンティア予選だ、今度はちゃんとした形で帝国を倒す。」


「ふっ・・・フィールドの鬼神の宣戦布告とやらか」


「まぁそういう事だ、 俺はこのチームで勝ち上がる、腕上げておけよ?。」


「それはこちらのセリフだ。 冴島。」


2人のライバルは、小学時代を思い出していた。 結果は冴島巧真の全敗という形だったが・・・ 鬼道にとっても冴島巧真という存在が
段々追いついてくると感じていたのだ
だからさらに腕を上げ、冴島巧真の壁となっている。 今は手を抜いたとはいえ、引き分けにまで持ち込ませた。冴島との再戦が待ち遠しくもなる。

そして、冴島巧真以上に気になったのは
円堂守だ。彼のプレーに安定感がましたと感じた。 それは円堂守というGKのおかげだろう。 そして1度は決めたデスゾーンも
完全に止め切ったのだ。

「円堂守、面白いやつだ。」


........................................................................

冴島side


豪炎寺は今回きりだといって、上半身裸で去っていた。 ちゃんと服着ろよな。 まぁ、どこかで着替え直すんだろうけど。
五郎も目を覚ましたみたいだ 。 大事がなくてよかった。 手を抜かれたとはいえ負けてはいない。 だから廃部にはならない
この結果はよしとしよう。


「円堂。 ここからだな」


「あぁ! 皆ここから始まるんだ! この引き分けが俺達のSTARTだ!」

ここから始まるんだ。俺たちのサッカーが・・・!

......................................................

帝国戦後 翌日

俺達は部室でミーティングをしていた。
円堂がノートを机に置き

「帝国戦で俺たちの問題点が分かった。それで・・・」

「問題点も何も、まず体力無さすぎ。円堂と冴島だけじゃん。最後まで立てていたの。」

『・・・・・・・・・』
松野がそういうと 皆 黙る。

まぁ、円堂が1番凄いだろうな。あんな猛攻凌ぎつつ、俺たちに喝を入れてたんだからな。


「円堂・・・話を続けてくれ・・・」

風丸がすぐに話を戻す。 流石ですよ風丸くん

円堂が書き出したのFWのワントップ型のフォーメーションだった。



「ええー…。僕FWじゃないの?」

 

 そのフォーメーションに目金が不満を漏らす。

「お前、ビビってたのによく言うよ・・・ まぁ逃げなかっただけマシだがな。」

「戦略的小心者といってください…」

「それ、自分で自分傷つけてるぞ。それ・・・」

そんな会話に皆は苦笑いしている。

「キャプテン。冴島先輩。こないだの、豪炎寺さんは来てくれないんですか?」

宍戸がそう言うと、染岡が早く反応してた。
まぁほっておいておこう。


「そうだよね。実際昨日の帝国戦だって、取れたのは豪炎寺くんと冴島くんと円堂くんの3点だけだったんだから」

まぁ円堂のは完全な奇襲だけどな。

 「今の俺達じゃ、あんな風にはなれないっス」



「それにしても、冴島先輩も凄いシュート持ってるじゃないですか!」

おいおい・・・染岡さんがキレそうになってる時に火に油を注ぐ真似はよせ。
俺まで巻き添いくらうんだからねぇ!
それでも、ライトニングブレイドにスパーキングスピアと戦略の幅ができたもんだ。
スパーキングスピアに関してはロングシュートも狙えるしな。光の矢も良いパス技になりそうだし。

「まぁな、小学の時から全国でやってたし。」

すると染岡が


「あんなのは邪道だ・・・! 俺が本当のサッカーを見せてやる!」

皆、驚きを隠せないのであった。
だが嫌いではない。俺はむしろ好きだ。

「豪炎寺はやらないんだろ!?」

「それは、分からないけど・・・」

「円堂までアイツを頼りすぎだ。」

「そんなことは!!」

「俺たちでも出来るさ! もっと俺たちを信じろよ!」

言うねぇ・・・染岡。

「まぁ染岡の言う通りだな。豪炎寺にすがってるんじゃこの先勝てやしないのは明白だ。 帝国戦で皆で戦う大事さわかったはずだろ? そのおかげでそれ以上の失点防げたわけだしな。」

まぁ染岡熱すぎな所もあるがな、やる気になってくれるのはありがたい。
染岡は俺も認めるFWだからな。

 
すると木野が部室に入ってくる。
お客様を連れて・・・ まさかの雷門夏未だったとは・・・ 練習試合決めてくれたみたい。
さすが雷門夏未だな。 これに勝てばフットボールフロンティア予選に参加してくれるみたいだ。

そして、 もう1つ朗報があった。


「新マネージャーの 大谷つくしちゃん」

「皆さん。 よろしくお願いします!」

「よろしくな! 大谷!」

俺の幼なじみである、大谷つくしである
マネージャーになってくれるのねん。

......................................................

円堂side

「スパーキングスピアァァァァ!」

「ゴッドハンドォォォオ!」

スパーキングスピアをゴッドハンドでしっかりキャッチ。

「くっー! やっぱ円堂はすげぇな。さすが帝国のデスゾーン止めただけあるわ。」

力の感覚がやっとわかってきたのを感じたからかゴッドハンドのパワー不足が解消されたんだ。

そして周りを見渡すと、染岡のラフプレーが
やたら目立ったのであった。

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三人称


「先輩知らないんですか・・・ 尾刈斗中って色々怖い噂があるところですよ・・・」

「怖い噂?」


音無春奈が雷門サッカー部のファンになったみたく、練習を見に来たみたいで
次の練習試合がある、尾刈斗中と木野秋が答えたら、そう言った。

「怖い噂ねぇ・・・」


音無春奈から聞いた話をまとめると
尾刈斗中と戦った相手は三日後に高熱を出すとか、尾刈斗中が負けそうになるとすごい風がふきだして結局中止になるとか。
尾刈斗中のゴールにシュートを入れようとすると足が動かなくなるとか、

前2つは流石にあれだが 最後の足が動かなくなるという言葉が引っかかった。
まぁ、点なら俺だって取れるからそうなる前に片付けるだけだが。

「あの・・・やっぱり豪炎寺さん」


栗松と少林がそう言うが

「なんだお前ら!」

染岡が一蹴する。 まぁそれは冴島巧真は同感なのである。

「豪炎寺なんかに頼らなくても俺が決めてやる。FWならここにいる!」

「おお! その勢いだ。 なんか豪炎寺豪炎寺ってそりゃ染岡も怒るって」

「まぁ元からいるメンバーで頑張るのもいいと思うけどね」

「そうだな。」


半田・松野・円堂の順で元からいる自分らでだっていけると同感する

「でも、キャプテン あの時豪炎寺さんが来てくれなかったら俺達廃部だったんですよ。 今回だって」

1年生は豪炎寺が必要と反論する。

「皆、人に頼ってたら強くなんかなれないぞ? 」

「まぁそういうこったな。」


「さぁ練習だ!」

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冴島side
夕方 河川敷。


「五郎? どうしたの?」


「あの、冴島先輩。 僕に稽古つけてくれませんか?」

五郎が俺相手に練習したいと言い出した。

「まさか、鬼道を抜いたあのドリブルか?」

「はい! 」

鬼道を五郎がドリブルで抜いた時に五郎が2人に見えた。 あのすごいドリブルが完成したら戦力になるわな。

「よし。かかってこい! 」

「はい!」


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円堂side

俺は鉄塔広場でタイヤ特訓中!
ふと思い出すのは1年前の出来事である。
俺にはゴッドハンド以上の奥の手がある。
化身・・・ あれの出し方がイマイチ分からない。 まだ実力が足りないんだろうと思う。
でもあれをいつか会得したい。

だから今はひたすら特訓だ!

「円堂」

「先輩!」

冴島と五郎が鉄塔に来た。

「おお!お前らか! 」


「おい。円堂よそ見するな、タイヤが」


「え?・・・ゴフゥッ!」

「先輩ィィィ!」

「大丈夫か・・・円堂」


風丸もきていたみたいだ・・・星が見えたスター・・・


「練習変えたのか。」

「あぁ次の段階さ!」

「僕も負けてられませんね!」

「円堂らしいわな。」



風丸から水をもらう。 そして風丸が染岡のことをいう。

「染岡は焦ってるんだろうな。」

「うん。 あいつがあんなこと言い出すなんて思ってなかった。」

「1年の皆が豪炎寺を頼ろうとするのもわかるよ。あんな凄いの見せたら俺だって負けられないと思う。」

「でも、アイツだけで引き分けに持ち込んだわけじゃない。」

冴島が、そう呟く。

「俺や円堂、皆が諦めなかったから引き分けに行けたんだ。 誰かが来たからとかこの人のおかげとかは正直ねーよ。まぁアイツらが豪炎寺に頼る理由もわかるから強くは言えねぇが。」

「だからもっと頑張って力をつけなきゃってな」

風丸や冴島の言葉を聞いて俺は、

「皆、冴島や風丸みたいに思ってくれたらいいんだけどな。」

「それは、キャプテンしだいなんじゃねぇの?」

「そこを導くのが円堂の役割なんじゃないか。」

そう言われると思った。

「そうだな。 皆今は豪炎寺がいれば簡単に勝てると思いすぎてる。 サッカーは11人でやるということ忘れてるんだ。」

風丸も、五郎も、そして冴島も黙って聞いている

「俺、豪炎寺のことはもう無理に誘おうとは思ってないんだ。 今の俺たちで強くなれたらいいなって思うんだ。」


「そうだな」


と笑顔で呟いた冴島が

「じゃあ強くなろうぜ。俺たち全員で」


そう決心したのであった。

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オリ技紹介

【スパーキングスピア】
シュート
属性・山
使用者 冴島巧真
TP ゲーム1・45 ゲーム2・ 40 ゲーム3・ 35
威力:ライトニングブレイドの1・2倍

冴島巧真の新必殺技。 マッハブーストのダッシュ力とライトニングブレイドの力を複合させた。 モーションはマッハウィンドのように走り抜き、その勢いでバイシクルソードを放つみたいな技。ロングシュート・シュートチェインとしても使用可能

ゲーム風説明文
情熱をスパーキングさせてうて!
渾身のオーバーヘッドキック!

【エナジー・ザ・キャッチ】
キャッチ技
属性・山
使用者 円堂守
TP ゲーム1・30 ゲーム2・ 25 ゲーム3・ 18
威力:ゴッドハンドよりやや弱め。

円堂がゴッドハンドを練習してる時に思いついたオリジナル必殺技。 わざとエネルギーを放出せず 手に力を込めてそのままキャッチにつかう技。しかしちゃんとエネルギーが溜まったゴッドハンドよりはやはりやや弱い。シュート技の衝撃が素でくるのでかなり根性がいる技。 円堂だからこそできる技のである。

ゲーム風説明文
へそと尻にに力を入れれば取れない球はない! いくぞ!根性のキャッチ技!












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