二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

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Re: ナンバーズ8 ( No.58 )
日時: 2020/04/17 23:06
名前: いくちゃん (ID: CA3ig4y.)

56話・零の学校生活
八期・零「行ってきます!」

八姫「あっ、待ってよ!」

理珠「私も!」

グレーテル「俺らも忘れるな!」

道中
歩「おはよう八期!」

芹「おはよう八姫!」

八期・八姫「おはよう!」

葉月「みんなおはよう!あれ?その子は?」

希「八君おはよう!あっ、零ちゃん久しぶり!いつ帰ってきたの?」

八期「希お姉ちゃんおはよう!」

零「希さん、お久しぶりです、
初めまして、岡田零です!え〜と、理事長の姪です!」

芹「私、草芹!」

葉月「私松下葉月!」

歩「私は佐藤歩!あっ、私は男の娘だよ!」

零「へえ、そうなんだ」

町子「あっ、八君!希先輩!」

希「あっ、町子ちゃん!おはよう!」

青奈「おはよう八期君!」

八期「あっ、おはようございます青奈さん!」

子「おはよう!」

八期「おはようございます子さん!」

妬みの視線

4ーB教室
先生「ええ、今日からこのクラスに新しいお友達、転校生が来ました!どうぞ入って!」

零「初めまして、岡田零です!基本はこのクラスの生徒ですが、私は飛び級生で、算数の時間の時のみ、1年生に授業を教えに行きます!ちょっと変わっていますが、どうかご理解頂ければと思っています!よろしくお願いします!」

パチパチパチパチ!

先生「席は松本の隣だな!」

零「八君!よろしく!」

八期「もちろん!」

休み時間
男子A「おい、松本!お前女子に囲まれてニヤニヤしてんじゃねえぞ!生意気な!」

男子B「そうだ!そうだ!どうせ、お前なんかそのうち相手にしてくれないよ!」

零「ちょっと、何やってるの!」

男子A「逃げろ!」

零「八君?大丈夫?」

八期「うん、大丈夫」

帰宅後
零(うーん、グレーテルからは、話は聞いてたけど、八君いじめられ過ぎ!むしろよく我慢してるよね、普通の子なら引きこもりか自殺なのに・・・、まずは様子を見て対策を考えて行こうか!)

ここから零のいじめ対策が始まるが、これが物凄い波乱をもたらすとは、この時誰も思っていなかった。

Re: ナンバーズ8 ( No.59 )
日時: 2020/04/18 11:01
名前: いくちゃん (ID: BRPsD/Gq)

57話・岡田姉妹の秘密の密会
トントントン

理「はい、どうぞ!」

?「失礼します」

理「あら、あなた!」

?「久しぶり、お姉ちゃん!」

理「また、私に子供を押し付けて・・・」

妹「それは本当にごめん!」

理「で、今日は何しに来たのかしら?」

妹「実はあるおねがいに来たの!」

理「お願い?」

妹「私をこの学校の教師にしてほしいの!」

理「そんなことだろうと薄々感じていたわ!さしずめ、子供達を近くで見ていたいという理由なんだろうけど・・・」

妹「やっぱり、分かっちゃう・・・」

理「あんな手紙が来たら、こうなるんだと思ってたわ!で、断るって言ってたらどうするの?」

妹「お姉ちゃんなら、断らないと思って来たの!」

理「なるほど、でも教員免許は?」

妹「はい、ここに!担当は算数・数学!」

理「本当に親子ね!あなたの娘も同じ担当よ!」

妹「それは凄い!」

理「言っとくけど、いまあの子達はあなたより上の立場よ!素性を隠したいなら、基本あの子達の言うことを聞くのよ!」

妹「分かったわ!」

そして翌年度の着任式
理「本校に新しく着任することになった先生方のご紹介です!
岡田愛美先生
岡田友子先生
岡田栞先生
岡田尚先生
岡田志穂先生
岡田萌先生
小田萌先生
星田香(かおり)先生
岡田香(かおる)先生
星田かおる先生
小田栞先生
以上11名の新しい先生方が着任することになりました。」

パチパチパチパチ!

鶴達はこの時知らなかった、この中に自分達の実の母親がいるとは・・・!

そして彼女達がそれを知るのはまだ当分先の話である。

Re: ナンバーズ8 ( No.60 )
日時: 2020/04/21 19:33
名前: いくちゃん (ID: CA3ig4y.)

58話・零の新校則
芹「おはよう、みんな!」

葉月「何やってるの?」

茨「あっ、生徒会長!いえ、芹姫!」

七美「校長先生が新しい校則を掲示したの!」

芹「それが?」

七美「その内容が酷すぎて、みんな発狂よ!」

芹「ちょっと、ごめんね!フムフム、ええ!」

葉月「いじめを起こした者は少年院行き?」

芹「しかも、強制転校!」

理珠「他にはドッヂボールと鬼ごっこの禁止もあります!」

葉月「こっちには冗談、ふざけ、ドッキリ、アダ名禁止だって・・・」

歩「滅茶苦茶だよ!」

校長室
理「零!これはとういうこと?」

零「なんですか?理さん?文句でもありますか?」

理「大有りよ!いじめ1つで少年院行きなんて・・・、しかもドッヂボールと鬼ごっこを禁止とはどういうことですか?」

零「いじめになるからよ!あっ、サッカーの鳥かごも禁止にするの忘れてた!ってボールは蹴っちゃダメって校則あるからいっか!」

理「今すぐ撤回しなさい!」

零「嫌です!どんな理由があろうと、いじめはいじめたほうが、100%悪い!理さんはいじめられてる子の気持ちを考えたことありますか?」

理「だからといって、せめて一言くらい報告しなさいよ!」

零「深刻な問題だから、こうするしかなかったの!」

理「今生徒達は混乱してます!今すぐに撤回を!でないとあなたの校長の権利を剥奪しますよ!」

零「良いですよ!その代わり私の校長の権利を剥奪した瞬間、私がこれまで集めたいじめの数々をネットにあげます!そうなると困るのは理さん!あなたですよ!その時私はただの生徒ですからね!私の校則を変えたいのであれば、理さん!あなたが私以上の良いいじめ対策を考え下さい!それがなければ私は撤回しません!」

理「うーん・・・」

理事長室
鶴「どうでした?理さん?」

理「八方塞がり、あの子ちゃんと考えてるわ!流石IQ200!」

一「でも、これは流石にやり過ぎよ!」

二「そうか?俺は零ちゃんの意見に賛成だな!」

飛巫「なんでよ!」

早「そりゃ、二はいじめられてた人だもんね!」

一「ああ・・・」

二「零ちゃんはちゃんと考えてるよ!弱いものの味方だ!いじめられてる方が環境を変えるのではなく、学校自体を変えようとしてる!それにいじめの首謀者を別の学校に追い出した後のことも考えてるよ」

和「でも、少年院はやり過ぎじゃ?」

二「いじめは過剰になれば、暴行罪や傷害罪!零ちゃんはそれを言いたいんだろ!最もだと俺は思うよ!」

如月「でも、ドッヂボールと鬼ごっこの禁止は・・・」

鶴「それはいじめになるからって・・・」

瑞穂「でも、逆に何くそ!と反発精神を持たすためにも必要じゃないですか?」

鶴「それはそうなんだけど、新しいルールを零から預かったわ!どうやら授業では行っていいらしいわ」

一「ええっと、ドッヂボールの新ルール
・同じ人がボールを2回連続で投げない
 ※ダイレクトに取ったボールや内又は外の人数が2人以下の時は除く
・中外合わせて、同じ人を3回連続で狙わない!
→なおこの時にダイレクトにキャッチしても、投げてない人にボールを渡す。
※残りが2人以下の時は除く

・同じチームの人の体を押さえて盾にした時、その人が当たれば、盾にした人物がアウト!

・極力全員にボールが回るようにする。

※なおルールは増える可能性もあるため、随時報告する。

だって!」

二「俺は納得だ!俺もこれは何度も経験ある!」

赤穂「鬼ごっこは増え鬼しか認めず、最初の鬼は先生だって!しかも捕まえるのは毎回ランダムで1度選んだ子は、全員コンプリートするまで、選べないんだって・・・」

二「鬼ごっこにも、色々あるよな!足の遅い子がずっと鬼をやらされたり、かといって、タッチしたのにバリアとかいって、鬼を変えさせてくれなかったり・・・、場所の指定がなく、間違った場所に入ったら、勝手に鬼されるか、忘れられるかのどっちかだな!特に女子とやったら、トイレに籠城だよ!」

一「それ、全部やられた?」

二「だから、こうやって訴えてるんだよ!」

理「じゃあ、このままこの校則で行くの?」

二「良いんじゃないですか?」

一「待って!安易に考えるのはダメよ!もしはっきりしないものでいじめって言われたら、関係もないのに少年院行きの可能性も・・・」

鶴「そうね!」

滋「それにドッキリと冗談についても!」

日「それは書いてあるわよ!
  ドッキリは、ターゲットも喜ぶものならよし、冗談は殺伐したもの、性的なからかい、そもそも関係のないことは禁止!」

一「具体的にはどういうことかしら?」

二「それは、誰かが自殺したとか死を表すものとか傷関係じゃないの?」

日「そう、考えたほうがいいわよね!」

二「大方、これは八期を助けるためだろうなぁ・・・」

一「ああ、あの子毎日のように大変なことになってるもんね!」

瑞穂「それで、よく引きこもりや自殺になりませんね?」

二「まあ、それはあいつの性格だ!」

日「どういうこと?」

二「あいつは真面目で小心者!って言うか俺と同じで病気以外で休むなんてやってはダメ!って思い、風邪を引いてるなんて信じもしない!」

早「確かに二だ!」

二「あと、あいつは自殺しないんじゃなくて、自殺できないんだ!っていうかそんな勇気すらないよ!
あったらとっくにやってるって!」

一「じゃあ零ちゃんがこんな校則作ったのは八期を助けるためなのね!」

二「恐らく十中八九、いや九分九厘そうだ!」

鶴「でも、何も抑え込めてないよ!どうするの?」

一「理さん!私に考えがあります!このままでは彼女が暴走するため、校則は変えれませんが、彼女を止めることはなんとか出来ます!」

理「どういうことかしら?」

放課後
校長室
トントントン

零「はい!」

理「失礼します」

零「私も納得できるいじめ対策は出来ましたか?」

理「それはまだね、ねえ零?」

零「何ですか?」

理「あなたはいじめはいじめたほうが悪いって思ってる?」

零「当然ですよ!よってたかって1人を集中的にいじめるなんて言語道断です!」

理「じゃあ、なぜいじめられるか?って考えたことある?」

零「えっ、そ、それはないですね・・・、でもだからっていじめる理由なんてないでしょ!」

理「確かに、いじめる理由が理不尽なものもあるかもしれない、でも中にはいじめられてる人にも原因があるかもしれない!」

零「そんなことありませんよ!」

理「じゃあ、1回、あなたが守りたい人のことを1回観察してみてら?きっと分かると思うわ!」

それから1ヶ月零は八期のことを観察してみることにした。

1ヶ月後
理事長室
トントントン

理「どうぞ!」

零「理さん!ごめんなさい!」

理「私に謝ると言うことは、いじめられる方にも理由があると分かったみたいね!」

零「はい、私が助けたいと思っている人には無意識に人に迷惑をかけていることがありました、なのでお願いもあります!」

理「何ですか?」

零「カウンセラーの方を雇って下さい!
いじめる人は何故その人をいじめるのか、どんな理由なのかを知ってから少年院行きを判断したいと思っています!いじめる側、いじめられる側両方が助かる案はこれしか思いつきません!」

理「分かりました!確かにカウンセラーは必要ね!あなたはこれからは?」

零「私はしばらく彼を観察し、そして注意し、彼が上手く学校生活を過ごせるようにサポートしていきます!」

理「頑張りなさい!」

零「はい!」

新校則
1・少年院行きの対象
・容姿やプライバシーなどをからかう
・相手への一方的な嫉妬または嫌がらせ
・人の失敗を何度もネタにする
・一方的に入れて、失敗したら一方的に怒る
・人の注意を複数人で揉み消そうとする

※増える可能性あり

2・アダ名について
基本名前をもじるもの
→言われた本人がOKしない限り呼ばない

Re: ナンバーズ8 ( No.61 )
日時: 2020/04/18 16:18
名前: いくちゃん (ID: CA3ig4y.)

59話・最悪な林間学校・・・①
前日
八期「いよいよ、明日から林間学校だね、零ちゃん!」

零「うん、みんなで旅行楽しみだな!」

楓花「ハイハイ、浮かれてないで荷物のチェックよ!」

行くメンバー「はーい!」

当日
芹「皆さん、おはようございます!今日から林間学校ですが怪我もなく、元気に帰って来れるようにしましょう!それでは出発!」

バスに乗って目的の滋賀県近江八幡の下宿に到着した。

香「はーい、みんな!これからクラスで船作りをし、その組み立てた船で競争します!1番早く着いたクラスには良いことが待ってるかも?」

クラスで組み立て中

香「誰か?旗に絵を書いてくれる人はいるか?」

八期「ハイハイ!僕がやります!」

香「おお、じゃあ八期君頼むね!」

ところが
男子「お前何書いてんだよ!」

八期「良いじゃん!これしか書けなかったんだから!」

女子「だからって、汽車はないでしょ!」

八期「こういうのしか書けないし!」

男子「じゃあ、なんで書いた?」

八期「なんの役にも立たなかったから・・・」

香「別に旗の絵は書いた人の自由だ!とにかく船を出して競争するから、前決めた船の班に全員分かれて!」

全員「はーい!」

理珠「先生、まだ決まってないものがあります!2回乗る人を決めてません!」

香「あっ、そうだった!候補は誰?じゃんけんで決めるから!」

じゃんけんぽん!

八期「やったー!僕2回乗れる!」

教頭「よーい、ドン!」

1レース目が終わり・・・

香「2レース目の班に乗り変わって!」

全員「はーい!」

香「あっ、八期君!あなたは降りなさい、インストラクターさん!あの子を下ろして下さい!」

八期「おい!離せよ!僕は2回乗れるんだから!離せ!」

インストラクター「君はさっき乗ったじゃないか!」

八期「違う、2回乗れるんだ!」

下ろされて

八期「何するんだよ!勝手に始めるな!まだ乗ってない!乗せろ!」

香「君はさっき乗ったでしょう!」

八期「僕は元々あっちの班だ!」

香「1回乗ったんだから我慢しなさい!みんな公平よ!」

八期「意味わかんない!」

結果はBクラスが最下位

教頭「というわけで、皆さん船はどうでしたか?」

生徒達「楽しかった!(面白かった!)」

零(あれ八君は?いない!)

Re: ナンバーズ8 ( No.62 )
日時: 2020/04/18 17:19
名前: いくちゃん (ID: BRPsD/Gq)

60話・最悪な林間学校・・・②
零(あれ、八君がいない!どこへ行ったのかしら?よし!)←隙を見て探しに行く零

零「八君!どこ?」

一方
香「あれ?」

栞「どうかされました、星田先生?」

香「うちのクラス人数が足りない気が・・・」

理珠「どうかされました先生?」

香「桜咲さん!たしかあなたはアンドロイドね?ねえ、誰か足りない気がするけど・・・」

理珠「八期と零ですね」

香「八期と零・・・、えー!」

その頃
零(あっ、今思えば私無断で来ちゃった!ま、いっか!八君は確実に罰が与えられるなら、私も一緒の方が良いだろうし!それに恐らく船のことね!八君の性格から考えて・・・)

一方
香「八期君!零!どこへ行ったの?」

栞「まさか、生徒が2人も居なくなるなんて!」

香(恐らく零は八期君を探しに行ったんだわ!そしてあとになって無断で来たことに気づいたけど、八期の性格を考え探す方を優先したってところね!)

一方
零「あっ、いた!八君!」

八期「零ちゃん・・・」

零「コンナトコロデ何やってるの?」

八期「別に、何でも!」

零「何か不満だったの?教えて!」

八期「本当は僕船に2回乗れるはずだったのに、強制的に下ろされた!」

零「そうだったんだ」

八期「そもそも僕は後半組だったんだ!」

零「うん、それは私も覚えてる!私もあれ八君は違うの?って思ったから・・・」

八期「なのに、強制的に下ろされた文句言っても、やり直しさせてくれない!」

零「八君、帰ろう!」

八期「やだ!ひどい人の場所に戻りたくない!」

零「ここにいても、何の意味もないって、八君も分かってるでしょ!大丈夫!先生の罰則は私がなんとかするから!」

八期「本当に?」

零「うん、だって私校長先生だから!あっ!」

八期「そうなの?」

零「あくまで肩書きだけ!この事は誰にも言わないで!」

八期「分かった!」

零「とにかく、私が悪いようにはしないから!一緒に帰ろう!」

香「見つけた!お前ら何やってるんだ!」

零「その言葉、そっくりそのまま返します!何してくれてんですか?」

旅館に戻り・・・
香「全く、無断で勝手にどっかに行って!心配したんだぞ!」

八期「・・・」

香「何だ!その態度は!」

零「そもそも、これは香先生が八君が2回乗れるのが決まったのにも関わらず強制的に下ろしたのが原因です!」

香「あれは、確かに決まったよ!でも参加できなかった生徒が1人居たから、その子とじゃんけんする前にレースが始まったから、その子が乗れない可能性があったから、入れ替えにしようってことになって・・・」

八期「知らない、知らない!」

零「これは事前に決めなかった先生も悪いです!まあ、私達も無断で勝手にどっかに行ったのも事実、なので罰は受けます!」

八期「ええ!」

零「その代わり先生も同じ罰を受けてください、見張りの一貫として・・・」

香「それくらいなら・・・」

零「八君はどう?」

八期「・・・」ムス

零「じゃあ、ジュース一本奢りで!」

八期「それなら!」

香「なんでだ?」

零「自分が撒いた種なんですから、それにジュース一本なんて、安いものですよ!」

というわけで・・・
香「ここのお風呂場の掃除!私は脱衣場を掃除するから!綺麗にするように!」

八期「どれくらいですか?」

香「とにかくみんなが綺麗って思うくらいだ!」

八期「それだと、一生できません!」

香「何でよ!」

零「先生、従業員さんを呼んで来てください!」

香「自分で呼んで来なさいよ!」

しばらくして・・・
従業員「そこは、それくらいでいいでしょう、そんなにしなくていいわよ!」

零「八君それくらいだって!」

八期「でもまだ汚いよ!」

従業員「その汚れは前からちっとも落ちないの!だからそれでいいのよ!それにしてもここまで綺麗にしてくださってありがとうございます!なんなら1番風呂でもどうぞ!」

零「いいんですか?」

従業員「はい、掃除のご褒美です」

零「やったー、八君一緒に入ろう!」

八期「ええ?」

がらがら・・・

香「普通逆でしょ!」

プカーン・・・

零「いい湯だね」

八期「うん・・・、家より断然広いよね!」

零「ああ、思い足すな、お姉ちゃんと初めて行ったお風呂のこと!」

八期「東京の?」

零「うん!ねえ次サウナ行こう!」

八期「うん!」

香「2人共、そろそろみんなが入って来るわよ!(全く、水着は着ているけど・・・、普通一緒に入るかな?まあ、ここだけの掃除だし・・・)」

着替え終わり・・・
零「どう?」

八期「零ちゃん、うまい!」

香「たく、普通は逆でしょ!零、あなたの頭は先生が乾かすわね!」

零「ありがとうございます」

廊下
香「誰もいないわ、今がチャンスよ!変な疑いかけられたら大変だもの!」

自販機の前
香「さあ、ちゃっちゃっと選んじゃって!もうすぐ他の生徒も来るんだから!」

八期「え〜と?」←売店のジュースを見る

キリッ

八期「美味しい!」

香「何で売店のジュースなのよ!」

零「仕方ないじゃないですか!あそこに八君の好きなジュース無かったんですから!」

香「とりあえず、あんたら2人は食事まで部屋に居ときなさい!」

八期・零「はーい!」

しかし、食事の時にまさかあの惨劇になるとは、このときの私は知るよしもなかった。




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