二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ナンバーズ8
日時: 2019/07/27 16:34
名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)

どうもいくちゃんです!
このお話はナンバーズの末っ子八期を主人公にしたお話のスピンオフです!
彼は長男・二に近い存在ですが、性格はほとんどを自分に入れております。
二の方も、ある程度自分の性格や考えを入れております。
あと彼にはちょっとした秘密が!
ナンバーズにちょいだしで出てきたあの人やこの人が、
一気にヒロインとして出てくるかも!
それでは始まり始まり!











僕はものすごく運が悪いと思っていた。
僕はみんなから嫌われていると思っていた。
僕はみんなより自慢できるものはないと思っていた。
そして、そんな僕を好きなってくれる人なんて、いるとも思っていなかった。
さらに、お兄ちゃん、お姉ちゃん達のような、ことになるなんて、
子の時の僕は、想像もしていなかっただろう。
僕を救ってくれた、僕を守ってくれた、僕を助けてくれた
そして、僕の気持ちを分かってくれた、
そんな人たちと過ごした僕の逆転人生のような人生!
その全貌を語ろう!

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Re: ナンバーズ8 ( No.31 )
日時: 2020/04/09 21:02
名前: いくちゃん (ID: yVTfy7yq)

31話・痴漢の濡れ衣(後編)

八期「あなたに謝罪とお詫びを申し立てます!」

女子高生「はあ?」

全員「ええ!」

理「八期君!もう解決したじゃない!謝罪はこの3人から、そして3人は私が処分しとくから・・・」

八期「何言ってるんですか?この人も処分でしょ!」

全員「はあ?ええ!」

女子高生「あたしは被害者だぞ!」

八期「どっちが被害者だよ!こっちはあんたのせいで濡れ衣着せられてんだよ!それで教室も居心地悪いし!あんたにも責任あるだろう!あんたも処分受けろよ!」

理「それは無理よ!」

八期「何でですか?」

理「実質的な被害者はあの子で、彼女は痴漢にあって心苦しいのそれをケアしないと、それに間違いは誰にでもあるって言うでしょ!とにかく解散、解散!」

しかし

高等部
八期「おい!出てこい!責任とれや!せめてお詫び品か何か持ってこい!」

八期は休み時間のたびに文句を言いに行った

そして
先生「コラ、うるさいよ!」

八期「うるさいのはどっちだ!僕の気持ちかわかんないって言うのか?おい!出てこい!早くお詫び品持ってこい!」

楓花「あっ、いた!八期!話聞いてあげるから、職員室に来なさい!」

八期「やだ、やだ、おい!出てこい!早くしろ!」←母に抱えられ職員室へ

職員室
楓花「あなたの気持ちは分かるわ!でもあんなことしても意味ないの!」

八期「何で僕が悪者なのさ!おかしいよ!あいつが悪いんだよ!あとあいつらも!」

楓花「怒りはその嵌めた男子達にぶつけなさい!あの子には関わらない!」

八期「嫌だ!せめて謝れって話だよ!」

理「そうなると、向こうはあなたにも謝罪を求めて来るわよ!毎日、毎日、休み時間になったらうるさいって苦情来てるし・・・」

八期「そんなの知らない!あいつの自業自得だ!僕は100%悪くない!謝ることなんて1つもない!」

楓花「その気持ちだけは分かる、間違えられたなら、謝罪の1つはしてほしいものね、されてないんですよね?」

理「ええ、確かにそうね、そうだったわ!」

楓花「1回落ち着いて!今回が痴漢じゃなく、例えば盗みとかでいいわ!あなたの私物がなくなって、それが誰かの机の中にあったとします、あなたはどう思う?」

八期「本人か誰かが入れたか疑う」

楓花「じゃあ、本人が取ったと疑いました、それで犯人は別にいました、その人はどう思う?」

八期「まず、本人と発覚するまでは断定しない!」

楓花「今はそういう話はしてないの!本人が取ったと疑って他に犯人がいた、その人はどう思う?この質問に答えて!」

八期「自分を犯人にしやがって!って思う」

楓花「そうね、今のあなたのように、でも疑ったのが自分だとして誰かの机の中に自分の私物があった時は?」

八期「何であいつの机の上に?って思う」

楓花「他には?」

八期「あいつが取ったんじゃないかって思う」

楓花「そう!それよ!その気持ち!あんたも思ってしまうでしょ!確定してないことはみんなこの人じゃないか?って疑うのは当たり前なの!だから、1度や2度間違えられたって、文句は言っちゃダメ!みんなにあることだから・・・」

八期「・・・」

楓花「大丈夫!あの子にはちゃんと謝罪はさせるから!それで文句はなし!それ以上のことは言わない!あんたは間違えられたことを謝って欲しいんでしょ!」

八期「うん」

楓花「それでいいの!理さん、お願いします!」

放送をかけ・・・
楓花「あなたは痴漢を家の息子と間違えた!その謝罪はまだよね?」

女子高生「は、はい!でも・・・」

楓花「あなたは間違えたことを謝罪するだけ!それ以上のことはしなくていいわ!ただし、1番傷ついてるのはあなたではなく、犯人扱いされかけた家の息子だってことを忘れないで!だからこの子は何も悪くないから、何も言わない!」

女子高生「疑ってごめんなさい」

楓花「これで、いいわよね八期?」

八期「うん」

女子高生「で、でも・・・」

楓花「それ以上は言わないって言ったはずよ!確かに痴漢は被害にあった人は物凄くショックを受けるけど、犯人扱いされた人はその倍以上のショックを受けるの!だからこの子が怒る理由は私には痛いほど分かる、親として、教師として、そして人として!だからこの子は何も悪くない!それだけ分かってあげて!でないとこの子が報われない!」

女子高生「分かりました、すみません、失礼しました」

がらがら

楓花「これで一件落着ね!」

八期(じー!)

楓花「どうしたの?」

理「私に何か?」

八期←顔を膨らます

理「もしかして、この前の対応で怒ってる?」

八期「うん」

楓花「確かに、被害にあった女子高生から謝罪をさせなかったのは理事長の責任ですよね?」

理「わかったわよ!そうだ!お寿司おごってあげるわ!」

八期「やったー!」

理(安いなー・・・)

楓花「あっ、誤魔化すの大変なので家の子達全員お願い出来ますか?」

理「ええ!」

楓花「一応、理事長の失態でもありますし・・・」

理「わかったわよ!」

次回・みんなで回転寿司!

Re: ナンバーズ8 ( No.32 )
日時: 2020/09/12 15:54
名前: いくちゃん (ID: GqvoTCxQ)

32話・みんなで回転寿司
理「ハアー・・・」

一「なんかすみません!私達までご馳走させてもらって・・・」

理「一応、立て替えることで話はつけといたわ!私が実質払うのはあの子(八期)と鶴達くらいね・・・」

一兄「なあなあ、何でも食べていいんだよな?」

鶴「少しは遠慮しなさいよ!」

二「こんな大勢での外食は初めてじゃないかな?」

四美「パーティーとかは?」

二「それはまた別!」

有「ええっと・・・」

?「ああ、みんなはじめましてだね!私は岡田愛海(あゆみ)って言うの!中2よ!こっちが弟の岡田勇気(ゆうき)よ!」

勇気「はじめまして!岡田勇気、年は10!みんなよろしく!」

鶴「よろしく!」

一「よろしくね!私松本一!」

愛海「あなた達のことは母から聞いてるわ!」

二「えっ?母ってもしかして?」

愛海「ええ、あれが母よ!」

二「理事長代理の子供だったのか・・・、スゲーなあ!」

一「勇気君はうちの七美と同級生ね!」

取り敢えず全員席に座る

奥から(左にレーン)
鶴・有・理

  机

勇気・愛海

八期・四美・七美

   机

二・一・三氏

六生・五・グレーテル

  机

五模・六海・ヘンゼル

七斗・二美・三

   机

一兄・四輝・八姫

理「今日は遠慮せず食べていいわよ!」

全員「やったー!」

理「八期君」

一兄「八期だけかよ・・・」

一「元々八期へのお詫びなんだって!」

二「それで!」

理「別にみんなも遠慮しなくていいけど、帰った時は知らないよ?」

鶴「理さん、報告ですか?」

理「そりゃ、あんたらと八期君以外は立て替えなんだから!」

二美「お兄ちゃん、もう取ってる!」

三「容赦ないな!」

一兄「だってよ、食ったこともない物を食べるチャンスなんだぜ!お前らも早く食わないと、なくなるぞ!」

四輝「そうだ!そうだ!」

二美「いくら何でも遠慮なさすぎよ!」

二「俺らも食べていきましょか!」

一「そうね、二みんなの欲しい皿取っていってね!」

二「もちろん!」

一兄「うーん、うまい!この大トロ!」

二美「同感!」

三「普段、手に取れないものね!」

四輝「でも、一種類集中も意味ないから、他の物を取って行こうぜ!」

一兄「別に好きに取れよ!かといってその意見も一理あるな!」

二美「そうね、他のも美味しそうだし・・・」

鶴達一行
理「これが私の子供達!あんたらからしたらいとこね!」

愛海「愛海お姉ちゃんって呼んでもいいのよ!」

有「あいみねぇ〜・・・」

愛海「あ・ゆ・みよ!」

有「あ・い・み!」

理「有にはまだ早いか・・・」

鶴「よろしく愛海ちゃんと勇気君!」

二「しかし、散々だったな、八期!」

一「今日はそのお詫びで理さんが・・・」

三氏「そうなんだ!」

八期「本当に痴漢って何?」

一兄(人の身体を触ることだろ!)

四美「人の身体を触ることで・・・」

八期「そうじゃなくて、痴漢する奴の頭がわかんない!やってどうなるの!?」

一兄(そう来たか!どう説明すればいいんだ?)

二「なあ、これどう説明する」←小声 

一「一生知らない方がいいかも!」←小声

二「かといって、俺もわかんないし・・・」←小声

一「あんたも一生知らなくていいわ!」←小声

八期「あと下着泥もわかんない!」

理「はいはい、公共の場では静かにね!」

姉弟組「はーい」

理(なるほど、松本先生が八期君が痴漢していないって信じた理由が分かったわ!こんな考えの子が痴漢なんてするわけないわね!それよりも・・・)

一「二、それもう何皿目?」

二「えっ、ええっと1,2,・・・・,15皿目かな?」

理(みんなよく食べるわね、育ち盛りだものね!)

二「そういうお姉ちゃんも10皿以上いってるじゃん!」

理「見た感じ、姉弟組が多く、兄妹組が少ないわね、これは姉弟組の方が高くなるわね!それより・・・」

一兄「あっ、お前らワサビつけないんだ!」

八期「だって辛いんだもん!」

二「そうそう!」

一「私も苦手!」

一兄「お前ら子供だな、俺らはワサビあっても行けるぜ!」

二美「それにしても、二君と八期君、醤油つけないの?」

二「つけないね!」

八期「つけるものなの?」

二美「付けた方が美味しいんだよ」

二「いや、逆だろ!つけない方が断然美味しいよ!」

三氏「まあ、人それぞれだしなぁ・・・」

一「それもそうよね!」

ところが・・・
理「はい、請求書!」

楓花「本当にありがとうございました!」

真央「家の子達まですみません!」

楓花「しかし、あの子達容赦ないわね!」

真央「そうですね!高いものばっかり食べて・・・、みんなで95皿も食べて42150円って!」

楓花「うちは125皿食べて、35787円かー・・・、って言っても八期の分は引くから31843円ね!」

真央「えっ?」

楓花「どうしたの?」

真央「何で皿数多いのにそんなに安いの?」

理「あっ、個人集計させたら、1番安かったの八期君だったよ!1人4000円未満だったから、でもあの子18皿も食べてたのにな・・・、ちなみに1番皿が少なかったのは二美ちゃんで10皿だけど、5000円近く食べてた!八期君そんなに遠慮してたのかな?」

楓花「違います!あの子ツナとかコーンとかかわいいものしか食べないので、恐らくそれで安いのかと・・・!遠慮してたら半分の9皿で止めますから・・・」

真央「それでも十分食べてるよ!」

理「ちなみに1番多く食べてたのは二君だったけど、あの子で4500円余りだったからなあ・・・、ちなみに1番高く食べてたのは一君だよ!あの子だけ6000円以上も行ってたからね!」

真央「本当にすみません!」

楓花「そりゃ兄妹組は高いものしか食べてないもの!そりゃ高くなるわ!家の子達は好きなものしか選んでないから、たぶんそれで大きく差が出たんだと思うよ!」

その後兄妹組のお小遣いが3ヶ月少なくなったとは言うまでもない。

Re: ナンバーズ8 ( No.33 )
日時: 2020/04/11 18:01
名前: いくちゃん (ID: DTH1JhWe)

33話・アンドロイドの名前
瞳「あっ、君は確か八期君だったね!久しぶり!」

八期「あっ、博士さん!あのときはどうも!」

八姫「誰?」

八期「八姫ちゃんはその時風邪で休んでたから知らないか、僕が痴漢に間違えられた時、助けてくれた人なんだ!」

八姫「へえ、そうなんだ」

瞳「しかし、八期君、電車通学じゃないんだね?」

八期「理事長から、『しばらくは私の車で送ってあげる!』って言ってくれたんです!」

瞳「そりゃ、痴漢に間違えられたんだからな!ほとぼりが覚めるまでは車の方が安心かもな!」

八期「はい!いざとなれば、理事長が守ってくれるので!」

八姫「それでからかって来る子も居ないもんね!」

アンドロイド「かわいいですね、その方はあなたの彼女ですか?」

八期「ち、違うよ!お母さんの遠い親戚なの!だから一緒に住んでるだけ!そういえばこの前はありがとうございました!」

アンドロイド「いいえ、お役に立てて光栄です!」

八期「あの、あなたのお名前は?」

アンドロイド「そうですね・・・、えーと・・・?」

瞳「あっ、そういえばまだつけてなかったや!それに授業中は部室で充電中だったし・・・、良かったら君が名付け親になってくれないか?なんならもらってくれてもいいよ!」

八期「そんな!名前はともかく、あなたの作品を貰うなんて・・・」

瞳「また、作ればいいんだよ!なんならこいつを改造したものをあげるよ!君の記憶はそのままにしてな!そうすれば、君と同じくらいの背丈にもなって、友達にうってつけだろう!別に友達なんて何人いてもいいんだし!なんなら家庭教師とかにも使えるし!それに試したいこともあったしな!」

八期「何ですか?」

瞳「君と同じくらいの背丈から、人の食べ物を食べさせて成長させる!もちろんまるでアンドロイドとは思わせない、人間のように!ちょっと私の実験に付き合ってくれ!この間の貸しってことで!それにロボットと友達なんてあり得ないぞ!」

八期「分かりました、ありがとうございます!」

1週間後
発明部部室
瞳「さあ、出来たぞ!後はこのスイッチを押して!」

アンドロイド「おはようございますマスター!」

瞳「おう、おはよう!言っとくが今日からお前はこの子の家の居候だ!それ以外の行動は基本お前の自由!分からなかったらこの子にでも聞いてみろ!」

アンドロイド「YES、マスター!」

楓花「本当に凄いわね!これには私も興味津々よ!」

八姫「で、八君、名前どうするの?」

八期「そうだな、よし!今日からお前の名前は桜咲理珠だ!」

理珠「YES、マスター!ありがとうございます!とてもいい名前をありがとう!」

八期「ハハハ、でもマスターはちょっとなあ・・・」

瞳「自分でなんて呼んで欲しいか頼めばいいんだよ!」

八期「ハハハ、まるでロボママみたい!じゃあ理珠!僕の名前は松本八期!八期って呼んで!」

理珠「はい、八期!これからもよろしくお願いします!データ上書き!」

瞳「後これ、充電器!プラグは背中にあるから!夜寝る前に充電するといいよ!ちなみに起動時間はMax24時間!まあ、1日は動かせるな!おまけに防水性でお風呂とかも一緒に入れるぞ!」

八姫「そこはいらないのでは?」

瞳「一応、これが説明書!ちなみに人間ぽく作ってるから、車とかには弱いぞ!まあロボットだから多少転けても大丈夫だけどなあ!」

八期「博士さん!ありがとうございます!」

こうして八期にまた新たな友達が出来た。

Re: ナンバーズ8 ( No.34 )
日時: 2020/04/11 22:44
名前: いくちゃん (ID: DTH1JhWe)

34話・ロボットとの生活
楓花「えーと、理珠ちゃんだっけ!あなたに頼みたいことがあるんだけど・・・」

理珠「何でしょうか?お母様!」

楓花「うーん、お母様は堅苦しいなぁ、先生って呼んで!一応学校の先生やってるし!」

理珠「分かりました先生!ご要望は一体?」

楓花「うーん、あなたの仕事は八期の管理、というかお世話をお願いするわ!家庭教師はもちろん、遊び相手にもまあ頭脳系は鶴ちゃんくらいしか勝てるか勝てないかの話だけど!あの子学校では浮いてるからな・・・、とにかくあの子を、八期を守ってあげて!」

理珠「分かりました先生!」

次の日
男子A「この間の痴漢野郎だ!」

ガシッ!

理珠「口に気を付けなさい!この子はやっていません!今度言ったらあなたを投げますよ!」

男子A「ほー、やれるもんならやってみろ!」

理珠「では!」

男子A「えっ?」

理珠「そーれ!」←真上に投げる

男子A「うわああ!」

ぽっ!

理珠「これで懲りましたか?」

男子A「もう・・・、し・ま・せ・ん・・・」

八期「おお!理珠凄い!」

先生「ちょっと、あなた何をやってるの!」

理珠「私は彼の要望に答えただけですが?それにしても怪我もさせてませんし、大丈夫でしょう!」

先生「そういう問題じゃないの!」

理珠「どういう問題ですか?そもそも彼がこの子の悪口を言ったのが原因ですよ!そして彼は私が投げると言ったら、やれるもんならやってみろと言っただから私はその通りにしただけです!これに何か問題は?納得のできる答えをどうぞ!」

先生「うーん(言い返せない!)」

教室
理珠「今日からこのクラスに入ることになりました桜咲理珠です!私の目的はそこの松本八期君の護衛兼世話係です!ですので、彼をいじめるというのであれば、私は容赦はしませんよ!」

全員「こわー・・・!」

理珠「後、私はアンドロイドいわゆるロボットです!それを理解の元、皆さんとの学生生活を送れたらと思います!どうぞよろしくお願いします!」

先生「えーと、席はあちらね!」

トントン

八期「理珠!」

理珠「大丈夫です、昨日のあなたの悩みを聞いて、私は全身全霊をかけてあなたをお守りします!」

八期「ありがとう!でも、やりすぎ注意!見ててヒヤヒヤするものはできるだけ避けて!僕も怖くなるから!」

理珠「分かりました!」

休み時間
芹「アンドロイドが授業を受けるんですって!」

葉月「はじめまして、私松下葉月!」

理珠「はじめまして、私桜咲理珠と彼に名付けられました!」

八姫「でも、何で八君はその名前をつけたの?」

八期「それは、僕の好きなキャラクターからつけたんだ、ちなみに2人だよ!」

葉月「やっぱり!どこかで聞いたことあるな?って思ったらそうだったのね!それってこの子とこの子でしょ!」

八期「うん!」

八姫「八君合意子が好きなの?」

八期「うん、そうだよ!」

八姫(片方はおっぱい大きい・・・)

葉月「ねえ、八期君だっけ?」

八期「うん、えっと松下さん?」

葉月「ええ、この理珠って子の魅力を語ってみて!」

八期「うん、背がちいさくて、小動物のようで、負けず嫌いで、ショートヘアで・・・」

葉月「うんうん、それから・・・?」

八期「なんか妹のように守ってあげたいなあって思うくらい可愛いし、なんと言っても・・・」

葉月「なんと言っても?」

八期「表情変化が激しい事かな!」

葉月←ズコー!

八期「笑顔もそうだけど、ふてくされた顔や泣いた顔、負けず嫌いな顔や怒った顔、どれを見ても可愛いんだ!」

葉月「それだけ?」

八期「うん、他にある?」

葉月「1番の魅力を忘れてない?」

八期「ああ!忘れてた!」

葉月「そうそう!」

八期「嫉妬心を分かったうえでの行動!可愛いよな!恋をすると人は変わるって言うけど、まあ元々可愛いけどな!後きょとん顔!あれが理珠1番の魅力だよ!」

葉月「違う!」

八期「何?」

葉月「何で出てこないの?あんたの目は節穴か?」

八期「えっ?」

葉月「理珠と言えば・・・、おっぱいでしょ!バカ!めちゃくちゃ大きいじゃない!」

八期「えっ?そうなの?」

葉月「あんたは一体どこを見てるのよ!」

八期「顔と性格!それ以外に何があるの?」

八姫(本当におっぱい興味ないんだ!)

芹「(本当にこの子男?)それよりロボットを生徒にするって凄いわね!」

理珠「私を作った人曰く、人間とロボットが一緒に過ごせるかの実験でもあるそうです!」

芹「そうなんだ・・・」

女子生徒達「桜咲さん!」

こうして理珠も少しずつ学校に慣れていった。
しかしこれで僕へのいじめがなくなった訳ではない!時々理珠の充電を忘れた次の日、理珠が居ないのをいいことにいじめられて居たからだ!

Re: ナンバーズ8 ( No.35 )
日時: 2020/04/12 00:26
名前: いくちゃん (ID: DTH1JhWe)

35話・鍵泥棒

ある日

先生「はあー・・・」

楓花「どうしたんですか?加藤先生!」

加藤先生「最近、うちの3年Bクラスの教室の鍵がなくなるの!もう3回新しいのに変えてるのよ!いい加減犯人誰なのよ!何が目的なの?」

楓花「大変ですね・・・」

加藤先生「本当よ!最近は他のクラスの鍵もなくなってるって言うし・・・」

楓花「そうなんですか?」

教室
加藤先生「と言うわけで、最近教室の鍵がなくなるのという事件から発生しています!心辺りのある生徒はすぐに先生に伝えてください!」

廊下
八姫「芹ちゃん聞いた?鍵泥棒だっけ?」

芹「ええ、3年Bクラスを皮切りに3年生のクラスの一部が被害に遭ってるわ!と言っても起きるの日の間隔はバラバラなのよね・・・」

葉月「だから、いつ誰がどの鍵を持って行ってどこかにやったのかは分からないのか!」

芹「そうなのよ!特にBクラスに至っては3回も変えてるからね!」

理珠「確かに、犯人は一体誰でしょうね?」

ある日
理珠(よし、物陰に隠れて待ち伏せです!犯人を見つけたら取っ捕まえます!誰か来ました!)

八期「何やってるの理珠?」

理珠「わあ!八期!実は教室の鍵を取る鍵泥棒を探しているのです!」

八期「ふーん、そうなんだ・・・」

理珠「八期も来たので見張りは終わります!」

八期「そう」

しかしその日・・・
芹「何でなの!」

八姫「何で私達の教室の鍵がないのよ!」

鍵泥棒は出た

その後も日を追うごとに、バラバラにどこかのクラスの鍵がなくなった。
なお、GクラスとHクラスのみ、1度も被害がない。特に被害が多かったのはやはりBクラスだった。

芹「もう、訳分からない!鍵泥棒は一体誰なの?」

八姫「先生も呆れてるそうだよ!」

葉月「全く、誰が犯人なの?」

理珠「ただ、おかしいのです!」

八姫「何が?」

理珠「普通泥棒なら、鍵を取って中に侵入するのが目的なのに、この鍵泥棒は一切鍵を使うどころか、どこにも侵入してないのです!」

芹「言われてみれば・・・」

葉月「確かに、おかしい!」

八姫「でも、何で?何が目的なの?」

理珠「皆さんは引き続き見張りをお願いします!」

芹「理珠さんは?」

理珠「私は、ちょっと、気になることがあるため、別の場所に行きます!」

3人「?」

理珠移動→物陰に隠れる

理珠「ここなら見つかりません!さあ、犯人今日こそ捕まえて見せます!」

トコトコ・・・

ポイ!

理珠「あれは!」

タッタッタッ!

理珠「待ちなさい!」

芹「理珠さんが犯人見つけたっぽいわよ!」

葉月「とっちめてやらないと!」

八姫「行こう!」

理珠「捕まえました!」

芹「理珠さん捕まえましたか?」

葉月「さあ、何でこんなことしたのか洗いざらい話して・・・、嘘?」

八姫「あなた・・・」

4人「八期君?」

職員室
楓花「このバカ!自分が何したか分かってるの?」

八期「・・・」

楓花「まあ、あんたじゃないかって予想はしてたけどね!」

理珠「なぜですか?」

楓花「私はこの子の親よ!この子の性格ならこういう探偵的なことは真っ先に食い付いて、自ら犯人探しをするもの!それがなかったと言うことはこの子が自分でやったのではないかってね、現行犯じゃないと取り締まれないから言わなかったけど・・・」

芹「あなた、何でこんなことしたの?」

八期「嫌なやつらは帰って欲しかったから・・・」

4人「えっ?」

楓花「なるほど、鍵を隠した教室にいじめてきた生徒が居たってことね、それでその腹いせいに、その子の教室の鍵を隠したら、教室は開かない→みんな帰る、いじめられない!そう思ったのね?」

八期「うん・・・」

楓花「な訳ないでしょ!バカね!合鍵ってものがあるのよ!それにいじめられてるなら、先生に言いなさいよ!」

八期「だって、なくなった試しがないもん!だったら・・・」

芹「そんなの意味ない!というか、私達にも迷惑がかかってる!」

楓花「八期、1回落ち着いて考えて、あんたの考えがもしうまくいったとします、確かにいじめてきた子はいない!でも、他の子にも迷惑がかかる、分かる?」

八期「そもそもそいつのせいだもん!きっかけはそいつだよ!」

楓花「ああ、話にならない!」

理珠「しかし、今の言い方だと、自分も悪いがその子がきっかけだ、と聞こえますね」

八姫「つまり、悪いことってことは分かってるってこと?」 

楓花「そのようだけど、あくまでも自分だけが悪くないってことなのよね!」

芹「っていうか、あんたら2人はいつも一緒に登校じゃなかったの?」

八姫「私はいつもトイレに・・・」

理珠「私はいつも博士のところにメンテナンスを・・・」

楓花「そりゃ、隙があるわね!とにかく八期!もう鍵取りに来るな!困ったらいつでも職員室に来ていいから!周りに迷惑をかけることだけはやめなさい!」

八期「はい、ごめんなさい・・・」

これで鍵泥棒の件は解決した。


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