二次創作小説(新・総合)
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- ポケモン不思議のダンジョン 虹の探検隊
- 日時: 2020/08/21 18:01
- 名前: ルビー ◆OkvzCxnsU. (ID: ADRuIPKx)
ある日、すべてを失ったイーブイはルカリオのカナタに助けられる。
それをきっかけに、イーブイの運命は大きく動き出す。
――
☆作者名をルビー→カーネリアンに変更しました。今後はカーネリアン表記になりますので、よろしくお願いします。
☆ストーリーを変更してます。
初めまして、カーネリアンと申します。
こちらはポケモン不思議のダンジョンシリーズを元にした二次創作です。
※注意事項
・数年前のリメイク作品です
・原作にない、捏造や独自解釈を多分に含みます。またタイトルは探検隊ですが、救助隊の要素が多めになっています
・登場ポケモンは、ガラル地方までに登場したポケモン
・ポケモンの喋り方は、作者のイメージです
・メガシンカ、Z技等の要素はでません
・不定期更新です。
それでは、お楽しみ頂けると幸いです。
Chapter1 色違いのイーブイ
>>12
- Re: ポケモン不思議のダンジョン 虹の探検隊 ( No.11 )
- 日時: 2020/08/17 07:33
- 名前: 謎の女剣士 (ID: .6mQrr9F)
どうも〜、女剣士です。
次からは、「女剣士」でお願いしますね。
探検隊、結成ですか。
また、色んなポケモンたちが登場するかも知れませんね。
近い内にピカチュウも、来るのでしょうか?
此処とは違い、私のとこのピカチュウたちは人懐っこいですよ。
コンビ表で言いますと、こんな感じですね。
〜女剣士次元流、コンビ表〜
マリオ&ギャロップ
リンク&ベイリーフ
アイク&ライコウ
クロノ&ピカチュウ
ティナ&雌イーブイ
ルッカ&雌マリル
炭治郎&リザードン
禰豆子&雌リーフィア
バッツ&カイリキー
悟空&カメックス
こんな感じですね。
高い所が駄目なバッツなら、カイリキーが優しくサポートするかも知れないと思ってこの組み合わせにしました。
それでは、連載頑張って下さい。
- Re: ポケモン不思議のダンジョン 虹の探検隊 ( No.12 )
- 日時: 2020/11/26 20:01
- 名前: カーネリアン ◆OkvzCxnsU. (ID: 66mBmKu6)
世界は、一面の赤に染まっていた。
周囲は焦げ臭いが満たしていた。
ごうごうと激しい音を立て、天を焦がすような黒い煙が空へと立ち上る。そこにあったのは、何かの残骸としか言いようのないものだった。
折れた柱、土台だったらしき黒焦げのそれ。ここが家だと説明されても信じられないだろう。
そんな家だった場所を、一匹のポケモンが見つめていた。
体格は小柄でうさぎのように長い耳、首はふさふさした毛で覆われている。種族名をイーブイと言う。
本来であれば茶色の体色をしているイーブイだが、彼女は美しい白銀の体色をしていた。通常個体と色が違う、いわゆる色違いである。
家が完全に崩れ落ち、無くなるのを見届けるとイーブイは重い身体を引きずって歩く。
あの家から逃げ出す際に色々と怪我をしたせいか、視界はかすみふらふらとする。熱と痛みで今すぐ倒れたい気分である。
そんな中でもイーブイは鉛のように重い身体を引っ張り、家の近くにある洞窟の入口へとやってきた。
ぽっかりと空いた暗闇は、何とも魅力的だった。何もない真っ暗な闇。そこに行けば何故か、楽になれるような気がした。
(……いいわ。そっちに行けばいいんでしょう)
イーブイはふっと笑うと、一歩。また一歩と重い身体を動かしていく。
暗闇から歓迎するように、風が吹いてきた。
(不思議のダンジョンに取り込まれるって、どんな気持ちなのかしら? 何も考えずにすむの?)
不思議のダンジョンに飛び込めば、全てが終わる。楽になれる。
そんな欲望のままに進んでいたイーブイだが、背後から突然待ったの声がかかった。
「っ、何をしているんだ!」
聞き慣れない声に驚くと、イーブイの身体はいつの間にか洞窟から遠ざかっていた。背後から何者かが彼女の身体を掴み、無理やり洞窟から遠ざけたのである。
イーブイが背後を振り向くと、そこには精悍な顔立ちのポケモンがいた。全身は青く、頭には黒い房らしきものがあった。獣が二足歩行をしているような印象を受ける。種族名で言うのなら。
(……リオル?)
『知識』としてルカリオを知るイーブイは、ぼんやりと目の前の存在を見上げる。一方、当のルカリオは目を吊り上げて怒っていた。
「そんな身体で、不思議のダンジョンに入ればダンジョンのポケモン達の餌食になるぞ。何を考えているんだ」
(どうだって……)
一言文句を言おうとしたイーブイだったが、さすがに限界が来たらしく意識が混濁し始める。
リオルの慌てる声が彼方へと遠ざかる中、イーブイは意識を完全に手放した。
- Re: ポケモン不思議のダンジョン 虹の探検隊 ( No.13 )
- 日時: 2020/08/21 00:11
- 名前: カーネリアン ◆OkvzCxnsU. (ID: 66mBmKu6)
謎の女剣士さま
コメントありがとうございます。
ピカチュウ、近い話では出す予定はありません。なにせ本家ポケダンでも主人公&パートナー候補ですからね。個人的に、あまりモブ扱いにはしたくなかったり。
ちなみに、人間嫌い(ポケモン嫌い?なのはイーブイだけでパートナーのルカリオは社交的だったりします。
応援ありがとうございます。
頑張っていきたいと思います。
- Re: ポケモン不思議のダンジョン 虹の探検隊 ( No.14 )
- 日時: 2020/11/26 20:02
- 名前: カーネリアン ◆OkvzCxnsU. (ID: 66mBmKu6)
それからイーブイは、自分に何があったのかよく覚えていない。
たまに意識が浮上しても、高熱のせいかすぐに眠りに落ちてしまう。深い眠りと浅い眠りを何度も繰り返し、ようやくイーブイは意識が覚醒した。
全身に鈍い痛みが広がり、身体も鉛のように重い。
何とか身体を動かし下に視線を向けると、足に巻かれた包帯に目がいった。よくよく全身を観察すれば、どこも包帯だらけである。誰かが、手当をしたのだろう。
身体の下には干し草が敷き詰められていた。どうやら、ベッドで横になっていたらしい。
周囲に視線を巡らせると、周囲は木の壁で床には草が絨毯のように敷き詰められていた。いや、草の上に家を建てたと言うべきか。
家にはテーブルにイス、水を貯める瓶等があり誰かが生活しているのは明らかだ。
ただ、近くにポケモンの気配はなかった。
警戒したイーブイが注意深く音を聞いていると、奥の部屋から物置がする。思わず、長い耳を動かし身構える。
すると、例のリオルが木の実がのった皿を持ちながら部屋に入ってくるところであった。
「よかった。気がついたのか」
リオルはテーブルに皿を置くと、イーブイの元に近寄ってくる。するとだるいながらも、鋭い視線でルカリオを睨みつけた。
僅かに目を見開いたリオルであったが、すぐに安心させるように笑みを見せる。
「そう、警戒しないでくれ。私は何もしない」
(そう言って、人を油断させてわたしを痛めつけるつもりなのだろう)
育て親達は、油断すればイーブイに攻撃していた。
料理がまずいから、掃除が雑だから、色違いの身体が気持ち悪いから。理由などない。難癖をつけて、攻撃する己たちを正当化していたのだ。
だから、イーブイは油断しない。しかし身体は言うことを聞かず、だるかった。健康的なルカリオに襲われたら、負けるのはほぼ確実だろう。
「……君からは、波導が読み取れないな。何故、そんなに心を閉ざすんだ」
リオルは寂しそうな顔をしたが、イーブイは全く反応してくれない。より一層、警戒心を高めていた。
- Re: ポケモン不思議のダンジョン 虹の探検隊 ( No.15 )
- 日時: 2020/08/22 07:36
- 名前: 謎の女剣士 (ID: .6mQrr9F)
どもです〜。
ルカリオが、イーブイを解放していましたね。
だけど、イーブイは未だにルカリオを警戒していますけど。
ルカリオの持つ波動からは、イーブイは敵ではないと判断しましたね。
これから、この2人の会話が気になります。
それでは。