二次創作小説(新・総合)

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ポケットモンスター レインボー
日時: 2020/11/15 15:57
名前: みなひっきー (ID: 4VXB0SaS)

はじめまして!
みなひっきーです。

これからポケモンの創作小説を書いていこうと思います。

ポケットモンスター レインボー
縮めて「ポケ虹」

読んでくれた方が少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです!
よろしくお願いします!


●目次
時空伝説……>>2
第1話 この世界の日常……>>4-5
第2話 思い出……>>8-9
第3話 サヤカ……>>18-19
第4話 約束の場所……>>20-21
第5話 虹……>>23-24
第6話 たこ焼き……>>25-26
第7話 ハイラルの姫……>>29-30
第8話 サヤカとゼルダ……>>31-32

Re: ポケットモンスター レインボー ( No.28 )
日時: 2020/10/18 22:13
名前: みなひっきー (ID: PodOMJCV)

女剣士さん

いつもコメントありがとうございます
ピカチュウとイーブイいいですねo(*⌒―⌒*)o
これからもゲームやアニメでのピカチュウやイーブイの活躍から目が離せませんね

ムサシは敵役なのに優しいところもあるのがカッコいいです

これからも自分のペースでお互い頑張りましょう

Re: ポケットモンスター レインボー ( No.29 )
日時: 2020/11/15 15:04
名前: みなひっきー (ID: 4VXB0SaS)

第7話 ハイラルの姫


ヒロキside


 撮った写真を見て笑うサヤカ達。とても楽しそうで皆、仲がいいのが伝わってくる。

「じゃあ、私達は一度帰って着替えようか。また時間になったらサヤカの家に行くね」

「うん、待ってるで♪」

 ん?今日はサヤカの家で何かするつもりなのか。

「また後でね」

 そう言ってモミジとアオバ、ヒロカは家に帰っていった。

「うちらはまだ時間あるからいろいろ見ていこう」

 歩き始めると同時にボクは辺りを見渡した。街の建物とかはボクのいた世界と変わらない。人が沢山いるのも変わらない。でも争ってる人の姿はなく、目に入ってくるのは人やポケモンが幸せそうに暮らす光景だった。そしてサヤカとポケモンセンターやブティックなどを見てまわった。

「いろいろあっておもろいな♪じゃあ、次はあっち」

 サヤカについて行くと見覚えのある大きな城がある。名前は確か国の名前がつけられたハイラル城。

「入っても大丈夫やで」

勝手に入ってもいいのか?ボクのいた世界のハイラル城は兵士が沢山いて誰も近づかないように見張ってたけど……。こっちの世界のハイラル城には人の姿が見当たらない。サヤカは城の中をどんどん進んでいきある部屋までやってきた。

「ここでちょっと待っとって」

 サヤカが部屋を出た後、ボクは考えた。

「サヤカは入っても大丈夫って言ってたけどここには誰も住んでないのか?この部屋に来る途中も誰にも会わなかった……。でも誰も住んでないにしては部屋がキレイすぎるし、日常で使う机や椅子、ベットもある」

 少しして部屋のドアが開く。サヤカが戻ってきた。

「!?」

 ボクは驚いた。なぜならサヤカはキレイなピンクのドレスを着て戻ってきたからだ。大きな城にキレイなドレス、ボクにはサヤカがお姫様に見えた。

「実はうちな、このハイラル王国の姫やねん」

「えっ!じゃあこのハイラル城はまさか……」

「うちの家や」

 それでさっき入っても大丈夫って言ったのか。

「ここには何人かメイドさんもおって楽しく過ごしてるよ。今は皆、別の部屋におるで」

「そうなんだ。兵士はいないんだな。サヤカがハイラルの姫なら命とか狙われてもおかしくないと思うけど」

「兵士なんていらんよ。この世界の人はいい人達ばかりやからね。さっきアルコバレーノに来れるんはあるポケモン達に穏やかな心を認められた人だけって話したけど、穏やかな心を持った人が誰かの命を狙うとは思わへん。もし異世界からうちの命を狙う人がおってもこの世界は時空の狭間にある世界やからみつからへんし、それにうちが自分の身を守る為に力を集めればその力に恐怖を感じる人がおるかもしれん。ヒロキも街で見たと思うけどこの世界の人やポケモンは幸せに暮らしとる。うちはその幸せを壊したくないんや。だったらうちは弱くていい」

 サヤカは笑顔で言った。サヤカの言葉からはこの世界の人やポケモンへの思いやりを感じる。
 そういえばサヤカは、昔から優しかった。昔、ボクが嫌がらせされた時もサヤカだけが味方をしてくれた。今まで沢山の人に傷つけられたボクにはサヤカがどれだけ優しいのかよくわかる。
 ボクとサヤカが話していると部屋の外から話し声が聞こえてきた。

「あっ!ママとパパだ」

「ママとパパ……。サヤカの両親はあの戦争の時に……」

サヤカの両親はあの時の戦争で亡くなっている。ボクはサヤカの両親の顔を覚えてないけど、ボクもサヤカも2人が亡くなるのをこの目で見たんだ。

「ゼルダ、入るわよ」

ドアをノックして40代くらいの女性と男性が入ってきた。この人達がサヤカのママとパパ。顔を見てなんとなく思い出してきた。でもどうなってるんだろう?サヤカの両親はあの戦争で亡くなってるはずだ。それにサヤカの両親はボクのいた世界にいた人間。なぜこの世界にいるんだろう?サヤカみたいに生きててアルコバレーノに来たとなればわかるがそうではなさそうだ。


第7話 END

Re: ポケットモンスター レインボー ( No.30 )
日時: 2020/11/15 14:47
名前: みなひっきー (ID: 4VXB0SaS)

ポケットモンスター レインボー
今日の格言

うちはその幸せを壊したくないんや。だったらうちは弱くていい

以上!

Re: ポケットモンスター レインボー ( No.31 )
日時: 2020/11/15 16:05
名前: みなひっきー (ID: 4VXB0SaS)

第8話 サヤカとゼルダ


サヤカside


 ママとパパを見て驚くヒロキ。

「ヒロキ、実はこのママとパパはこっちの世界の人やねん。うちらのおった世界のママとパパはあの戦争でもうおらん。見た目は同じやけど別人やねん。」

「なるほど。アルコバレーノはボクのいた世界と地形が同じだけではなく存在する人物も同じってことか」

 そしてパパがヒロキに話しかける。

「初めまして。私はゼルダの父であり、この国の王だ。民は私をハイラル王と呼ぶ。君の言う通り、このアルコバレーノと君のいた世界では地形も存在する人物も同じらしい。違うのは歩んできた歴史だ」

「つまりパラレルワールド」

「そうだ」

「ひとついいですか?ここにいるのはボクのいた世界のサヤカ。アルコバレーノにはボクのいた世界と同じ人物が存在するならこっちの世界にもサヤカがいるはず。そのサヤカは今どこに?」

 ヒロキに質問されパパは机の引き出しから1枚しの写真を取り出しヒロキに見せる。写真には小さな女の子が写っていた。

「この写真に写っている女の子が誰だかわかるかい?」

「これは……サヤカ?」

「この写真に写っている娘は私達の娘、ゼルダ。このゼルダこそアルコバレーノのサヤカだ。だがゼルダはもうこの世にいない。6歳の12月、病気でこの世を去った。私と妻は毎日、泣いて過ごした。だが年が明け数日が経ったある日、街でゼルダがたこ焼きを食べているのを見かけた。私と妻はすぐに駆けより名前を呼んだ。私達のことをパパとママと呼ぶが自分はゼルダではないと言った」

「それが今、ここにいるサヤカなんですね」

「そうだ。あの時は驚いた」

「うちも驚いたわ。いきなりゼルダって呼ばれて……。でもママとパパに会えて嬉しかったんよ」

「私達もだ。だから私達はこの娘を引き取り一緒に暮らすことにしたのだ。そして私達はゼルダと呼んでいる。」

「うち、ママとパパと一緒に暮らせるならゼルダでいい。サヤカでもゼルダでもうちはママとパパの娘なんやから」

これがうちがゼルダと呼ばれる理由。

「ところでリンク」

「ヒロキです」

パパはヒロキをリンクと呼んだ。

「君に会わせたいポケモンがいる。ついてきてくれ」

 うちとヒロキはパパについていく。向かった先は家の近くにある花畑。花畑に近づくと2匹のポケモンが寄ってきた。寄ってきたのはうちのポケモン。

「ピカチュウとイーブイだ」

「うちな、アルコバレーノに来てからポケモントレーナーになったんよ。この子らはうちのポケモン。ピカチュウのレモンとイーブイのチョコや。レモンもチョコも女の子なんやで。かわいいやろ♪」

「ホントだ。尻尾の形と模様がハートになってる。確かにかわいいな」

 ヒロキは昔からかわいいものが好きだった。

「あと、レモンとチョコと仲良しのポケモンもおるで」

「そのポケモンが君に会わせたいポケモンだ」

 そう言ってパパは花畑の奥の方に指を向ける。指を向けた先には寂しそうに立っているポケモンが2匹いる。そのポケモンは……。

「ピカチュウとイーブイ?」

「ピカチュウのレオンとイーブイのエボルだ。レオンとエボルはトレーナーを失い、いつも寂しがっている。そのトレーナーの名前はリンク」

「リンク?そういえばさっきボクのことをリンクって呼んでましたよね?」

「リンクはゼルダと仲が良かった。だが彼はゼルダより先にこの世を去ってしまった。かわいい相棒達を残して。君の姿がリンクに見えてつい彼の名で呼んでしまった」

「……もしかしてリンクはこの世界のボク?」

「レオンとエボルのトレーナーはもういない。どうだろう、君がリンクの後を引き継ぎ、レオンとエボルのトレーナーになってみないか?」

「……わかりました。こんなボクで良ければあのポケモン達のトレーナーになります」


第8話 END

Re: ポケットモンスター レインボー ( No.32 )
日時: 2020/11/15 16:06
名前: みなひっきー (ID: 4VXB0SaS)

ポケットモンスター レインボー
今日の格言

ママとパパと一緒に暮らせるならゼルダでいい。サヤカでもゼルダでもうちはママとパパの娘なんやから

以上!


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